※この作品はR-18です。

マクロスΔ オペレーション・スィートプリズナー   作:夜叉五郎

76 / 218
2068年4月11日(水)

アルテミシア・グランドホテル ロイヤルスィート「ジムルーム」 & 「ルビー・プリズン」


2068年4月11日
ch.76「ゴージャスな頂戴、舞姫カナメの誘惑」


時計の針が午前10時30分を回る。

 

ジムルームに併設された更衣室で、二人は汗で光る体を休めていた。

 

カナメはタオルを手に、甲斐甲斐しくオリッシュの首筋や胸元、背中を優しく拭いていく。

 

汗で濡れた肌にタオルを滑らせ、滴る汗を丁寧に吸い取りながら、時折指先で筋肉の張りを確かめるように触れる。

 

黄色と黒のホルターネックトップが汗で肌に張りつき、Eカップの豊かな曲線を強調している。

 

下は黒地に黄色のラインが入ったフレアパンツで、腰の動きに合わせて軽く揺れ、白い腹部がちらりと覗く。

 

オリッシュは息を弾ませながら体重計に乗り、数字が安定するのを待つ。

 

表示された数値は109kg。

 

運動直後で水分が抜けた一時的な値だとわかっていても、数字は確かに109kgだった。

 

オリッシュの目が丸くなる。

 

「うおおおっ! 109kg! カナメ、見てくれよ! 110kgを切ったぞ!」

 

声が裏返るほどの上擦った喜び。

 

カナメは目を細めて微笑み、オリッシュの肩にそっと手を置いた。

 

「本当ですね、オリッシュさん。素晴らしいわ」

 

内心では胸が熱くなる。

 

3月10日の119kgから、ここ一ヶ月でちょうど10kgの減量。

 

四日前からオリッシュが筋トレに本気でハマり出したのが、明らかに効いていた。

 

あの日のジムで、ベンチプレスやスクワットに初めて本気で挑戦し、カナメの胸や腰を密着させたサポートに興奮しながらも、汗だくでバーを上げ下げした姿が脳裏に蘇る。

 

デッドリフトで腰を合わせ、ショルダープレスで谷間を顔に近づけながら励ましたあの時間——すべてがオリッシュのモチベーションを爆発させ、毎日欠かさずジムに通う習慣を生んだ。

 

あの汗だくの密着サポートが、ちゃんと実を結んでいる。

 

カナメの体温と甘い匂いに包まれながら必死に鍛えた成果が、こうして数字となって現れたのだ。

 

オリッシュは体重計から降りると、子供のように跳ねてカナメを抱きしめた。

 

汗の匂いが混じった体をぎゅっと押しつけ、興奮した声でまくしたてる。

 

「カナメのおかげだよ! あのトレーニング、毎日やってよかった! ついに100kg台だ!」

 

カナメからすれば100kg台も110kg台もそう変わらない重さではあったが、カナメはオリッシュの優しく背中を撫でながら、嫋やかな声で囁く。

 

「ええ、オリッシュさんの頑張りの成果だわ。本当に立派です♡」

 

オリッシュのやる気が頂点に達しているのを敏感に感じ取り、カナメはここぞとばかりに提案した。

 

「こんなに頑張って110kgを切ったご褒美に……今夜、またABVで撮影しませんか?」

 

一瞬の静寂。

 

オリッシュの目が輝き、顔が赤く染まる。

 

「えっ……また撮影? あの時みたいに五感全部記録するやつ?」

 

カナメは優しく頷いて、怪しく微笑んだ。

 

「ええ、録感モードでしっかり記録します。そうすれば、後でオリッシュさんがいつでも楽しめるようになるでしょ?」

 

オリッシュは息を呑み、興奮で体が震える。

 

「うほほーっ! それ最高じゃん! コンテンツが増えるってことだろ? 俺、いつでも色々なパターンのカナメを楽しめるようになるってことだよな!」

 

単純で、素直で、嬉しさが爆発した反応。

 

オリッシュがカナメを抱いて撮影するABVについては、本番の感覚を補完する五感情報のサンプリングデータを、すでに採取してる。

 

4月4日と4月5日の両日を使って、互いの体の隅々まで性的部位を含めて、触り合い、舐め合い、擦り付けあっていた。

 

なので、今回は本番の撮影だけでいい。

 

カナメは内心でほくそ笑みながら、優しく頷く。

 

「ええ、そういうことね。オリッシュさんがもっと頑張れるように、私も全力でご奉仕しますね」

 

オリッシュはカナメの腰を抱き寄せ、汗ばんだ額を彼女の肩に押しつけた。

 

「カナメ……ありがとう。俺、もっと痩せて、もっとカナメを気持ちよくできる体にするから!」

 

カナメはオリッシュの頭を優しく撫で、心の中で決意を新たにする。

 

(この勢いを絶対に止めない。もっと健康的に、もっと素敵に変えてあげたい)

 

午後のスケジュールが、すでに甘く熱を帯び始めていた。

 

 

 

 

 

午後八時過ぎ。

 

ベッドルームの柔らかな照明の下、オリッシュは大仰なアラビアン王の衣装に身を包み、巨大なベッドの上で寝そべり、クッションに寄りかかりながら待っていた。

 

金糸の刺繍が施された深紅のローブに、頭には宝石を散りばめたターバン。

 

腰には幅広のサッシュが巻かれ、足元は尖った先の豪奢なスリッパ。

 

カナメに「これを着ていて待っててください♡」と妖しく囁かれ、素直に従った結果の姿だった。

 

リング七本はすでに装着済み。

 

両手首、両足首、両乳首、そして根元のリングが肌にぴったりとフィットし、淡く光を帯びている。

 

サイバーゴーグルはまだ手に持ち、録感モードのスイッチを入れるタイミングを待つばかり。

 

オリッシュの胸は高鳴っていた。

 

今夜のテーマはアラビアンナイト。

 

カナメが敵国の後宮に潜入したワルキューレの歌姫として、王様を誘惑するハニートラップ。

 

オリッシュの役所はその王様となる。

 

シンプルだが、興奮を誘う設定だ。

 

合図の鐘の音が鳴る。

 

オリッシュはサイバーゴーグルを装着して、録感モードをオンにする。

 

ドアが静かに開き、カナメが入室した。

 

息を呑むほどの妖艶さ。

 

マンダリン・ゴージャスと名付けられたベリーダンサーの衣装に身を包んだカナメは、まるで後宮の秘花そのものだった。

 

橙と金の透けるシフォン生地が何層にも重なり、腰から下は長いスカート状に広がりながらも、動きに合わせて白い太腿が大胆に覗く。

 

薄布越しにパイパンの秘部の輪郭がほのかに浮かび、歩くたびに布が肌に擦れて微かな湿り気を帯びる。

 

上は小さなビキニトップがEカップの豊かな乳房を辛うじて覆い、金の縁取りと宝石の飾りが谷間を強調する。

 

乳峰が挑発的に布地を押し上げ、乳首の尖りが薄く透け、照明に照らされて艶めかしく輝く。

 

腹部は完全に露わで、くびれた腰と滑らかな肌の白さが、見る者の視線を吸い寄せてやまない。

 

両腕には金の腕輪が鳴り、長い緑と金のヴェールが背中から流れ、舞うたびに幻想的に揺れる。

 

足元は金の装飾が施されたハイヒールで、足首にも鈴が付けられ、歩くたびに甘い音を立てる。

 

赤茶色の外ハネのハーフアップの髪が汗で少し湿り、青い瞳が妖しく光る。

 

体から立ち上る甘い女の匂いが、すでに部屋を満たし始めていた。

 

オリッシュはカナメの姿を一目見て、喉を鳴らし、股間が熱く疼き始めた。

 

ローブの下で肉棒が急激に硬くなり、根元のリングが脈打つ感触に息を荒げる。

 

ねっとりとした視線でカナメの乳房、腰、太腿を舐め回すように見つめ、興奮で顔を赤く染める。

 

カナメは赤い絨毯の上に優雅に進み出て、オリッシュの前で深く跪いた。

 

両手を床について、頭を垂れ、嫋やかな声で挨拶する。

 

「本日夜伽を務めさせて頂きます、新人のカナメ・バッカニアです。まずは王様に歌と踊りを捧げます」

 

オリッシュは王座に座るように背を伸ばし、興奮で喉を鳴らした。

 

「うほっ……カナメ、早く来い……」と低く呟き、腰を少し浮かせて股間の膨らみを隠そうとするが、隠しきれない。

 

カナメはゆっくりと立ち上がり、ベッドルームの備え付け高音質音響システムに手を翳す。

 

ヴァジュラ戦役で伝説となったディーヴァ、シェリル・ノームのアラビアン・ナンバー「ゴ~~ジャス」が流れ始める。

 

重厚なアラビアンリズムと、艶やかなストリングス。

 

カナメは舞姫に成りきり、腰をくねらせ、ヴェールを翻す。

 

頂戴頂戴と連呼するエロティックな歌詞を、甘く熱い声で歌い上げる。

 

腰を激しく振り、腹部を波打たせ、Eカップの乳房を重く揺らしながら近づく。

 

汗が飛び散り、ビキニトップがずれそうになり、乳首が一瞬覗く。

 

金の腕輪が鳴り、鈴が甘く響き、太腿の内側が擦れ合うぬめった音まで聞こえそうなほど近い。

 

両手に持った扇を広げ、顔を隠したり覗かせたり、誘うように体をくねらせる。

 

ヴェールが翻り、白い肌がチラチラと見え隠れする。

 

秘部に張りついた薄布が濡れ、愛液の染みがほのかに広がり始める。

 

カナメの青い瞳がオリッシュをまっすぐ捉え、唇を舐めながら歌う。

 

このわがままな体を満たす、王様の愛を、熱い夜を、ゴージャスに頂戴頂戴と歌詞に乗せておねだりしまくるカナメ。

 

腰を突き出し、乳房を寄せ、扇で谷間を隠したり開いたり、息を荒げて汗を飛び散らせる。

 

汗の粒が腹筋の溝を伝い、へそに溜まって妖しく光る。

 

オリッシュは息を荒くし、股間が熱く疼くのを感じていた。

 

肉棒がローブを押し上げ、先走りが染みを作り、根元のリングが熱く締めつける。

 

ねばっこい視線でカナメの揺れる乳房と腰の動きを追い、喉を鳴らしながら腰をくねらせる。

 

録感モードのリングが淡く輝き、五感すべてが記録されていく。

 

甘い体臭と汗の香り、鈴の音、艶やかな歌声、肌の熱、すべてがオリッシュの神経を直撃する。

 

カナメの踊りはますます激しくなり、オリッシュの前で跪き、ヴェールを翻して体を寄せる。

 

汗で光る肌が間近に迫り、乳房が息遣いで上下し、秘部から立ち上る熱い匂いが鼻腔を満たす。

 

すべてがオリッシュを魅了し、翻弄し、欲望を掻き立てていく。

 

今夜のエキゾチックな夜伽は、まだ始まったばかりだった。

 

(続く)

 

 

 




カナメの衣装は歌マクロスの「マンダリン・ゴージャス」
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