マクロスΔ オペレーション・スィートプリズナー 作:夜叉五郎
惑星ラグナ バレッタシティ アラド自宅
ch.83「フェラ開始2秒で必ず死ぬアラド」
午前零時。
遠く惑星レハームのルビー・プリズンでは、オリッシュとカナメが二本目のABVコンテンツ『ハニトラ舞姫カナメ・バッカニア』を撮り終え、穏やかな寝息を立てていた頃。
アラドは暗い自室で、一人息を荒げていた。
裸の体に七つのシルバーのリングを身につけ、サイバーゴーグルを被った状態でアームチェアに身を任せているアラド。
根元にリングがハマっている股間は痛いほど勃起しており、宙に向かって突き上げられている。
ABVのテスターとして、感度レベル“並”の『高級娼婦カナメ・バッカニア』のステージ2の『キス&手コキ編』へ、実に八度目の挑戦中であった。
彼がステージ2に挑み始めて、すでに三日目。
ABVのシステムは、アラドが何度もステージ2の途中で果ててしまっているの検知して、プレイ開始前にミラージュの声で感度を下げるよう推奨するメッセージを発していたが、アラドは無視。
頑なに”並“でプレイしようとしていた。
ABVのコンテンツの世界に入り込んだアラドの視界は、すでに愛しのカナメのキス顔で覆われている。
広いベッドの上で、深紅のエロいドレスを纏ったカナメに優雅に体を寄せられ、情熱的に唇を重ねていた。
柔らかな唇の熱さと、大胆に絡み付いてくるピンク色の舌先
ぬるぬると絡みつく感触に、フルーティーな味が混じった甘い唾液。
『んむっ……旦那様……』
カナメのくぐもった媚声が響く。
もう七、八回はこのキスを繰り返してる。
カナメの舌の動き、タイミングは全部アラドの頭に叩き込まれていた。
Eカップの豊満な乳房が胸板に押しつけられ、重く柔らかな弾力が体を沈める。
ドレスの生地越しに、硬く尖った乳首が擦れ、電流のような快感が走る。
(三日間、何度もリトライして……今は予測できる……でも、この甘い感触に慣れるなんて絶対無理だぜ。カナメさん)
白く長い脚が絡みつき、太腿の滑らかな肌が密着。
右手がスリットから秘部を掻き回し、熱い愛液が指に絡む。
パイパンの恥丘が滑らかで、秘唇がぬるりと開く。
『あんっ……旦那様、そこ……』
カナメの体が震え、膣内が収縮。
(カナメさんの体、声、全部が俺を狂わせる。もっと知りたい。この彼女の深みを、全部)
カナメの左手が肉棒を優しく握り、ゆっくりとしごき始める。
赤いロンググローブの指先の滑らかな摩擦が、根元から先端へ。
ぬちゃぬちゃと音を立て、先走りが溢れる。
『んっ……旦那様の、ここ……こんなに熱くて……♡』
リズムを速め、指先でカリを刺激。
快感が蓄積し、肉棒がびくびくと脈打つ。
アラドの体が限度を超えた快感に震える。
「くそ!カナメさん、貴女の指、優しすぎるっ。耐えら、れんっ」
低く呻きながら、なんとか射精を引き伸ばそうと、アームチェアの上で懸命に体を仰け反らせるアラド。
(また今回も、無理かっ)
アラドが諦めようとした瞬間、カナメの手コキのスピードがアップ。
「う、うおっ!?」
『んぅっ……旦那様、一緒に……いきましょう……』
『うぉぉっ……カナメ、出る……出ちまうよ……!』
くぐもったエロい喘ぎ声を挙げ、二人同時に果てるカナメとオリッシュ。
膣が指を強く締めつけ、キス中の舌先が細かく震え、甘い息が漏れる。
白濁が噴出し、カナメの白い脚を汚す。
カナメの絶頂を初めて目撃しながら、同じタイミングで、アラドも射精。
「く、カナメさん、出るぞっ」
やっと耐え切って、初めてカナメの手コキの一番気持ちいいポイントに到達できた。
視界が白く染まり、快楽の波が全身を駆け巡る。
三日間の苦闘が実を結び、達成の喜びが胸に満ちる。
(ようやく、ここまで来れた......カナメさんの脚が、こんなに俺ので濡れてる......最高だ)
唇を離すと、カナメの頰がほのかに赤く染まり、潤んだ瞳で微笑んでいた。
嫋やかな笑みが、射精を労る。
『ふふ……旦那様、たくさん出ましたね……』
その表情に、アラドの胸が暖かくなる。
クリアまで三日かかった苦労が報われた気がした。
だが、改めてカナメの白く長い脚が視界に入ると、その脚に掛けられた白濁の量に視線が止まる。
粘り気のある大量の精液が、カナメの美味しそうな太腿を伝う。
普段の自分の出す精液より明らかに多く、粘度も濃さも違った。
「なんだ、この量は。俺のじゃない。こんなに……」
アラドの心に違和感が広がる。
そうだ。
それは自分のものではない。
あのキモデブ男、オリッシュの精液だ。
今、カナメの優しい笑みも、自分に向けられたものじゃない。
すべて、あの男のためのもの。
あっという間に雲散霧消してしまう達成感。
プロポーズを拒絶された痛みが再燃し、嫉妬が胸を焦がす。
「くそっ!何度も繰り返して、慣れたつもりでいたんだがな」
(この突き刺さる現実は……さすがに辛い。だが、俺の想いはこんなものでは負けないさ。貴女が俺に味わえと言ったんだ。もっと深く、貴女のことを知ってやる、カナメさん)
反骨心が燃え上がる。
このままステージ3に進んでやる。
無謀な決意が、アラドを駆り立てる。
破滅の宴は、再び続く。
アラドはサイバーゴーグルを調整し、ステージ3に進んだ。
達成感の余韻が残る体に、再びリングが淡く光を帯びる。
視界が切り替わり、広いベッドの上に仰向けに倒される感覚が襲ってきた。
(カナメさんに、押し倒される。こんなシチュエーション、ずっと夢見てた)
カナメの嫋やかな笑みが間近に迫り、深紅のドレスが乱れたまま体を重ねてくる。
『旦那様、次は私から、たっぷりご奉仕させていただきますねっ♡』
カナメの嫋やかな声が響き、甘く耳元で囁く。
ご奉仕という単語だけでもう、期待で体を熱くさせてしまうアラド。
柔らかな体重が覆い被さり、Eカップの形の良い乳房が胸板に押しつけられる。
ドレスのスリットから伸びた白い脚が絡みついてくると、股間が痛いほど勃起し、根元のリングが熱く締めつける。
現実のアームチェアで、アラドの体がびくんと震えた。
カナメはオリッシュの首筋に唇を寄せ、柔らかく湿ったキスを落とす。
ちゅっ、ちゅっ、と小さな音を立てて全身にキスの雨を降らせ、アラドはその一つ一つのキスにビクンビクンと体を震わせてしまう
カナメは熱い息を吹きかけながら、アラドの鎖骨を優しく吸い、胸板に舌を這わせ、腹部の柔らかな肉を甘噛みする。
(う、上手すぎるっ、本当に一ヶ月でこの技を身につけったいうのか、カナメさんっ)
次第に下半身へ顔をずらしていくカナメ。
Eカップの乳房がアラドの体に擦れ、ドレスのスリットから白い脚が絡みつく。
柔らかな重みと滑らかな肌の感触が、胸板と太腿を熱く刺激する。
乳房の先端で硬く尖った乳首がドレス越しに擦れ、電流のような快感が走り、白い脚の内側がぬめった熱を帯びて密着する。
(カナメさん!はやくその胸を揉ませてくれ、脚を舐めさせてくれ!貴女の体がこんなに密着してるのに、抱きしめられないなんて……残酷すぎるっ)
いくらアラドが狂おしく叫び、現実のアームチェアの上で手を伸ばしても、オリッシュの体はアラドの意のままにはならない。
オリッシュが感じているカナメの愛撫の感触を、ただただ再現されるだけだ。
カナメが、アラドの太腿の内側をねっとりと舐め上げ、キンタマの付け根に唇を押し当て始める。
ぬるぬるとした舌の感触が肌を這い、熱い息が敏感な部分を刺激する。
アラドの体がびくびくと震え、現実のアームチェアで腰が浮いてカクカク動いてしまう。
(うぉおおお、大胆すぎるだろっ、カナメさんが俺の股間に顔を埋めてる……つ、つぎはもちろん、ゴクリ)
興奮が頂点に達し、肉棒が痛いほど脈打ち、快感が全身を駆け巡る。
その願いどおり体を起こしたカナメは、アラドに見せつけるようにゆっくりと淫靡なキス顔を近づけてくる。
(カナメさんの唇が……俺の……いや、あの男のチンポに……こんな顔で、こんな近くで……息が、熱い……)
取り留めない想いに囚われるアラド。
カナメが甘い吐息を吹きかけながら、先ほどの出し残しの白濁の匂いを鼻先で嗅ぐ。
熱く膨張したアラドの亀頭の先端に、その赤く柔らかな唇を押し付け、ちゅうっと可愛くキスするカナメ。
そのキスの感触だけで、アラドの限界が訪れた。
快感が一気に爆発し、リングが熱く脈打ち、肉棒がびくびくと震える。
(ダメだっ、もう、出る!耐えられない……!)
視界が白く染まり、アラドは射精してしまい、リタイアした。
現実のアームチェアで、体がびくんと跳ね、熱い白濁が溢れ出す。
そして数分後、そこには賢者タイムに入って一人項垂れるアラドの姿があった。
(これは、ステージ2以上に……ステージ3は、苦労するな……カナメさんのキスの威力。こんなに凄いなんて……俺は……ステージ3をクリアすることが出来るんだろうか……)
その予測は、当然の如く的中する。
(続く)