※この作品はR-18です。

マクロスΔ オペレーション・スィートプリズナー   作:夜叉五郎

96 / 218
2068年4月15日(日)深夜
惑星レハームおよび銀河各地


ch.96「クレアの一手、射精音が波及する盤面」

アルテミシア・グランドホテル ロイヤルスィート「ルビー・プリズン」 ベッドルーム

 

夕日が部屋に差し込む中、カナメはようやく一息ついた。

 

クレアから急な連絡が入り、ミラージュ経由で届けられた新品の新型電動オナホール・KBモデル——ほぼ完成形のそれでオリッシュが抜くことになったからだ。

 

(これで少しは休めるわ……)

 

安堵の息を吐けたのも束の間だった。

 

ミラージュに使用済みホカホカのKBモデルを渡してベッドルームに戻ったカナメに対して、オリッシュが熱く輝いた瞳で要望してくる。

 

「カナメ……今夜はライデンシャフトの衣装、また着てくれないか?あの衣装で……オナホと同じ色使いで……」

 

カナメは抗えず、夕食後の夜伽の準備の際、自室のクローゼットから黒地に黄色のラインが走るライブ衣装を取り出すハメになる。

 

深い谷間を強調する黒いボディスーツ、白い長い脚を覆うガーターで吊るされた網タイツとブーツ——まるで「ジッパーをあなたの手で下げて」「ここに差し込むのよ」と誘うように配されてる胸元と下腹部の鮮やかな警告色の黄色い矢印。

 

夜伽に現れたカナメのライデンシャフト姿を見たオリッシュの視線は獣のように変わり、肉棒も痛いほど勃起する。

 

(オナホと同じ……カナメが、オナホそのものみたいに……)

 

オリッシュはカナメの腹部の矢印になぞってジッパーをさらに下ろし、カナメの二つの胸を剥き出しにする。

 

さらに挿入口を指し示すかのような下腹部の黄色い矢印に従って、カナメのマンコに肉棒を沈める。

 

カナメをベッドに押し倒したオリッシュは、カナメをオナホに見立てて激しく突き始める。

 

奥を突くたびカナメの膣壁が絡みつく。

 

「あんっ、はあんっ、は、激しすぎっ、んんっ♡」

 

「カナメのこの衣装……オナホと同じで、最高だ……まるでカナメがオナホになっちゃったみたいで、止まらないよ!」

 

カナメの衣装をモチーフにしたオナホに興奮して、オナホと同じ格好をさせたカナメとセックスに夢中になるオリッシュ。

 

カナメも「どういうこと?」と頭を傾げたくなってしまう、なんだかおかしな循環が出来上がってしまう。

 

オナホを相手にするような激しいオリッシュの挿入に絶頂を繰り返し、カナメはついに気を失った。

 

その直後、クレアからCM完成の連絡が入っていたのだが、カナメは聞けずじまい。

 

もし事前にカナメの検閲が入ったなら、クレアのCMはお蔵入りになっていたであろう。

 

しかし、その機会は永遠に失われてしまった。

 


 

そして深夜。

 

オリッシュはベッドに深く腰を沈め、ベッドルームに備え付けられている巨大なスクリーンを凝視していた。

 

広報のことは何もわからなかったオリッシュは、クレアにすべてを丸投げしていた。

 

CMの出来映えなど知る由もなく、クレアから「放映時間だけお知らせしますね。楽しみにしててください♡」と甘く囁かれた言葉だけを頼りに、この瞬間を待ちわびていた。

 

ライデンシャフトの衣装を纏ったままのカナメが、その隣で夜伽の激しいセックスでの連続絶頂の疲れで眠りに落ちていた。

 

オリッシュがカナメのくびれた腰のラインを撫で回し、カナメを起こす。

 

「カナメ、見てみてよ、もうすぐクレアのCMが始まるぞ」

 

「CM...…?......え!?」

 

ぼんやりと画面を見ていたカナメの意識は一気に覚醒し、状況を理解した。

 

CM開始まで、あと3分。

 

(まさか……こんなに早く公開されるなんて……クレアのCM撮影中の連絡、夕方だったのに……私が気を失ってる間に……)

 

漠然とした不安が胸を締めつける。

 

止められなかった……何を公開されるのか、詳細はわからないのに、ただ広報がクレアの手によるものだというだけで、嫌な予感が広がる。

 

しかし、最早今更止める手立てはない。

 

CMが始まる。

 


 

クレアの深いV字谷間、水色ラインのミニスカートから伸びる網タイツの美脚、谷間に沈む使用済みコンドーム……そして『涙目射精音』の軽快で淫らなメロディ。

 

自分のライデンシャフトそっくりのデザインが、クレアの手で妖しく紹介される。

 

矢印を撫でる仕草、内部を覗き込ませる誘い——すべてが、自分の体を銀河中に晒すようなものだった。

 

カナメの顔が、真っ赤に染まる。

 

(私の……私のオマンコの形が……全銀河に……バレバレじゃない……)

 

心臓が激しく鳴り、圧倒的な羞恥が押し寄せる。

 

まともに見られずシーツに顔を埋め、体を震わすカナメ。

 

クレアへの恨み言より、圧倒的な事実——自分がオナホのモデルだと、誰が見てもわかるレベルで公開されたという現実に、打ちのめされる。

 

逆にオリッシュの股間の方は、痛いほど熱くなっていた。

 

(ク、クレア……お前、凄いよ。ここまで俺のためにしてくれるのかよ……)

 

事前に内容を知らされていなかったオリッシュは、予想を遥かに超えた大胆さに息を呑む。

 

画面の中のクレアが、意味深に微笑みながら矢印を撫で、内部を覗き込ませる仕草。

 

オリッシュの肉棒がズボンの中でびくびくと脈打ち、先走りが溢れ出す。

 

クレアの腰振り、谷間の白濁、喘ぎ混じりの新曲——すべてが、オリッシュの精液を谷間で受け止めるクレアの姿を脳裏に焼き付けた。

 

(俺の精液を……あんなに熱く感じて、胸で抱いて……まるでお守りみたいに大事にしてくれてる……)

 

息が荒くなり、オリッシュは我慢できず、カナメのライデンシャフトのタイトスカートの裾を捲り上げ、熱い肉棒を押し当てる。

 

ライデンシャフトの腹部に刻まれた矢印のように、カナメの子宮がオリッシュを貪欲に誘う。

 

「カナメ……クレアのCM見てたら、ヤバい……カナメ、発散させてくれよっ」

 

カナメは赤面のまま、現実逃避のように腰を浮かせて受け入れる。

 

「んっ、あんっ、オリッシュさんっ、はあんっ」

 

全銀河に、自分の膣を模したオナホが——ライデンシャフトの衣装まで再現されて——公開されてしまった事実に耐えきれず、オリッシュの熱に身を委ねるしかなかった。

 

深夜のベッドルームで横位で繋がる二人の間から、再びぬちゃぬちゃと淫らな音が響き始めた。

 


 

惑星ラグナ バレッタシティ ワルキューレ寮 美雲の部屋

 

美雲・ギンヌメールは、深い眠りについていた。

 

外見18歳のクローン体は、今日も歌の練習とミステリアスクィーンの役割に疲れ、早々にベッドに入っている。

 

銀河ネットワークのトレンドなど、良い子の美雲が見るはずもなく、アダルトサイトにも関心がなかった。

 

彼女がCMを見る機会はない。

 

ただ、夢の中で、遠いプロトカルチャーの歌声が響いていた。

 

フレイアの歌声に少し似ていた。

 


 

惑星ラグナ ワルキューレ寮 マキナ&レイナの相部屋

 

深夜の部屋は静かだった。

 

レイナ・プラウナーはベッドに座り、端末を高速で操作していた。

 

天才ハッカーの日常——エゴサと情報収集。

 

ワルキューレ関連のキーワードを監視し、元メンバーであるクレア・パドルの名前もルーチンでチェックしていた。

 

突然、トレンドリストが異常な勢いで変動した。

 

「元ワルキューレ」「クレア・パドル」「涙目射精音」——これらの単語が、爆発的に上昇し、銀河トレンドの頂点に躍り出る。

 

レイナの小さなAカップの胸がわずかに上下し、ボソッと呟く。

 

「……異常なアクセス集中。クレア関連の動画が拡散中」

 

指がさらに速く動き、トレンドの起点を辿る。

 

ケイオス・アダルト部門の新着動画——KBモデルのCM。

 

レイナは無表情に再生ボタンを押した。

 

CMが流れる。

 

クレアの谷間コンドーム、腰振り、新曲『涙目射精音』。

 

レイナの瞳がわずかに揺れる。

 

(……クレア、復帰……しかもアダルトで……)

 

画面のパッケージデザインに気づき、レイナは即座に解析モードへ。

 

シルエットを拡大、過去データと照合。

 

「……このシルエット、カナメのこの写真と一致。ポーズ、曲線、警戒色の矢印の位置……すべて」

 

完璧な一致。

 

レイナは隣のベッドで寝転がっていたマキナを呼ぶ。

 

「……マキナ。起きて。これ、見て」

 

マキナ・中島は眠そうに目をこすり、端末を覗き込む。

 

CMが再生され、クレアの妖艶な姿が流れる。

 

「なんじゃこりゃー!! クレクレ、すっごいエロくなってるじゃん! 嘘でしょー!!」

 

マキナのHカップ越えの胸が興奮で激しく上下に揺れ、部屋に甘い驚きの声が響く。

 

ふわふわのボディがベッドで跳ねた。

 

KBモデルのデザインに気づき、マキナの目がさらに見開く。

 

「待って、これ絶対ライデンシャフトだよね……? 黒地に黄色の矢印とか、カナカナの衣装そのまんまじゃん……ただのパロディグッズじゃない?……これ、ガチでカナカナのデータ使ってるんじゃ……?」

 

マキナの声が混乱と不安で震える。

 

レイナは冷静に端末を操作し続け、CMのクレジットからオーオク社を割り出し、ケイオスの人事データをハッキングで深掘りする。

 

指が画面を高速で飛び、暗号化されたデータベースに潜り込む。

 

「……ただのパロディじゃないっぽい」

 

レイナのボソッとした声に、マキナが身を乗り出す。

 

「え、どういうこと……?」

 

「……ケイオス人事データ。地球支部所属のクレア・パドル、今日付でオーオク社に出向。正式記録」

 

レイナの瞳がわずかに細まる。

 

「……おそらくケイオス・アダルト部門のダミー会社。代表はオリッシュ・ハメルマン。こいつは怪しい。どこにもデータがない。存在が薄すぎる」

 

身を乗り出してレイナの表示したデータを確認するマキナ。

 

「ええ……クレクレが出向……? つまりカナカナのオナホ、ケイオス公認ってこと……? やばい、これ……」

 

マキナの頰が青ざめ、体を縮こまらせる。

 

「ワルキューレの業務にも絶対影響出るよね? クレクレがアダルトに絡んで、カナカナのデータ使われて……私たちの歌まで......ライブで『涙目爆発音』使いづらくなっちゃった……」

 

レイナは端末を握りしめ、ボソッと呟く。

 

「『涙目爆発音』は大事な歌......ここまでされたら、癪に触る」

 

二人は顔を見合わせる。

 

マキナの瞳に不安が宿り、レイナの表情が硬く決意を帯びる。

 

「……明日、カナメとの週次通信の日。絶対に問い詰めよう」

 

二人は静かに決意を固めた。

 

部屋の空気は、好奇心より深刻な不安に満ちていた。

 


 

マクロス・エリュシオン艦内 艦長室

 

アラド・メルダースは、深夜の艦長室でABVに没頭していた。

 

限定解除モードの「高級娼婦カナメ・バッカニア」を繰り返し追体験。

 

今もフェラシーンに苦戦中。

 

カナメの熱い唇、舌の絡みつき、喉奥の締めつけを前に射精を繰り返す。

 

「くっ……カナメさん、まだまだぁ!」

 

カナメを模したオナホCMのバズりなど、気づかない。

 

ただ、カナメの幻影の口内に溺れ、肉棒を振るわせ続けるだけだった。

 


 

地球 とある診療所 セレナ・グルドアの私室

 

精神科医のカウンセラーにして催眠人形師のセレナ・グルドアは、ワイングラスを片手に端末を眺めていた。

 

売りに出した作品の名前がニュースやトレンドに上がった場合、自動的に通知が入るように設定してある。

 

その作品の生き様を遠くから観察するのも、彼女の密かな楽しみの一つだった。

 

クレアのCMが流れる。

 

画面に映るクレアは、水色ラインのミニスカートから伸びる網タイツの美脚を妖しく輝かせ、深いV字の谷間にタプタプと膨らんだ使用済みコンドームをゆっくりと沈めていく。

 

白濁の熱が柔らかな乳房の間に染み渡り、クレアの白い肌が汗で艶めかしく光る。

 

コンドームを包み込むように胸が優しく揺れ、硬く尖った乳首がスーツ越しに浮かび上がる。

 

クレアの腰がカクカクと卑猥に前後に動き、秘部の熱を抑えきれず太腿が内側で震える。

 

勝気なヴァイオレットな瞳が蕩け、無意識にカメラに向かって腰をくねらせる仕草——すべてが、純粋な悦びに満ちた晴れやかな笑みを湛えていた。

 

セレナの唇が、悪魔のように優雅に弧を描く。

 

「あらあら、こんな風に大胆に咲き誇るなんて。私の予想を遥かに超えてるわ」

 

最高の作品が、自分の手を離れ、独自の羽を広げて羽ばたいていく様。

 

それは、セレナの知的好奇心を甘く刺激し、胸の奥に深い充足感を広げた。

 

CMを繰り返し鑑賞し、セレナはクレアの瞳の輝き、抑えきれない悦びの震えから、彼女の状態を冷静に読み取っていく。

 

谷間に白濁を仕舞う時の蕩然とした表情——それは、第二の催眠スイッチが完全に発動した証だった。

 

あのコンドームの中にタプタプに詰まっている精液は、間違いなく彼女が所有者として認めたキモデブのもの。

 

常に股間をモジモジさせ、腰をくねらせる様子から、三つ目のスイッチ(処女喪失トリガー)はまだ入っていない。

 

痛みが薄れ、一突きごとに子作り欲求が肥大化するスイッチは、未発動のまま。

 

ワインを愉しみながら、セレナは静かに考察を巡らせる。

 

第一のスイッチが入ったのは、クレアがレハーム行きを決断した前夜の診療で、AVをよく見るよう催眠をかけた結果——それが起点だった。

 

シャトル見送り時の「予習を続けなさい」という助言は、火に油を注いだに過ぎない。

 

長距離フォールド中、クレアはきっと自慰に耽り続けていたはず。

 

だが、それだけではここまでの淫乱化は説明できない。

 

向こうに着いてから、より強烈な快感が立て続けに与えられたに違いない。

 

それでいて、セックスはまだ——体は準備を整え、心は渇望を募らせている。

 

「ふふ、興味深いわね。クレア、あなたの心はもうご主人様の種を奥深くで受け止める渇望に満ち溢れているのに、体はまだ処女で満たされぬまま……このギャップが続けば、もっと激しく暴走していくことになりそうね。この先、どう美しく壊れ、羽ばたいていくのかしら」

 

セレナはワインを優しく啜り、グラス越しに画面のクレアの楽しげな様子を見つめた。

 

作品が自らの道を切り開き、予想を超えて輝く様——それが、変質者の胸に至上の悦びと、深い精神的充足をもたらす。

 

セレナの瞳に、静かな興奮が宿った。

 


 

銀河は一夜にして、クレアの復帰と『涙目射精音』で染まった。

 

誰もが、KBモデルの予約を急ぎ、次の波乱を待ちわびていた。

 

(続く)

 

 

 

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