ーーおい待てェ失礼すんじゃねぇ。冨岡テメェは、秋になったら俺の誕生日を祝わねぇとならねぇだろうが。まちやがれ!!(さねぎゆ) 作:笛の吹けない笛吹き
原作:鬼滅の刃
タグ:R-18 ボーイズラブ さねぎゆ 不死川実弥 冨岡義勇 さねみーはっぴぃばぁすでぃ 誕生おはぎ 11月29(良い肉体の日) 四十八手∶窓の月 蜜月
ー…短夜に、兜合わせて、カブトムシ…ー
ー…此の身にしるす、忘れじ想い…ー
夏の終わりに不死川は夏の間に二人で飼っていた。竹虫籠の中の二人でカブト山でカブト狩りして捕まえた。カブト川とカブ岡をカブト山へと帰した。竹虫籠を開ければ、カブト川とカブ岡は仲良くブンブン♡>-€∋>-€∋♡と故郷のカブト山へと元気に飛び立ってゆくーー。
……静かに二匹を見送る不死川に、そっと訊ねる。
「良かったのか?帰してしまって、きっと、カブト川とカブ岡はーー」「良いんだーー」俺の言葉を遮る様に不死川は短く応えた。その瞳には晩夏の日暮れに夕焼けが鮮やかに映えてはいたが、夏の果ての昏い
……皆まで言ってくれるな。と。言う様に……。
昼間に打った水も風がすっかりと乾していて、吊るした風鈴をチリンと鳴らし吹き抜けたーーーー。
「…短い余生だ…好いた奴と添い遂げれば良い……」
そう呟いた不死川の声は、風鈴の音の様に優しかった。
竹虫籠の仕切り越しに夜毎に求愛の鳴き声を上げ。
求め合っていた二匹。カブト川とカブ岡。
カブトムシの雄同士の交尾は、命懸けだと。
……そう、不死川が教えてくれた。
不死川と夏の盛りにカブト狩りに行ったカブト山。
カブト川とカブ岡を連れて帰った。あの夏の日。
畦道に水芭蕉が揺れ流れ行く川に誰かが浮かべた笹舟が泡沫へと消えていった。焼け落ちてしまいそうな夕暮れに黄昏た空の下を不死川と肩を並べ夢心地に共に紡いだ夏の焦がれる様な恋心を。俺は、永遠に忘れられぬのだろう。
ーー不死川が雨の様に止まぬ痛む心と躰に途方に暮れ。
降り止まぬ雨の中で、その躰の
『ぎゆ…痛みは止ンだが…
ーー実弥が、そう言ってくれたのが、嬉しかった。
『ぅん…暫く此処で、
そう応えた俺に『ーぅんー』と。
実弥は可愛く小さく頷いてくれた……。
嗚呼。酷く昔の様に感じる。あれから
……この日々を忘れられぬのは、俺だけだろうか?
隣に居る実弥の無数の傷の走る精悍な横顔を見詰める。
……実弥は、この日々を忘れてしまうのだろうか?
カブト川とカブ岡、二匹のカブトムシが飛んでゆく。
カブト山を、何処か寂し気に見詰める実弥。
『…短い余生だ…好いた奴と添い遂げれば良い……』
実弥が風鈴の音の様に優しい響きで言った言葉が、風の如く俺の心の内を揺らす……。
『冨岡ー夏の間ー俺ンとこに来ねぇか?』
ーー実弥が、そう言って。
ーー俺を屋敷へ招いてくれたのが嬉しかった。
……実弥は、俺と添い遂げてくれるのだろうか?
……この。短い。余生を。…共に…。
……其れ共。カブト川やカブ岡の様に。
……俺の事も。……帰すのだろうか?
ーー嗚呼。……夏が終わる。
……帰されるのを待つくらいならば、いっそ。
……俺は、
……離れると会いたくなるのは俺だけだろうか?
……まだ。俺の心には、あの夏の日々と。
ーー同じ風が吹き抜けている。……だから。
……だから。……今なら。まだ。大丈夫だ。
……きっと、一人で、……帰れるだろう。
ーー……音もせで、思ひに燃ゆる蛍こそ、
鳴く虫よりも、あはれなりけれ……ーー
妙なる蛍の調べとでも言おうか、郷愁にも似た過ぎ去る夏の恋の日々に、焦がれて鳴く蝉よりも、鳴かぬ蛍が身を焦がすが如く。祈る様なこの想い。嗚呼。夏が終わってしまう。俺は、不死川と居る術を知らない。どうやったら傍に居られるのか。わからない。傍に居て良いのかもわからない。だから、帰ろうと思った。
「カブト川とカブ岡もカブト山へ帰ったので失礼する」
……そう言って、静かに立ち去ろうとした時だった。
「ーーおい待てェ失礼すんじゃねぇ。冨岡テメェは、秋になったら俺の誕生日を祝わねぇとならねぇだろうが。まちやがれ!!」ーーバッ!!と。不死川が立ち去ろうとする俺を後ろから抱き締めて、そう呼び止めてくれた。
……堪らなく嬉しかった。
「ー不死川は、秋が誕生日なのか!?ー」俺が尋ねると。不死川は、俺の
「十一月二十九日が誕生日だ良い肉の日と覚えてくれ」
「良い肉の日…俺は不死川の誕生日を祝って良いのか?…此処に居て良いのか?」俺が訊ねると。
不死川は小さく「ーぅんー」と頷き。
「…ぎゆ…に、祝って欲しぃ。…秋が終わるまで、此処に居てくれ…」と甘える様に言ってくれた。
ーー嗚呼。…良かった。
……求めているのは俺だけじゃない。
ーー嗚呼。…良かった。
……実弥も俺を求めてくれている。
「ーわかった。秋が終わるまで、此処にいるよ。実弥の誕生日を一緒に祝おうー」俺の胸に回された実弥の傷だらけの手を遺された左手で、そっと握りしめて、俺は、そう応えた。
ーー空は夕暮れ夏の終わりに、
ーー空の色と風の音に、
ーー過ぎ去りし夏に秋の気配を感じながら。
◯◯◯ ◯◯◯ ◯◯◯ ◯◯◯ ◯◯◯
ー…秋も深まりし今宵は、中秋の名月って奴だ…ー
夏の終わりに『カブト川とカブ岡もカブト山へ帰ったので失礼する』そンな事を言いやがって、帰ろうとした冨岡を俺は『ーーおい待てェ失礼すんじゃねぇ。冨岡テメェは、秋になったら俺の誕生日を祝わねぇとならねぇだろうが。まちやがれ!!』ってな、
冨岡は
寂しいと、もっと一緒に居たいと思うのは俺だけかァ?
だとしたら気に入らねぇぜ。ムカつくし。
何より……寂しぃぢゃねぇか。
帰ッて欲しく無かッた。帰したく無かッた。
此処に、俺ントコに居て欲しかッた。
俺の誕生日を一緒に祝ッて欲しかッたンだ。
だから冨岡を後ろから抱き締めてみた。すると。
冨岡は『ー不死川は、秋が誕生日なのか!?ー』と。
俺に訊いてきやがったから。
俺は『十一月二十九日が誕生日だ良い肉の日と覚えてくれ』と。熱くなる吐息で応えてやッた。
そしたらなァ。冨岡の奴『良い肉の日…俺は不死川の誕生日を祝って良いのか?…此処に居て良いのか?』とか。言いやがるから。
俺は、小さく『ーぅんー』と頷き。
『…ぎゆ…に、祝って欲しぃ。…秋が終わるまで、此処に居てくれ…』と甘ッたれて言ッてみた。
『ーわかった。秋が終わるまで、此処にいるよ。実弥の誕生日を一緒に祝おうー』義勇は、そぅ言って俺が後ろから胸に回した傷だらけの手を、最近、少しずつ器用になってきた左手で、そっと優しく握りしめてくれた。其れから一月余り。俺達は、噎せ返りそうな程に甘ぃ蜜月の日々を過ごして居たりする。
ーー…十五夜に、月見団子と月見酒…ーー
甘い月見団子と月見酒に酔いが回った冨岡が、ぴとッと俺の肩に
冨岡の癖の強い柔らかな髪に頬を擦り寄せて、十五夜の満月を二人で眺める。
「冨岡、テメェと恋仲になッた時も満月だッたなァ」
あの春に浮かされた日々が懐かしくなる程にあれからなんだかだと夏から秋へと季節は巡り。こうして共に居る。
「うな重食べたら寝られなくなった。が、不死川と…うな重を食べに行って良かった…」
俺の肩に
「ーそぅだなァーうな重で精がつきすぎたせいで、テメェと恋仲になれたワケだからなァ」
「不死川が俺の
「ハハッ、ちげぇねぇ」照れ隠しに微笑って言えば、不意に冨岡の柔らかな
「ー実弥ー…
花見だったか春に冨岡が、俺に囁いた。
あの時は、白昼の残月を二人で眺めていたっけか。
今度は、宵の月見だなァ。十五夜に満月が輝いてらァ。
何て、返したんだったか?ーーあゝ。……そぅだ。
「ー
俺は、花見の時の様に義勇に、そぅ返した。
そう返した俺に義勇は艶やかな十五夜の満月でさえも霞ンぢまう程に綺麗ェな微笑みをその綺麗ェな顔に湛えて魅せて、ーーそれから。
「…さねみ…月を見ながら抱かれたい」海色の瞳に満月を映し甘ったれてそンな事を言うもンだから。
俺は「ーあぃょー」と。そンな十五夜の満月よりも綺麗ェな義勇に誘われ。短く応え、宵闇の中、縁側の障子の丸窓を一筋満月の月光が差し込むくらぃに閉め。月光に青白く照らされた褥の上で二人寄り添いながら、夜空に浮かぶ満月を眺め愛を深める。静寂の夜空に浮かぶ満月の如くに横寝に褥に侍る義勇に後ろから添い寝シて、義勇の窓の月を優しく愛撫する。包み込む様に優しく抱き寄せ。
ー…緩く義勇の
「ーー…っ、あっ、さねみっ…」
義勇が、甘い声を上げる。鼻先を義勇の癖の有る髪に押し付ければ、海の様な香りが鼻腔を擽る。
「…ぎゆ…の、香りがする」
あゝ。花見の時も。そぅだッたなァ。もぅ。俺はなァ。
「なぁ…ぎゆ、もぅ…お前しか見えねェ」
義勇の肩越しに浮かぶ十五夜の満月も。
もぅ。俺には、見えちゃいねぇのさ。
じんわりとした心地よい快感が、逆にもどかしぃ。
「さねみっ…どうしよぅ…月見、どころじゃ、なぃっ」
……あゝ。ホントにコイツはァなァ。
「ーぎゆー…クソ可愛ぃ…」
義勇は、よっぽどもどかしぃのか浴衣の裾を
俺は義勇が艶めかしく淫らに上げた生白ぃ足の膝の裏を傷だらけの腕で抱え。
ー…深く、ー…深く、義勇の
ー…緩く優しく。ー…ゆっくり奥まで突いてヤらァ。
「ーーッッッ、さねみっ、奥…気持ち…ぃ」と。
官能的に煽ッてキやがッて、ホントにコイツはァなァ。
「ーぎゆー…クソ可愛ぃ…」
最早もうー満月なンてー見えちゃぃねェ……。
ーー互いに互いしかーー…感じちゃいねェ…。
「…ぎゆっ…」「…さね、みっ…」
幾度となく互いに名を呼び合って、幾度となく躰を求め合って、見えちゃいねェ満月の方が、きっと、窓の月に揺れる俺達を障子の丸窓から見ていやがるのさァ。
ーー軈て愛に果てる俺達の蜜月をなァ。
ー…十五夜に、月見団子と、月見酒…ー
ー…甘く揺れるは、窓の蜜月…ー
●●●●●●● ●●●●●●● ●●●●●●●
ーー
不死川が良い肉の日生まれだったとは、実に納得。
確かに実弥は、良い肉体をしているからな。ムフフ♡
……おっと、
「冨岡ァ!!ボケッとすんじゃァねぇ!!おはぎに
不死川の暴風の様な暴言が大変、遺恨で心外ではありますが、そんな暴言とは裏腹に不死川は手拭いで俺の
そんな俺と不死川が共に何をしているのかと言うと。
只今、絶賛ー実弥の誕生日おはぎー製造中なのである。
前に、不死川をお花見に誘っておはぎをあげようとしたら失敗した。……からな。今日、不死川の誕生日に俺は、その雪辱を果たしたい。……そう思い立ち。
ーー木枯らしが吹き、日一日と秋が深まっていく様な向寒の
ー実弥の誕生日おはぎーを作ろうと。一人てちてち。と。こそこそと台所へと向かい。花見の頃より少し器用になった左手を駆使して
『…今度こそ…不死川に、おはぎをーー』
『ーー俺に、おはぎを何だッてェ?』
不意に背後から抱きすくめられたと思ったら。
ーー耳元で不死川が甘く囁く。
『ーー!?不死川!?』妖怪小豆炊きも驚く程の凄い抜き足だ。少しも気づかずに俺は、まんまと背後を取られたのだった。
『…冨岡ァ…こそこそ何やッてンだァ?』俺の
『バレてしまったが、今日は不死川の誕生日だからー実弥の誕生日おはぎーを作り。誕生日を祝おうと思って』
俺が、そう言えば、不死川は、俺を抱きすくめた傷だらけの腕に力を込めて、俺の
『ーありがとぅー義勇。俺も一緒に、おはぎ作るょ』
少し照れた実弥の吐息が熱風の如く、熱く、甘く、俺の鼓膜を
ーーこうして、甘々で始まった♡♡
♡♡実弥と俺の二人の初めての共同作業♡♡
♡ー実弥の誕生日おはぎー♡作り(+・`ω・) (゚ー゚)♡
……の筈だったのだが、
……どうしてこうなったのだろうか?
……俺には、皆目見当もつかないのだったΣ(゚ー゚)!?
「冨岡ァ餅米の炊きが
「そうか…不死川…未熟者で、ごめん」
「冨岡ァ小豆の炊きも
「そうか…不死川…未熟者で、ごめん」
……何と言うか。実弥の怒号が飛ぶ台所。台所は戦場だと言うが、此処はまさに、おはぎの戦場であった。
…そして、嵐の様に猛り狂う。実弥。おはぎ色に染まった瞳が、血走っている。…恐い。…先刻迄、俺の
…其処には、懐かしの暴れ狂う風柱様の御姿があった。
……最早、風柱と言うより。
……おはぎ柱と言った方が良いかも知れない。
ーーそうして、おはぎの戦場と化した台所は、おはぎ柱であり、おはぎ職人の修羅と化した実弥のおはぎの修羅場へ変貌を遂げてゆく。
「冨岡ァ!!餅米を殺し過ぎだァアアア!!全殺しにも程ッてもンがあるだろォがァアアア!!テメェを皆殺しにしてやろォかァ!?(*`Д´)プンスカァ!!」
「そうか…不死川…未熟者で、ごめん(゚ー゚)」
「冨岡ァ!!小豆も
「そうか…不死川…未熟者で、ごめん(゚ー゚)」
「冨岡ァ!!選べェ!!真面目におはぎを作るか俺に殺されるかァ!!選びやがれぇえぇ(*`Д´)プンスカァ!!」
「心外!!不死川!!俺は、ずっと真面目におはぎを作っている!!何故!?怒るΣ(゚ー゚)!?」
ーー何やかやと。二人で
甘い筈のおはぎを甘くなく何とか二人で作り終えた。
「よォし!何とかできたなァ!(+•̀ㅂ•́)و✧」
爽やかに吹く風の様な笑顔で実弥がご機嫌に言う。
「…そうだな…(゚ー゚)」
正直に言うと思いの外に厳しかった実弥とのおはぎ作りに心身共にボロボロなのだが、実弥の可愛い笑顔が見れて良かった。……本当に機嫌が直って良かった。
……俺は、心の底から、そう思った。
……実弥が、笑うと風がきらめく様だ。
……出来れば、ずっと。可愛く笑っていて欲しぃ。
……怒ると。……恐い。……(゚ー゚)。
ーーそうして、出来上がった。
ー実弥の誕生日おはぎーは、なんと言ったか。
確か…ばぁすでぃけぇき…と言ったか。
西洋で誕生日を祝う際に食すと言う。
…ばぁすでぃけぇき…の如く大きな。
ー実弥の誕生日おはぎー
それに確か西洋の…ばぁすでぃけぇき…には、歳の数だけ蝋燭を灯し、其れを願いを込めて吹き消して、祝う風習があると宇髄のお嫁さん達から聞いた。ので、俺は懐に忍ばせておいた仏壇用の蝋燭を取り出す。
流石に実弥の歳の数。二十二本。も用意するのは無理だった。ので、二十二本を短縮させて、二本にしておいた。
「なンだそりゃぁ?……蝋燭ゥ?」実弥が怪訝そうに俺が懐から取り出した二本の仏壇用の蝋燭を大きなおはぎ色の瞳を見開いて見て、訊いてくるので。
「西洋では、誕生日に…ばぁすでぃけぇき…と。言うものに蝋燭を歳の数だけ灯し。願い事をして、其れを吹き消す。と言う風習が、あるらしい…宇髄のお嫁さん達から聞いた…」と。俺が蝋燭の説明をすると。
実弥は「ほぉ~ん……で?」と。説明の先を促す。ので「…実弥の歳の数…二十二本もの蝋燭を用意するのは、流石に無理だったので、二十二を短縮して、二本にさせて貰った…今からこれを…」と説明しつつ、俺は「ー全集中ー水の呼吸、漆ノ型・雫波紋突き!!」と。久々に技を繰り出し。ーートス!トス!と。…ばぁすでぃけぇき…の如く大きなー実弥の誕生日おはぎーに突き刺した!!
「ぉおぅ!?」と実弥が驚いて、俺が蝋燭を突き刺した…ばぁすでぃけぇき…の如く大きなー実弥の誕生日おはぎーと俺を交互に見る。
そして「あ〜、こりゃぁ、アレか?なンか願い事して、蝋燭の火を吹き消せば良いのかァ!?」と。俺に訊いてくるので。
「…ああ…全くその通りだ。良かったら。実弥も蝋燭の火を吹き消す際に、風の呼吸を使うと良い」そう答え。
…ばぁすでぃけぇき…の如く大きな。
ー実弥の誕生日おはぎーに突き刺した二本の蝋燭に懐から取り出した
「義勇テメェの懐は色ンなモンが出てくるなァ!?一体、全体どぅなッてやがる第四次延長かなンかかァ!?」
実弥が驚いた
「…俺の懐は、無限銀河列車編…かも、知れない」
「…………」実弥が呆れて此方を見ている……。
「…………」目を逸らしたら負けだと思うので取り敢えず実弥を見返しておく…………。
「まぁ兎に角。なンか願い事して火を吹き消しゃぁ良いンだなァ!?任せろォ吹き消すのは得意だからなァ!!」
「…まぁ…そうゆう事だ。是非。風の呼吸で頼む」
そして実弥は「ー全集中ー風の呼吸、壱ノ型 塵旋風・削ぎ!!」と技を繰り出し!!
…ばぁすでぃけぇき…の如く大きな。
ー実弥の誕生日おはぎーの蝋燭の火を。
ーーシイアアアア!!
と風が唸る様な呼吸音と共に見事に綺麗に吹き消した。
「ぉおぉ!!」ーーパチパチ!!と。
俺は実弥の見事な技に拍手喝采!!
ーーそして「ーさねみー誕生日おめでとう♡」と。
実弥の誕生日を祝ったのだった。
実弥は「ーぎゆーありがとなァ♡」と。
嬉しそうに可愛く笑って言った。
水面斬りで…ばぁすでぃけぇき…の如く大きな。
ー実弥の誕生日おはぎーを切り分け。
二人で美味しく頂く。
美味しそうに俺が水面斬りで切り分けた。
ー実弥の誕生日おはぎーを。
可愛く頬張る実弥に訊いてみる。
「実弥は、ー実弥の誕生日おはぎーの蝋燭の火を何を願って、吹き消したんだ?」と。
すると実弥はーーゴクンと。
ー実弥の誕生日おはぎーを飲み込んみ。
おはぎ色をした瞳で俺を優しく見詰め。
清風の様な清らかな声音で言った。
「義勇こうゆうのは言っちまったら叶わなくなンのが定石だろォが、だから言わねぇ。大事な願い事だからょ」
「ーそうかー」
俺は、実弥の願い事が気になったが、
これ以上訊くのは野暮だな。と思い。
……そう、短く応えた。
それに、実を言うと。
俺も実弥が蝋燭の火を吹き消す時に。
一つ、願い事をした。
来年も実弥と誕生日を祝える様にと。
願い事は、口に出したら。
叶わなくなるのだったな。だから。
俺も、この願いは言わずに心に秘めておこう。
ーー…とても大事な願い事だからな…ーー
ー…誕生日、灯す蝋燭、願い事…ー
ー…来年もまた、共に祝おう…ー
ーーおい待てェ失礼すんじゃねぇ。冨岡テメェは、秋になったら俺の誕生日を祝わねぇとならねぇだろうが。まちやがれ!!(さねぎゆ)
♡(+・`ω・) はっぴぃばぁすでぃ(゚ー゚)♡
♡この度♡この❣❣
さねみーばぁすでぃ♡さねぎゆ短編小説❣❣
2025年11月30日❣❣
R−18ルーキー日間(加点)ランキング❣❣
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このランキングをさねみーにお捧げ致しまおはぎ❣❣