※この作品はR-18です。

きっと私のアカデミア   作:おいーも

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side???

 

 

 

カツン……カツン……

 

「…………ごめんなサイ……ママ……」

 

「……。」

 

「ウゥ…………。」

 

「……フン。」

 

 

 

 

コンコンコココンコン

 

「私よ。ジュリアを連れ帰ったわ。」

 

 

ガチャ……

 

 

 

 

 

ギィィィ……

 

「…………。」

 

バタン……

 

 

 

「「「「お帰りなさいませ。」」」」

 

「はい。ただいま。……ジュリアの手当をしてやって。私はヴィに顛末を話してくるわ。」

 

「かしこまりました。」

 

「……。」

 

 

「マリア様のお身体の調子は……」

 

「私はヴィに治してもらうから。…………チッ。学生だと思って侮ってたわ。次会ったら絶対に許さないから。」

 

「はい。承知しました。」

 

 

カツンカツン……

 

 

 

 

コンコン

 

 

「ヴィ。私よ。」

 

「おや?マリアさんかい?入っていいよ。」

 

「ん。入るわね。」

 

 

ガチャ……

 

「ヴィ。ジュリアを…………なにしてんの?」

 

 

ガタガタガタガタ……ガリガリ……

 

「ムフフフ……研究が久しぶりに大きく進みそうでね!4日くらいカンヅメだよ!」

 

「クッサ…………まぁいいけど。ジュリアを連れ帰ったわ。」

 

「……ほう。じゃあ四穢異傑は……」

 

「全員ヒーローに捕まったんじゃない?興味無いわ。」

 

「ふーむむむ。もう少し使えると思ったんだけどな。ジュリアを貸した訳だし。」

 

「そのジュリアも学生相手にボコボコにされてたわ。ほんっと情けないというか……今の学生の力は侮れないというか。ソファ借りるわね。」

 

「どうぞ〜。」

 

「灰皿頂戴。」

 

「君はキセルが好きだね。」

 

「慣れよ慣れ。」

 

 

ドカッ…………チッ……コンコン……フーッ……

 

「それにしても……ジュリアも君も相当手こずったみたいだね?」

 

「チッ……ジュリアはまだしも……私までダメージ貰うとは思わなかったわ。これならもう少し強めにいじってもらってた方が良かったかも。」

 

「そうだねぇ……だが少し待っていて欲しい。今そっちのカプセルは生憎彼が使ってる。」

 

 

「…………熱心ね。」

 

「コーヒーいるかい?」

 

「ブラックでお願い。」

 

 

ガリガリガリ……

 

「ふふふ……彼はいい。非常にいい。上昇志向と適正と……それでいて強くなることに余念が無いのが素晴らしい。」

 

「…………流石に人としての原型は保ってるでしょうね?」

 

「当然だとも!私をそんじょそこらのマッドサイエンティストと同じにしないでおくれ!」

 

「……どうだか。……他のヤツは?」

 

「ジュリアと同じように別の組織に潜伏させてるよ。情報は多い方がいい。」

 

「ふーん。」

 

「おや?興味が無さそうだね。」

 

 

コポポポ……

 

「あるわけないじゃない。私のことじゃないし。」

 

「フヒ……君らしいね。」

 

 

カチャカチャ……

 

「ん〜……いい匂いだ。冷めないうちにどうぞ?」

 

 

「ありがと。…………相変わらず不味いわね。」

 

「フヒヒヒヒ……酷いね君は。」

 

「この不味さが良いのよ。人として生きてるって感じがするわ。」

 

「人?君が?」

 

「何よ。悪い?」

 

「フヒヒ……全く?」

 

 

「そーれーよーりーも。研究ってなんの研究が進みそうなの?やーっと脳m……」

 

「違うね!……いやまぁそれも解析したいんだがサンプルを手に入れる手段が今のところ無くてね。とりあえず今は……個性をより強固に。より身体を馴染ませるための薬品と手術だね。大詰めだよ大詰め!」

 

「ふーん。今のところって事は、手に入れる算段はあるのね。」

 

「それよりも後者に興味が無いかい??」

 

「無いわ。」

 

「そうかい……ケイネスなら興味を持ってくれてたんだが……」

 

「アイツと居ると話が長いんだからめんどくさいわ。それよりも……」

 

 

「ん〜?例のブツのサンプルを回収する手段かい?」

 

「そうそれ。そっちには興味あるわ。だってそっちの方が確実でしょ?」

 

「それはそうだが……自分とは違う科学者の力をパクるようで……うむむむ……矜恃に反するというか……」

 

「どーでもいいわ。それで?」

 

 

「トホホ……君は酷いね。……まぁいいや。算段があるというか、確実にそうなるというか。」

 

「……?」

 

「まぁ見てくれたまえ。」

 

カタカタカタ……カチッ……

 

 

「……誰これ。」

 

「私の狙いはひとつ。再来年死刑執行になる凶悪敵。白灘睦月。彼だ。」

 

「……彼がなんなの?」

 

「私の狙い通りであれば……死刑執行されればいい。つまり、彼が死ぬことで私の研究は最終段階へ進み始める。」

 

「ふーん?外部から殺せないの?」

 

 

「無理だね!彼が収容されてるタルタロスは今や警備が数年前とは比べ物にならないほど強固になっている。我々全戦力を投じればどうにかなりそうだが……そこまでする必要は無いだろう。ゆっくりじっくり力を蓄えようじゃないか。」

 

 

「……あそ。じゃあとりあえず私を治して。」

 

「むむむ!君から聞いておいて……まぁいい。旧式だがそこのカプセルを使ってくれ。」

 

「はいはい。次はもちょっと頑丈に作ってよね。」

 

 

ギィィィ……

 

「わがままだね君は。少しだけ身体を弄るがいいかい?」

 

「味覚だけは残してね。」

 

「善処はするよ。」

 

「お願いね。」

 

ギィ……バタン……

 

 

 

 

 

 

 

 

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