※この作品はR-18です。

きっと私のアカデミア   作:おいーも

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忍び寄る

 

 

 

 

 

 

 

 

side???

 

 

 

 

バァン!!

 

「なんだいなんだい。ドアは丁寧に開けてくれ給え?」

 

 

「なんだいとは何よ!聞いたわよ!ウチの構成員が事故を…………て……あれ?ラクネラ。居たの?」

 

「うん。マリアおねーちゃん。ラクネラだよ。」

 

「今日も可愛いわね。それで?私……事故の話聞いてないんだけど?」

 

カチャ……

 

「ヒヒヒ……あれは本人いわく不注意だったらしいねぇ。しかもお酒を飲んでた……とか。」

 

 

「飲酒運転だったってこと!?サイアク!何処!?今すぐボコボコのギッタンギッタンに……」

 

「はぁ……ラクネラ。」

 

「はーい。」

 

びゅるっ……べちぃん!

 

 

「ぐっ!?動け……ない!!」

 

「君に話すとそうなるから話さないんだよ。マリア。」

 

「……ふーっ……ふーっ……」

 

「マリアおねーちゃん。落ち着いて?」

 

 

 

「…………ふーーーーっ……ありがと。ラクネラ。もう離してくれていいわ。」

 

「うん!」

 

しゅるしゅる……

 

 

「……それで?そいつは?」

 

「ヒヒ……今回の事件……タチが悪いのが3つ。1つ。事故した相手。2つ。無理やり回収した結果、見られている場合があること。3つ。先日の事件と今回の事件。結びつく可能性があること。」

 

 

「…………チッ。本当に嫌なヘマしてくれたわね。」

 

ギシ……

 

「ああ。全くだ。君は暴れないようにラクネラでも撫でていてくれ。ヒヒヒ。」

 

「わかったわよ。ラクネラ。おいで?」

 

「はーい♪」

 

 

「それで?」

 

「事故した相手。それが……大きい会社の社長でね。非常に厄介だ。警察は血眼になって探すだろう。権力も発言力もある人だ。」

 

「うえぇ……めんどくさ……」

 

 

「今も事故周辺には警察とヒーローがパトロールを強化している。半年ほど近寄らない方が良さそうだ。」

 

「…………はぁ。あの辺いいアクセサリーショップあったんだけどなぁ……」

 

「アクセサリー?ラクネラも欲しい!」

 

「そう?後で買いに行きましょうね♪」

 

 

「ヒヒ……仲がいいのはいい事だね。話を戻すね。2つ目。見られている可能性だ。今回私が察知した瞬間にどうにか捕まる前に回収ができたが……もしかしたら監視カメラで違和感を察知した者がいるかもしれない。その上、彼は我らの聖書を事件現場に落とした。我々の存在が公になる可能性もある。」

 

「はぁ!?!?ソイツどれだけヘマすれば気が済むのよ!!ホントありえない!!!」

 

「おねーちゃん。どーどー……」

 

「…………わかってるわ。」

 

 

「そして最後。これは君にも責任がある。もしかしたら聖書と君の衣服で我々を結びつける輩がいるかもしれない。」

 

「ぐっ……それは……しょうがないじゃない。」

 

 

「ああ。しょうがない。ヒヒ……だが……もう少し慎重に活動をした方が良さそうだ。」

 

「…………はぁ。せっかく表に出てこれるようになったのに……ジュリアとその出来損ないのせいで大変じゃない。」

 

「ヒヒヒ……君もだ。」

 

「……わかってるわよ。」

 

 

「ヒヒ……ここがバレることは万が一にも無いが、嗅ぎつけてくる者はいるかもしれない。警戒は最大限だ。」

 

「フン。来たら私がぶっ殺してあげるわよ。」

 

「ラクネラも!」

 

「やめてくれ。私の個性も万能じゃない。……特に……トップヒーローなんて引いてみろ。今の状態だと一網打尽だ。」

 

「ビビってるの?」

 

「ああ。ビビってるとも。私らは少数精鋭。数は限られてる。勝てる戦しかできない。だからこそ力を蓄えるんだよ。」

 

 

「……ふーん。」

 

「ヒヒヒ……わかってくれたかな?」

 

「ラクネラ、ハイドおにーちゃん見てくる!」

 

スタタタ……

 

 

「気をつけなさいね〜?…………で?その出来損ないどうしてんの?」

 

「ん?もちろん実験に参加してもらってるよ。最低限その命を使って役に立ってもらわないとね。……見てくれ給え。」

 

カタカタカタ……ターン……

 

 

「あっそ。出来損ないだからいい結果は結びつかないと思うけどね。」

 

「壊れたら君に貸すよ。サンドバッグにはなるだろう。」

 

「期待してるわ。」

 

ガチャ……

 

「ねーねー!ハイドおにーちゃん寝てた!」

 

「……アイツまた寝てるの?」

 

「彼は色々弄ってるからね。ヒヒ……身体に悪影響が出ているかもしれない。少し検査してみようか。」

 

 

「あ!あのねあのね!ラクネラ、ぶんかさいっての行ってみたい!」

 

「文化祭?急にどういう風の吹き回し?」

 

「ヒヒ……それは私とディアが喋ってたのをきっと聞いたんだね。いいじゃないか。連れて行ってやれば。」

 

 

「……アンタ……さっきあんまり表にでないようにって……」

 

「学校であればいいんじゃないかな?無闇矢鱈に暴れると被害者が出るわけだし。彼らも手を出しづらいだろう。」

 

「そりゃそうだけどね〜。」

 

「それに……」

 

「それに?」

 

「学生程度に負けないだろ?君。」

 

「当たり前じゃない。…………口車に乗っけられた気がするけど……行くにしても何処にするの?」

 

「どうせなら大きい場所がいいよね。……お。直近で雄英の文化祭がやるみたいだぞ?」

 

「よりによって雄英〜?めんどくさーい。ヒーローいっぱいいるじゃん。」

 

「君の顔は一部のヒーロー以外にバレて無いんだ。余裕だろう?」

 

「まぁそうだけど……」

 

「?」

 

 

「……まぁ……ラクネラが行きたがってるし……いいか。」

 

「いいの!?やったー!マリアおねーちゃん大好き!!」

 

「なんかあったらすぐ回収しなさいよ!?」

 

「ヒヒヒ……わかっているともさ。」

 

 

「じゃあラクネラ?一緒に行く服決めましょうね〜♪」

 

「うん!!!」

 

 

 

 

 

 

 

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