side槍田日巡璃
「ねぇ槍田!」
「あ!福ちゃん!大丈夫だった??」
休み明けの月曜日、普通に登校してきてお友達と話してたんだけど……急にズカズカと教室に入ってきた福ちゃんに話しかけられた。もうそろそろ先生来そうだけどそういう意味でも大丈夫かな?
そういえば休みの時ずーっと福ちゃんと無神さん見なかったんだよね。……そっちの意味でも大丈夫?
「だ……いや……うーん……いやそんなことより!」
バンと机を叩かれる。
「うわ!びっくりした!私なにかしちゃった!?」
「ちがうの!……ありがと。おかげで…………カンナちゃんと通じ合えたから。」
「……あ!そうなの!?おめでと!!」
「まぁ……あれは……」
「そういえば……無神はんとお2人ずーっとお部屋に居ましたね?ご飯とか大丈夫やったん?」
「あっそれは……カンナちゃんに作ってもらったから……大丈夫だった。」
「へぇ〜……無神って料理できるんだ。意外。」
「美味しいらしいよ?無神さん曰くだけど。」
「「へぇ〜……」」
「時々昼間に厨房を借りてらっしゃるのを見受けられますね。」
「「「へぇ〜……」」」
「なんで寮暮らしなのに知らないのですか。」
愛ちゃんのツッコミはさておき……
「よかったね。福ちゃん!」
「…………ん。」
照れてる〜!幸せそう!いいねぇ!いいねぇ!
「福。」
「「「!」」」
この声……無神さん!
「カンナちゃん!」
いつの間にか来てた無神さんがスっと福ちゃんの腕を取る。
「ダメよ。私がいないときに別の女に会っちゃ……ね?」
「あ……うん♪カンナちゃん♪」
「いい子。……槍田さん。ありがとうね?」
「あ!いいよいいよ!良かったねふたりとも!」
「ええ。……じゃあ行きましょ?福。」
「うん!」
教室を出ていくふたり。後ろ姿からしてもふたりとも幸せそう。
「えへへ!良かったね!」
「いや……あれは……」
「ヤンデレってやつでは……?」
「お嬢様はそういうものにも理解があるので。ご立派です。」
「うん!ありがとね!」
「「立派かなぁ!?」」
「……うるさ。眠いんだけど。」
「カナ。そろそろ起きないと先生くるよ?」
「ん。」
私の太ももを枕にしてたカナを起こして今日も一日頑張りましょ〜!!おー!!
「今週末のヒーロー基礎学は、A組との合同訓練だ。」
「「「合同訓練?」」」
今日の授業が終わり、先生からの連絡事項。合同訓練……初めてかも!
「簡単に言ったらA組との模擬試合だ。チーム分けもこちらで行う。」
「へぇ〜模擬試合……」
「ワクワクしてきたな!」
「せんせ!チームはどんな感じなんすか?」
「例年通りだと対戦相手も発表していたが……ブラッドロータス先生からの提案で、今年からそういう情報は全て伏せることにした。」
「「「えぇ!?」」」
おねーさん!?何してるの!?
「柔軟な対応と発想が求められるということだな。みんなにはぜひB組の勝利に向けて頑張って欲しい。」
うぅ……実戦を想定した訓練ってことだよねぇ……緊張してきたかも。
「対策立てれねぇってことか。めんどくせぇな。」
「Plus ultraだよみんな!」
「A組の奴らの個性頭に入れ直しとくかぁ……」
「みんな各々できることを全力ですること。勝っても負けても全部出し切るんだ。先生は応援しているぞ。」
「「「はい!」」」
ということで。
「はい!作戦会議〜!!」
「「「いえーい!」」」
放課後、集まれる子が集まって作戦会議を。一撃くんと香曽我部くんはバイトだから無理だって。しょうがないよね。
「まずはA組の強いって言われてる人達からだね!みんなで名前と個性をあげていこ。」
「まず無神やろ!無敵の個性はこっちがしっかり噛み合わせなあかん。」
「しかも相当動けるんだよねぇ……厄介だよ!」
「ほかは?」
「厄介な個性って言う面では、薬額もめんどくさいぜ?」
「そうだねぇ……周りも強くなっちゃうし……」
薬額くんは確かに厄介かも……
「周りが強くなるで行ったら軽良もだるくねぇか?」
「触れたもの軽くできるんだっけ?厄介だねぇ。」
「幸音ちゃん来れるのかな?」
アイドル忙しそうだけど……
「ていうかそれなら周導やばくね?影操るんだろ?満居ないと積むじゃん。」
「ハッハァ!!僕の光最強ォ!!」
「相性は理解しておかないとね……」
「来栖もやばくね?触られたら全然詰みだぞ。」
「そうやね。触れられたら辛そうやな。」
桜子ちゃんは影を操る個性。
手朱ちゃんは触れたものを自分の手に移動させる個性。
どちらも強固性だ……
「でもそう考えるとA組って真正面から戦える個性あんま無くねぇか?」
「なるほど。それはこちらが明確に有利になりそうな場面は多そうだ。」
「槍田、一撃、香曽我部、能面、流鏑馬、憎田、骸骰……こっちはフィジカル系多いからな。」
「確かに。近接戦出来れば……みたいな場面が多そうだね。」
「それができるようにサポートする私達も大事ってわけだ!」
「うんうん!そっちの方針で煮詰めていこうよ!相手の搦手をどうするかが多分1番大事だ!」
「「「おう!」」」
「じゃあ他にも意見を……」
「ふぁ〜……疲れたぁ〜!!」
「お疲れ様です。お嬢様。」
お風呂で大きく背伸び。愛ちゃん、引子ちゃん、憂世ちゃんだけじゃなくて、天捻ちゃんと佳舞ちゃんも居ます。
なんか佳舞ちゃんから胸に視線感じるけど……まぁいいか。
「……遅かったけど……何してたの?」
「ん〜?A組との模擬戦があるみたいで!それの作戦会議!」
「……そっか。」
「結構固まったんだよ!」
「皆様協力的でしたね。」
「良かった良かった!」
「チームが決まった訳ではないので……絶対的とは言えませんがね。」
「そこなんだよねぇ……難しい。」
ガラッ……
「なんやなんや。B組も作戦会議しとったんかいな!」
ぞろぞろとA組の子達が入ってきた。
「やっぱどっちもするよねぇ。」
「槍田!A組も負けないから!」
「えへへ!勝負だよ!!」
……なんか佳舞ちゃんがキョロキョロしてる……どうしたんだろ?
「佳舞ちゃん。どしたの?」
「あっ……いや……その……」
佳舞ちゃんが自分の胸に手を当てて……ん?
「……。」
もじもじ。どうしたの??
「…………もしかして佳舞様、自分だけ胸が小さいとか悩んでらっしゃるのですか?」
「なっっ!?!?」
「……あぁ〜……」
そういうこと。確かにみんな胸大きいもんねぇ……佳舞ちゃんだけぺったんだ。んふふ……可愛いねぇ♪
「安心してください。お嬢様は小さいお胸もお好きですよ?」
「…………本当か?」
「うん。佳舞ちゃんのなら好き♪」
「…………んふふ。」
可愛いなぁ……
もにゅ
「へぁ!?」
「槍田!何イチャイチャしよんねん!」
後ろから安毛ちゃんに胸を揉まれた。
「でっか!?何が入っとんねんコレ!?」
「そうかな?だって憂世ちゃんもおっきいし安毛ちゃんもおっきいじゃん。」
「あんたに言われたくないわ!!」
もみもみ……
「安毛ちゃん。悪いこと言わないからそれくらいにしといた方がいいよ?」
「なんでや!槍田の胸は共有財s……おっと。」
「「「……。」」」
あーあ。怒らせちゃった……
「茜。助けてくれへんか?」
「無理。自業自得。」
ジリジリ……
「海鈴!」
「お疲れぃ!」
ジリジリ……
「福!委員長ォ!」
「私は福の胸にしか興味が無いから。」
「カンナちゃん……!カンナちゃんならいつでも触っていいよ?」
「あら。ここでは嫌だわ♪福の可愛い顔は私だけに見せて?」
「こんの色ボケ共がァ!!!」
「……さて。覚悟はよろしいですか?」
「ん。処刑。」
「私ですら生で揉んだことがないのに……貴様は許さん。」
「ぎゃああああああっ!?!?!?」
「槍田はん?アレ……止めなくてよろしいんどすか?」
「自業自得だしねぇ。私の胸触っていいのは彼女だけだよ。」
「愛だねぇ。」
「槍田さんの言ってることは理解できるわ。彼女を心配させたくないもの。」
「カンナちゃん……♪」
「ハイハイ。幸せそうで何よりデース。」
「茜は最近騎士道と仲良いもんな。」
「「「なにそれ!」」」
「バッ!そんなんじゃないし!!!」
A組はA組でアツアツエピソードがあるんだねぇ!
「聞きたーい!」
「なんもないから!!!!」
「助けてくれぇ!!!」
「「「無理!」」」
今日も……平和?です!
«時々ある補足»
1年ヒーロー組の胸の大きさtier
SSS 槍田
SS 圖書 九積 桂田
S 鳥木
A 離 来栖
B 無神 憎田 骸骰
C 青空 泡沫 爪吹
D 別処
E ディミトリウ
F 周導
同ランク帯では左の方が大きく、下のランクになればなるほど小さいです。小ささはご想像にお任せします。
ちなみになんですか光くんはStierくらいです。