※この作品はR-18です。

きっと私のアカデミア   作:おいーも

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初めましての方は初めまして。

前作から読んでくださってる方はお待たせしました。

「私のヒーロー」次回作の「きっと私のアカデミア(仮)」執筆です。

主人公ちゃんの活躍を楽しみにしていてください。






第1歩はしっかりと!

 

 

 

 

 

 

side槍田日巡璃

 

 

 

『キモーい!こっち来んなよ!!』

 

『ぬるぬるしてる……嫌だ〜汚い〜!!』

 

『こいつの机触るとウイルスが付くぞ!逃げろ!!』

 

『こいつ女なのにちんこあるんだぜ!きもちわりいよな!!』

 

『お前が雄英?無理無理!諦めろって!お前がヒーローになっても誰もお前を認めねぇよ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絶対負けない!

 

無くなった上履き。いっぱい。無くなったノート。いっぱい。無くなった教科書!いっぱい!!破かれた衣類!いっぱい!!

 

私負けない!!

 

 

『カタツムリの個性!?可愛い〜……。』

 

おねーさんが可愛いって言ってくれたんだ!

 

いじめられても胸を張ったよ!私は強いんだって!

 

 

『そうだよ。みんなのヒーロー。かっこいいでしょ?』

 

おねーさんがかっこよかったから!お勉強もいっぱいしたよ!

 

 

『日巡璃ちゃんが今から勉強頑張って、運動頑張って雄英高校に合格したら私とまた会えるよ。』

 

おねーさんにまた会いたいから!成績もオール5!運動も勉強も頑張った!

 

 

 

 

あとは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果を出すだけ!!

 

 

試験日当日。

 

「……パパ。ママ。大丈夫。雄英着いたよ!」

 

 

『日巡璃〜……大丈夫だからね!絶対受かるよ!』

 

「もぉ〜心配しすぎだよ。おねーさんとの約束があるんだもん!絶対受かるから!」

 

『日巡璃……応援してるよ!頑張れ!!』

 

「うん!パパ。ママ。大好き!」

 

『日巡璃……!』『ひまちゃん……!!』

 

『『パパもママも大好きだよ!!』』

 

「えへへ……そろそろ切るね?ばいばーい。」

 

 

 

パパとママから買ってもらったスマホの電源を切る。

 

絶対受かるんだから。おねーさんと約束したもん!!

 

 

 

 

 

…………あれ?うずくまってる子が……

 

 

おねーさんなら声かけるよね!よし!

 

「大丈夫?」

 

「…………何よ。」

 

顔が見えない。膝を抱えてうずくまってる。

 

 

「……別にコケてなんかないわよ。」

 

「何も言ってないよ?」

 

「見てたんでしょ!!」

 

顔がやっとこっちを向く。可愛い〜!お目目がツンとしてて髪型ふわふわで……お人形さんみたい!

 

 

「えっ?……アンタカタツムリ?」

 

「そうだよ。槍田日巡璃って言うの。よろしくね?」

 

「……ふーん。…………私の名前は別にいいでしょ。ライバルだもん。」

 

「……そっかぁ。」

 

「シュンとすんな!私が悪いみたいでしょ!……カノーナス・ディミトリウ。……ギリシャ人のパパとママを持ってる日本生まれよ。」

 

「カノーテスちゃん?ディミトリウちゃん?どっち?」

 

「どっちでもいいでしょ!!もう!早く試験に行くわよ!」

 

「わかった!」

 

 

2人で歩き出す……が

 

「痛っ……」

 

カノーテスちゃんが痛がる。よく見ると膝から血が出てる。

 

「ちょっと待ってね?」

 

「え?」

 

絆創膏を取り出し、貼ってあげる。

 

「えへへ!これでいいね!」

 

「なっ!?なにこれ!頼んでないんだけど!」

 

「私のお節介だよ。受け取ってくれると嬉しいなぁ?」

 

「……どうしてもって言うなら受け取ってあげなくもないわ。」

 

「どうしても!」

 

「ふん!優しい私で良かったわね!」

 

「ありがとう!」

 

 

そのまま私達は歩き出す。

 

初めて雄英のお友達ができたかも!嬉しい!!

 

私の身長は2mあるからカノーテスちゃんと歩くと頭3つ分くらい差があるけど、カノーテスちゃんが可愛いからヨシ!

 

「デカイのよアンタ!」

 

 

そのまま試験会場に。

 

いっぱい人がいる……すごい!

 

言われた席に着くと……

 

 

「隣アンタなの!?」

 

「あっカノーテスちゃん!」

 

「……集中できるか微妙だわ。」

 

「がんばろーね!」

 

 

壇上には……あっ!

 

「おねーさん!」

 

小声だけど声が出た。

 

『こんにちは。ブラッドロータスです。』

 

おねーさん……1年くらい通話してないから……すごく寂しかったけど…………全然変わってない!

 

『今日は皆さんの試験監督……ということで。せっかく受験されるのですから……不正の無いように。力を出し切っていただければと思います。試験用紙は行き渡りましたかね?……それでは。試験開始。』

 

問題を解いていく。

 

出来ること全部してきた!力を出し切るんだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

そのまま実技試験に。カノーテスちゃんとは離れちゃった。

 

種目はロボットを倒す。……うーむむむ。大変だぞ!

 

『レディ……Go!!』

 

先手必勝!!

 

 

「早ッ!?」

 

「置いてかれるぞ!!」

 

 

私の個性はカタツムリ!足が遅いって言われてるけど!人間の体もあるんだから走ればいい!いっぱい走ったから走るのは得意だよ!!

 

それに……

 

ズプ……

 

頭から槍を生やして、それを引き抜く。

 

 

 

「私!行きます!!」

 

槍でロボットを叩き切る。

 

 

「とお!!」

 

CRASH!

 

 

 

よし!まだ槍壊れてない!行けるよ!!

 

 

「おらおらおら〜!!!」

 

叩いて壊して突いて切って。

 

 

無我夢中。我武者羅にやった。

 

 

怪我してる子を見つけたら絆創膏をあげた。一緒に頑張ろ!

 

絶対に受かるんだ!がおおおおお!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『finish!!』

 

「ハァ……ハァ……終わった……」

 

 

 

何ポイント稼いだか数えてないけど……いっぱい倒せた!頑張った……!

 

満足。できることはしたんだ!

 

 

 

 

 

帰り道。

 

「ねえ!」

 

後ろから声をかけられる。

 

 

「?……あっカノーテスちゃん!どうだった?」

 

カノーテスちゃんが仁王立ち。息が上がってるから走ってきてくれたのかな?

 

「ハァ……ハァ……どうだったのよ!」

 

「いっぱい倒せた!」

 

「そうじゃなくてポイントを聞いてるの!」

 

「覚えてない!」

 

「もう!……私は60pt。貴方には負けないから!!」

 

「60!?すごいね!私も負けてられないや!」

 

カノーテスちゃんはやっぱりすごい!!

 

「……ん!」

 

 

紙を出される。

 

「なにこれ?」

 

「私の連絡先!受かったら言いなさいよ!!」

 

「え!!いいの!?パパとママ以外の初めての連絡先だよ!!ありがとう!!」

 

「……え?……ん?……まぁいいわ!絶対に言うのよ!」

 

「わかったよ!いっぱいお話しようね!!」

 

「もう!わかったから!気をつけて帰るのよ!!」

 

「はーい!ばいばーい!」

 

「……ふん。…………ばいばい。」

 

 

カノーテスちゃんが手を振ってくれた!!やった!!

 

お友達の連絡先!嬉しい嬉しい!

 

今日はホテルに泊まって〜……明日帰る!えへへへ……今日はいっぱいいいことがあったなぁ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日。

 

 

 

今日も散々いじめられて家に帰ってきた。

 

すると……リビングでママがガクブル状態。

 

 

「……どうしたの?」

 

「届いたのよ!!合否通知が……!!」

 

「雄英の!?みるみる!!」

 

 

封筒を受け取る。

 

そのまま封を切る。

 

 

「待って!ひまちゃん!私まだ心の準備が!!」

 

「ご開帳〜!」

 

するとホログラムが出てくる。

 

あっ!!おねーさん!!

 

 

『見てるかな?日巡璃ちゃん。元気?お姉さんだよ〜。』

 

「おねーさん!!」

 

「…………。」

 

ママの方が緊張してる。もう!

 

 

『手短にぱぱっと言っちゃうね!日巡璃ちゃん!筆記は文句なしの合格!実技は〜……合計85pt!トップで合格だね!首席合格だって!おめでとう!!』

 

首席……?おねーさんも首席って言ってたっけ?

 

「首席……!?すごいじゃいひまちゃん!!」

 

 

『日巡璃ちゃん!あの日からいっぱい頑張ったんだね!お姉さん見てたよ。雄英高校で待ってるね?おいで。ここが、あなたのヒーローアカデミアだよ!』

 

「………………わーーーーーい!!!雄英高校行くぞーー!!」

 

「ひまちゃあああああああん!!ママ嬉しいわああああああああ!!」

 

ママに抱きしめられる。私も嬉しい!!

 

 

 

 

 

 

すぐにカノーテスちゃんに連絡しなきゃ!

 

「受かったよ!カノーテスちゃん!!」

 

『やるじゃない!私も受かったわ!』

 

やった!一緒に行ける!!

 

「カノーテスちゃんも!?一緒に学校いこうね!」

 

『ふん!行ってあげなくもなくもないわ!』

 

「えへへ〜楽しみだねぇ?」

 

 

最近カノーテスちゃんと通話してるけど、ビデオ通話の方がいいって言われたからそうしてる。

 

確かに両手が空くし楽だね!いいこと教えてくれた!

 

 

最近部屋にいる時はだいたい通話してる。仲良しになってきた!嬉しい!!

 

一緒に勉強頑張ってる。カノーテスちゃんも頑張ってるんだから私も最後まで頑張るぞ!!

 

待ってて!!

 

 

 

雄英高校!!!

 

 

 

 

 

 

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