※この作品はR-18です。

きっと私のアカデミア   作:おいーも

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暴露大会

 

 

 

 

 

 

 

 

side槍田日巡璃

 

 

 

「それにしたって……オマエに反甫がこんな素を見せるなんてな。」

 

「?」

 

 

「くくくっ……何があったか知らねぇが、仲良くなってんならそりゃいい事だ。」

 

「……そう?ですか?」

 

仲良し……になれたのかな??

 

 

『まぁブラッドロータス先生繋がりなので。』

 

「はぁ!同担拒否のお前が!?珍しいもんもあるもんだ。」

 

「……この子は情報を仕入れてくれるから。」

 

「ゲンキンですね??」

 

 

「買収されてるじゃねぇか。」

 

「んな事してるつもりはないです。」

 

 

「槍田……次もお願いね?」

 

ズイッ

 

「……。」

 

 

「私たち友達だものね?」

 

ズイッ

 

「……。」

 

 

 

ゴチン!

 

迫ってくる反甫先輩の頭の上に拳が降ってきた。

 

 

「いったぁ!?」

 

「程々にしてろ。買収されてるとは言ったがどうせお前が無理やり言ったんだろ。何年の付き合いだと思ってんだ。」

 

結構いい音鳴ったよ!?

 

 

「う……うぅ……」

 

あ……ほら泣いちゃっ……

 

「すっごく気持ちよかった!!ぶーちゃん!もう1発お願い!!!」

 

そうでした。この人こういう人なんでした。

 

 

「うるせぇ自分の体は大事にしやがれ。」

 

「優しくしてくれるぶーちゃん!好き!」

 

「はいはい。」

 

対応は適当に見えるけど、これも信頼関係なんだなぁ……

 

 

『槍田さんはマネしちゃダメよ?』

 

「わかってますよ!」

 

……むしろ私が虐められる側だし。

 

 

 

あ、気になったし聞いておこうかな。

 

「毒島先輩。同棲してるって聞きましたけど、お金どうやってるんですか?マンション?」

 

「あー……それは恥ずかしい話だが反甫の家が金持ちでな。そこの所は出世払いでどうにかなってんだ。キチンと借りた金は返すぜ。」

 

 

「ぶーちゃんとの生活のためだもん!私も頑張るね!」

 

「お前家事全くしねぇくせによぉ……」

 

「んふふ〜……ぶーちゃんと一緒ならする!」

 

 

へぇ〜……っていうか私の周りお金持ち多くない??いやまぁ日本一の高校だからお金もってないと入れないけどさ?特待生は別ね?

 

 

『槍田ちゃん。急にそんな事聞いて……もしかして同棲したい相手がいるの?』

 

「ぶぇっ!?いやその……!!」

 

声嗣先輩勘が鋭い!!

 

 

「いるぜ。つーかアタシの見た中だと4人いる。」

 

「『4人!?』」

 

「……」

 

頑張って目線をそらす。どうにか何も無いように……

 

 

「ちょ!?どういうこと!?浮気してんの!?」

 

「いや。ちげぇ。ちゃんと全員彼女っぽいぞ。」

 

「はぁ!?」

 

『槍田ちゃん!?もしかしてみんなの共有財産になっちゃってるの!?』

 

「ヤメテクダサイ……ヤメテクダサイ……」

 

 

「ちょちょ!?全員彼女!?槍田!?アンタ色んな意味で大丈夫なの!?」

 

「ぐぎぎ……黙秘権を……」

 

「そういやひとりはウチのインターン先に来てたな。」

 

「毒島先輩!!!」

 

毒島先輩の肩を掴んで揺らす。これ以上ことを大きくしないでください!!!

 

「いいじゃねぇかそれくらいよぉ!」

 

 

「ぶーちゃん!ぶーちゃん!どんな子なの!?」

 

「えぇ〜?なんかTHE お嬢様って感じの奴だぜ。受け答えも気が強そうだ。暇があればスマホ見てやがる。何見てんのか知らねぇけどな。」

 

「感じ悪。」

 

『……槍田ちゃん大丈夫なの?』

 

ふたりの顔色がぐっと悪くなる。

 

 

「それ毒島先輩の伝え方が悪くないですか!?」

 

「じゃあどう伝えればいいんだよぉ〜……お前と一緒にボディーガードしてから全く話されなくなったんだよ!」

 

なるほど!!カナってば嫉妬してんのね!一応先輩なんだから敬わなくちゃダメでしょ!!

 

 

「うぐぐぐ……多分……嫉妬してるだけかと……」

 

「……なんだよお前の周りもヤンデレばっかかよ。」

 

「……も?」

 

「見ての通りアタシも反甫がヤンデレだからな。」

 

「えっへん。」

 

「褒めてねぇよ。それに声嗣の彼女もヤンデレだしな。」

 

「……え??」

 

声嗣先輩が急にそっぽを向き始めた。

 

 

『黙秘権を行使します。毒島先輩。これ以上喋ったら口の中に声弾詰めます。』

 

何も見ずにノートにサラサラと……凄いですね?

 

 

「あいあーい。」

 

「えぇ!?声嗣先輩にも彼女いるんですか!?」

 

『黙秘権を行使します。』

 

 

あ。これダメだ。目は笑ってるけど表情全然笑ってない。マスクしててもわかる。

 

 

「そもそも声嗣の彼女は他校だから雄英じゃわかんないわよ。」

 

『反甫先輩!!!』

 

「えぇ?そうなんですか?」

 

「文化祭の時は一緒に回ってたものね?イチャイチャしながら。」

 

『反甫先輩。今なら許します。これ以上何か言ったら声弾詰めます。』

 

えぇ〜♪ロマンチックじゃないですか!

 

 

「うるさいわね。槍田も私らも全員白状したんだから逃げれると思わない事ね!」

 

『勝手にそっちが白状しただけじゃないですか!巻き込まないでください!』

 

「槍田は嬉しそうよ?」

 

『え?』

 

「え?……そりゃまぁ先輩とは仲良くなりたかったですし。今日一緒に仕事しただけでも楽しかったです!また一緒にチームアップしましょうね!」

 

「「……。」」

 

 

 

『なるほど。こりゃ耐性ない女の子は堕ちるわけだ。』

 

「え?」

 

 

「無自覚系かよ。こりゃ彼女がヤンデレなのは槍田にも責任があるな。」

 

「え?」

 

 

「彼女さんたち気が気じゃないでしょうね。」

 

「え?え?」

 

 

『槍田ちゃん。頑張ってね?』

 

「??」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「日巡璃!!今日別の女に変なことされなかった!?」

 

「ひまひま……お風呂行こ。別の女の匂いする。」

 

「お嬢様……お嬢様……お嬢様……ご無事で何よりです……」

 

こういうことかぁ……

 

とりあえず先輩方と別れて寮に帰ると、速攻で彼女4人に詰め寄られた。

 

 

「大丈夫だよ。それよりもカナはなんでいるの???」

 

「日巡璃に何かあった嫌だから。そろそろ迎えが来るわ。」

 

「そうなんだ。待たせちゃった?」

 

「日巡璃が帰ってきてくれるなら言うことないわ。」

 

「愛されてるなぁ……」

 

「当たり前じゃない。」

 

 

んふ。当たり前が嬉しいね!

 

「……なぁ。日巡璃。」

 

「どうしたの佳舞ちゃん。」

 

「お前の連絡先にいるこの女誰だ?昨日まで居なかっただろ。」

 

「…………え?」

 

佳舞ちゃんがパソコン叩いてるかと思ったら、私のチャットの画面を見せてきた。……あ……それ食全先輩の……

 

 

「え?それどうやって私のスマホ見てるの!?」

 

 

「食全……?日巡璃?」

 

「あの士傑高校の……ふーん?」

 

「なるほど……この匂いは……その女の……」

 

 

じりじり……

 

「……えと……あの……?」

 

なんか詰められてる気がする。

 

 

「……『今日は楽しかった♡また会おうね♡プリティーガール♡』だと。……随分仲良ししたみたいだな?」

 

「え!?そんなお話してないよ!あっちがハグしてきたくらいで……」

 

「「「「ん?」」」」

 

「ア……」

 

 

 

「決めた。今日私泊まるわ。」

 

「その方がいい。……全員でわからせる。」

 

「お嬢様。お覚悟を。」

 

「日巡璃。お疲れ様だな。」

 

 

「え?え?え?」

 

 

「「「「泣いても許さないから。」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜。みんなが寝静まったあと。

 

私は濃厚な蜜の匂いと、柔らかい感触に包まれながらふと思った。

 

「口は災いの元ってこういうことかぁ……」

 

 

 

次からちゃんと気をつけなきゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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