※この作品はR-18です。

きっと私のアカデミア   作:おいーも

225 / 280
二学期も

 

 

 

 

 

 

 

 

side槍田日巡璃

 

 

 

「……」

 

スポッ

 

 

『おはよ。可愛い子♡』

 

 

 

「……」

 

スポポッ

 

『今日の朝ごはんは寮で食べたよ。写真見せてあげるね。』

 

『食全 皆喰が写真を投稿しました。』

 

 

 

「……」

 

スポッ

 

『ねーねー。今日の夜声が聞きたいな?ダメ?』

 

「……」

 

 

『もちろんお顔も見たいからビデオ通話で♡』

 

 

 

スイスイ……

 

『食全 皆喰をブロックしました。』

 

 

これでいいや。あとから陽炎先輩には言っておこう。

 

 

 

 

「……準備しよ。」

 

二学期ももう終わりに差し掛かって、イベントらしいイベントはもう終わりつつある。

 

 

 

残ってるとすれば……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おっはよ〜!」

 

ズゥ〜〜ン……

 

 

なんかすっごく空気が重いね!?

 

ある程度みんな来てるみたいだけど……なんかみんないつもよりテンション低いよ??

 

 

「ど……どうしたのみんな?」

 

いそいそと荷物を下ろしながらみんなに聞いてみる。

 

 

「だってぇ〜……」

 

「そろそろ期末試験じゃねぇかよぉ……」

 

 

「あぁ……」

 

残ってるイベント。そう。期末試験。

 

 

「まぁ……やれば出来るんじゃない?ね?」

 

「はい。お嬢様のためにも醜態を晒すわけにはいきません。」

 

 

愛ちゃんのことはあんまり心配してないよ。愛ちゃん頑張ってるもんね!スキマ時間みつけて勉強してるの知ってるよ!

 

 

「そう言えるのはお前らが頭いいからだよ……」

 

「雄英授業が早いんだよなぁ……」

 

「わかる。」

 

「インターンや文化祭が重なってろくに勉強できなかったんだよ……」

 

 

なるほど……

 

 

 

「まぁそれもそうだね。」

 

「ていうかインターンに関しては委員長が1番ダメージ受けてたのになんで勉強追いついてるのさ!」

 

「え?……なんでだろうね?」

 

「お嬢様は病室でも私が移したノートを見て勉強されていたので、あまり遅れることはなかったかと。」

 

「……すげぇなぁ……私だったら勉強なんてせずに休むよ。」

 

「まぁ……それは人それぞれだしね?」

 

 

学生の本分はヒーロー活動じゃなくて勉強だからね。勉強は出来て当然。その上に積み重ねていくものだから。おねーさんがよく言ってた。

 

 

「それにしてもあの時は愛ちゃんありがとうね。」

 

「いえ。お嬢様のことを想ってですので。」

 

「んふふ。」

 

 

「イチャイチャすんなー!」

 

「勉強教えろー!」

 

「ひまりーん……」「数学〜……」

 

 

なんかみんな大変そうだね??

 

ガラッ……

 

 

「おはよう。」

 

「カナ!おはよ!」

 

「おはよう。日巡璃。今日も可愛いわね。」

 

「んへへ……そうかな?そうだ!カナも手伝ってよ!」

 

「どうしたの?」

 

 

かくかくしかじか……

 

 

 

「勉強ね……ま。いいけど。」

 

「ありがと〜!!カナ!!」

 

「それで?どうすればいいの?」

 

「お嬢様!私も精一杯お手伝いいたします!」

 

「愛ちゃんもありがと!!じゃあね……」

 

 

先生が来るまでみんなで勉強タイムだね!期末試験!頑張ろ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ありがとね!みんな!」

 

 

「いいのよ。日巡璃の事手伝えて嬉しいわ。」

 

「お嬢様のためになれたのであれば幸いです。」

 

 

授業も終わり放課後、スナイプ先生に少し雑務を頼まれたんだけどみんなが手伝ってくれてすぐ終わった。

 

天気もいいし、みんなに感謝も込めて中庭に。ジュースを奢ってあげた。

 

 

「ひまひま……美味しい?……それ。」

 

「コレ?私は結構美味しいと思うけどなぁ?」

 

「ほんとかぁ?私も飲んだけどあんまり美味しくなかったぞ?」

 

ちなみに私の両手はカナと佳舞ちゃんに握られてて、膝の上に天捻ちゃんが居るので身動き取れません。

 

カナはもう少し迎えに時間がかかるみたい。

 

 

……やっぱ意図的に遅くしてるよね?私はカナと一緒に居れて嬉しいよ!……同じ気持ちだったら嬉しいなぁ。

 

 

「いや。名前が既におかしいでしょ。何抹茶ゴーヤラテって。そもそもアンタはなんで日巡璃よりも早く手を出してるのよ。」

 

 

抹茶ゴーヤラテ……なんか目があった気がしたんだよね。紙パックだから私の胸の上に乗っけれた。ストローある系はこういうのが楽で好き。

 

 

「クリエイターたるものこういう新作には目がなくて……色々手出しちゃうんだよね。」

 

「独創性ってやつですか?よく分かりませんが。」

 

 

ん〜?美味しいと思うけどなぁ……?

 

「……。」

 

 

すると私が飲んでた紙パックがスっと目の前から消えた……

 

「んちゅ……」

 

 

と思ったら天捻ちゃんの顔が視界を覆った。

 

 

 

「「「!?」」」

 

 

「……ん……苦……」

 

「……?……?」

 

 

え?今私キスされた?

 

 

「……天捻ちゃん?学校だよ?」

 

「……味……知りたかった……」

 

「だったら一口くらいあげるのに……」

 

「……ん。……んふふふ。」

 

 

天捻ちゃんはそのまま私の胸に頭を乗せた。……なんだか幸せそうだからOKです!

 

 

「はぁ!?天捻!ソレは無しでしょ!!」

 

「……なんで?」

 

「学校ですよ!?誰が見てるか分からないのに……!」

 

「したくなっちゃった……から……ね?」

 

「……いいなぁ……」

 

「佳舞ちゃんもする?」

 

「「!?」」

 

 

「…………恥ずかしいから……今はいい。」

 

顔を赤くしてそっぽを向く佳舞ちゃん。可愛いね。

 

 

「そっか♪じゃあ夜……いっぱいしようね?」

 

「……。」

 

 

そっぽを向きながら頷いてくれた。可愛い〜〜!!

 

 

 

「日巡璃がどんどん大胆に……愛!」

 

「これは……破壊力が高すぎます!我々だけでは魅力を抑えきれないかも……」

 

「…………くっ……これは作戦を変えなくちゃダメそうね……」

 

「はい。今夜しっかり練りましょう。」

 

 

なんの話ししてるの???

 

 

「ねぇ!委員長!」

 

「「「「?」」」」

 

「およ?天気ちゃん?」

 

 

声の主は天気ちゃん。ずっと残ってたんだ!?何してたの??

 

……もしかしてさっきの見られた??

 

 

「お願いがあるの!!」

 

「お願い?」

 

 

 

「私を強くして欲しいの!!」

 

「…………へ?」

 

急に何事……!?!?

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。