※この作品はR-18です。

きっと私のアカデミア   作:おいーも

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冬休み

 

 

 

 

 

 

 

side槍田日巡璃

 

 

 

「冬〜休みー!!!!!」

 

「ん!」

 

 

こんにちは!こたつから抜け出せない槍田日巡璃です!

 

天気ちゃんのところも落ち着いて、期末試験もみんな合格!満を持しての冬休みです!

 

 

「……ねむねむ。こたつさいこ〜……」

 

「ん。ぬくぬく。」

 

「……お嬢様。宿題は……」

 

「毎日やってるよ〜。もうそろそろ終わりそうかも。」

 

「でしたら良かったです。」

 

……そういえば。

 

 

「みんなは年末どうするの?」

 

「私は予定は無いです。お嬢様に合わせますよ。」

 

「合わせると言ってもなぁ……何も無いんだよねぇ……」

 

本当に何も計画してないです。計画性0の女。この辺ふわふわしてる。

 

 

「ね……ひまひま。」

 

「どったの?天捻ちゃん。」

 

天捻ちゃんがこたつから顔だけ出してる。可愛い!

 

 

「家……くる?」

 

「…………え??」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「『……』」」」

 

ってことで急遽冬休みの宿題終わらせる会が発足しました。

 

 

『全く……天捻。そういうのは事前に連絡するものよ?』

 

「ん……ごめん。」

 

「どうせ天捻様のことなのでお嬢様を独占しようとしていたのでは?」

 

「鋭い。」

 

「どうせ行くならみんなで行こうよ〜!将来一緒に暮らすんだしさ?」

 

「ん……んふふ。そうだ……ね。」

 

「ご両親に再度挨拶しておくのも大事ですからね。」

 

そうだね!妹ちゃんの時はあんまり話せなかったし……

 

 

『……で?いつから行くの?』

 

「冬休み少ないから……3日後には出たい。」

 

『わかったわ。』

 

「1週間くらい?兵庫でしょ?楽しみだなぁ!!」

 

「ん……雪降るから……暖かくしていこ……ね?」

 

 

雪………………

 

思わずペンが止まる。

 

 

『雪ねぇ……こっちじゃ全然降らないからね。』

 

「そうですね……と言っても私はほとんど見た事ないんですけど。」

 

『え?スキーとか行ったことないの?』

 

「ないです。興味がなかったので。」

 

『日巡璃とかもしかしたら興味あるかもよ?』

 

「そうなんですか?……お嬢様??」

 

 

 

「……雪……かぁ……」

 

「……雪嫌い?」

 

 

「えっと……眠たくなっちゃうんだよね。カタツムリだから……」

 

「え?」

 

『あー……冬眠ってやつ?』

 

「……うん。雪は……得にキツイかも。」

 

 

「……がーん……」

 

「いや!行くよ!行くけど……場合によるけど……もしかしたら私外出れないかも……」

 

「それは大変ですね。お嬢様にも弱点が……」

 

「暑いのと寒いのが本当に無理なんだよね……特に乾燥がヤバい。」

 

 

夏は体の保湿ケア欠かせないし……冬はそれに加えて寒さ対策も要る。大変。

 

 

「……だからお嬢様のお部屋にボディオイルが沢山あるのですね。」

 

「そう〜……なんで知ってるの??」

 

『でも私の別荘にいた時はあんまりそういうのしてなかったわよね?』

 

「夏場は実際そこまでなんだよね。水分いっぱいとるし。暑さ以外あんまり気にならないんだけど……冬場は……本当にまずい……」

 

「たしかに。お嬢様お風呂から出られたらオイル塗ってますものね?」

 

「うん。ポカポカするやつ塗ってる。」

 

ジンジャーとかスパイス入ってるやつ。目に入れると死ぬ。

 

 

「久しぶりにお嬢様にマッサージして差し上げたいですね?」

 

愛ちゃんがスっと蠱惑的な笑みを向けてくる。

 

 

「…………どうせえっちなやつなんでしょ!」

 

「当然ですが?」

 

「……」

 

このメイド……

 

 

『本当メイドモードだとグイグイ行くのね。素になるとそんなこと言えなくなるくせに。』

 

「お嬢様を愛でることもメイドの嗜みなので。」

 

「そんな嗜みあるかなぁ??」

 

「でも……ひまひま……喜んでた……よ?」

 

「うっ……」

 

カナの別荘にお泊まりした時の事言われてるよね……

 

いや……あの……嬉しかったよ?うん……目いっぱい気持ちよくして貰ったけど……

 

 

「あの後掃除大変だったじゃん……」

 

『それは日巡璃がいっぱい出すからでしょ。』

 

「出させたのはみんなでしょ!!」

 

「んふふ……可愛かった……よ?」

 

「うぅ……」

 

 

こうなっちゃうともう勝てない。みんな強い……

 

これでも時々勝ってるんだよ!?時々…………時々。

 

 

「その話はまた今度にして……佳舞様は残念でしたね。」

 

「そうだねぇ……一緒に行きたかったね。」

 

 

佳舞ちゃんは学校でやらなくちゃ行けないことがあるみたいで、寮に残るみたい。毎日電話しよ。

 

 

ピロン

 

みんなが私に注目する。なんで私の通知音識別出来るの??一緒のはずだけど……

 

スマホに通知が……ミトちゃん?

 

 

『ヒマちゃん。冬休みは帰省されるのですか?』

 

「……ミトちゃんから連絡来た。」

 

「今昔鏡様から?」

 

『何?アイツ日巡璃誘おうとしてるの?』

 

「んーん?帰省するの?だって。まぁ予定できちゃったししないって言うよ。」

 

えーっと……『天捻ちゃんの家に行くから帰らないよ!』……と。

 

 

既読はや。返信はや。えっと……なになに?

 

『であれば私も帰省しませんわ。変なことを聞いて申し訳ありません。』

 

「…………???」

 

『……どうしたの?』

 

「いや……じゃあミトちゃんも帰省しないって。……どうしたんだろ?」

 

 

「「『……』」」

 

「??」

 

みんなから変な目向けられてる。私何かした??

 

 

『……アイツも寂しいなら寂しいって言えばいいのに。』

 

「不器用ですね。」

 

「コミュニケーション……」

 

「えぇ〜……それならそうって言ってくれればいいのに。」

 

 

たしかに最近ミトちゃんと通話してないけど……久しぶりにしようかな!ミトちゃんの声聞きたいし!

 

 

「ん……宿題……やろ。」

 

「そうだね!休憩終わり!」

 

もう一度机に向かう。このペースなら明後日には終わりそうだね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side今昔鏡見歳乃

 

 

 

 

「……」

 

「何この世が終わったみたいな顔してるんですかお嬢様。たかが遊びに行くの断られたくらいでしょう?」

 

「誠にはわかんないわよ!!私が頑張って誘ったのに……くぅ〜……」

 

 

そうなのだ。彼女……今昔鏡見歳乃は槍田日巡璃を遊びに誘おうと1ヶ月ほど前からシュミレーションをしていたのにも関わらず、ビビってヒヨって何とか勇気を振り絞りメッセージを送ったものの断られてしまった。

 

 

「お嬢様が連絡が遅いからですよ。」

 

「違うわ!きっとヒマちゃんは彼女がいっぱいいるから予め予定を立てていたに違いないわ!私がいつ言ってもきっと変わらなかったわよ!!」

 

「……本当ですかねぇ?」

 

 

後ろで片手間に片付けをしている誠を尻目に、終わった宿題の山に目を向ける。

 

 

「……せっかく……終わらせたのに……」

 

ちょっとだけ寂しい。

 

 

「……はぁ……これなら電話でもメッセージでも毎日すれば良かったでしょうに。」

 

「そんな!……ことは……ない……と思う……わよ。」

 

「本当にチキンですね?そんなんで立派なヒーロー出来ますか??」

 

「うぐっ……うるさいうるさーい!!」

 

 

ピロン

 

あれ?メッセージが……

 

 

『ミトちゃん!今日通話しようよ!いっぱい話そ!』

 

「……!!!!!」

 

ガバッとスマホを取り上げる。

 

 

「〜〜ッッ!!!!」

 

嬉しい!本当に嬉しい!!

 

 

「誠!今日の夜は誰も通さないように!」

 

「……はぁ……良かったですねお嬢様。」

 

「ふん!当たり前じゃない!で!?返事は!?」

 

「はいはい。ご命令の通りに。」

 

恭しく頭を下げる誠。

 

普段ならちょっと怒ってたけど気にしない!

 

 

「〜♪」

 

今夜は楽しくなりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







ちなみに補足です。

日巡璃:カノーテス=2:8

日巡璃:天捻=1:9

日巡璃:愛=6:4

日巡璃:佳舞=8:2

なんの数字かは明記しないでおきます。ご想像にお任せします。


そういえばR18シーンって少しくらいあった方がいいですか?初めてなので稚拙な文章になってしまいそうですが、ご要望が多ければ入れてみようかなと思っております。



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