※この作品はR-18です。

きっと私のアカデミア   作:おいーも

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第2回。合同授業!

 

 

 

 

 

 

 

side槍田日巡璃

 

 

 

「オーッホッホッホ!」

 

「「「また来た。」」」

 

「なんですって!?」

 

2月の初め。はい。そうです。聖愛学院との合同訓練でミトちゃんが来ました。

 

 

 

「ミトちゃんお久♪」

 

「ええ。お久しぶりです。ヒマちゃん。」

 

ということで友好関係を(ry)今は教室です。……と。

 

相変わらず集合場所は私の席の周りなんだねぇ?

 

 

「愛留真子(あるまこ)ちゃんも居るんだね?」

 

「ご無沙汰しております。お会いできて嬉しいです。槍田様。」

 

あれ……こんな子だっけ??

 

「はい。今回は新しい子も多いので……清寺さんはサポートとしてお呼びしました。」

 

「はぇー……頼られてるんだねぇ。」

 

「当然です。……問題児もおりますし。」

 

愛留真子ちゃんがちら……と少し賑やかな集団に目を向ける。

 

 

「よろしくねーーー!!!!」

 

「よろしく〜!」「いえーい!」

 

 

 

髪が青いおだんごの子が、クラスの子と仲良くしてる。……のを3人ほど制御しようとしてる子も。大変そうだねぇ……

 

「…………問題児って……あの子?」

 

「亦亘 初華(またわたり いちか)様です。今年度から聖愛学院に転校なされて……」

 

「へー……」

 

「聖愛学院って感じじゃない子ね。」

 

「「……」」

 

愛留真子さんもミトちゃんも目を逸らす。自覚あり。

 

 

「……元気だねぇ。」

 

「……悪いところではないのですが、少々元気すぎですわ。……何故か懐かれましたし。」

 

ため息。お疲れが見える……なんかちょっぴり可哀想。

 

 

「!」

 

ミトちゃんが分身を召喚。それに反応して愛留真子さんが糸を出し始めた。蚕だからね!……それはそれとして何が……?

 

「「「?」」」

 

「みーちゃーん!!私も混ぜてー!!」

 

jump&Dive!

 

 

それを分身さんが受け止めて、愛留真子ちゃんが糸で雁字搦めに。流れるような手つきだ……熟練だね。

 

 

「うわあああ!?!?」

 

「あなたは少し落ち着きなさい。」

 

「今昔鏡様のお手を煩わせるなど……」

 

「んへへ!みーちゃん!私ともお話しよーよ!」

 

屈託のない笑顔。タレ目でにへらと笑うこの子…………

 

 

「日巡璃みたいね。」

 

「お嬢様みたいですね。」

 

「え!?……いやまぁそんな気はちょっとするけど。」

 

なんかちょっとだけシンパシーを感じる。するとその子と目が合う。

 

 

「……おぉ……大っきいねぇ!」

 

「私槍田日巡璃。よろしくね?」

 

「うつぎだ……ひま……あれ?みーちゃんが言ってた子ってこの子??」

 

「そうです。粗相の無いように。」

 

「……ふーん。」

 

……あれ?

 

 

「鎌足さん。この子の糸を切って差し上げて?」

 

「はい!今昔鏡様♪」

 

腰に木刀を帯刀した子が歩いてくる。あの子が鎌足さん?

 

鎌足さんと呼ばれた子が、腰を落として構える。……あれ……居合?

 

「♪」

 

 

一瞬。すると糸だけパラリと切り落とされ、亦亘さんが自由になる。

 

「「「おおおお!」」」

 

 

「おぉ……すごーい!おねーさんみたい!」

 

「鎌足さんの居合はいつ見ても見事ですわ♪」

 

「お褒めいただきありがとうございます。」

 

 

「みーちゃーん!!」

 

「きゃあああ!?」

 

がしゃーーん!

 

ミトちゃんが吹っ飛んでいった。愛留真子ちゃんがフォローに入った。……大変だねぇ?

 

 

「槍田様ですね。今昔鏡様からお話は聞いております。鎌足(かまたり)クリスチーナと申します。」

 

白い髪を短くまとめたかっこいい人が頭を下げてくれた。

 

 

「クリスチーナ?ギリシャの人?」

 

「はい。叔母がギリシャ人で。」

 

「へぇ。私は両親がギリシャ人よ。」

 

「うふふ。不思議な共通点ですわね?」

 

 

「……クリスチーナって名前はギリシャに多いの?」

 

「語源がギリシャなのよ。」

 

「へー……!」

 

知らない知識だ……

 

 

「個性かっこよかったねぇ!その木刀は個性のためなんだ!」

 

「はい。私の個性に必要なものですので。」

 

しっかりしてる子だ……ちゃんと強そう。っていうか他の子もなんかちゃんとしっかりしてる。みんなとちゃんと仲良く話してる。

 

……前回とは大違いだね?

 

 

「……今回は仮免許を持ってる者だけにしましたの。」

 

「ミトちゃん!無事だったんだね!」

 

後ろを見ると糸で雁字搦めになって吊るされてる亦亘さんが……

 

 

「ですので今来ている者はみな貴方達と同じ実力者。精鋭を集めましたの!」

 

「うわぁ!!楽しみだねぇ!」

 

「実力者って聞くだけでテンション上がるの貴方だけよ?」

 

「そう??」

 

 

「鎌足さん。根岸さんと翁長さんを。」

 

「はい♪承知しました。」

 

「ついでに亦亘さんを連れていってください。清寺さんもお付けします。」

 

「清寺様が居られるのでしたら安心です♪」

 

ということで入れ替わりでふたり来た。

 

 

「私は根岸 醇大(ねぎし じゅんだい)ですわ。個性は芳醇。様々な香りを出すことができますの。」

 

「私……翁長阿(おなが おもね)。個性は加重。体重を何倍にも増やせる。」

 

つり目でミトちゃんやカナよりも顔がキツイ茶髪の子。根岸さんと、眼鏡で黒髪、丸顔の翁長さん。

 

 

「ふたりともよろしくね!」

 

「なんかすごい失礼なこと思われた気がしますわ?」

 

「根岸さん。私もよ。」

 

「……日巡璃?」

 

「ナニモオモッテナイヨ-!」

 

危ない危ない。よく顔に出るんだよね。

 

 

「ふーん?」

 

カナが私の顔を覗き込む。

 

 

「な……何??」

 

「嘘が下手ね。ま、そこが可愛いんだけど。」

 

「むー……なんなのさー!」

 

なんか笑われた!ちょっと恥ずかしい!

 

 

「なるほどなるほど……」「はわわ……」

 

「「?」」

 

根岸さんと翁長さんがニヤニヤ……何事?

 

困惑している私たちを尻目に、ミトちゃんが切り出す。

 

「……カノーテスさん。少しあなた話題ですのよ?」

 

「話題?何がよ。」

 

「カノーテスさんには心に決めた素敵なパートナーが居ると。」

 

!?

 

 

「え!?まだ公表してないでしょ!?」

 

「え……ええ。」

 

「自分のことだとは疑わないのがヒマちゃんね?」

 

「私以外に誰がいるの???」

 

それは当たり前だから一旦置いておいて……

 

 

「なんでそんな噂が……」

 

「カノーテスさんの誕生日パーティで、カノーテスさんを守ったナイトが居るって少しだけ話題になってるのよ?」

 

「しかも守られているディミトリウ様が大変可愛らしかったとも。」

 

「恋する乙女みたい……だったって聞いた。」

 

「「…………!!」」

 

 

あの時か……まぁこんな噂になるなら見せつけておいて良かったかな?私のものだし……ね?

 

カナの顔を見るとみるみる赤くなっていく。

 

 

「日巡璃ッ!責任とってもらうからね!!」

 

「当たり前じゃん!?」

 

「っ!」

 

 

「あらあら♪」「おぉ……」

 

その後私にくっついたカナからポコポコ無言の抗議を受けたけど……

 

そんなんじゃみんなからの暖かい笑みは無くならないよ?

 

むしろどんどん広めていってほしいなぁ…………なんて。

 

 

 

 

 

 

 

 

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