side???
「何してるのッ!!!アンタはァッ!!!!」
「ダメだ委員長!!手ェ出すんじゃねぇぞ!!」
「あかんで槍田はん!冷静になっておくんなまし!」
「……」
「何してるかわかってる!?最悪人が死ぬところだったんだよ!?」
「委員長!!落ち着け!!待て!!」
「ねぇ!!なんとか言ったらどう!?ねぇったら!!!」
「槍田はん!槍田はんの言うてることは正しいんよ!やけん待って!!落ち着いて!!」
「絶対に許さないからッ!絶対に!!あんたが……あんたがあああっ!!!」
「………………」
どうして……こうなったんだろう……
side槍田日巡璃
「え!インターンですか!!」
「ああ。ちょうどうちのクラスから3人だ。」
昼休み、私たち3人がスナイプ先生に職員室へ呼ばれた。
「しかもお相手はんは……ブラッドロータス先生のところのヒーローはんですか?」
「ブラッドロータス先生だろ?……サイドキックも精鋭揃いに決まってるぜ。腕がなるなぁ!」
集まったのは私と憂世ちゃんと無頭くん。……なんでこの3人なんだろ?
「詳しく事情は聞いてないが、チームアップをより確実に成功させる為に有力な人材が欲しいとの事だ。」
「「「へぇ……」」」
有力な……人材!期待しちゃっていいのかなぁ!!
「俺のクラスから優秀な人材として選ばれたのは正直嬉しい。……だが、最優先は己の命だ。それを守った上で全力で取り組んで欲しい。」
「「「はい!!」」」
「いい返事だ。開始は3日後。期間は2週間だ。それまでしっかり準備をしろよ。」
「「「はい!」」」
「憂世ちゃんと組むのなんか中々ない気がするよね。」
教室への戻り道……なんとなく雑談。
「そうやねぇ……一緒にがんばりまひょな?」
「うん!」
「逆に俺は結構委員長と組んだことあるな??」
「そうだね!授業とか多いイメージだよ。」
「ふふふ。無頭はんは個性の相性もあるし、人柄的にも誰とでも組めるやろ?」
「はは!そう言ってもらえるとなんか嬉しいぜ。」
無頭くんは索敵+情報伝達に特化した個性だから色んな人と組みやすいよね。最近知ったけど動かせる範囲には限度があるんだと。広さは天眼くんの個性の半分位だって。
そう考えると天眼くんの個性もすごいよねぇ……??
「……そういえば1回目のインターン経験者が揃ったね?」
「せやねぇ。数奇な運命ですわぁ……」
「ははは!あの時とはさすがに違うぜ??」
「当たり前じゃん♪」
みんな自信たっぷりだね!よしよし!
「よーし……とりあえずヘマしないようにしないとな!」
「うん!」「せやね!」
出来ることを100%出来ればいいんだ。私たちはそれができるよ!きっと!
「……で。なんでこうなったんだ?」
「あはは……」
「……」
インターン初日。私の横にはむすーっとした亦亘さん……どして???
というものの……インターンとチームアップが一緒に行われるとの事で、相手方のインターンに亦亘さんが居ただけなんだけど……
「亦亘様。相手方へ対応が悪い時は今昔鏡様へ報告をせねば……♪」
「ウソウソ!怒ってないし嫌ってない!」
「……ありがとね。鎌足さん。」
「クリスでよろしいですわ♪槍田様。今昔鏡様のお友達とあれば私ともお友達ですのよ?」
鎌足クリスチーナさん。聖愛学院の居合の人。彼女がいてくれてよかった……清涼剤になってるよ。
「クリスはんでよろしおすか?」
「ええ。再度になりますが、よろしくお願いいたしますね♪」
「まぁ……鎌足はいいんだけどよぉ……問題はこっちだよな。」
「……なにさ。」
亦亘さん。大問題。私を目の敵にしすぎている子。
「一緒にお仕事するんやし……コミュニケーションは取っておきたいんやけど……」
「あんた達はいいよ。……でも槍田日巡璃はダメ!」
「えぇ……??」
すっごく困るなぁそれ???
「亦亘様??」
「ううううっ……ごめんクリスさん!これは譲れないよ!!」
「…………♪」
クリスちゃんの後ろにゴゴゴゴ……って文字が見える。
「……ま……まぁ何とかインテリジェンスに言って私と亦亘さん分けてもらうよ……」
私たちのインターン先はインテリジェンス。才子おねーさん。才子おねーさんはチームアップを結構やってるみたいで、インターンは初めてなんだって!
すっごく強いからいっぱい見て勉強しなきゃ!
「……はぁ。申し訳ありません。槍田様。」
クリスちゃんに謝られても……
「……ふん!」
前途多難だなぁ……最初の頃の神奈月ちゃんみたい。……それより酷いか???
「……って話なんだけど……」
「そうですか。まぁ人によって合う合わないありますしね。」
事の顛末を説明すると、サラッと受け入れられた。大人だぁ……
「なになに?どったの?」
インテリジェンスの後ろから顔がこちらに覗く。
「リザーディ……実は私のインターンの子達が貴方のインターンの子と少し折り合いが悪い子がいるみたいで。」
「えぇっ!?なんかごめんね!?」
紫色のタイツとマスク、口調がちょっと軽いヒーローリザーディ。職場体験で見たきがする……
「いえ!大丈夫です!……それより……インテリジェンスと仲良いんですね?」
「ん〜……まぁ流水せんせのサイドキックって言うのもあるけど、クリエイティ経由で仲良くなったかなぁ♪」
リザーディがインテリジェンスの肩を組む。
「うふふ。そうですね。またお時間があればお茶をいたしましょう?」
「いいね!みんなも呼ぼうよ!」
「そうですね?」
おぉ……才子おねーさんがボディタッチを嫌がってない。これは相当仲良しだよ……!!
「ふっふーん♪じゃあ……話戻して、今回のチームアップは色々こっちで調整するよ!」
「ありがとうございます!」
「はい。なので安心してくださいね。」
うーん……私は別にいいんだけど……まぁいいか。
「とりあえず今回のお仕事のお話だけしちゃおっか。みんな集めてもらえる?」
「はい!」
よし!インターン開始!!頑張るぞ!!!