※この作品はR-18です。

きっと私のアカデミア   作:おいーも

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side槍田日巡璃

 

 

 

「ふっ……ほっ……」

 

「さすがやね!槍田はん!」

 

「まぁね!」

 

「むー……」

 

なんとも……

 

 

 

 

 

「あの……日巡璃さん。こちらは……」

 

「それ?えっとね……ここをこうして……」

 

「むー…………」

 

なかなか……

 

 

 

 

 

「エスネイラー。もう少し速度を落としましょう。」

 

「はーい。」

 

「はっはっはっはっ……!」

 

「後ろのペースに合わせるのも先導の仕事ですよ。」

 

「くっ……」

 

上手くいかないもので……

 

 

 

 

 

 

 

 

「むおーん……」

 

なんかへこむ……

 

机に顔を突っ伏して脱力……はぁ。

 

 

『……最近日巡璃何があったの?』

 

「インターンで亦亘様にあったみたいで……」

 

『……えぇ……』

 

 

夜。みんな集まって日課の通話中。私の心の拠り所だよぉ……

 

「またわたり……あ……みとみとの彼女(候補)……」

 

「覚え方だよね?」

 

「むふふ。」

 

天捻ちゃんあえて変な覚え方してない??最近変な遊びも覚えちゃったし……小悪魔天捻ちゃんだ……つよい。

 

 

「……なーんでソレに日巡璃が絡まれなならんのだ。」

 

「佳舞ちゃん。言い方。」

 

「ソレでいい。ソレで。私は日巡璃1番だ。」

 

一途なのはすっごく嬉しいんだけどねぇ?ってことで頭を撫でておく。……機嫌が良さそう。可愛い。

 

 

『アレでしょ?どうせ今昔鏡が日巡璃の事すごく褒めるから目の敵にしてるんでしょ。』

 

「まぁ……それが良い方に転がればいいんだけどね??」

 

「めんどくさい事をする。……が、理にかなってはいるな。」

 

「と言うと?」

 

「きっと奴は日巡璃を諦めたと同時に、亦亘に期待したのだろう。であれば亦亘を自分に釣り合うように育成するのも吝かではないという訳だ。……本心は知らんがな。」

 

育成……かぁ……育成はいいけど、あんまり巻き込まないで欲しいなぁ?

 

ミトちゃんのことだから沢山釘は刺してくれてるんだろうけど……

 

 

「……私はみんなにそんなこと思ったことないなぁ?」

 

「お嬢様は自己評価が大変低い方ですからね。まぁそのような所も慕っておりますので。」

 

「んふふ。ありがと♡」

 

 

とりあえず愛ちゃんは私の前でもカメラとかマイクとか部屋に設置するの隠さなくなったよね?いいけどさ??

 

次は何ソレ?充電ケーブルに何埋め込んでるの??

 

『ここにいる全員そうよ。日巡璃の事大好きでしょうがないんだから。……愛。そのデータ後でちょうだい。』

 

「いいですよ。どうせいくつか複製しますし。」

 

「そういう話は私が居ないところでするものじゃないの?」

 

「『嫌なの?』なのですか?」

 

「……それは……ずるじゃん。」

 

……私に対しての気持ち感じてちょっと嬉しい。

 

 

「そうですものね。お嬢様は時々このカメラに向かって何かアピールをs……」

 

「わー!!待って待って!!!」

 

「「!?」」

 

天捻ちゃんと佳舞ちゃんが反応した!!

 

 

『日巡璃ったら見られてるのにちょっと興奮して誘うよなことしてるのよね。』

 

「わああああああっ!!!!!」

 

「……ひまひま?」

 

「なんでもない!!なんでもなーーい!!!」

 

恥ずかし!!愛ちゃんが見てるから……ちょっと楽しくなっちゃっただけなのに!!言いふらすことないじゃん!!!

 

 

「……愛ちゃんだって時々我慢できなくなってこっち来ちゃうくせに。」

 

「それはお嬢様が可愛らしいのが悪いのでは?」

 

「開き直るなー!!」

 

 

「ひまひまが悪い。」

 

「日巡璃が悪いな。」

 

『誘う方が悪いでしょ。』

 

「えー!」

 

私が全面的に悪いみたい。じゃあ……しょうが……ないかな?しょうがなくなくない??

 

 

「はなし……もどそ。」

 

『そうね。』

 

「なんか流された感じする。」

 

私の小さな抗議は無視。彼女たちには通用しない。

 

 

「それで?どうしたいんだ?仲良くなりたいのか?」

 

「んーん。なんか自分のこと目の敵のしてる人がずーっといると嫌な感じしない?」

 

『……あー……なんかわかるわ。』

 

「だからね?仲良しとかじゃなくていいからさ?ふつーに不干渉でもいいのかなーって。」

 

今の亦亘さんとは仲良くなりたくない。そういうもの。明確な理由はない。なんとなく。

 

 

『インターン中だから無視も難しいわよね。』

 

「うん。」

 

「お嬢様が配慮なさる必要はありませんよ。もっとどっしり構えていれば良いのです。」

 

「そうかなぁ?」

 

「……ひまひま〜?」

 

天捻ちゃんが私の膝に頭を乗せる。

 

 

「ん〜?」

 

「ひまひま優しいね……いいこいいこ〜……」

 

ぺたぺたと頬を撫でられる。……なんか安心する。

 

 

「……へへ。ありがと♪」

 

『……天捻。眠いだけでしょ。』

 

「バレた〜……?」

 

 

天捻ちゃんは眠い時がわかりやすい。語尾が伸びがち。

 

「……まぁ……あと2日だから頑張ってみるよ!」

 

『そうね。あまり無理しないようにね?』

 

「うん!まっかせて!」

 

 

うん!とりあえずまずは寝て!ご飯食べて!英気を養うところだね!基礎中の基礎だよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side???

 

 

 

 

 

「ね〜ぇ?ヴィ〜?」

 

「おや?珍しいね。X……」

 

「くふふふふ……新しいおもちゃ作ったんだってぇ〜?」

 

 

「ヒヒ。話が早いね?……まぁでも待ってくれたまえ。アレは数年かけて作った私の傑作4号だよ……私の中なら使ってもいいが…………実物を持ち出すのはやめてくれ。」

 

「んは〜い……でもそろそろどうにかしないと壊れちゃいそうだねぇ〜?」

 

「その時はその時さ……数値はもう取っている。複製は可能だ。アレが逃げようが死のうが関係ない。」

 

「くふふふふ……キィミは本当にそういうとこドライだよねぇ〜?だから捨てられたんじゃないのぉ〜?」

 

「余計なお世話だよ。」

 

「あ〜怖い怖い。じゃあアレ一体持っていくね?」

 

「ああ。……あと遊ぶならココにしてくれ。きっとバレにくい。」

 

「ん〜〜……?どうして?」

 

「ここ直近の敵被害が少ないからだ。ヒーローの対応も遅れるだろう。被害が広がる可能性がある。」

 

「くふふふふ……いいねぇいいねぇ。写真撮ってきてあげるよおぉ〜♪」

 

「くれぐれも身柄が拘束されるなんてことがないように。」

 

「ん〜〜♪りょうかい♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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