体育祭ばっかりでマンネリしそうなので番外編を挟みます。
昨日の夜は全体的に文章構成をほんの少しだけ見やすくしました。何かが増えた訳じゃないので別に見返す必要はないです。
side骸骰髑髏
俺の名前は骸骰髑髏。雄英高校1年B組。
一応推薦組。みんなから聞かれてないから言ってないだけ。
朝学校に来た。だいたい俺がいちばん早い。
そしたら……読書。
読書が1番楽しい。……読書というより、読書をしてる時間が楽しい。
えーっと。どこまで読んだっけ……?
「〜〜!!」
「〜〜!」
あ……あの二人が来る。……読書読書。
「だからさぁ!アタシはこれでも頑張ってるんだよ!」
「宿題が終わってないのは知らないよ!なんでやっとかないんだ!!」
ガラッ
入ってきたのは天眼と青空。幼馴染……らしいけど本当に幼馴染ってだけ?それ以上の仲な気がするのは俺だけだろうか。
「……あ!骸骰ちゃん……読書中か……ねぇ天眼?」
「…………はぁ。見せてみろ。どこだ?」
「やった!天眼大好きー!」
「けっ。都合がいい脳みそめ。」
…………本当に付き合ってないんだよね?
基本的にはこの3人で10分……20分位過ごす。天眼青空の幼馴染コンビは基本的に青空が宿題を終わらせてないので、天眼が付き添って学校に来てる。…………大変だ。俺なら無理。
……そろそろ次の人が……
ガララッ
「おはよう諸君!」
日河原。俺のクラスの副委員長。彼も早いね。
「おはよう砂臣!」
「おはよう天眼くん!」
「おはよう日河原!勉強教えて!」
「おはよう青空くん!それは自分でしよう……と言いたいところだが、B組の評価を落とす訳にはいかないからな!」
なんだかんだあの3人も仲良いよね。イツメンだとあと1人……2人?追加されるんだけど。
「骸骰くんもおはよう!」
「…………おはよ。」
彼は挨拶を返さないとうるさい。
「おっはよ〜!」
「おはよう。」
「おはようさん。」
「おはようございます。」
次入ってくるのはだいたい寮組。
委員長の槍田日巡璃、離引子、圖書憂世、憎田愛の4人。
「4人ともおはよう!」
「日河原くんおはよう!天気ちゃんと天眼くんもおはよ!」
「おはよ〜……誰でもいいから手伝ってぇ〜。」
「自分の実力でやんな?タメになんないよ。」
「そんなぁ〜……」
当然である。
槍田は俺の前の席。
「おはよ!髑髏ちゃん!」
「……おはよ。」
「何その本……金河鉄道の夜?面白いの?」
槍田。彼女は人懐っこいというか他人に興味を持ちすぎてるというか……独特の雰囲気を持っている。彼女だから愛されてるんだなって思う。
「……まぁまぁ。」
「まぁまぁか〜……」
「槍田はん。人の読書邪魔しちゃあきまへんよ?」
圖書が割って入る。俺の読み友。結構読む小説のジャンルが被ってる。
「えぇ!ごめんね!!」
「…………大丈夫。」
ガラッ
「おはよう。」
入ってきたのはデミィトリウ。……目の前の槍田の彼女(仮)(らしい)。隣の席で目の前だから付き合ってイチャイチャしてるようにしか見えない。実際してる。
「日巡璃。今日宿題集めるんでしょ。」
「あっそうじゃん!カナ!ありがと!」
「いいって事よ。」
ディミトリウはよく槍田の事を見てる。……というか覚えてる。…………これで付き合ってないってホント?
「お嬢様。今日のお弁当です。」
「わー!ありがとう!愛ちゃんのお弁当好きなんだ!」
「……チッ。」
「……フン。」
槍田は憎田とも付き合ってる(仮)。槍田は2人からのアプローチにタジタジしてるので……クラスの中じゃ皆公認になってるっていうか、もう付き合っちゃえよって空気すら感じる。
もうひとりいるんだけど、普通科だからあんまり見れないね。
「……バチバチだねぇ。アツいね。」
「うふふ。暇しないのでええどすな?」
離も圖書もどっちもこういうの大好きなんだよね。まさに従姉妹って感じ。
「「「キャーーーッ!!」」」
廊下うるさ……ってことはあの3人が来たか。
ガラッ
「HEY!今日も僕が来たのサ!」
「おはようございまッス!!」
「オスオス〜!」
弾野原、一撃、能面の3人。イケメン組で別クラスから人気らしい。…………たしかに顔は整ってると思うけど皆揃いも揃って変人だからなぁ。
「う〜ん!今日の僕は昨日よりかっこいいネ!!」
「そっかぁ?変わんねぇと思うけどな?キヒヒヒッ。」
「能面サン!事実は人を傷つけるッスよ!」
「それはそれで傷つくネ!!」
「けいちゃん!それ言わない約束だぜぇ?」
「そうだったッスか!?申し訳ないッス!!」
「謝られても遅いんだよネ!?」
「…………。」
「あかん。骸骰はんが怖い顔しよる。」
「お嬢様。消してきましょうか?」
「あはは…………まぁ賑やかでいいんじゃない?」
ガラッ
「およよ〜ん。」「はよよ〜ん。」
次入ってきたのはクラス1の不思議ちゃん。別処。1人でフラフラ活動してることが多い子……というか2人で1人だからあんまり気にならない可能性があるよね。
「……おはよ。」
「おはよ〜!」
「おはようさん。」
「今日は宿題バッチリだよ!」「ぶいぶい!」
「前はやる範囲間違えてたもんね。」
「だいじょぶだいじょぶ!」「槍田に聞いたよん!」
「それが確実やね。」
「私に対する信頼厚くない?」
……なんだかんだ槍田は頼れるからね。しょうがないね。
「忘れないうちに出しとくぜぃ!」「数学とヒーロー史だよねん!」
「うん!受け取っとくよ!」
「じゃあ私も。」「私も〜。」「私のもあげるわ。」
皆次々とノートを渡す。
「ありがとね〜。」
「……俺のも。」
「うん!受け取ったよ!」
ガララッ
「サンシャイーン!マッスルゥ!!」
勢いよく光る物体が教室に入ってくる。
「アッハッハッハッハ!マジでやったわこいつ!」
「光!!さすがに上裸はまずいよ!!」
あ……光ってて見えなかったけどあれ上裸なんだ。
「光くん!挨拶はおはようだぞ!!」
「挨拶よりも先にッ!僕の肉体美を見てくれェッ!!1-Bも皆筋肉に目覚めようッ!!」
見てと言われても光りすぎて何してるか見えないんですけど。
「2人とも。GO。」
「ぎょえええええええっ!?!?!?」
憎田とディミトリウが行った。
何してるかわかんないけど痛いことしてるのはわかる。
…………。
「いつも通りやね。」
「……そだね。」
「あはは…………私が止めたいけど、私がやると保健室行きになっちゃうから。」
1回なったもんね。
ガラッ
「あっぶね!遅れるところだった!!」
「いやぁ!焦ったであります!」
「…………疲れた。」
最後は香曽我部と加糖と氷叢の3人。
「おはよう!3人とも!遅かったじゃないか!」
「すまねぇ副委員長!遅れてねぇだろ?」
「広霧殿がおばあちゃんを助けてたであります!」
「手伝ったんだよね。」
「む!すまない!だったらいいんだ!良き行いはヒーローのあるべき姿だからな!!」
この3人が遅い時はだいたい誰か人助けしてる時。
最初はちょっと疑ってたけど……警察から感謝状が来た時から信じることにした。
「……なんだこれ。」
「光殿ですな。」
「こんな所で寝てたら風邪ひくよ。」
3人の前に淡く光る物体。さっき2人にしこたまボコられてた光。ちなみに一緒に来てた小廻と流鏑馬は早めに見捨ててゲームしてる。
……毎日こんな感じの登校風景。
「骸骰はん。今日のお昼も図書館よりまへん?」
「……いいよ。語ろ。」
「えぇ〜……じゃあ私どうしよっかな。」
「じゃあ私達と〜。」「スピリチュアルでも探そ〜よ〜。」
「なにそれ。」
「ごべん別処ォ!!宿題見せてェ!!」
「ダメだ!人を頼るな!!」
「天気ちゃーん。あと20分ね〜。」
「無理だぁっ!!!」
……少しだけうるさいけど
少しだけ楽しい。
人間観察が趣味になりそう。