明日の朝は色々手直しするので投稿できません。
ご容赦ください。
side槍田日巡璃
「委員長ォこれどうだったっけ?」
「はいはーい。えーっとね〜……」
パタパタ……
「委員長!こっち手伝って!手が回んない!」
「いいよいいよ〜。誰と誰〜?」
パタパタ……
テスト前大詰め。
今は先生が作ってくれた自習の時間。私達……中間の成績上位の人達で、みんなのわかんないところを教える時間にした。
なんでも……赤点とっちゃうと林間合宿行けないとか……
そんなのやだよ!ってことでみんなで一致団結。できる限りの事をしよう……ってなった。
人数が多いので大変!まぁ教えるのも楽しいからいいけどね!みんなで一緒に林間合宿行こうね!
それでもみんなさすが雄英と言ったところで……わかんない所教えたらすぐみんなわかってくれてすごく楽。
それに……
「ありがとね!無頭くん!すっごく助かってる!」
「任せろ!!」
無頭くん……色んな人と分け隔てなくお話してる多趣味な子。
今回は本人がある程度勉強できる上、頭を増やしてみんな同時進行で教えれるので本当に助かってる。無頭くんがわかんないところは私や日河原くんがフォローに入ってる。
実際今10個くらいの頭を同時並行で思考しながら飛ばしてるので……彼の個性の特異さを再確認する。よく頭こんがらがらないね?
本人は本人で勉強してるし……本当に凄いね?
「広霧殿!ここがわかんないであります!」
「あ?ここはなぁ……」
「弾ちゃん!これどうすんの?」
「フッ……ここは可憐な僕が……」
「あっ長くなりそうッス。無頭サン!委員長!どっちでもいいのでお手伝い欲しいッス!!」
「なんだとぉ!?」
「うーん3人よればって言うけど……」
「日河原〜……ここわかんねぇわ〜。」
「いいだろう!教えようか!」
男子陣は和気藹々としてるねぇ……それに比べ……女子陣は……
「……。」
「……。」
「……。」
みんな無言。そりゃそうだよね!みんな頭いいもん!
「槍田。ここわかんない。」
「うんいいよ。……ここはね……」
「……なる。ありがと。」
「うん!」
「……。」
「……。」
終わりなんです!みんな頭いいからあんまり聞かれることが無い。
「うっちゃ〜ん。」「ひーちゃーん!」
よく聞いてくれるのは双子ちゃんくらい。
「どうしたの?今日は呼び方特殊だね?」
「そんなことは〜」「どうでもいいのである〜」
「そっか。それで?」
「ここがわからぬ!」「ここもわからぬ!」
別処ちゃんは2人で1人。ふたつの教科を1人でできる………………からわかんないところも2倍。教えがいがあるなぁ……
「槍田……まぁいいや。ディミトリウ。憎田。どっちでもいいから教えて。」
「……どれよ。」
む……カナが……
「…………彼女はんがすごい顔されとんなるよ?」
「可愛いでしょ?私の彼女。」
「おー怖い怖い。」
そんなの言われても……別に嬉しくないんだからね。
「あぁ〜……疲れた〜!」
「お疲れ様です。日巡璃お嬢様。今日は大変でしたね。」
「そうなの?……ひまひまお疲れ。」
3人でお風呂。他の人たちは入っちゃったらしい。
「うん!みんなで勉強会したからね!」
「日巡璃お嬢様は色んな方に勉強を教えてたのですよ。」
「……かっこいい……ね!」
「はい。とても。お見せしたかったです。」
「えへへ〜……ちょっと照れるね?」
まぁ愛ちゃんも結構人に教えてたけどね。愛ちゃんはなんだかんだ面倒見がいいから。
「天捻ちゃんは勉強どう?」
「大丈夫。……今回も……1位。」
天捻ちゃんのVサイン。
実際めちゃくちゃ頭いいからすごい。普通に私以上。いっぱい勉強してるんだな…………って思ってたんだけど勉強してる節があまり見えないから不思議。
どこで勉強してるんだろう……
「まぁ私達は余程のことがない限り大丈夫でしょう。問題は……」
「うん……そうだよね。」
「「天気ちゃん。」様。」
青空天気ちゃん。うちのクラスで中間試験唯一赤点ギリギリラインの女の子。天眼くんが頑張って教えてたけど……テストはどうなる事やらって感じ。
うーん……見てあげたかったけど……今日は時間が……ごめんね!
「……まぁあの二人なら多分いけるとおもうなぁ。」
「楽観的ですね。日巡璃お嬢様。……期末試験は筆記だけでは無いのですよ?」
「…………そうなんだよねぇ……」
そうなのである。雄英高校の期末試験は、筆記試験と実技試験がある。その実技は毎年変わるからどんな内容で来るかは分からない。
実技試験……場合によっちゃどうしようもない試験が来るかも……
「でもPlus ultraだよ!きっとできる!」
「ふふふっ。……そうですね?」
「林間合宿楽しみだしね!」
「はい!」
林間合宿目指してがんばろー!
「…………私は……ちょっと寂しい。」
「天捻ちゃん?」
「2人とも……みんないなくなるから。寂しい。」
そっか……天捻ちゃんは普通科だから……林間合宿が1年で無いんだ。
「なんか……ごめんね?」
「ううん。……大丈夫。…………寂しさはどうにかする。」
「どうにか……?うん。……すぐ帰ってくるからね。」
「待ってる。」
どうにか……ってどうするんだろ。
ブオー…………
「愛ちゃん。痒いところ無い?」
「だっ……だだだ大丈夫……です!」
お風呂上がり、愛ちゃんの髪の毛を乾かしてあげてる。天捻ちゃんは乾かし終わった。
1度遠慮されたので強制執行です。
「……嫌?」
「そっ……そんなわけないです!極上です!!」
「んふ……ありがと?」
「……いえ……。」
じーっと見てた天捻ちゃんがポツリと
「……ひまひま……あいあいには強気だね?」
「……たしかに。」
たしかに。
「……そうなのですよ。グイグイ来られるので……嬉しい反面耐えられない反面……」
愛ちゃんが可愛い反応してくれるからってのも1部あると思うんだよね。1部ね?
「うーん……どうしてだろ。愛ちゃんが可愛すぎるのかなぁ?……いやいや。それは天捻ちゃんもカナも可愛いから違う。」
「っっ〜〜!?!」
「……んんへへ……嬉し。」
実際どうしてだろう。カナも天捻ちゃんも……私あんまりグイグイ行かないタイプなんだけど……愛ちゃんだけグイグイ行ってる。……愛ちゃんは私から離れることは多分容易。それもあるのかも。
「…………愛ちゃんに離れて欲しくないからかな。ずっと私のそばにいて欲しい。……他のふたりは……ずっとくっついてくれてるし。なんというか……安心感?不安感?……よくわかんないや。」
「はわ…………お……お嬢様…………」
愛ちゃんの顔が耳まで赤くなる。……そんな変なこと言ったかな?
愛ちゃんのドライヤーが終わる。髪の毛サラサラでやりやすかった〜。
「……むぅ……それじゃ私達が……大切じゃないみたい。」
「そんなことないよ!………………どうしたら……信じてくれる?」
「…………キスして。……すっごいやつ。いっぱい……愛を込めて……ね?」
「……いいよ。」
恥ずかしいけど……それで気持ちが伝わるなら。
「はわ……はわわわ……」
「……んへへ……いっぱい……伝わった……よ?」
「良かった。……天捻ちゃん。大好き。」
天捻ちゃんを抱きしめる。
「……んふふふ。」
ご満悦で何よりです。
「……お……お嬢様……日巡璃お嬢様。……私も……」
愛ちゃんが恐る恐るといった様子で声をかけてくる。
「……私も?」
「……私も……きっ……キスを……していただけないでしょうか。」
「ふふっ……おいで?」
「……お嬢様っ!」
ちょっとだけ盛り上がっちゃったのは内緒。
試験勉強しないとね!
追い込みかけるぞ!おー!!