※この作品はR-18です。

きっと私のアカデミア   作:おいーも

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不変を

 

 

 

 

side槍田日巡璃

 

 

 

「……り〜……起きて?」

 

 

「…………んぅ……」

 

 

「……なら…………スする……?」

 

 

なんか……聞こえる……

 

あぁ……もう……朝……

 

 

「んんっっ!?!?」

 

目が覚めました目が覚めましたッ!!

 

「んっ……んんっ!!」

 

 

カナだ!!もう絶対カナ!この舌使いは絶対カナ!!

 

「ぷはっ……もう!!普通に起こしてって言ったじゃん!!」

 

「んふふ……ご馳走様。」

 

なんなのさ……

 

「…………昨日いっぱい食べたくせに。」

 

「お腹は時間が経てば空くものよ。」

 

「ううううっ……」

 

「嫌だったかしら?」

 

「…………。」

 

「あら?……うふふ。体は正直ね?」

 

 

どこ見てるの!!えっち!!

 

「もう!朝ごはんでしょ!?」

 

「はいはい。シャワー浴びましょ?……何もしないから♪」

 

 

「……ほんとぉ?」

 

「ホントホント。時間押してるしね?」

 

「むぅ……だったらいいけど。」

 

全然良くなかったです。

 

 

 

 

 

「はっはっは!おはよう!2人とも!」

 

「「おはようございます!」」

 

 

天捻ちゃんと愛ちゃんは既に起きてお手伝いしてたらしい。……うぅうぅ……なんか不甲斐ない。

 

なんかカナだけツヤツヤしてない?満足気な顔しちゃって……もう。

 

 

「じゃあみんなでいただこうか。いただきます!」

 

「「「「いただきます。」」」」

 

 

今日のご飯は……カナの家のご飯は野菜が多いけど……一段と多いね!野菜大好きだから嬉しい。

 

サラダと……お肉のソテーと……え!これテリーヌってやつじゃない!?テリーヌ食べてみたかったんだよね!

 

……そういえば……マナーとかいるんだろうか。カナとか愛ちゃん食べ方綺麗だもんね。……天捻ちゃんも。……なんか恥ずかしくなってきた。これ予めカナに教えてもらえば良かったな。

 

どうやってるんだろ。

 

ふんふん……ナイフと……フォークを……ふーん。これなら私にもできそう!

 

 

「……日巡璃。何見てるの?」

 

「うぇ!?」

 

 

上の触覚の方で見てたのにバレた!!

 

「マナーとかやったことないような事、見様見真似でやってみようとか思ってるんじゃないでしょうね。」

 

「なんでわかるの!?」

 

 

エスパーだ!!カナは私の心を読んでる!

 

「うふふ。日巡璃ちゃん。この期間は無礼講よ?別にマナーとか気にしなくてもいいの。」

 

カナのお母さんはそう言ってくれてるけど……やっぱダメ。

 

「カナのお母さん……ですけど……いずれカナと一緒になったら……覚えておかないといけないことですので。カナに恥をかかせるわけにはいきません。」

 

 

それに……天捻ちゃんも愛ちゃんもお金持ちのお家なら……尚更身につけておかないといけない。頑張らないと!

 

「…………日……巡璃。」

 

 

「もう!カナちゃんったら愛されてるのね?……でも……それはゆっくりでいいわ?私達の前では素の日巡璃ちゃんを見せて?」

 

「はい!……あっでもでも!頑張って出来るようになったら見てくれると嬉しいです!カナのお父さんも!」

 

 

「おっ!僕もかい?嬉しいねぇ……よーしそれじゃあ楽しみにしてるよ!」

 

「すっごく嬉しいわ日巡璃ちゃん。……カナちゃんを選んでくれてありがとうね?」

 

「〜っはい!」

 

 

 

 

 

そのまま朝食は楽しく終わり……今日はご両親と一緒に買い物に行くって。カナの部屋に戻って準備しなきゃ。

 

「日巡璃。」

 

部屋で準備していると……カナに抱きつかれた。

 

 

「カナ?どうしたの?」

 

「……貴方は……どれだけ私を好きにさせたら気が済むの?」

 

「何か言ったかな?」

 

私もカナを抱きしめる。……少し力が強くなった気がする。

 

 

「…………貴方にとって見れば……当たり前のことだものね。…………そういう所も好きよ?」

 

カナが頭を擦り寄せてくる。こういう仕草が……好きなんだよね。やっぱりアピールはわかりやすい方がいいよね!

 

 

「んふふ……カナにとって立派な人になりたいから。私なんだって出来ちゃうよ。」

 

「…………本当に…………嬉しい。私幸せよ?」

 

カナが私の胸に顔を埋める。……好きだね?それ。

 

「そっか……私も。」

 

 

「…………いいなぁ……カノカノ。」

 

「え?」

 

横から天捻ちゃんの声。

 

 

「プロポーズ……だけじゃなくて……すっごく……大切にして……もらってる……」

 

「天捻ちゃんも……おいで?」

 

「…………。」

 

 

天捻ちゃんも私の腕に吸い込まれていった。カナだけじゃなくて天捻ちゃんも虜にする私のハグ……凄いよねぇ(客観視)。

 

「私ね……天捻のこともすっごく大切なんだ。」

 

「…………そう?」

 

 

「カナもきっとそう思ってるよ?私……天捻ちゃんの家に行ったら当然ご両親に頭を下げる気でいるよ。……だってそれが当たり前でしょ?私天捻ちゃんとも一緒に居たいよ。」

 

「…………そっか……んふふ。」

 

 

「天捻。私も日巡璃と同じ気持ちよ。……ていうかこんだけ色々してるんだから心配になること無いの!」

 

「…………ごめんね。……不安になっちゃった。」

 

 

天捻ちゃんの力が少しだけ強くなる。……私……まだまだだなぁ。彼女を不安にさせちゃうなんて……良くないよね。

 

 

「ね。天捻ちゃん。……キスしよっか。」

 

だったら最低限行動で示さないと。

 

「…………する。」

 

「……。」

 

「ほら。カナも。おいで?3人でしよ?」

 

「えっ!?…………わ……わかったわ。」

 

 

 

 

 

「へへへ。……3人もいいね?」

 

「……ん……少し……恥ずかしかった。」

 

「…………たまには……いいわね?」

 

 

2人とも満更でも無い様子。……良かった。

 

 

コンコン……

 

ノックが聞こえる。これは……愛ちゃん?

 

「お嬢様。準備の程は……?」

 

 

愛ちゃんが部屋に入ってくる。

 

やっぱりね!

 

「もう準備は完璧だよ!」

 

「さすがお嬢様です。……お2人も……出来てるようですね?」

 

「当然。」

 

「ん!」

 

 

……そっか。愛ちゃんも不安だったりするのかな。

 

「あーいちゃん♪」

 

「わっ!……お……お嬢様?」

 

愛ちゃんの左横に突撃。どさくさに紛れて手を握る。

 

 

「……愛ちゃんとも一生一緒だからね?」

 

「……お嬢様…………はい!」

 

 

「うふふ……行こ?」

 

「!?!?」

 

愛ちゃんの左の薬指にキス。

 

 

「待ちなさい日巡璃!2人だけで行かせないわ!」

 

「ん!ん!」

 

「はわわ……お嬢様……こ……これって……」

 

「んふふ。皆〜遅れちゃうよ!」

 

 

こんな日が……続けばいいなって。

 

私は勝手に思ってるんだ。

 

みんなも……同じ気持ちなら嬉しいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

side???

 

 

 

「……これ……どう思う。」

 

「…………なんか……嫌なカンジっすね。」

 

 

「うん。……何者かを……捕らえるための……」

 

「……檻……っすか。壊れてますけど。」

 

 

「……人がいた形跡を感じないくらい……古いけど、上の階は人がいた形跡があるから……多分あの戦争から放置してあるんだと思う。」

 

「………………胸糞悪いっすね。とっとと取り壊しましょ。」

 

 

「まって。この家にいた人達は今どこにいるか分からないの?」

 

「…………相当しんどいっすね。あの戦争で色んな情報が混濁してるので……そもそも生きてるかどうかすら怪しいっす。」

 

 

「……望み薄か。…………何も無ければいいけど。……私の方でも調べてみるね。」

 

「了解っす。……何かあったら傷原サンの力借りますよ。」

 

「ご遠慮願いたいわね。私だけじゃ……どうこうできる問題じゃ無さそうだし。」

 

「……っすね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

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