※この作品はR-18です。

きっと私のアカデミア   作:おいーも

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日巡璃。説教!

 

 

 

 

 

 

side槍田日巡璃

 

 

「ねぇ!聞いてる!?」

 

「「「……。」」」

 

 

長ーい時間かけて3人を何とか座らせ落ち着け……みんなに説教。私が何度もやめてって言ったのに聞いてくれなかったから。

 

でも……皆が皆ムッスーッとしてる。

 

 

「わ……私こと好きなのはわかるけど!私が良いって言ったら良いの!また絡んでくるようならその時考えようよ。」

 

 

「……好きじゃないわ。大好きよ。愛してる。」

 

「好きじゃ全ッ然足りないですね。」

 

「……一生一緒。」

 

 

「言い返すなぁッ!!」

 

顔が一気に熱くなる。皆さらってこういうこと言えるのすごいよねぇ……私多分一生できないや。皆からの愛の言葉に心臓が高鳴り、思考が一瞬止まるが考え直す。

 

 

「……可愛い。」

 

「うるさいうるさーい!私は怒ってるんだよ!」

 

 

「……ひまひま?」

 

「……何。」

 

 

天捻ちゃんがスルッと私の手を握る。

 

「ふふ……ごめんね?

 

にぎにぎと指を絡められながら蠱惑的な笑みを見せる天捻ちゃん。天捻ちゃんの声はいつも私を惑わせる。絶対聞く耳持たないもんね!

 

 

「ぅっ……だっ……ダメだよ!私の言う事全然聞いてくれなかったんだもん!」

 

「えぇ〜?」

 

 

「お嬢様……」

 

「なっ……何!」

 

今度は愛ちゃんが腕を絡めてくる。

 

「許していただけませんか……?貴方を思っての事なのです……」

 

 

ふにゃりと柔らかいものが当たってるのもそうだけど、至近距離で愛ちゃんに見つめられながらは……愛ちゃんの匂いすっごく好きなんだけど……!!……嫌!負けないから!!

 

「うっ……ぐぅ……ううん!ダメダメ!絶対ダメ!!」

 

「頑なですね……」

 

 

今日という今日こそは!私の事で暴走させる訳にはいかないよ!だって私の家だし!実家だし!パパとママに迷惑かける訳にはいかないもん!

 

ここはビシッと……

 

 

「日〜巡璃♪」

 

「何……ッ!」

 

カナに両頬を手のひらで包まれる。

 

 

「ごめんね?……貴方のことが大好きだから……愛してるから許せなかったの。……わかってくれる?」

 

「んうううう……!」

 

カナ……私がカナの顔好きなの知ってるから……言ってないけど!言ってないんだけど何故かバレてるから!!

 

 

全員が……

 

「ひまひま……?」

 

 

全員で……

 

「お嬢様……」

 

 

私の弱みを……!!

 

「日巡璃……ね?」

 

攻めてくる!!助けてぇ〜……日巡璃城は陥落寸前です!!

 

 

「ひまちゃーん。お風呂空いたわよ〜!」

 

「!!」

 

助け舟!ありがとうママ!!

 

 

「うん!入っちゃう!!」

 

「「「チッ……」」」

 

 

「今舌打ちしたよね!!?……まぁいいや。お風呂行っちゃお。」

 

 

皆の拘束を何とか解いて……お風呂場へ。

 

「…………一応言っとくけど……ウチのお風呂狭いから皆で入れないからね!」

 

「「「……。」」」

 

 

「……入れないんだからね!?来ちゃダメだよ!?」

 

「「「……。」」」

 

 

無言。揃いも揃って。

 

何で無言なのさ!!なんとか言ってよ!……何も言わない3人を置いてお風呂に。

 

 

久しぶりの実家のお風呂。楽しみったらありゃしない!1人でゆっくり……足を伸ばして狭いお風呂に入る。それもまたいいよねぇ。家風呂の醍醐味。

 

 

 

 

「……。」

 

 

 

 

 

だったんだけど……。

 

「シャンプーどこだっけ。」

 

「ここです。どうぞ。」

 

「……ひまひま?」

 

「結局来てるじゃん!!」

 

 

3人が押しかけてこない訳もなく。狭いお風呂を4等分。

 

「……いいじゃない。時短よ時短。」

 

「時短も何も……」

 

 

「ひまひま……」

 

一緒に湯船に入ってる天捻ちゃんがくっついてくる。

 

「!!」

 

「……全然……狭くないじゃん。」

 

天捻ちゃんは1人早めに来て、とっとと自分で洗って入りに来た。

 

 

ちなみに天捻ちゃんは超絶くせっ毛なのでリンスしない派らしい。トリートメントはしてるって。私……シャンプーあんまりしたことないんだよね。髪の毛が毛な都合……ボディーソープで事足りると言うか……

 

ほかの2人は……カナは腰まである長ーい髪だから言わずもがな、愛ちゃんは肩くらいまでのセミロングだけどリンストリートメントをどちらも欠かさずやってる。……2人とも髪ツヤツヤなんだよね。

 

 

「……狭くない?なんの事?」

 

「ふふん。私達2人が一緒に入っても……」

 

「全然入れますよね?」

 

「えっ!?ちょっ!!」

 

 

ザブン……

 

皆私にまとわりつくように湯船に浸かる。

 

 

「ちょっと待って!へんなっ……ところ触らないでっ!」

 

「日巡璃……可愛い。」

 

 

カナが真正面。色々触ってくる。

 

「ひまひま……フーッ……ピクピクしてる……」

 

「んんっ……だめ!パパと……ママが聞いてるっ……」

 

天捻ちゃんは右横。私の耳に囁いてくる。

 

 

「お嬢様……申し訳ありませんが……お2人とももう寝ておられます。」

 

「ぇえぇっ!?なんで……?!」

 

 

「ふふっ……私とカノーテス様がすこーしお話をして、早めに眠っていただきました。」

 

「んふっ……あっ……何をしたのっ!?」

 

愛ちゃんは後ろ。私を抱きしめるように虐めてくる。

 

 

「大丈夫よ?そんな変なことしてないから。お酒勧めただけ。」

 

パパもママもお酒めっぽう弱いのに!!

 

 

「んんっ……変なところ……触りながら……言うなぁっんあっ……」

 

「いいのよ?逃げても。……今から10秒数えましょうか?」

 

 

急に皆からパッと手を離される。

 

「えっ?」

 

「ん。……私達も……無理強いはしたくない……」

 

「お嬢様の都合もありますし……気持ち優先です。」

 

そんな……事……

 

「…………。」

 

「湯船から出たら今日は辞めね?……10……9……」

 

 

カウントダウンが始まる。今出れば……今出れば皆から何もされずに済む。

 

「8……7……6……」

 

 

恥ずかしい思いもしなくて済む。大きな声出して聞かれる心配もしなくて済む!

 

「5……4……3……」

 

 

……でも……

 

「2……1……」

 

 

 

 

 

私……もう……

 

「「「ゼロ♡」」」

 

 

口では……嫌嫌いいながら……

 

「……いっぱい愛して……?」

 

負けちゃってるから……

 

全身の力を抜く。みんなに委ねる。

 

 

「私の日巡璃……いっぱい見せて?」

 

「いっぱい……ひまひまの……可愛い声……聞かせて……」

 

「お嬢様……お身体……隅々まで洗わせて頂きますね?」

 

 

4人で密着しながら私の隅々まで愛でられた。

 

首。胸。腋。脇腹。腰。おしり。脚。そして……

 

こんなの経験したら……戻れなくなっちゃいそう。

 

 

ちなみにあとから聞いた話だけど、またしても天捻ちゃんの個性で声が外に漏れることは一切なく……私が辱めを受けただけだったのはまたあとの話。

 

 

 

 

 

 

 

「………………6時……。」

 

こういうことやったあとは……寝覚めはいいんですよね。身体と心に充実感が……ね?

 

特に慣れ親しんだ私のベッドなのもあって……ぐっすりだった。

 

皆は私のお部屋……敷布団を敷いて皆で寝てる。

 

 

…………昨日のことを思い出して……少しだけ恥ずかしくなって。……それ以上に嬉しくて。

 

「……んふふ。」

 

笑みがこぼれた。自らの頬に手を重ねる。

 

 

「……何笑ってるの?日巡璃。」

 

「カナ!?……見てたの?」

 

「さっき起きたのよ。」

 

……嘘だなこれ。……もうずっと見てたんでしょ。

 

 

「…………そうなんだ。……もう少し寝てていいよ?」

 

「…………やっぱり……一緒に寝たいわ。日巡璃。……ダメ?」

 

「……私のベッドじゃなければ。」

 

 

ずーっと小さい頃から寝てるベッドだから……少しだけ恥ずかしい。匂いとか。

 

 

「うん。……来て?」

 

「……うん。」

 

 

カナの布団に潜り込む。4人雑魚寝は……ちょっと狭いね。

 

「……日巡璃……幸せ。」

 

「カナ……顔近いよ……。」

 

「ふふ……わざとよ。……今日の初めて……いただきます。」

 

「食いしん坊め……んちゅ……」

 

 

口付け。……カナは満足したみたいで可愛い寝息を立てて寝始めた。

 

 

「…………。」

 

私は余計目が冷めちゃったんだけど……。皆が起きるまでカナの寝顔を観察しながら……今日の予定を考えることにした。

 

…………今日は何しようかなぁ!

 

 

 

 

 

 

 

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