※この作品はR-18です。

オルターエゴイズムパラレル~強くてニューゲーム~   作:モブ好き

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千影先生とみらん先輩

「う~ん……」

 

夜の男子学生寮、その購買部の横に設置された休憩スペースに座り

先ほど購入したペットボトルのお茶に口をつける

 

理事長の指示の元、岡田先生たちに護衛をされる事になって数日

その日々はこれまでとさほど変わりの無いものだった

 

変わった事と言えば男子寮の俺の隣の部屋に岡田先生が引っ越して来た事と

クラスの違うリンドブロムさんや黒羽さんに遠くから見られている事くらいだろうか

 

護衛とは言え個人のプライバシーは尊重してくれているらしく

 

(……丁度一人部屋だし、ちょっと同棲を期待してしまったのは恥ずかしい)

 

安心したような、ちょっと残念なような複雑な気持ちだ

 

『なーお前知ってる?男子寮に岡田先生引っ越してきたの』

 

『あー聞いたわ、理由はしらねーけど男子寮に女居るのってエロくて良いよな』

 

と、自分と同じく休憩スペースで雑談をしている男子生徒たち

ここの休憩スペースは暇な男子生徒が雑談をするために集まる事もあり

雑談自体はいつもの事だけど、岡田先生という単語を聞いて思わずそちらへ視線を向ける

 

『知ってるだけじゃもったいない。実は岡田先生って裸族らしいぜ』

 

『えっろ、まじで?』

 

『正確には風呂あがったらそのまま全裸らしい。部屋に行った先輩から話を聞いて

 オレも行ってみたし、まじで裸だった』

 

『うぉ……行ってみようかな』

 

そんなやりとりをしながら休憩スペースを後にする男子生徒たちを見送り

 

(……岡田先生って裸族なんだ)

 

つい、その裸を想像してしまう

直接授業を受けたりしている訳ではないため先生の事は詳しくは知らないけど

ブラジャーの上に直接スーツを着ると言う、男子生徒からは『千影スタイル』と呼ばれる

格好は有名で、ブラを丸出しにしていると言うのにあまりにも堂々としているため

周りは何も言わないらしい

 

お陰で男子生徒からはスマホで普通に撮影するだけでブラ丸出しの岡田先生を

いつでも見られるため『合法なオカズ』扱いされている

 

(流石に本人を前にジロジロ見るわけにもいかないからなぁ)

 

そんな合法なオカズはうちのクラスでも必須アイテムと言って良いモノで

もちろん俺も友人から貰って写真を持っている

 

(そんな先生に護衛して貰ってるんだもんなぁ……まぁ、護衛をして貰っている

 感じはしないけど)

 

そんな事を考えつつ部屋に戻ると

 

「あ、やっと戻ってきた~」

 

そんな気の抜けた声と共に、俺のベッドに座ってスマホを見ていた女性生徒が

顔を上げてこちらを見る

 

「し、失礼しました……」

 

思わず部屋から出て部屋のプレートを何度も確認するが、間違い無く自分の部屋だ

そもそもここは男子寮で、女性は管理人か岡田先生だけのはず

いや、案外夜になると恋人と会うために女子生徒も入って来るから……

 

(……結構ザルだな、ウチの男子寮)

 

「もうっ、いきなり逃げるなんて失礼じゃない~」

 

あれこれと考えている間にドアが開くと、先ほどの女子生徒は少し拗ねたような様子で

こちらに詰め寄って来る

 

「え、えっと、すみません。逃げるつもりでは無くて、その、驚いてしまってつい」

 

「ま、良いや。それよりお話したいからこっちこっち」

 

女子生徒に手招きされるまま部屋へと戻ると、お互いにベッドへと腰を下ろす

その間に息を整え

 

「……違っていたらすみません、その……北見先輩ですか?」

 

「おぉ~正解、良く知ってるね?」

 

俺の問いに驚いた様に手を叩く北見みらん先輩

 

客観的に見て『ギャル』と言える派手な容姿に加えて、学園では可愛い女の子の噂話は

日常茶飯事なので学年は一つ上だけど北見みらん先輩についても

『巨乳でビジュの良いギャル』で有名だ

 

「彼氏に会いにとかですか?それなら部屋を間違えてますけど……」

 

「みらんカレシは居ないよ。ていうか用があるのはキミ」

 

そう言う北見先輩にちょんちょん、と肩をつつかれる

 

「千影センセーの様子を見に来たんだけど、甘いよねぇ……

 ま、ごりごりのアタッカーだしそう言うの苦手なんだろうけど」

 

そう言うと北見先輩は何を思ったのか俺の方へ手を伸ばし、そのまま抱きついてきた

キスをされるんじゃないかと思うくらい唇は近くにあり豊満なおっぱいをぐいっと

押し付けられてびくっと驚いていると

 

「キミってホント、普通の男の子って感じ。凄く隙だらけで」

 

そう言って片手で握りこぶしを作ったかと思えば、そのまま俺の胸をこつんと叩いた

 

 

「――みらんが刺客だったら、これでおしまいだよ」

 

先ほどまでの明るい口調とは違う、冷たさを含んだ声に違う意味で身体はびくっと震え

 

「なーんて。怖がらせちゃってごめんね。よしよし」

 

そんな俺をまるで子供をあやすように撫でてくる北見先輩の意図が分からず呆けていると

部屋のドアを叩く音が聞こえてくる。その音で正気に戻り返事をすれば部屋に

入って来たのは

 

「あ、岡田先生……」

 

そう呟き、どういう事かと北見先輩を見てみれば

 

「千影センセーにもお話あったからさっきスマホで呼んだってワケ。それじゃ本題だけど……

 理事長より、千影センセーのサポートをするように言われてやってきた北見みらんだよ

 仲良くしてね」

 

にっこり笑う北見先輩は可愛くて、思わず見惚れてしまう

 

「具体的に何をサポートするんだ?」

 

「そりゃもう『籠絡対策』だよ、千影センセーってば距離置いて冷たい護衛

 やってるんだもん。童貞の彼なんて『イロコイ』を手伝ってるみらんみたいな

 女にかかればイチコロなんだから」

 

北見先輩に童貞だと決めつけられるもその通りなので俺は言い返せず二人を見守る

 

(確か、イロコイってアイリスの部署だっけ)

 

詳しくは知らないけど、風俗店をやったりしていると言う話は聞いた事はある

 

(イメージであれこれ言うのは失礼だけど、北見先輩はやっぱり経験豊富なんだろうか)

 

なんて考えてそわそわしている俺をよそに

 

「護衛はこれからも続くんだから、護衛対象とは親密な関係を作るように

 と、言う訳で千影センセーには彼ともっと仲良くなって貰います!」

 

「仲良く、と言ってもな」

 

「そこはみらんでサポートするからへいきへいき」

 

困った様子の岡田先生と楽しそうな北見先輩

 

「まずは呼び方からだね。キミ、岡田先生って距離のある呼び方してるでしょ?

 ダメダメ、千影センセーって呼ぶように」

 

「え、あ、千影……先生」

 

ふいにこちらに話を振られ、言われるまま千影先生と呼んでしまう

 

「おっけー、その調子で北見先輩じゃなくて?」

 

「み、みらん先輩……」

 

「はい合格、よしよし」

 

再び子供をあやすように撫でられるけど、褒めて貰えてちょっと嬉しい

 

「さてっと、千影センセーとちょっと打ち合わせするから、少し待っててね~」

 

「あ、はい……」

 

女性を名前で呼んだ嬉しさで内心ニヤついていると

みらん先輩は千影先生を連れて部屋を出て行き

10分ほど経った後、再びドアが開くと千影先生だけ戻ってきた

 

「あの、みらん先輩は……?」

 

「隣の部屋で待機している。二人で仲を深めるように、と言う事らしい」

 

千影先生も困惑しているようで、軽くため息をつくと床に正座で座る

それを見て俺も慌てて床に正座で座ると『君は真面目だな』と千影先生は小さく笑った

 

そんな千影先生にドキッとさせられつつ、2人分のクッションを用意して座り直すと

お互いに向き合う

 

会話をするわけでもなく、こちらをじっと見つめる千影先生の視線に恥ずかしくなって

視線を落とすとその先にはむっちりした肉付きの良い太ももと、タイトスカートの奥に

チラリと見えるブラと同じ紫色の下着

千影先生はとても美人でそんな女性の下着となれば自然と視線も吸い寄せられ

 

「……私は君よりも一回り以上年上だ、そんな女の下着に興味があるのか?」

 

「え?……あっ」

 

じっと見ていた事に気づいたらしくそう尋ねてくる千影先生に

 

「千影先生はその、美人でスタイルも良くてうちのクラスでもすごく人気なので

 皆興味はある……と思います」

 

慌てて馬鹿正直に答えた

 

「なるほど……それで君はどうなんだ?」

 

「俺もその、興味あります、はい……」

 

内心怒られないか不安になりしぼむ語尾。千影先生は考えるように少し無言になり

 

「私は愛想の良い方では無くてな、だから北見のように男に媚びると言うのは私には難しい」

 

そう言う千影先生の表情は困った様子で

 

「それに私は性経験こそあるが、色恋と言うのはよく分からない

 だから『親しい関係』を作れと言われても、作り方は知らない

 ただ……これで喜んでくれると言うのであれば、私としては助かる」

 

そう言って正座をしている足を大きく開いて行く千影先生

タイトスカートはずりあげられ、それは偶然ではなくワザとそうしているというのは

俺にも分かった

 

そんな『見ても良い』というOKサインと言えるその行動に対し

俺は食い入るように丸見え状態の千影先生の下着を見る

 

「……それにしても。こっちに来てから学生たちが部屋を訪ねて来ると思っていたが

 裸を見にやってきていたと言う事か」

 

どれだけ下着を見続けたか分からない中、そう言って少し呆れたようにため息をつく千影先生

 

「もしかして、君も私の裸に興味があるのか?」

 

「それは、はい……興味あります」

 

なるほど、と呟くと千影先生は一度立ち上がり着ていたスーツとブラを外して床に放り

俺の見ている前でスカートや下着も脱ぎ捨てると裸で正座をし直した

 

一回り以上年上と言う事など気にならないくらいグラマーな体つき、そして巨乳を見て

思わず口元が緩んでしまうのを感じる。いや、こんなエッチな裸を見て『スンッ』と

していられたら逆に尊敬する

 

全裸を隠すことなくこちらを見つめたままの千影先生に何か言わなければと思い

 

「千影先生の裸を見られてすごく嬉しいです。ありがとうございます……」

 

とりあえず、正座のまま土下座でお礼をする事にした

 

「ふふっ、君は本当に真面目だな。他の生徒はニヤニヤしながら見てるだけだったぞ

 だが……そうだな。君にそう言って貰えて、私もホッとしているよ」

 

そう言って優しく微笑む千影先生

 

その後、様子を見に来たみらん先輩に全裸の千影先生を見られ

俺は慌てて弁解する事となった……

 

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