オルターエゴイズムパラレル~強くてニューゲーム~ 作:モブ好き
「ようこそ、アイリス本部『イロコイ』へ」
「あ、ど、どうも……」
アイリス本部から呼び出しを受けてやって来たのは主に『性的な仕事』を
担当していると言うイロコイ部署。そこで責任者を任されている女性に歓迎される中
チラリと部屋を見回してみれば意外な事に男のエージェントの姿もあり
皆忙しそうにパソコンと向き合って作業をしている
「ふふふ、男性も居て意外って顔をしているわね?」
よほど分かりやすかったらしく女性は楽しそうに笑うと
「今アイリスはどこも人手不足だから、総督の意向で雇用を増やして対応しているの
雑務なら男性にも任せられるってことでね」
そう説明してくれた
「今日は総督から君に『イロコイ』を紹介するよう指示を受けているから
ちょっとした講義ね」
「なるほど……千影先生は一緒じゃなくて良いんでしょうか?」
護衛として一緒に来ていて、今は部屋の外で待機しているであろう千影先生について
聞いてみると
「エッチな内容を一緒に聞きたければ呼んでも良いわよ?」
「あ……それなら一人で大丈夫です……」
「ふふふ、それじゃ講義を始めましょうか」
エージェントの女性に連れられて部屋の中にある会議スペースに二人で座ると
女性は鞄から厚みのあるファイルを取り出してテーブルへと置く
「まずは前提として、イロコイでは他の部署と違って独自の評価基準を設けているの
具体的には魔力ではなく女性としての質で評価しているって感じ」
「女性としての質……ですか」
そう相槌を返すと、女性はテーブルに置かれたファイルを広げて見せてくれ
俺は釣られてその中を見て……思わず視線を反らした
「ウブねぇ~」
女性にからかわれつつ、再びちらりとファイルの中に視線を向ける
『イロコイ評価』と書かれた文字の下には女性の裸写真が載せられていて
正面、横、後ろと言った全身撮影だけでなく胸やアソコを接写した写真まで載っている
「今見ているのは『播磨美里』さんの情報ね、君に関わりのある女性を集めているから
君も知っている子だと思うけど」
「え……あっ」
言われて思わずまじまじと全裸の女性……の顔を見てみると、確かに天城さんと
バディを組んでいる『播磨』さんだった。素朴な顔立ちで親しみを感じさせつつも
学園内では巨乳に分類される事もあり『おっぱい眼鏡』と呼ばれていると言うのは
聞いた事はある
(関わりって言っても、挨拶を交した程度だけど……)
そんな疑問を感じていると、ついじっくり写真を見ていた事に気づき
視線を女性の方へと向ければ女性はニヤニヤと笑っていた
「うふふ、アカデミーやアイリスに所属する女性は全員イロコイ評価を受ける
決まりなの。容姿とおマ○コの質を総合評価してランクをつける形ね
今見ている『播磨美里』さんの場合は総合評価C、女性としては一般的って具合にね」
「その、凄いですね……」
女性を評価なんて色々と怒られそうだけど、イロコイ部署では普通らしい
テーブルに置かれたファイルには大きい付箋も添えられていて
『S評価(最高品質)対象者:白雪、夜鶴』
『A評価(高品質) 対象者:千影、みらん』
『B評価(良品質) 対象者:天城、神耶』
『C評価(標準) 対象者:播磨、和泉』
と付箋を見るだけで評価の分かるようになっている
(……凄い情報だけど見せちゃって良いんだろうか)
「これは総督の指示を受けて君の為に用意した資料で、プレゼントでもあるの
付箋に書いてある女性については全員播磨さんみたいに裸を載せているから
後で好きな女性をオカズに使って良いからね」
「……え、えっと。ぷ、プレゼントって……?」
「総督はそれだけ君を評価しているって事、仲良くしたい相手にプレゼントを送るのは
普通でしょ?」
「そう、ですね……プレゼントは普通じゃないですけど」
「まぁ、要らないって言うなら処分しちゃうけど」
「えっ」
「ふふふ、今、ものすごく残念そうな顔したわよ?」
そう言ってニヤニヤと笑みを浮かべてこちらを見る女性
「学生なんだから大人の好意は遠慮なく貰っておきなさいな。ただ、一つアドバイスを
するとすれば仮に君以外の男の手に渡るようだと千影先生に『残業』をお願いして
回収して貰う事になるから気をつけてね?」
『残業』の意味は分からなくても、その意味ありげなニュアンスを聞けば
残業させてはいけないと言う事は理解できた
「……鍵付きの引き出しに入れておきます」
「ふふふ、男友達と一緒に見てオカズにする分には大丈夫だから
ちゃんと活用してあげてね?」
「……はい。善処します」
「細かい事は資料を見れば分かるけど、ランクについて補足をしておくと
Aランク以上は所謂『名器』と言われるおマ○コなの。恋人候補が全員名器なんて
ラッキーボーイなんだから」
「あ、あはは……」
何と答えたものだろうとちょっとだけ考え、とりあえず曖昧な笑みを返す
「後はそうねぇ……イロコイ評価については殆どの女性はCランク評価だから
播磨さんのCランク評価を残念だと思わないであげてね?」
「そんな失礼な事は思ってないので大丈夫ですっ!」
「ふふふ、可愛い反応ね。ちなみに一番下は学園と同じで『Dランク評価』だからね?」
俺を見て楽しそうに笑った後、女性は付箋に文字を書いてファイルにぺたりと貼り付ける
『Dランク:低品質』
その付箋に書かれた文字を見て、女性は女性に対して容赦ないなと思ってしまった
「このDランクと言うのは……」
自分も学園でDランク評価を受けていると言う事もあって、何となくそんな言葉が
口をついて出る
「所謂巨根の男性とセックスを続けているとおマ○コは緩くなって質も落ちちゃうから
それでCランクからDランクに降格するって流れね。Cランクは巨根とセックスする
機会も多いから」
「……それには何か理由とかあるんですか?」
「良い質問ね!さっきも話したように巨根はおマ○コの質を下げてしまうから
イロコイを任されている身としてそんな相手に質の良いおマ○コを提供したくない
と言う本音ね」
真面目な表情で語る女性を見ていると、本当にこういう事を仕事として
捉えているんだなと感じさせられる
「もちろん、Dランク評価を受けてもイロコイとして手厚いサポートは約束しているわ
例えば恋人のいない巨根男性を紹介したりして使い捨てみたいな事はしないって風にね」
「それはえっと、巨根男性限定なんですか?」
「そうねぇ。Dランクは君みたいに平均的なチンポサイズだと満足できない状態だから
自然と紹介するのは巨根男性になるわね……ああ、なるほど」
さりげなく俺のチンポサイズを言われ困惑する俺をよそに
女性は納得したように笑みを浮かべると
「播磨さんや和泉さんはCランクだから、将来的にDランクに降格するかもって
心配してるんだ?」
「い、いえ、そういうわけでは……」
「ふふふ、そこは正直に答えて大丈夫よ?ただ、イロコイもアカデミー生のCランクを
対象に人員補充をする予定で二人にも協力して貰う予定だから、Dランク降格も十分
ありえるわね」
二人とは繋がりと言っても浅いため、本来ならこう思うのは変かもしれないけど
モヤモヤとした気持ちにさせられてしまった
「さて、講義はこんな所かしら。プレゼントも渡した事だし気をつけて帰ってね?」
「あ、はい……」
そんなモヤモヤとした気持と、機密情報のファイルを抱え
俺は千影先生と寮へと戻ることとなった……