【質問】男にしか扱えない精霊術を鍛える学園と聞いて入学したのですが、俺以外は全員女ってどういう事ですかねー!? ~【学園からの回答】見なかった事にしてください! 何でもしますから!(全裸土下座)~ 作:信頼できる語り手
スーパー霊能者の俺にも弱点はある。
そう、俺は運転免許を持っていない。どれだけダンディな魅力を醸し出していても、年齢的に無理なモノは無理なのだ。結果的に、行動範囲は近場の学生街に収まってしまう。
「あぁん? 旦那ぁ、知らねぇのかい? 王国じゃ、その手の基準は緩くなってやがんでぇ。アタイも1年の頃に試験を受けて……」
「筆記で落ちたかー?」
「食い気味に正解を言うんじゃねぇやぃ」
ラフなシャツとジーンズを身に付けた私服姿のメグレズが、ツインテールの黒髪を振り回してびしびし叩いてくる。子供かよ。
「んー……。ま、どっちにしろ今はまだ必要ないぜ。こうして学生街をぶらつくだけでも遊べる場所は多いし、ドライブなら学園長に頼めば連れていって貰えるしー」
あと、緊急時には派手に精霊術を使って移動しても怒られないからな。必要性と天秤に掛けると免許取得までの面倒さが勝る。
「なんでぇ、旦那は受けねぇのかぁ?」
「アンタ、俺が落ちると思ってるだろー。不合格仲間が欲しいって顔に書いてあるぜ?」
俺達が馬鹿話に花を咲かせていると、前を歩いていた黄髪の女──ミザールが足を止めた。スカートの裾が非常に邪魔である。
黒系ゴスロリ服とガスマスクの組み合わせが衆目を集めているので、これ以上悪目立ちしないで欲しいんだが。と言うか、他に私服なかったのか、アンタ。
「おや、フェクダ君がいるね」
ミザールの視線を追うと、ボディストッキングの上にタンクトップとホットパンツを着た白髪女が、背筋を伸ばして足早に歩いていた。
「おー、ありゃ確かにフェクダだなー」
学生服ではなく私服姿だが、所作の端々から達人の呼吸を感じる。彼女はそのままツカツカと色鮮やかな建物に入っていった。
「ゲーセンー……?」
「まぁだ、通ってんのかぁ。飽きないねぇ」
メグレズの口振りから察するに、フェクダはゲームセンターの常連らしい。意外な趣味だ。そもそも、趣味がある事自体が意外だ。
「面白そうだし俺達も入ろうぜー。俺、ゲームってあんまやった事ないんだよな」
「私は賛成だよ。服選びなんて後にして今は学友との交流を楽しもうじゃないか、メグレズ君」
「おめぇはもう少し服装に頓着しやがれ」
メグレズが珍しくまともなツッコミを入れる。俺は財布の中身を確認しながらメダル交換機に向かった。
カウンターフィト霊脈学園は王都の郊外にひっそりと存在し、人や物の出入りが極端に制限されている。これは勿論、学園の実態を外部から悟られないようにする為だ。
俺がホイホイ敷地外に出られるのも、学園長の計らいで序列持ちが付き添っているからであり、一般的な学園生は寮を含む学生街で生活が完結している。
なので、このゲームセンターのような娯楽施設は重要な息抜きの場所だ。
「格ゲーで1敗してから殺気立ってんなー」
ただでさえ愛想が悪く、指輪・腕輪・ピアスなどの装飾品をジャラジャラ付けている長身の女なので、あからさまな不機嫌オーラを出しているとカタギには見えない。
序列持ちとして顔が売れている学生街じゃなかったら、危険人物として通報されてただろうな。
「相手の誘いに乗って慎重さを失っていたからね。自分の軽挙を責めているんだろう」
「そんなもんかねー」
俺には画面上のキャラクターが立ったり座ったりしてるだけにしか見えなかったが、何らかの複雑な読み合いが発生していたらしい。
「あー、クレーンに向かったぜー」
「ってか、旦那も遊ぶんじゃなかったのかよ?」
「フェクダを観察するのが思ったより楽しくてなー。ま、これも1つの息抜きだぜ」
俺達の尾行はとっくに気付かれてると思うが、反応しないのなら勝手に続けさせて貰おう。
「あの……景品ずらしましょうか?」
クレーンゲームの近くに行くと、人を殺せそうな目付きで美少女フィギュアを睨むフェクダが立っていた。
「少し待ってくれ。自力で獲る」
彼女が横移動と奥移動のボタンを押して細かく位置を調整すると、降下したアームがフィギュアの外箱を挟み込み……。
ツルリと取り落として戻っていく。
「くっ、根性なしめ……!」
「あの……」
仕方ない。手本を見せてやるか。
「まったく、見てらんないぜー。退きな」
俺はフェクダを押し退けて、颯爽とメダルを投入してやった。
「良いかー? クレーンゲームってのは挟むんじゃなくて引っ掛けるように……」
位置調整。降下。アームがフィギュアの端をドンピシャで捉え……。
ツルリ。
「はー!? 今のは掴めてただろー!!」
俺は鋼の精神で台パンを我慢しながらフィギュアを指差すと、仁王立ちしたフェクダに蔑みの目を向けられる。
「貴様は邪魔をする為に出て来たのか、ルースケース? せっかく僕が動かした景品が元の位置に戻ったぞ」
「あの程度は誤差だぜー。獲れなかった責任を俺に押し付けるなよな」
「ちっ、素人が。そもそも、こういう機械は1発で獲れる仕様にはなっていないんだ。アームの緩さを考慮に入れて、徐々に穴に寄せて行く。最低でもあと3回は必要だ」
「んじゃ、俺が2回で落としたら何でも言う事を聞くんだなー?」
「何故そうなる」
俺はメダルを指で軽く弾いた。
「自分の言葉に責任持てないのかよー」
「良い度胸だ。やってみろ。その代わり、2回以内に落とせなかったら貴様のメダルを……」
「1回」
ポトッ、と間抜けな音が響く。
「私は1回で獲れたんだが、何でも言う事を聞いてくれるんだったかな、フェクダ君?」
ゴスロリ服の胸元にフィギュアを抱き締めたミザールが、ガスマスクの下で不敵に笑った気がした。
ゲームセンターを出た後は、予定通りのアパレルショップ巡りである。
普段着や下着に加えて男装用の底上げ靴まで購入し、荷物持ちとして連れてこられた俺は全てを抱えて学生寮に帰る羽目になった。
ま、ファッションに疎い俺の服選びを手伝って貰ったわけだし、メグレズから試着室でエッチな
フェクダにバレて鳩尾を殴られたが、概ねウィンウィンだ。霊気を込めていない攻撃は大したダメージにならないからな。
霊能者が近代兵器より霊気を通しやすい小型の武器を愛用するのも、それが理由だ。
「で、何でフェクダの部屋なんだー?」
そして、今。フェクダ・ダイヤモンドの部屋には3人の男女が集まっている。メグレズは服を買って満足したらしく、自室に戻ってしまった。
「私の部屋は散らかっているし、君のヤリ部屋に入るのは身の危険を感じるからね」
「人の部屋をヤリ部屋呼ばわりかよー。名誉毀損で訴えるぜ?」
「これは失礼。君の首筋に青色の毛髪が付着していたから、直近でそういう行為に及んでいたのかと邪推してしまったよ」
ガスマスクを外したミザールが俺の髪を摘まむ。彼女の鋭い指摘にタラリと冷や汗を流したが、その矛先は直ぐに別の人物へと向いた。
「それで、フェクダ君。君には今から私の言う事を聞いて貰う。引き締まりつつも女性的な起伏に富んだその体には、前々から性的な興奮を唆られていたんだ」
「そういや、アンタは同性が好きなんだったなー。……あれ? 俺、要る?」
「君は竿役だよ。私は男女でしかできないプレイも見たくてね。協力してくれないかな?」
「うおー、役得だぜー」
フェクダからの印象を生け贄に、俺のミザールに対する好感度が急上昇する。
「ふん、煮るなり焼くなり好きにしろ。貴様らの卑劣な辱しめ程度で僕の心は揺らがない」
「では、遠慮なく脱がせるね」
ミザールはタンクトップをするりと奪い取り、ホットパンツも一瞬で剥ぎ取った。ボディストッキングをずり下ろすと、上向きロケット爆乳がツンと飛び出る。眼福、眼福。
「おっと、隠しちゃ駄目だよ」
股間に添えられた手を無情にも払い除け、ミザールは女性器を弄り始めた。
「綺麗な陰唇だね。陰裂がぴったりと閉じて、まるで侵入者を拒んでいるようだ」
「でも、腟内の感度は抜群なんだぜー」
「一度抱いた程度で知った風な口を利くなよ、ルースケース。あの時は貴様の男根を受け入れる必要があったから、仕方な……くぅ!?」
フェクダの膣に長い指が呑み込まれる。ミザールは暗い渦に似た瞳で冷静に反応を観察していた。
「メノウ君の言う通り、とても敏感なヴァギナを持っているようだ。さて、こちらの感度はどうだろうか?」
指を曲げて膣内のGスポットを刺激しながら、クリトリスを舌先で舐めて追撃する。浮世離れした美貌から繰り出される情け容赦ない性技に、フェクダがゾクゾクと身を震わせた。
「く、ぁ……! 待て、シトリン……! 刺激が強過ぎる……っ! ぁ……ぅ……!」
女同士だからこそ気持ち良い部分を熟知しているのか、直立姿勢だったフェクダは快感に耐えかねて腰を引き始める。
「ふむ。まあ、このくらいで良いかな。後はメノウ君に任せて、私は胸の方を堪能させて貰うよ」
ミザールは愛液でぬら付いた指を味見するように咥えながら、静かに立ち上がった。
絶世の美女の濃厚な百合プレイを見せられた俺の陰茎の状態は、もはや言うまでもないだろう。
前に倒れ込むような姿勢でぷにぷに乳房を揉まれるフェクダの背後に回り込み、片足を強引に持ち上げる。そして、彼女の充分に潤った食べ頃の穴に狙いを定めた、その時。
ピンポーンと機械音が鳴り、灰色の髪の女子がモニターに映し出された。
『すみません。フェクダ先輩、いるっすか? あーしっす。以前、指導して頂いた1年の……』
「あ、ああ……僕に何か……ふ、ぉ……!?」
俺は特に気にせず、ずぐっと挿入する。キツめの入り口を突破すると、よくほぐれた極上の膣肉が甘えるように抱擁してきた。
「か、は……っ! き、貴様……!!」
『え、どうしたんすか!? あーし、何か気に障る事でも……?』
「い、いや、違う。ただの独り言だ、スピカ・ゴッシェナイト。すまないが、後日にしてくれないか? 今は部屋がゴミで散らかっていてな。客人に見せられるような有り様ではない」
誰がゴミだって? 俺は抗議の意味を込めて、ずぱんずぱんっと腰を打ち付ける。
「ん゛……! む、ぁ……!!」
『あーしの名前……覚えてくれてたんすね。じゃあ、長い話にはならないと思うんで、そのまま聴いて欲しいっす』
必死で声を抑えるフェクダの事情を知る由もなく、スピカはインターホン越しに話を続けた。
『霊媒としての才能に見切りを付けました。あーしは学園を辞めるつもりっす。ただ、最後に1つだけフェクダ先輩に伝えたくて』
「ふー……ふー……! 一応、聞いておこう」
『あーしを婚約者にしてくれませんか? 学園生じゃなくて普通の女子なら……先輩の婚約者になれるっすよね?』
おいおい、告白かよ。俺は流石に空気を読んで腰を止めた。ミザールは構わず乳首を摘まんで虐めている。慈悲の心がない。
「ぁ……! そ、それは……無理だ。僕には既に気心の知れた婚約者がいる。政略的な関係であればこそ、ダイヤモンド家の次期当主として簡単に婚約解消はできな、い……っ!」
ぜぇぜぇと息を吐いたフェクダが、キリッと表情を整えた。
「それに、僕は貴様に霊能者としての素質を感じている。名前を覚えていたのは指導を担当したからではない。貴様が王国の益になる人材だから、僕は引き留めている」
『……酷い人、っすね』
まったくだぜ。少しは相手の気持ちを考えてやれよ。俺は引き抜きかけていた陰茎を入り口から奥まで一気に捩じ込む。
「な゛ぁ……!? ひゅ……っ! そ、そうだ。僕は酷い人間だ。王国を守る為なら手段は選ばない……!」
ばちゅん、ばちゅん。子宮の入り口……ポルチオを激しく責め立てると、フェクダの腟壁がぎゅうっと絶頂を伝えてきた。
「づ、ぁ……! イッ、グ……っ!!」
『だけど、そういうところも好きっす。……失礼しました』
インターホンの通話が切れる。俺は陰茎をすぽんと抜いた。ついでに我慢汁入りのゴムも外す。腰砕けになったフェクダの太股を掴み、尻コキをして貰った。
「背中にぶっかけるぜー」
「勝手に、しろ……。床に1滴でも溢したら、殺す……。ゃ……! 熱、ぃ……っ!」
びゅっ、びゅっ。健康的に引き締まった背中が、俺の精液で白く染まっていく。俺はその光景を暫く満喫してから、水の精霊を操って綺麗に後片付けをした。
「スピカ・ゴッシェナイト。彼女には素質がある。貴様なら分かるだろう。だから……少し、気に掛けてやってくれないか?」
俯き加減のフェクダが、セックスを終えた余韻の抜け切らない声色で言ってくる。
「素直じゃないなー、アンタ」
「僕は自身の役割を理解しているだけだ」
「私は構わないよ。ちょうど霊媒として未成熟な被験体が欲しかったんだ」
「貴様には頼んでいない。早急に全てを忘れろ。ゴッシェナイトに手を出したら斬る」
フェクダは裸のまま剣に手を伸ばした。見かけに依らず、面倒見が良い奴である。
「なんだかんだ言っても、今日の一番の驚きはフェクダのゲーセン通いだったなー。仕事人間っぽいアンタに趣味があったとは意外だぜ」
「趣味、か。別にゲーム自体が好きなわけではない。ただ……」
部屋の壁際、ゲームの景品が並んだ棚に目を向けた。フィギュアやぬいぐるみ1つ1つに手入れが行き届いている。
「幼い頃、僕がクレーンゲームで取ったぬいぐるみを渡すと、婚約者が喜んでくれた。……その時の笑顔が忘れられないだけだ」
「でも、ゲームやってるアンタは楽しそうだったぜー?」
「……そうか。それは悪くない気分だな」
年相応の少女の顔で微笑むフェクダに、俺は少しの間、見惚れてしまった。
第3回ヒロイン人気投票(殿堂入り除外)
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①赤:ドゥーベ・ルビー
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③白:フェクダ・ダイヤモンド
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④黒:メグレズ・オニキス
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⑤紫:アリオト・アメシスト
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⑥黄:ミザール・シトリン
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⑦緑:ベネトナシュ・エメラルド
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◎灰:スピカ・ゴッシェナイト