【質問】男にしか扱えない精霊術を鍛える学園と聞いて入学したのですが、俺以外は全員女ってどういう事ですかねー!? ~【学園からの回答】見なかった事にしてください! 何でもしますから!(全裸土下座)~ 作:信頼できる語り手
「メノウ君!」
学生寮に朝帰りならぬ昼帰りした俺を出迎えたのは、饅頭のように床に丸まった灰髪の女子だった。
「あーしもメノウ君みたいに強くなりたいっす! 弟子にしてください!!」
その特徴的なお団子頭は、我が友『スピカ・ゴッシェナイト』ではないか。
「女に土下座をされるのは、この国に来て3度目だぜー。カウンターフィト王国の作法だったりするのかよ?」
そもそも、どうやって俺の部屋に入って……あー、緑髪の聖女が居間から様子を窺ってる。今後は知り合いに合鍵をホイホイ渡す習慣を控えた方が良いかもしれない。
「そ、そんな日常的に土下座させてるんすか!? もしかして、ヤバい筋の人っすか!?」
「よくぞ気付きましたね」
シルクのアオザイを着たベネトナシュが拍手をする。細い腰から豊かな胸までピッタリ薄布が貼り付いており、深いスリットの隙間から見える下履きも蠱惑的だ。性女である。
「そう、メノウ様は危険人物なのです。わたくしはナサヤ教の聖女として、彼の罪を禊ぐ為に泣く泣く身を捧げ……」
「先に夜這いしてきたのはそっちだろー?」
「ひ、ぁ……っ!」
俺は氷の精霊を使って床を滑り、ベネトナシュを後ろから羽交い締めにした。
「ちょっと! スピカ様が居るのですよ!」
細身の聖女が小声で抗議してくるが、俺は構わず乳房を揉み倒す。
「アンタの守護霊なら気配を消せるだろー。何処でもヤれて便利だよな」
「注意深く観察されたら見付かるのですが!?」
そう言いつつも腕力では逆らえないので、ベネトナシュは大人しく『虚構の花屋敷』を発動した。
「あれ? メノウ君が居なくなったっす」
「……!!」
スピカの訝しむ声と足音が玄関の方から聴こえる。ベネトナシュが自分の口を塞いだ。
「おーい、何処っすかー? ……おっ!」
「!?」
居間に入ってきた同級生と目が合う。羞恥によって、聖女の心拍と体温が増した。
「はわわ、漫画が一杯あるっす! 学生街だと手に入らない過激なヤツも!」
スピカは俺達には目もくれず、雑多に積まれた漫画本の山を漁り始める。由緒正しい貴族候補の通う学園だけあって、敷地内ではエログロ系の作品が手に入らないのだ。
とは言っても、一部の女子は裏で回し読みしてるけどな。検閲の甘い古本屋が狙い目らしい。ま、年頃のお嬢様の好奇心は止められないって事だぜ。
「えーっと、『メモリー・ディーラー』の3巻は何処っすかね……」
「アンタ、意外と良い性格してるなー」
俺はベネトナシュを椅子に座らせた後で、スピカの読んでいた漫画を取り上げる。
「あ、師匠!」
「ちゃっかり既成事実化しようとするなよー。まだ弟子入りは認めてないぜ」
「てへへ……」
愛嬌のある笑顔で誤魔化そうとするスピカの肩を小突くと、大きな乳房が揺れた。ドゥーベより少し高い程度の低身長なので、余計に豊満に見える。天然のロリ巨乳体型だ。
「弟子にするか決めるのは、今の実力を確認してからだろー? 制服と武器を持って演習場に集合な」
「……! はいっす!」
スピカはドタドタと部屋を出ていく。
「……わたくしも同行します」
ベネトナシュもそろりと立ち上がった。絶頂の手前でわざと寸止めしたので悩ましげな表情である。敏感娘には我慢というモノを覚えさせないとな。
「……く、ぅ……! ぁぁ、もう……っ!」
聖女がもどかしげな吐息を漏らす。
演習場へと移動した俺は訓練用の藁人形に竹刀を持たせ、適当な精霊を入れて送り出した。
「全力で打ち込んでみろー」
「やあっ!」
言うが早いか、スピカの腰に下げた直剣が鞘から引き抜かれる。その鋭い初撃は藁人形の竹刀を強く押し込んだ。
「ひゅー、こりゃなかなか……」
技の冴えに感心していると、今度は藁人形が繰り出した蹴りを食らって吹き飛ばされる。
「っ! えい、えい、やああっ!」
一進一退の攻防が始まった。
「ん、んー……?」
俺はこめかみを触る。これは一体どういう事だ? 達人1歩手前の動きを見せたかと思えば、技と技の繋ぎが下手過ぎる。
「はい、そこまでー」
「はぁ、はぁ……! ど、どうっすか……?」
汗だくのスピカにタオルを投げ、藁人形から精霊を取り出した。
「アンタの守護霊。他人の動きを真似る固有特性持ちかー」
「うっ……わ、分かるんすか……?」
「ま、あれだけ継ぎ接ぎだったらなー。優秀な特性なんだが、使い方が悪い」
「使い方……?」
スピカの童顔がきょとんとする。
「あー、コピーした大技を当てたい気持ちが先行し過ぎてるんだよなー。連続突きとか振り下ろしとか。だから、簡単に読まれる」
「ぐっ……!」
「アンタ、フェクダに憧れてたよなー? 目標を持つのは悪くないが、達人の技だけを手本にするのは悪手だぜ。理想の動きを意識し過ぎると、崩れた時に立て直せなくなるからな」
「……はい」
イマイチ理解してなさそうな返事だが、今はそれで良し。この場で即座に戦い方を切り替えられるわけがないからな。元気に分かりましたと言われた方が怖い。
「ベネトナシュは、どう思う?」
「……体格と特性に武器が合っていない気がしますね。力で叩き斬る直剣よりも曲刀の方が、スピカ様の強みを発揮できるかと」
武器の変更、か。俺は体格に恵まれてるから、そういう視点は薄かったな。
「へー、よく見てるなー」
「エメラルド家は代々、道具の扱いに長けた家系なのです。わたくしも幼い頃から知識を叩き込まれました。……っ!」
俺が頭を撫でてやると、ベネトナシュは物欲しげな視線を向けてくる。
「あ、あの……!」
「武器は時間がかかるから後日だぜー。次は精霊との契約を確認するか」
「……ぃ、ゅ……!」
俺達3人は改装された儀式の祭壇に来ていた。約1名、壁際でもぞもぞしている先輩がいらっしゃったが、華麗にスルーしておく。
さて、この神秘的な部屋の内部は降霊に適した環境に調整されているらしい。何十室もあるので長時間の使用も問題ないようだ。
「あーしは一応、光の精霊と契約してるっすけど……仮契約みたいな状態でして……」
霊媒体質の女子が霊害に立ち向かう場合、当然ながら特定の精霊と契約しておいた方が良い。命のかかった戦場でランダム降霊ガチャとか、正気の沙汰じゃないからな。
あと、既に契約している精霊がいれば、メラクの友達のように悪霊に取り憑かれるリスクも減らせる。基本的な備えだ。
「仮契約ー?」
「何かこう……不安定なんすよね……。定着してない感じで……」
「あー、なるほどなー。霊媒の視点で考えるとそうなるのか……」
「ほえ?」
俺はどう伝えるべきか思案する。
「そもそも、降霊は一時的な臓器移植みたいなもんだからなー。異物を取り込めば拒絶反応が出るのは当たり前だぜ」
だから、精霊との相性を少しでも高める工夫として、ピアスやタトゥーなど様々な肉体改造を施しているのだろう。
ちなみに、ドゥーベ辺りは物心付く前から体に慣らして拒絶反応を減らしたパターンではないかと睨んでいる。メグレズは天性の才能。
いずれにしろ、各家の秘伝を原理も分からずにパクるのは危険だ。俺は俺のやり方でやるしかない。
「ま、天才霊能者であるこの俺なら、拒絶反応を抑えるくらいは簡単だけどなー」
「ま、マジっすか!?」
「嘘は吐かないぜー。アンタの内側に干渉する為に、肌を触れ合わせる必要はあるが……」
「は、肌を……? も、もしかして……エッチな事っすか……?」
スピカが頬を赤らめ、自分の体を抱き締めるような仕草をする。色々と無防備な娘だが、女性として最低限の恥じらいはあるらしい。
「服を脱げとまでは言わないから安心して良いぜー。ほら、俺があっち向いてる間に、この儀式用の服に着替えてくれ」
「あ、そうっすよね……。よ、良かったっす」
俺が投げ渡した袋をキャッチし、スピカはほっと胸を撫で下ろした。
「ちょっと、タイムタイムタイム! これ……裸よりエッチくないっすか!?」
V字のスリングショット水着に着替えたスピカが、大事な部分を庇うように体育座りで縮こまっている。
「そうだぜー。着替えてる最中、一度も疑問に思わなかったのかよ」
「あ、あーし、集中してると他の事が考えられなくなる性格で……。って、やっぱり騙してたんすかー!! ……うわ……上も下もはみ出しちゃってる……。全然隠れてないっす……」
スピカは自身の乳輪と陰唇を指でなぞり、キッと顔を上げた。
「は、肌合わせって事はメノウ君も同じくらい脱ぐんすよね!? あーしだけ恥をかいて終わりなんて許さないっすよ!!」
「おりゃー! 言われなくても脱ぐぜー!」
「きゃー! いやー!」
シュババっと下着1枚になった俺を見て、スピカは壁際へと後退する。リアクションが素直で弄り甲斐のある奴だ。
「どうしたー? ギブアップかー?」
「そ、そんな事ないっす! 男の人の裸なんて、エッチな漫画で見慣れてるっすよ!」
羞恥心が閾値を越えて、逆に開き直ったらしい。スピカは犬のような四足歩行で俺の方へと近付いてくる。
「お、おお……」
そして、下着の上から俺の膨らんだ股間をさわさわし始めた。
「な、長いっす……。と言うか、これ勃……してるっすよね? あーしなんかの水着姿を見て、こんなに……? ちゃんと入るかな……?」
「おーい、スピカー」
俺は彼女の頬を掌でぷにっと挟む。
「普通に素肌を合わせるだけだからなー? 今日は
「え……?」
彫像になったように固まるスピカ。数秒してから、泣きそうな顔で呟いた。
「楽に死ねる方法とか知らないっすか……?」
「さっきの事は忘れてやるから落ち着けー。勃起させてた俺も悪かったって」
「メノウ君にフォローされるなんてぇ……」
「どういう意味だ、こらー」
「ぴゃ……!」
俺はスピカを宥めたり絞めたりしながら、光の精霊を肉体に浸透させてやりましたとさ。めでたし、めでたし。
「師匠! 今日は色々とありがとうっす!」
「おーう。まだ師匠じゃないけどなー。そうだな……フェクダに1本入れたら弟子にしてやる」
「無理っす! あ、でも、フェクダ先輩と師匠のバトルは見たいっす!」
「勿論、俺サイドを応援するんだよなー?」
「……。じゃあ、武器選びの日程が決まったら連絡するっす! さようなら!」
スピカは都合の悪い話題を全て受け流しつつ、部屋を出ていった。案外、あれくらい図太い方が精霊術には向いてるかもな。俺が品行方正過ぎるのかもしれない。やれやれ。
「メノウ様ぁ……!」
ドアが閉まると同時に、俺の体がベネトナシュのタックルによって押し倒される。普段からは想像できない力だ。
「もう限界でございます……! 自分で慰めても駄目なのです……! 其方の奥まで届くおちんぽ様で、イかせてくださいませ……!」
普段の清楚さは何処へやら、シルク生地の股間部分を使った素股で屹立した陰茎を摩擦し、必死に誘ってくる。
こんな時でもセックスの主導権を男に渡そうとするのは、ベネトナシュのいじらしいところだ。……単純にマゾ気質な可能性もあるが。俺は彼女の細い腰を抱えて立ち上がった。
「んじゃ、後背位で挿入するぜー」
ベネトナシュの背中のラインが地面と水平になるように姿勢を整える。そして、俺が最も挿入しやすい高さで手を放した。
「えっ……!? わ、わたくしの体、空中に浮いているのですが……!?」
そう、俺の身長でちょうど良い腰の高さという事は、彼女の足は床に付かない。カラクリは簡単で、彼女の胴体を今の位置で『停止』させただけだ。
「よくある事だなー」
「また適当な嘘ばかり……ぃ……っ!?」
壁尻のような体勢の穴に陰茎をちゅぼんと突っ込む。既にぐちゅぐちゅになっていた膣内は、待ち望んだ来訪者を熱烈に歓迎してくれた。
「ひ、ぁ゛……! いきなり、駄目でしゅ……! イグっ! イっ、グぅ……っ!」
「アンタも『迷惑は掛けないので合鍵ください』って言っておいて、勝手にスピカを上げただろー? あと、取り巻き連中との茶会を無断で開いたり。嘘吐きはお互い様だぜ」
痙攣している膣内に追い討ちをかける。天井部分のザラザラが亀頭に擦れて堪らない。
「おー、きたきたー。射精そうだぜー」
「ぁ゛ぁ゛……! か、勝手に射精すれば良いじゃないですか……! スピカ様の水着姿に興奮して溜めた精液、便利なだけのオナホおまんこに捨てていけば……っ!」
「いや、正直、この勃起の大半はアンタのエロさが原因だけどなー?」
「……っ! そんな適当な嘘で、機嫌を直したりはしませんからね……! ぁ゛……っ!」
ベネトナシュの膣が激しくうねり、子宮が亀頭にキスするように触れ合った。俺は導かれるままに射精する。
「あ、クる……っ! トびます……っ!」
俺はいつも以上にいやらしく搾り取ってくる膣圧を感じながら、たまには焦らしプレイも悪くないと思うのであった。
床に脱ぎ捨てていた服が振動する。
「あー? メールかー? ベネトナシュ、ちょっと俺の服取ってくれ」
「ご自分でどうぞ。わたくしは今、神聖なる儀式の祭壇で淫行に耽ってしまった罪の証拠隠滅で忙しいのです。聖女をクビになったらメノウ様のせいですので、責任取ってくださいね」
そういや、ベネトナシュの特性は痕跡も隠せるんだったか。使い方が情けない気もするが、共犯なので余計な事は言わないでおく。
俺は服のポケットをごそごそ漁り、愛用の携帯端末を取り出した。
「誰からでした?」
「……知らん人からのラブコール。イケメンな俺に一目惚れしたんだとー」
俺は平静を装いながら服を着て、携帯をポケットに押し込む。
『メノウ・ルースケース様、メンカリナン・サファイア様、アリオト・アメシスト様。以上3名を我々のパーティーに招待致します。詳細は添付ファイルをご覧ください』
俺の表情を見て何かを察したのか、ベネトナシュは珍しく詮索しなかった。
『──『隠秘哲学』代表、アレキサンドライト』
第3回ヒロイン人気投票(殿堂入り除外)
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①赤:ドゥーベ・ルビー
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③白:フェクダ・ダイヤモンド
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④黒:メグレズ・オニキス
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⑤紫:アリオト・アメシスト
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⑥黄:ミザール・シトリン
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⑦緑:ベネトナシュ・エメラルド
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◎灰:スピカ・ゴッシェナイト