【質問】男にしか扱えない精霊術を鍛える学園と聞いて入学したのですが、俺以外は全員女ってどういう事ですかねー!? ~【学園からの回答】見なかった事にしてください! 何でもしますから!(全裸土下座)~ 作:信頼できる語り手
「霊能の血を引く男子を育てる学園、って……。いや、普通に女も入って来てるぜー?」
俺はメラクの頬を両手で挟み、金色の兎──プレイスホルダーに存在をアピールした。
「ん、妾もいる」
「む……? む、むう……!?」
メラクの周りを兎がピョンピョンと跳ね回る。
「男装しておるが、意識は確かに女性……! 設計段階でのミスかえ……? これでは、長期稼働のリソースが……。しかし、修正しようにも同志達がおらねば、どうにも……」
ファンシーな光景だが、ブツブツと独り言を呟く兎からは焦りが垣間見えた。まるで、本番環境でのみ起こる不具合に遭遇し、滝汗を流している技術者のような……。
「そもそも、動いているから良いのでは……? ナサヤ達も既に寿命で死んでおるなら、余以外は誰も問題を指摘できんし……。その都度、こっそりエラーを処理していけば……」
おい、大丈夫か。ミザールに負けないくらい目がグルグルしてるぜ?
「……うむ! ごほん、ごほん! 待たせて済まん。改めて、その件について説明しよう」
プレイスホルダーがピンと背筋を伸ばした。耳まで真っ直ぐに直立している。
「仕様かえ」
「嘘を吐くなー!!」
俺は兎を蹴り飛ばした。小さい体が金の放物線を描いて、『プレイスホルダー深層学園』の校門を飛び越えていく。
「メノウ、動物虐待……?」
メラクが咎めるような視線を向けてくる。意外と可愛いモノ好きだったらしい。
「つい、ノリでなー。ま、でも大丈夫だろ。あの程度でダメージ受けたりしないはずだ」
俺は校門を押し開いた。
「アレ、神格精霊だぜー?」
特殊な訓練を受けている俺の意識に、スルリと潜り込んでくる実力。とぼけた態度をしているが、並みの精霊じゃない。
「さて、どう『歓迎』してくれるのやら……」
予想通りノーダメだった兎の案内により、俺達は豪華な応接室へと通された。……のだが。
「茶でも飲まんか? 菓子は? 最近困ってる事とかあるかえ? 遠慮せず言うてみ」
来客に飢えていた様子の兎は、テーブルに並べた食べ物を勧めてくる。
「久々に孫が遊びに来た爺さんかよー」
文字通りの歓迎を受けた俺は、困惑しながらも綺麗な色の小瓶を口に運んだ。
「ごぼごぼ……! 何だこりゃー!」
異常なえぐみに喉が痙攣する。……油断した! 野郎、一服盛ったな!?
「メノウ、それ、アロマオイル……。芳香成分を抽出した液で、飲み物じゃない」
「え?」
「ラベルが貼ってあろうが。次からは『子供の手が届くところに置かないでください』とでも書き足しておくかえ」
や、やめろ! 2人して呆れた目を向けるな! そんな洒落たもんとは無縁の育ち方してきたんだから、仕方ないだろー!?
「リラックスできるアロマ。……樹木? でも、『匂々会』の活動範囲では見た事ない種類」
「これは故郷で自作した香を再現したものよ。余は調香をライフワークとしておる故な。小娘……珍しい香りが好きなら、柑橘系のコレはどうかえ?」
「凄い。もっと見せて」
香りヲタ同士で盛り上がるメラク達の横で、俺は口直しの菓子に齧り付いた。
「あー、美味い。……けど、ここって夢の中じゃなかったのかよ? 普通に味も実体もあるぜー」
「人の意識に直接作用すれば、無いモノを有るように感じさせるくらいは造作もない。リソースの問題で、今はまだ簡単なモノしか出せんが」
「今はまだ……?」
「左様。この空間は精霊『フィラー』と連動しておる。理解したかえ、『ルースケース』の継承者」
突然の名指しに、飲んでいた茶から口を離す。
「深層に引き込む際、意識への干渉に強い抵抗があった。どうやら、初代ルースケースに授けた余の教えは、今の代までしっかり受け継がれておるらしい。大儀、大儀」
「アンタ、一体……」
訝しむ俺の学生服の袖が引っ張られた。
「……メノウ、気付いてない? 意識の神『プレイスホルダー』については話したはず」
「あー! もしかして、アンタ、異界の神ってヤツかー!? 移動中にメラクが言ってた!!」
カウンターフィト王国の基礎を作った偉人、だっけか? なるほど、だったら『ルースケース』の初代を知っててもおかしくない。
「妾が教えた事、忘れてたんだ」
そんなジト目を向けられてもな……。一度聴いた内容を暗唱できる座学1位と一緒にしないで欲しいぜ。こっちは人並みの脳味噌で頑張って生きてんだよ。
「つまり、余は汝の師匠の師匠の師匠の……とにかく、遠い師匠という事になるな」
プレイスホルダーが短い兎の手足を使って、精一杯の威厳あるポーズを決める。
「『超師匠』と呼ぶが良い!!」
「えー、ダサ……。ネーミングセンス皆無かよ」
「兎パンチ!」
校門前で蹴られたお返しとばかりに、超師匠の拳が俺の腹にめり込んだ。
「あっ、意外と痛い!!」
どんな環境にも適応できるのが、人間の長所である。精霊という超常現象と関わりが深い俺達は、金色の喋る兎にも直ぐに慣れてしまった。
「この学園には汝らの体感時間を引き延ばす効果がある故、現実世界では僅かな時間しか経過せん。焦らず学ぶが良い」
「バトル漫画でありがちな修行空間だなー」
講義室に移動した俺達は、超師匠による授業を受けている。
「まず最初に、知識の擦り合わせを行う。汝らは『精霊』という存在について何処まで理解しておるかえ?」
教卓の上に立った超師匠が俺に目を向けた。
「具体的に問おう、ルースケースの後継者。汝は精霊に『死』の概念があると思うか?」
「それは……どうなんだろうなー。顔見知りの精霊を見かけなくなった事はあるけど、実際に死ぬところを見たわけじゃないし……」
「うむ、先入観のない回答で大変結構。結論から言うと、精霊は死なん」
「へー。……ん? いや、そりゃおかしくないか、超師匠?」
俺は引っ掛かりを覚える。
「数が減らないなら、世界はもっと精霊でパンバンになってるはずだろー? 俺は霊能者だから精霊が見えるし触れるけど、そんな風に感じた事はないぜ」
「鋭いな。が、余は別に『数が減らん』とは言っておらんよ」
……どういう事?
「ん、メノウ。精霊は死なないけど、代わりに複数体が1体に『統合』される事がある」
「よく知っておるな、
摂理。
物理法則を外れた超常現象を縛り、世界をあるべき形に維持する高次法則。例えば、精霊が質量保存を無視して水や土を出しても、摂理によって自然のバランスは保たれる。
アリオトから聴いた話では、アレキサンドライト率いる『隠秘哲学』は摂理への干渉を狙っているらしいが、スケールがデカ過ぎてピンと来ないのが本音だ。
精霊使いにとっての摂理は、重力の向きと同じくらいの大前提だからな。明日から重力の働く方向を変えてやると言われて、素直に信じられるかって話だ。
「精霊の数は世界全体で大きく変化せん。しかし、新たな精霊が生まれる度にエネルギーの総量は増え続けるかえ」
「『幻想飽和仮説』。妾達人間が精霊のエネルギーに押し潰される未来を予想する研究者もいる。……試算では何億年も先の事だけど」
「ふえー」
師匠から実践的な精霊知識は教わったが、まだまだ知らない事が多いな。後で復習しとこう。
「精霊の数は変わらず、霊気の総量は増える……と。え、じゃあ、共喰いしまくれば最強の精霊ができるんじゃないかー?」
「うむ、統合による進化は神格精霊が生まれる道筋の1つかえ。……さて、前置きはここまでにして、そろそろ問いたい」
超師匠が指示棒を軽く振った。
「汝らは精霊の力で何を目指す? フィラーが必要だと判断した以上、どちらにせよ鍛えてやる事にはなるが……具体的な目標がなければ指導のしようがないかえ」
目標、ね。俺は……。
「汝ら、勝ちたい相手はおるか?」
「「いる」」
「──良かろう。余が越えさせてやる」
超師匠が長い兎耳を打ち鳴らすと、俺達の前に謎のオブジェクトが出現した。
「何だ、こりゃー? 銀色の……アタッシュケース? ふわふわ浮いてるけど、中身に何が……。あー、開かないのなー」
「妾の方には、青い鮫……? あ、逃げた」
意味不明な現象に首を捻っていると、超師匠が解説を始める。
「余が与える最初の課題は『精霊との接し方を見詰め直す事』。その為の補助として、汝らの守護霊に視認できる形を持たせた」
「しれっとヤバい事してないかー?」
「安心せい。あくまで、この
いや、人体への影響を気にしたわけじゃなくて、技術的に高度過ぎないかって言いたかったんだが……。流石は超師匠を名乗る存在。俺の師匠よりも規格外だ。
「宿主と共に成長する守護霊は、その人間の本質を映す鏡のようなモノ。即ち、これは己を知る訓練でもある」
「妾の本質……鮫?」
「鮫は格好良いし、全然マシな方だろー。俺なんてアタッシュケースだぜー? 人間の本質が無機物って……」
しかも、鍵がかかってる。どうしろってんだ。
「メノウの守護霊。硬いし、盾として使えそう」
守護霊って、そういう物理的な……?
「メラクの鮫は完全に見失っちまったし……。超師匠ー。俺達の守護霊、どうなってんだー?」
「ぐぬぅ……困ったかえ。ただの基礎訓練でここまで詰みの状態になるとは……」
「アンタにも想定外かよー。そんなに手に負えない劣等生なのか、俺達?」
「落第は初体験」
流れるように諦めるメラク。『心6』評価なだけあって、根性と粘り強さに難があるな。
「待たんか、蒼玉の、鞄の。プレイスホルダー深層学園を授業料だけ高い凡百の教育機関と一緒にするでない」
「誰が『鞄の』だ」
こちとら、アンタのせいでアタッシュケースを連れ歩く羽目になってんだよ。
「優秀な指導者とは臨機応変なもの。ここは段階を1つ飛ばして、フィラーの強化を先に進めてしまおう」
「フィラーの強化ー?」
「うむ、鞄のが持つ縁を強固に結び直す事で、契約精霊であるフィラーも力を増すかえ。分かりやすい恩恵を挙げるなら、深層学園の設備が充実し、滞在可能時間が加算される」
「まるで育成ゲームだなー」
絆ポイントを貯めて拠点をレベルアップ、みたいな。そういう要素は割りと嫌いじゃない。
「設備って、どんなの?」
「鞄のが現段階で解禁可能なのは、体育館、図書館、保健室、食堂、植物園、シャワールームのいずれかで……」
「図書館……!」
「左様。余の友人達や王国創始者の記憶が本として所蔵されておる。意識ごと没入できる体験型の書架は余の自信作よ。さて、鞄の。汝の縁を支払って施設を解禁してみるかえ?」
メラクの目がキラキラしている。俺は潔く両手を上げて降参した。
「あー……図書館を解禁するぜー」
「……!」
ま、この笑顔が見れただけで良しとするかね。
「深層学園の図書館は……革新的」
ハイテクな検索システムを初見で使いこなしたメラクは、あっという間に数十冊の本を読み終えた。
「1冊を読むのにかかる時間。一生に読める文字数に限界があるのは、全読書家の悩み。でも、ここならそれが解決する」
満足そうで何より。
「未知の技術を沢山知れた。これで本番も勝てるかもしれない」
「本番ー? 何か試合でもあるのかー?」
「……少し先になるけど、各国が武力を誇示する為の『交流会』が開催される。序列持ちは学園代表として、ペアでエキシビジョンマッチに参加しないといけない」
エキシビジョンとは言うものの、実際はどの国も他国に舐められたくないので、大人げないくらいガチで潰し合うそうだ。バレなきゃ反則や闇討ちも普通にやるらしい。うひゃー。
「で、メラクは誰とペアを組むんだー?」
「フェクダ」
「うわー、よりにもよって一番相性が悪そうな奴と……」
頭脳派と肉体派。理論派と感覚派。この2人の間でマトモな会話が成立してるところを見た事がない。もう、連携死んでるだろ。
「多分、わざと。学園長は勝利よりも学びを得る事を重要視してるから、敢えて苦手な相手と組ませてる」
「負けても精霊使いの実力は見せられるしなー」
「そう。……でも、妾は負けたくない」
「おー、頑張れー。俺はメラクを応援するぜ」
「ん、妾が1番になる。……こんな気持ちになったのはメノウのおかげ。昔から、絶対に追い付けない姉さんが前にいて、負けた時の言い訳ばかり考えてた」
メラクは俺の手を握り、先導するように歩き始める。彼女の軽い足音も、小さな声も、静かな館内ではよく響く。
「本を読むようになったのも、読書する姉さんの横顔に憧れたから。初めは読んでる振りだったけど。妾はずっと、あの人の背中を追いかけてる。だけど……」
本棚と本棚の間。狭い空間で俺達は密着した。メラクが学生服のボタンを外し、健康的な白さの首元が曝け出される。
「今は誰にも負けたくない」
小さな手が俺の股間をさわさわしてきた。人生初の逆痴漢体験である。
「本の匂いはやっぱり落ち着く」
「おーい、メラクさーん……? 俺の息子が落ち着かない事になりそうなんですがー」
むしろ、ビンビンに興奮してきた。
「縁を深める事が課題。何か問題ある?」
「そりゃそうだが……。ほら、本が汚れるかもだしー。な?」
「ここは夢の中だから大丈夫」
畜生、適応が早い! これが座学1位か!!
「ね、ちょっとだけ……。んっ……!」
「人の膝を無断で使って角オナすんなよー」
あー、ヤバい。低く抑えた吐息が逆にエロく感じてくる。ここまで誘惑されたら。
「もう、とことんヤるしかないよなー」
メラクのおねだり猛攻には、どうにも弱い。
「メノウと一緒に深層学園へ来れた『特別』が嬉しい。凄く、嬉しいから。……妾とのエッチが1番だって、汝の意識に刻んであげる」
俺とメラクは相変わらず相性抜群で、挿入後に少し腰を動かしただけで暴力的な快感に襲われる。褪せる事ない名器だ。
「んぁ……メノウ……パンパン激しい……!」
「こんなセックス、止められるわけないだろー! あー、この密着感が堪らんぜー!」
「止めなくて、良いから……! もっと凶悪おちんちんで突き回して、汝専用のおまんこになれるように、教育して……っ!!」
いや、訂正しよう。彼女は以前よりも進化している。半球型の美乳は俺の指に吸い付き、膣壁はストロークの度に甘えるように縋ってくる。
「ん、ふぁ……! ぁ……もう駄目……! イキそう……! お願い、ベロキスしながら……! ちゅちゅ……! イっ……ひゅ……っ!!」
モノポリー公国への旅を通して互いへの理解を深めた俺達は、これまで以上に芯で繋がるような絶頂へと至った。
「ごほん」
超師匠が咳払いをする。
「若者の火遊びはけしからん、などとは言わんよ。そういう事情には理解があるつもりかえ」
「あー、全部バレてるわ、コレ」
俺は観念した。傍にメラクというストーカー気質女子がいる為、監視や盗聴の可能性は常に頭の片隅にある。
「余も夜の街を遊び歩いた時期がある」
「恋人とかいなかったのかー?」
「意識を弄って廃人にされたくなければ、二度とその質問を口にするでない」
「サーセン」
俺は大人しく謝った。コミカルな言動の兎に扮していても、超師匠の実力は本物だ。この夢空間で敵うとは思えない。
「無論、その気になれば彼女の1人くらいは簡単に作れた。が、幼馴染のエフェソスという女が口うるさくてな。いつもいつも、余の女関係の雑さを咎めてくるのが……」
俺とメラクが顔を見合わせる。
「それって……」
「……ん」
「どうかしたかえ?」
「「何でもない」」
少し先の未来で、俺は超師匠の性癖が幼馴染属性だと知る事になるが、それはまた別の話。
「まあ、結果的に縁が強まった様子である故、手段が邪道でも良しとするかえ」
「そうは言うけど、超師匠ー。フィラーの能力からして、セックスで縁を結ぶ方法が邪道ってのは酷くないかー?」
「?」
「霊気を流し込んだ対象同士を強制的に『仲良く』させる能力。ありゃ、完全に……」
「まっ、待て! ……は?」
超師匠が円らな兎の目を瞬かせる。
「……そのような機能、フィラーに組み込んだ覚えはないが……」
「あー?」
「女子が深層学園に入り込めた事に加えて、この異変……。一体、何が起きておる……?」
考え込む超師匠を遮るように、重々しい鐘の音が校内に響き渡った。
「……終業の時間かえ」
金の兎は顔を上げる。
「人を学べ、ルースケースの名を継ぐ者よ。さすれば、自ずと進むべき道も開かれるであろう」
視界が柔らかい光に包まれた。
現実世界で意識を取り戻した俺の陰茎は、セーラー服の両目隠れ少女『ナデル・ホコレンド』に挿入中だった。
「はぁ、うぅ……メノきゅん、ケダモノだよぉ……。泣き叫んでもピストンやめてくれないしぃ……。鬼畜ぅ……」
そんな事を言われても、一切記憶にない。ただ、状況を繋ぎ合わせて考えると、どうやら意識が深層学園にいる間の体は直前の動作を繰り返すらしいと推察できる。
「メノウ。深層学園の事、覚えてる?」
「勿論。超師匠の授業もなー」
「ん」
メラクの質問に小声で返答した。
「本の読み過ぎで、少し眠い……」
「そうか。じゃあ、先に寝ててくれ」
「汝は?」
「俺はもう一仕事してからだなー」
壁に体が埋まったナデルの、使用済み避妊具をぶら下げたスカートに軽く平手打ちする。
「ひぃん……っ!?」
「この変態には夜這い未遂の慰謝料として、色々と便宜を図って貰わないとなー。なあなあで許すと霊脈学園が舐められるからなー」
「ごめんなさいぃ……。虐めないでぇ……」
「そう。お仕置き、頑張って」
「メラきゅんまでぇ!?」
ちなみに、翌日。ナデルは人混みに巻き込まれずに公国を出られるルートを手配してくれた。有能パシリの誕生である。
そんなこんなで、俺達の短期旅行は様々な出会いと共に幕を閉じたのだった。
第3回ヒロイン人気投票(殿堂入り除外)
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①赤:ドゥーベ・ルビー
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③白:フェクダ・ダイヤモンド
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④黒:メグレズ・オニキス
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⑤紫:アリオト・アメシスト
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⑥黄:ミザール・シトリン
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⑦緑:ベネトナシュ・エメラルド
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◎灰:スピカ・ゴッシェナイト