※この作品はR-18です。

【質問】男にしか扱えない精霊術を鍛える学園と聞いて入学したのですが、俺以外は全員女ってどういう事ですかねー!? ~【学園からの回答】見なかった事にしてください! 何でもしますから!(全裸土下座)~   作:信頼できる語り手

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やあ(´・ω・`) ようこそ、『コスプレセックスしないと出られない部屋』へ。このミニスカメイド服はサービスだから、まず着替えて落ち着いて欲しい。ククク……かかったな、阿呆が!!

「たまには授業に出るのも悪くないなー」

 

「ん、汝は頭の回転が早い。直ぐに全科目で平均点以上が取れるようになる」

 

「おー、マジか。座学は1位のメラクが言うなら信じちゃうぜー?」

 

「……信じて良い。分からない箇所があったら、妾が責任持って教えてあげる」

 

 俺は先日の件で仲良くなったメラクに誘われて、珍しく授業に参加していた。霊脈学園だけあって精霊に関する講義が中心のカリキュラムである。

 

 正直、針の筵を覚悟していたが、真面目な学生達は授業に集中しており、特に俺個人が話しかけられる事はなかった。

 

 メラクが親しげに接しているので、男装女学生の1人だと間違われた可能性もある。男子の入学はまだ噂レベルでしか広まってないみたいだし、制服も同じだしな。

 

 そんなわけで、授業終わりの体を解しながら学生寮に戻るところだったのだが。

 

「貴方がメノウ・ルースケースね」

 

 紫の髪で左目を覆い隠した学生が、俺の進路を妨害するように立っていた。

 

「人違いだぜー」

 

「あたしは序列5位の『アリオト・アメシスト』! 貴方に話があって来たわ!」

 

 アリオトはビシッと俺の顔を指差す。身長が下手な男子より高く、声もよく響く彼女は、周囲の注目を一瞬で集めてしまっていた。

 

「……アリオト。メノウに何か用?」

 

 メラクが警戒するように俺の服をぎゅっと掴む。あんまり引っ張られると首筋のキスマークが見えるから、程々にしてくれよ。

 

「メラク! 貴方は退いてなさい!」

 

「は? そっちこそ退いて。通行の邪魔」

 

 女同士の視線がバチバチと火花を散らす。メラクが攻撃的な事を言うのは意外だが、放課後の帰宅を邪魔されたら苛立つのも無理はない。

 

「だーかーら、人違いって言ってるだろー? 序列5位のアリオトさーん?」

 

「貴方! あたしが5位だからって舐めてるわね! 言っておくけど、本気を出せばあたしが一番強いんだから!」

 

「あー?」

 

 俺は肩を竦めた。

 

「そんなのは『見りゃ分かる』。けど、出せない『本気』は存在しないも同然だろー?」

 

「試してみる?」

 

「やめとけよ」

 

 俺はこの学園に来てから初めて、全力の精霊術を振るう準備をする。ビリビリと空間を震わせる霊気の密度に、隣に立つメラクが目を見開いた。

 

「俺とアンタが本気(ガチ)で殺し合ったら、遊びじゃ済まなくなるぜ。笑えない冗談だ」

 

「……そうね。今のはあたしが軽率だったわ。忘れて頂戴。精霊術を扱う強者には責任があるって、パパも言ってたもの」

 

 アリオトが謝罪の礼をする隙に、背中に回した掌に水の精霊を集める。俺はメラクを小脇に抱え、さっさと逃走を図った。

 

「ま、そういう事で。男爵級『水時計』」

 

 大理石の地面に伸びた水流に足を乗せ、一直線に……。

 

「姑息ね! 男爵級『毒蜘蛛』!」

 

「ぼへっ!?」

 

 バシャーン。

 

 突然足に激痛が走った俺は、頭から水の中に倒れ込む。咄嗟の判断で横に放り投げたのでメラクは濡れていないが、こっちは下着までビショビショだ。

 

「お生憎。男は信用するな、ってパパから教わってるの。……ミザール!」

 

「ははは、准爵級『奔雷』」

 

「伏兵かよー。准爵級『樹苑』」

 

 足元から生やした樹木で、雷を纏った女の蹴りを受け止める。木の幹からジュウッと嫌な音がした。

 

 縛り上げてやろうと枝を動かしたが、彼女は黄色の長髪を靡かせて間一髪で躱していく。

 

「すばしっこいなー」

 

「足の速さだけが取り柄でね」

 

 序列6位『ミザール・シトリン』が愉快そうな声で答えた。

 

 表情は分からない。目にはゴーグル、口元にはガスマスクを着用しているからだ。

 

 女性的な体型を隠す為に配布される学生服のマントにも、やたらとゴテゴテした機械が付いている。

 

「その格好、重くないのかー?」

 

「おいおい、君。女性に『重い』なんて言葉は失礼だろう? ああ、いや、学園生は表向き男性という扱いだったか。私は帰国子女だから、どうにも王国の流儀に慣れなくてね」

 

「はー、なるほどー」

 

 ミザールは溜め息を吐いた。

 

「国王を蹴り飛ばした件で謹慎処分を受けてたから、少し前までは授業にも出られなかったんだ。こうしてアリオトに協力(のパシリを)しているのも、授業ノートを見せて貰う為さ」

 

「国王を蹴り……?」

 

 あ、素でイカレてるタイプだな、コイツ。王国の流儀とか、それ以前の問題だろ。

 

「……アリオト。幾ら男子が嫌いでも、狂……ミザールと組むなんて汝らしくない。何故、そこまで彼を目の敵にする?」

 

 メラクが精霊を宿した腕を向けながら、アリオトに問いかけた。

 

「それは……貴方があたしのパパと同じ家名を名乗っているからよ! メノウ・『ルースケース』!!」

 

 え? 家名? いやいや。

 

「そりゃ言い掛かりだぜー。俺のラストネームは家名じゃなくて、師匠から貰った……」

 

 ……ん、待てよ?

 

 何かが記憶の奥に引っ掛かる。そう言えば、師匠は酔っ払った時によく……。

 

『俺には娘がいてな! ちょうどお前と同じくらいの歳なんだが、これが可愛いのなんのって……。え、前にも聴いた? そんな事言わずに、何度でも聴けよー、メノウー!』

 

「し……っ!?」

 

 俺は久々にガチな絶叫を上げた。

 

「師匠の娘ーーーーーーー!?!?!?」

 

 

 

 テーブルを挟んでコーヒーを飲みながら、俺とアリオトは互いに視線を交わす。

 

「あー、師匠の実の娘って事で良いんだよな。じゃあ、その隠してる左目は……」

 

「ええ、まだアレが『取り憑いてる』わ。……知ってるのね」

 

「師匠がずっとソレについて研究してたからなー。道理で、1人だけ桁違いにヤバい気配がするわけだぜ」

 

 霊脈学園の事情を知る店員しかいない学生街の喫茶店には、如何にも女っぽい服装の学生達が多く見られた。

 

 授業中と違ってキャピキャピしているので、なかなか騒がしい。ま、おかげで会話を盗み聴きされる心配はなさそうだ。

 

 ちなみに、濡れた学生服は炎の精霊術で乾燥済みである。

 

「本当にパパの弟子なのね」

 

 アリオトは複雑な表情を浮かべ、言葉を選ぶように話し始めた。

 

「……あたしはパパがいなくなった後、隣国のアメシスト家に引き取られたわ。凄く優しい人達で何不自由なく育てて貰った」

 

 俺は黙ってコーヒーを啜る。

 

「パパは多分、あたしをこっちの道に進ませるつもりはなかったの。精霊術を教えてくれたのも護身の為。でも、霊脈学園に進学したアメシスト家の娘が大怪我を負ったって聞いて……」

 

「代打で入る事にしたわけだなー? アメシスト家を代表する跡継ぎとして」

 

 アリオトの事情は分かった。ま、何と言うか……師匠の娘らしい意志の強さだな。

 

「何処まで使える?」

 

「侯爵級。それより上はパパに禁止されてたから。でも、学園内では使わないわよ? 貴方と違って制御できないもの」

 

「ドゥーベとの戦い、見てたのか?」

 

「あれだけ派手にやればね」

 

 俺は会計伝票を指に挟み、席を立つ。

 

「おーし、次行くかー」

 

「次って……もう暗くなる時間よ? 何処に連れて行くつもり?」

 

 父親の弟子と確認できたからか、アリオトの態度は少し柔らかくなっている。まるで弟でも相手にするような雰囲気だ。

 

 俺はそんな彼女にこそばゆい気持ちを感じながら、頬を掻きつつ笑顔で答える。

 

「あー。……ラブホ?」

 

 アリオトは笑顔で親指を下に向けた。

 

「最っ低。──准爵級『毒牙』」

 

 

 

 アリオト・アメシストの左目には、非常に危険な呪いの精霊が宿っている。

 

 師匠が世界中を探しても解呪の方法が見付からなかったと言うのだから、現代の精霊術での根治は絶望的だ。

 

 ……俺がカウンターフィト霊脈学園に入学したのも、優れた霊能者の集まるここに期待していた面がある。

 

 勿論、青春を楽しむついでだけどな。俺の人生を犠牲にして娘を救っても、師匠が褒めてくれるわけがない。

 

 とは言え、あの師匠が生涯を捧げて研究してたんだ。呪いの精霊に対抗する手段は既に幾つか発見されている。

 

 その1つが、これだ。

 

「嘘でしょ……?」

 

 俺がダブルベッドの上に広げた衣装を見て、アリオトがドン引きしている。

 

「これ、何……?」

 

「乳袋付きのミニスカメイド服だぜー」

 

「……ああ、貴方が着るのね。このサイズだと腰回りがキツくないかしら? 心配だわ」

 

「そんなわけないだろー。良い加減、現実を直視しようぜー」

 

 彼女の灰色の右目から光が抜け落ちた。 

 

「何この服……馬鹿じゃないの?」

 

「学園長の私物だから洗って返せよー。コスプレエッチに使う予定で預かってたんだからなー」

 

「はぁ!? 何やってるのよ、あの人!? マジで馬鹿じゃないの!?」

 

 学園長への尊敬の念が現在進行形でゴリゴリ失われている。すまん。だけど、ミニスカメイド服を持ち歩いてる言い訳が思い付かなかったんだ。

 

「……理由はあるんでしょうね」

 

「それは当然。精霊にまつわる儀式では、身に付けるモノが大事だってのは知ってるだろー?」

 

「役割を示す記号を用意する事で、より具体的なイメージを伝えられるからよね」

 

 精霊術を使う時も、重要なのは言葉ではなく『意味』を精霊に伝える事である。術に名前を付けるのはただの手段だ。

 

「メイド服……主従を表す記号……。何となく意図は理解できたわ。今回は従ってあげる。着替えるから向こうに行ってて」

 

 アリオトがメイド服に着替える間、俺は風呂場で待機する。

 

「これで……良い、かしら……?」

 

「おー、ばっちりだぜー」

 

 メイド服は一般的な女性のサイズなので、男並みの長身を誇る彼女が着るとパツパツだった。色んなところの肉がはみ出している。

 

「はぁ……ここまで来たら仕方ない。今から貴方の命令に従うわ。そっちの方が成功率が上がるでしょ?」

 

「物分かり良いなー」

 

 この辺は師匠の血を感じる点だ。土壇場で肝が据わっている。

 

「勘違いしないでよね。あたしはパパの積み上げた成果を正しく知りたいだけ。その弟子である貴方の実力がどんなものか。……あたしを、置いていくほどの価値があったのか……」

 

 アリオトが奥歯を噛み締めた。

 

 俺は厳かに頷き、メイド服の胸部分をグイッと引っ張って下ろす。ばるんっと張りのある生意気おっぱいが飛び出した。

 

「あたしはメイド……あたしは従者……」

 

「額に青筋立てながら睨むのやめてくれよー。あと、下着は?」

 

「さっき脱いだわ。大きいサイズの下着は予備が少ないから、汚されると困るの」

 

 確かに彼女の胸は特大サイズである。ボリュームが凄い。

 

「こういうポーズ、とれるかー?」

 

「こ、こう……?」

 

 アリオトが露出した乳房に両手を押し当てて、ハートの形を作った。爆乳がむにゅっと沈む。人差し指で乳首を隠しているのが逆にエロい。

 

「良いねー、良いねー」

 

 俺は様々な角度から写真を撮った。霊害の解決は記録に残す必要があるってメラク先生も言ってたからな! 俺も見習わないとな!

 

「ちょっと、スカートの中まで撮らなくても良いでしょ!!」

 

 うひょー、ただでさえ短いミニスカが大変な事になってるぜ。暫くはオカズに困らんな、こりゃ。

 

「いやー、被写体のスタイルが抜群だから、ついつい撮っちゃうぜー」

 

「……ま、まあね。体型維持には気を遣ってるもの。貴方、なかなか見る目あるじゃない」

 

 アリオトが嬉しそうに胸を張る。

 

「チョロい女だなー」

 

「呼吸を麻痺させて殺すわよ」

 

「怖っ」

 

 具体的な脅迫に玉がひゅんとなった。

 

 

 

「後で殺す……! 絶対、殺す……!」

 

「そんな格好で言っても滑稽だぜー?」

 

 アリオトは女性器の前で指ハートを作り、入り口をくぱぁと押し広げている。

 

 完全に挿入をおねだりする体勢であり、誰がどう見ても雄に媚びる雌のハメ乞いポーズだった。

 

「くっ……いっそ殺しなさい……!」

 

「女騎士かよー」

 

「あっ……!」

 

 俺はアリオトの長い前髪を退けて、隠れていた左目を見る。

 

「綺麗な金色だぜー」

 

「貴方……あたしの左目を見ても何ともないの……? 精霊の……呪いの影響は……?」

 

「さあなー」

 

 全身の骨が何本か砕けた感覚があったが、それだけだ。活動に支障はないし、直ぐに再生する。精霊術フル稼働で人体の急所を防御しといて良かったぜ。

 

 そんな些細な問題よりも、アリオトの顔をじっくり見る方が大事だ。

 

 右目が灰色、左目が金色。紫色の髪と合わせて、何処か神秘的な配色に思える。

 

 ……いや、呑まれるな。目の前にいるのはただのミニスカメイド。俺はご主人様。俺が彼女を支配して、精霊ごと掌握するんだ。

 

「よっしゃー、そのオッドアイをオッホアイに変えてやるぜー」

 

「馬鹿ね……。……震えてるじゃない」

 

 アリオトの瞳が揺れる。

 

「そういう意地は、嫌いじゃないわ。やってみなさい、ご主人様」

 

 

 

 ギシギシとベッドが軋んだ。俺は汗だくになりながら、ひたすらに腰を打ち下ろす。

 

「おらー! イケー!」

 

「お゛……っ! あ゛っ、あ゛……っ!」

 

 アリオトは口をすぼめ、低い声で鳴いていた。身長差があまりないので腰の位置を合わせやすい。

 

「お゛ん……っ! もう、らめぇ……!」

 

 灰色の右目は大きく開かれ、目の焦点はもはや合っていなかった。涙を流しながら性的快楽を享受している。

 

 だが、まだだ。

 

 左目。金色の左目は微動だにしていない。まるで機械のように冷静に俺の顔を捉えている。

 

「アリオト! 舌出せ!」

 

「ふぁ、い……! んん……っ!?」

 

 彼女の舌に俺の舌を絡め、腰を叩き付けながらアリオトの口内も蹂躙していく。

 

 欲情を煽る卑猥な音を響かせながら、俺は体内で精霊を調合していた。遠い国の霊能者が厄除けに使っていた精霊の配合。それの超濃縮バージョン。

 

「ぷ、はぁ……っ! メノウのちんぽ、グツグツに煮え滾ってるわ……っ!」

 

 これをアリオトに飲ませる? いや、それでは足りない。あの呪いの精霊を一時的にでも抑えるには……!

 

「はー! はー! おい、アリオト! 直接、顔にぶっかけるぜ!!」

 

「分かった、わ……っ! 遠慮なく、全部ぶつけて来なさい……っ!」

 

 俺が腟内から陰茎を抜いて立ち上がり、ゴムを外してアリオトに向けると、彼女は真っ直ぐにこちらを見詰めていた。

 

 ベッドの上で祈るように跪き、その美しい顔を俺に差し出す。

 

「よく頑張ったわね、メノウ」

 

「ぐっ、射精る……っ!」

 

 俺の溜まりに溜まった精液が彼女の顔にかかった。髪、額、頬、顎。

 

 当然、開きっ放しの左目にも。

 

「あ、ぁん……っ! 熱、い……っ!!」

 

 金色の目……呪いの精霊が初めて反応する。瞳がぐるぐると彷徨い、最後に瞼が眠るように閉じられた。

 

「沈静化、成功……。だぜー……」

 

 極度の興奮で誤魔化していた緊張と疲労とダメージが一気に襲ってくる。

 

 ──俺は、意識を手放した。




沢山の感想・お気に入り・評価付与、ありがとうございます。【シチュエーション募集中】

TS僕っ娘もの・親友ハーレムもの・男の娘ものもよろしくお願いします。【関連するシリーズ】

第3回ヒロイン人気投票(殿堂入り除外)

  • ①赤:ドゥーベ・ルビー
  • ③白:フェクダ・ダイヤモンド
  • ④黒:メグレズ・オニキス
  • ⑤紫:アリオト・アメシスト
  • ⑥黄:ミザール・シトリン
  • ⑦緑:ベネトナシュ・エメラルド
  • ◎灰:スピカ・ゴッシェナイト
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