アリシアの背中を支えながら、ゆっくりと腰を引く。結合が浅くなると同時に――
「あっ……抜いちゃ……」
哀願する声。構わず更に一歩引くと白濁の糸が二人の間に架かる。だが完全には離れず角度を調整。今度は前へ。
「んんっ!?」
亀頭が再び潜り込む。熱く潤んだ秘洞が歓喜に震えるように締め上げてきた。
「うわ……これ……」
正面から貫く形に変わったことで全てが視界に入る。黄金の茂みが蜜で濡れ光り、桃色の粘膜が杭を呑み込んでいる光景はあまりに卑猥だった。
「やだぁ……こんな格好で……っ」
羞恥で顔を隠そうとする彼女を制止する。両手で腰を掴み引き寄せる。
「動くぞ」
宣言と同時に下から突き上げた。パンッと湿った打擲音と共に白い臀部が宙に浮く。
「ひぃあっ!?」
悲鳴にも似た嬌声。だが腰を下ろすタイミングで重心を預ければ容易く受け止める。弾力のある尻肉が腿に押しつけられながらも衝撃は最小限に抑えられた。
「あんっ! あっ! これ……深ぁいっ!」
仰け反る上半身。それにより巨乳が眼前で踊る。上下運動に合わせてぶるんと波打ち乳輪の淵まで揺れる光景は暴力的なまでの煽情だった。
「こっちも……いただく」
思わず腕を伸ばし左右の乳房を鷲掴みする。重量感ある塊が指の間から溢れ出た。
「ひゃうぅんっ!? 同時なんて……反則よぉ!」
抗議の声だが身体は従順だ。内襞は甘く蠕動し竿全体を甘咬みするよう。乳首を抓めば更に締まりが増した。
「やぁ……胸だけで……下が……キュゥッて……」
感覚の連動だ。乳腺と膣道が共鳴し過敏になっている。弱点を把握した俺は攻め方を変える。一方は深く穿ちながらもう片方は啄むように胸先を愛でる。
「だめっ♡ おっぱいもナカも一緒なんて……壊れちゃうぅ!」
悲鳴混じりの喘ぎ。だが腰使いは貪婪に絡みつき抽送に合わせて自らも躍動する。汗で湿った金髪が額に張りつき官能的な表情を彩った。
「ゲンマ……わたし……もう……」
限界を告げる声音。互いの肌は熱を孕み珠のような汗が滴り落ちる。
「イくか?」
「んんっ……一緒に来て……!」
求めに応じ全力で腰を打ち据える。肉を打つ音が部屋中に反響し結合部から飛沫が噴き上がった。
「あ゛ぁっ♡♡♡」
絶叫と共に彼女の背筋が弓なりに反る。同時に内腔が激しく痙攣し精を搾り取ろうと蠢いた。
「くっ……」
堪えきれず最奥へ突き刺す。堰を切った奔流が迸り――
「ひゃああぁんっ!!」
二人の絶頂が重なり合う瞬間、ホテルの古い窓から差し込むネオンが閃光となって部屋中を照らした。
余韻の中、二人は繋がったまま荒い呼吸を繰り返す。アリシアの胸が大きく上下し汗で濡れた谷間に月明かりが溜まる。
「……すごかった」
放心したように呟く彼女に額を合わせた。熱い吐息が唇に触れる距離で囁く。
「あぁ」
その言葉だけで充分だった。退廃都市の片隅で生まれた刹那の幸福が静かに溶け合っていった。