「精霊と日本一うゎぁーな男の自由すぎる冒険日誌」 作:めがねモエ
後編「初めてのティル、その愛、エロとバカの狭間で」の巻、その7
俺は虫眼鏡でもって、そして己の目も皿のようにして、よぉーくティルの表情を観察しながら、深く深く口づけを交わした。
あぁ、ティルちゃんてば、なんてエロ可愛いんだ。こんなにも情熱的は表情しちゃってぇ。
ティルのもらす「ああっ」「はあぅっ」という耳にも心地よい色声、そのジョニーにグッとくる吐息をも呑み込むように、俺ははむはむとティルとの口づけを貪った。
しかし、唇ではティルを直接感じながら、目線は俯瞰というのも──、何とも不思議な感覚。どこか夢の中のようである。文字通りの夢心地ではあるのだが。
なんだかこれってぇ──。
この人形を操る感じ、何か以前にもあったような──。
ああっ! 思い出した。ガキの頃、妹のリカちゃん人形とそのボーイフレンドわたる君でやった、チョメチョメおままごとっ! そうだそうだっ! 懐かしいなぁ。最初は妹に内緒でこっそりやってたけど、そのうちバレて──。困惑する妹に開き直って、お前がリカちゃん役をやれって、強引に一緒に遊んだっけぇ。いやぁ、面白かったなぁ。妹も「ヤダヤダ」言いながらも結局、リカちゃんは俺の操るわたる君のなすが儘で、とことんなまでのエロ遊戯に付き合ってくれたんだよなぁ。あいつもホントは内心めっちゃドキドキしてて、ぜってぇ面白かったはずだ。我妹ながら、ちょームッツリどスケベっ娘だ。そう、あの時すでに色んな体位を研究してたんだよなぁ。兄妹のいい思い出だなぁ、これ。
──って、言っても、今はそれどころじゃねぇっ! それを遥かに凌いで、チョーすげぇっつうのっ!
リアルに感じる感覚、そして相手は人形ではなく、ティルっ! こんなにエロい人形遊戯はありえねぇっ!
俺は「ぷはっ」っとティルの唇から「ヌシ様人形改」の口を離し、今度は耳、首筋、肩、鎖骨と──、そして外してはいけない大切なスポット、腋の下をペロペロチュッチュと「暴れる鰻」──というよりは、「ヌシ様人形改」版の「暴れるどじょう」というべきかな──を這わした。可愛い吐息を上げるティル。腋を攻めると、「ひゃ」っと体を震わせる。
おもむろにティルの右腕を万歳のように上げさせ、さらに執拗に腋窩をチュッチュする俺。
「ま、マスタぁー、そんなとこぉ、は、恥ずかしいよぉ。それに、くすぐったいっ。きゃぁっ」
あはっ! とても良い正しい反応だぞっ! ティルちゃん。
そう、俺は可憐な乙女の腋の下が大大大好物なのだっ!
「何を言ってるんだ、ティル。ここをチュッチュせずして、なにも始まらんっ!」
「ああうぅぅっ!」
恥じらうティルがさらに俺を熱くする。ああ、愛おしい。
「ティル、ここも性感帯なんだぞ。それに女の子の大切な大切な、エロの魅惑を強力に秘めた部分。一部の気骨ある紳士達にとっては、腋の下チョメチョメと同じぐらいエロを感じて、渇仰の的なんだぞ」
「そ、そんなの、変だよぉ。変態さんだよぉ。ああぁぅぅ。私、汗かいちゃってるし、綺麗じゃないよぉ。恥ずかしい──」
「何を言う、だからこそいいんじゃねぇか。汗を拭うなんて以ての外。漢達は女の子の汗が欲しいんじゃないか。それをペロペロチュッチュしたいんだぞ」
「や、やだぁ、ふえぇぇんっ」
「ティルの汗、とっても美味しい。この吟醸香のような甘い香りも、そして、ほんのり効いたしょっぱみも。ああ、あんて甘美な。もっと、もっと欲しいっ!」
「ふぇぇぇっ、解説しないでぇ。マスタぁー、変態さんだよぉ」
俺はもうこのままずっとペロペロチュッチュとしていたい思いに駆られた。
「ティル、汗は言うなればフェロモンなんだよ。だから漢達はそれを欲しがり求める。そして、汗腺のある腋の下は沢山汗をかくだろ? それが漢達を惹きつけてやまないんだ。だから女の子にとっても、女子力を発揮する重要なポイントなんだよ」
「だ、だからって、そんなに舐めちゃ、やだぁ、く、くすぐったいよぉ」
そのちょっとイヤイヤする感じがまた、たまらんのだっ!
「こそばゆくて感じるだろ、ティル。そうそう、よくグラビアのポーズで腕を上げるのがあるだろ、女子達は特に何も意識しないでポーズ決めてるだろうけど、あの腋の下全開ポーズは、漢達にとってはもうそれこそたまらんのだっ! とてつもないセックスアピールってわけなんだぞ」
腋汗といえば、某企業の、うら若き乙女達が汗を拭きまくるCMを思い出す。数多の変態紳士諸氏もきっと思われたであろう、あの「さらさらパウダーシート」に変身したいと。
さあ、ティルも腋で感じられるように、たっぷり愛撫してあげるよぉん。
「俺にとっちゃ、腋の下をチュッチュするのは挨拶代りのキスみたいなもんだ。よくウェ──」
「ん? 上?」
「い、いや、なんでもない。さあ、上に手をあげてぇ。ほらチュッチュ」
「はうぅぅっ」
やべぇ、「ウェンディと二人きりになると、俺はすかさず腋をチュッチュしてやるんだ。あのクールなウェンディでさえ、頬を赤らめて甘い吐息を──」なんてぇ、ティルの前で他の精霊の話を出しちまうとこだった。あぶねぇー。あぶねぇー。俺としたことが、調子にのって講釈たれるから、チョメチョメの最中に他の娘の名前を出すなんて、なんて失礼なことをしちまうとこだったのか。柄にもなく学術的なこと語るんじゃないな。
そしてティルの腋窩をたっぷり堪能した俺は、いよいよキュートなちっぱいへと「暴れるどじょう」を向かわせた。
緩やかなふくらみを這い登る「暴れるどじょう」。
むふふふぁぁ~。な、なんという滑らかできめの細かい肌、なんという柔らかさっ! はむはむと甘噛みし、チュッチュと吸いながらも、思わず頬ずりして、唇や頬にその感触をすりこむように味わう。
そうして、とうとうキュートなちっぱいの丘を登りつめ、その頂のポッチを優しくチュッチュする俺。
「はうぅぅっ!」っとひときわ大きな吐息をもらすティル。ピクンと体をそらして感じる様は、正に快楽という奈落に落ちていく可憐な天使。
そして、俺も、た、たまらんっ! のだっ!
愛撫する側の俺もなんという心地よさ。俺はティルの胸に顔をうずめ、「俺は今、天国にたどり着いたんだっ!」と心の中で呟いた。
ホンマにホンマに、なんちゅうっ心地よさかっ! この柔らかさ、半端ねぇっ! ティルは他の精霊とは違う、いわゆる妖精サイズの精霊。その妖精さんの肌って、こ、こんなに柔らかくて、すべすべで、もうこれ乙女の柔肌を超越しとるっ!
生物学的、物理的な大きさの違いによる肉質の差か、それともティルが特別なのか、分からないがとにかくこんなに心地のよい胸元に顔をうずめては、もう二度と起き上がれないんじゃないかとさえ思う。
ああ、神の作りし究極の胸元、究極のフカフカちっぱい。これはどんな高級低反発マットレスも足元にも及ばない究極の寝心地感。
俺このまま寝てしまったら、もう目覚められないんじゃないのかな──。
やはりスケールの違うティルは、文字通りスケールの違う極上のチョメチョメを俺に与えてくれた。
「あああっ! ティル、ティルぅぅ」
ティルの華奢な胸元の、緩やかなちっぱいに顔をうずめ、俺は無意識にその名を連呼していた。
「あぁ、ま、マスタぁー」
そんな俺の頭(≒ヌシ様人形改の頭)を優しく抱きしめるティル。
ああ、幸せだぁ──。
俺は、その形容しがたい天国のような心地にうっとり酔いしれ、ジョニーは酔いどれのように男の我慢汁を垂らしまくった。