※この作品はR-18です。

「精霊と日本一うゎぁーな男の自由すぎる冒険日誌」   作:めがねモエ

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後編「初めてのティル、その愛、エロとバカの狭間で」の巻、その9

    後編「初めてのティル、その愛、エロとバカの狭間で」の巻、その9

 

 

 ここまでの俺、万事滞りなくだろうか。

 

 しかし、ここまでで何度感動しただろうか。まるで、かつてまだ俺がチェリーだった頃、初めて飛田新地に足を踏み入れた、あの時のようだ。

 

 とは言え、次こそはとうとう、いや、ようやくか、俺と一つになるんだぞ、ティルちゃんよ。この相棒17センチのジョニー(≒17ミリのジミー)を、ティルの可憐なる乙女の深窓チョメチョメに、深々とズブズブにゅぅーんっとするのだっ! 

 愛のハメハメっこだっ!

 

 いやしかし、マジでリアルに直に、ティルのチョメチョメに挿入できるなんて──、今でも信じられないが、多くの偶然と奇跡と変態アドベンチャーによってここまで来たのだ。もう本当に俺は、夢の国(ネバーランド)に来ちまってるのかもしれねぇなぁ。

 

 さぁっ! いっくぞぉぉぉっ! いま、肉体的スケールの違いを超えて、そう、まさに次元を超えたハメハメなのだぁっ! 俺、異次元のチョメチョメに突入しまっす!

 

 っと、宣言したいとこだが──、いやいや焦るな俺、俺は変態紳士、我こそは「満力の変態紳士」の異名を持つ漢なんだぞ。そんな当たり前の、オーソドックスな流れのハメハメに満足してちゃぁイケねぇなぁ。そうだろ、我相棒ジョニーよ。そう、つまりここはもういっちょ、「おエロのお約束」をやらなくては、だなっ!

 

 それは、可愛いティルちゃんチョメチョメの「マスタァァァッー、チェックッ!」だっ!

 

 純真無垢な、一筆も入れていないまっさらなティルのチョメチョメ。これをよぉーく丹念に、視姦でもって堪能しなくてどうするっちゅーのっ! それにそうすりゃ、ティルもさらにもっとゾクゾクっと感じるはずだぞぉ。

 

 俺はキス(「ヌシ様人形改」とティルのキス)の後、「ヌシ様人形改」を少し離して、ティルを手で抱きかかえ顔面まで持っていき、ガン見するように見つめ合った。すっかり火照ったティルの全身が熱い。そして、甘く熱くとろんとした彼女の眼差しが、これまたエロ可愛い。

 

「ティル、いいか。そろそろ念願のハメハメしちゃうぞぉっ!」

「うん。マスタぁー」小さくこくりと頷くティル。

「だが、その前に、ちょいとやって欲しいことがあるんだよねぇ」

「ぇっ?」

「それはねぇ、ティルのチョメチョメのぉ、マスタァァァッーチェックッ! だ!」

「ふぇ? ふぇえええ!?」

 

 俺は虫眼鏡をグッと突き出し、ニカっとティルに満面の笑みをぶちかました。

 

「え、なにそれ、え? え! あれぇ──」 

 戸惑うティルをちょこんと座らせ、そして俺はぐいぐいと虫眼鏡を向けた。

「ティルのありのままの姿をよぉーく見せておくれぇ。俺はティルの生まれたままの、その姿が見たいんだっ!」

「や、やだぁ、マスタぁー、その、裸はもういっぱいみてるでしょ。エッチ」

 とキュッと縮こまるように、三角座りっぽく体を隠すティル。

 

「ああっ、だめだめっ! 俺はこの虫眼鏡でよぉっーと調べたいんだよっ! ティルの美しい裸体のすべてをっ! 思春期の少年のエロ好奇心なんだよぉっ! 夏休みの自由課題、女子の裸体エロエロ観察日誌なんだよぉ!」

「えぇっ、てかマスタぁー、もう少年じゃないでしょ! もう、ド変態チックなんだからっ! せっかくのムードがだいなしだよぉ」

「何を言うティル、俺は永遠の思春期であり、不治の中二病患者、そして変態紳士なんだぞっ! これが俺。そしてこれがティルの選んだ漢なんだ!」

 俺は誇らしげにドヤ顔をして見せた。

 

「なっ、なにそれぇっ、やだぁもうっ! 変態マスタぁーったらぁ! 初めての、とっておきの夜にぃっ! 今までムードよかったのにぃっ!」

「ティルちゃん、それは勘違いだ。これこそ、俺の得意とするムード。これが僕たち二人の愛のムードなんだよ。ティルの愛した漢は日本一の変態紳士っ! だからこそ、大切な大切な、一生に一度の初夜なんだから、とっておきの、絶対に忘れられない二人の熱い思い出に、そして俺とティルだからこその、オンリーワンの思い出にしたいんだっ! それを俺に胸に刻みたい。そしてティルの心にもっ! 永遠に二人だけの特別のエロ思い出として」

「ま、マスタぁー(うわぁー……)」

 

 困ったような観念したかのようなティルの表情を見てとって、俺はイケると確信した。

「分かったかな。さあ、ティル。さぁ、心と体を開いてっ!」

「うぅぅ。もう、マスタぁーったらぁ、なんだかんんだ私を言いくるめて、最後はいつも思うようにさせるんだからぁ──。(ぐすん)」

「ほらほら、絶対その方がティルもゾクゾクっと感じるんだからっ! 絶対盛り上がるってっ! 俺を信じろ、ティルちゃん」

 てか、一番盛り上がるのはジョニーだな。ビビビィーンとな。なんてねぇ──。

「うぅぅ(ぐすん)」

 

 ティルは「もうっ! この変態っ!」と上品なお嬢様が馬鹿な使用人を叱るようなツンデレ風の、そして、やんちゃな我が子を窘める母のような慈悲深い愛情風の、どちらも含んだような微妙な笑みを浮かべて、しぶしぶと体を開きはじめる。

 

 そして、ほんのりM字開脚になって座るティル。

 

 おお、見えてきたぞぉ! そしてティルちゃん、狙ってるのか無意識なのか、そのゆっくりと体を開いていって、焦らすように見せるストリッパーのようなその感じ、たまらんぞぉっ!

 

「ほら、ティルちゃん。もっと大きく脚を開いて、もっと大胆にっ!」

 虫眼鏡の柄にジットリと汗がにじむのを感じながら、俺は言った。

「ふぇぇん。そんな虫眼鏡でぇ、もう、私は昆虫じゃないぞぉっ!」

「ははは! だね。でもほんと美しいよティルちゃん。ほら、両手を後ろについて、さらに大きくM字に開いて、ほら、こう、こんなふうに」

 じれったくなった俺は、自らの手でティルの脚をグイッと開かせた。

「ひゃぁあっ! こらぁっ! もぅ、マスタぁーったらぁ。もう、自分で出来るよぉ。 ──こう?」

「おおおぉぉ。美しいっ!」

 

 大きくM字開脚で、後ろに両手をついて体を開き、猥褻極まりないポーズで裸体を晒すティル。その少し不機嫌そうな少女の困り顔と、大胆かつエロ美しい裸体とのコントラストがまたたまらんっ! 

 

「なんて美しいんだっ! ティル」

「うぅぅ(恥ずかしいぃぃ)」

 

 その刹那、俺の中の変態前衛アーティストとしての創作魂に、火がついちまった。

 

「さあ、ティル、今度は両足を抱えるように手で持って、そして、大きくぐわっと開いて、そんでもって少し後ろにごろぉんっとね──、すこーし、いわゆるチョメぐり返しの恰好に──」

「ちょ、チョメぐり? え! ふぇ?」

 俺は待ちきれず、ティルにその恰好を手とり足とり教えてあげた。

「ふぇぇぇぇん。もうマスタぁーっ! 女の子にぃ、なんて恰好させるのよぉっ! もう顔から火が出ちゃおうよぉっ!」

「うぉぉぉっ! 美しいっ! なんと美しいポージングっ、なんとエロ美しいんだぁティルっ! こりゃ、ティルだからこそだっ! ミロのヴィーナスにも負けちゃいない、これはまさに、美の象徴! エロのヴィーナスだぁっ!」

「なに言ってるのよぉマスタぁー、単なる変態さんだよぉっ!」

「はははっ! とか言いつつ、ティルよ、うん? このチョメチョメのキラキラ輝く蜜はなんだぁ? うん? おやぁ、これはひょっとしてぇ──」

「はぅぅぅっ! やだぁもぅ──、うぅぅ」

 

 もう本当に顔が真っ赤になり、いまにも火を噴きそうなティル。その少女の恥じらいも、たまらなく美しいんだよ。

 

 俺は虫眼鏡を近づけ、ぐいぐいと焦点を探り、ティルの小さな小さなチョメチョメを、目を皿のようにしてガン見した。先ほどイッたばかで十分潤んでいるのだが、それとは別に、更なる新たなエロ蜜が溢れ出していることを、俺は見逃さなかった。

 

 それにしても、なんと美しいチョメチョメか。全体的にほんのり桜色の、慎ましい一スジのチョメチョメ。スジの左右はふわっと柔らかく盛り上がり、そして薄い小さな花弁を、これまた綺麗な桜色の、赤ちゃんの耳たぶのような、まさに小さな桜の花びらのような陰唇をつけて、そしてスジの上側には、はにかむように頭巾をかぶる乙女のお豆さんが鎮座している。

 おおぉっ! これこそ究極に可憐なチョメチョメ。ちっちゃな精霊のティルだからこその可憐さかっ!

 

「美しすぎるっ! ティル。本当に美しいよぉ! さあ、この美しいチョメチョメをティルちゃん、自らの手で、ほら、アレをばっちりキメてくれっ!」

「えぇ? ふぇ? な、なに? アレって? マスタぁー」

「バカもぉーんっ! ティルちゃんっ! チョメチョメをここまで大胆に見せつけて、アレをキメるといったらっ! もう、アレしかないでしょ! アレっ!」

「ふぇぇぇん、変態さんの常識なんてぇ、知らないよぉぉっ──」

「もう、ティルちゃんってば、エッチの天賦の才があるってのに。アレだよアレ、くぱぁだよ、くぱぁっ、チョメチョメのくぱぁっだ!」

「く、くぱぁぁ? ふえぇぇ?」

「ええっ! くぱぁっを知らないの?! ティルちゃんっ! あれぇぇ? ──って、いや、待て俺、てか、当たり前か。可憐なん乙女が、くぱぁを知るはずもなかろうて。そりゃそうだな──。うむ。よし、ティルちゃん、教えてあげよう。くぱぁってのはね、昭和の言葉で観音様御開帳、平成の言葉でくぱぁだ、つまりチョメチョメを自らの手で、文字通りくぱぁっと開くんだよ」

 

「えええっー! や、やだぁっ! エッチ過ぎるよぉっ、そんなのぉ」

 

 と全力拒否のティルだが、しかしっ! その刹那、チョメチョメがさらにキラリと輝き、エロ蜜がドバっと満ち潮のように溢れ出たのを俺は見逃さなかったっ! そしてティルちゃん、拒否の言葉を発しながらも、そのチョメぐり返しのポーズをやめないあたり、従順過ぎるのか、或は嫌よ嫌よも好きのうちなのか。

 

「だめだめだめっ! ここまで来たらくぱぁをキメなきゃ、俺もジョニーもおさまらないよぉ! 変態前衛アーティストとしての俺の美意識が、もう我慢できないんだ。その究極の美の、究極の愛の誓いの表現を、身をもって示して欲しいんだっ! ティルにっ!」

「もうっ、また訳の分からないこと言ってぇ、ほんとに困ったド変態さんなんだからぁっ。もぉ──」

 と言いつつも、意外にあっさりもぞもぞと「くぱぁ」をしようとするティル。

 

 うぉぉっー! やってくれるのか! な、なんて器の大きい娘だぁ。こんなちっちゃなチョメチョメしてからにぃ。俺の変態願望を、なんだかんだ全て受け入れてくれるなんてぇ。ああっ、ティル、愛してるよぉっ! そして、愛されてるって実感がハンパねぇなぁ、これぇ、マジやべぇっ!

 

「うまく出来るかなぁ。ううんとぉ──、えいっ! こう? マスタぁ」「うぉぉぉぉっ!」

 

 その刹那、ほんとうに「くぱぁ」っと音がしたような気がした。

 

 ああああっ! なんてエロ可愛いぃっ! 夢にまで見た、ティルのくぱぁ。そして、くぱぁをしながらの、その困り顔の微笑みもまたたまらんぞぉっ!

 

 この絵は究極の一枚として額縁にいれて飾りたいッ! 俺は心底そう思った。

 

 そして俺は、「くぱぁ」っと開かれたティルの可憐なるチョメチョメを丹念に観察した。何と美しいチョメ中身か。その眩く、そしてヌラヌラと艶めかしく輝く穴、きっと天国に通じているのであろう穴の、その妖艶なオーラに酔いしれ、俺はもはや朦朧として倒れそうにもなった。

 

 いやしかし、なんてちっちゃくてキュートなチョメチョメだ。これじゃぁ、小動物でも、とっとこハム野郎でも犯せそうだな、ティルちゃん。ま、そんな事はさせない、というかこりゃ、誰にも指一本触れさせたくえねぇなぁ。俺の大切な愛しきティルだぜぇ。

 

 ──あれ、しかし、この虫眼鏡でチョメチョメを観察するこの感じ、以前もどこかで──。

 って、ああっ! 思い出したっ! ガキの頃、妹とお医者さんごっこした時も、こんな風にあいつのチョメチョメを虫眼鏡で観察したっけぇっ! ああ、懐かしい。あの時も、我妹ながら、こんな感じのすっと一筋の綺麗なチョメチョメで、観察しているうちにヌラヌラしてきて──、「このヌラヌラしたものはなんだねぇ?」ってふざけあって遊んだっけ。「先生、ヌルヌルして変な気分です──」って妹のやつもイヤイヤ言いながらも結構ノリノリで、「これは手術が必要だ」って色んな器具で遊んだなぁ。あの時は流石の俺も性の知識がなかったから、それ以上は何もなかったけど、今思えば、あいつホントは全部知ってって、わざと何もわからないふりして、逆に俺を観察して楽しんでいたのかもしれねぇなぁ。女の子って、ほんと怖いなぁ。しかし、いい兄妹の思い出だ。あいつも元気でやっているのやらぁ──。

 

 ってオイ俺っ! 思い出に浸ってる場合ではないっ! アホか俺は。

 

 しっかし、このティルのチョメチョメ、もっとさらに奥まで見たいっ! 出来れば乙女のチョメチョメ未開封ベールも見たいんだが、くっそぉっ! クスコがねえっ! やべぇっ! 俺としたことがぁっ! あのティルのドールハウスを作った職人に、超極小精密クスコをついでに作ってもらっておくべきであったぁっ! 後悔先に立たずとはこのことだ。どうする俺っ! 未開封ベールは一度貫くと、もう無くなってしまうんだぞっ! 今しかないのにっ! くっそぉー。

 ──いやまて、精霊石で──。

 

 っと悩んでいると、ティルがやや呆れた声色で言った。

「ねぇ、マスタぁー、そろそろいいかなぁ、この恰好をしてるの、けっこう疲れるよぉ」

「おおっ! ごめんごめん、ティルちゃん。あまりに綺麗で、その、時を忘れて見入ってしもたぁ──」

「もう、まったく、このド変態マスタぁー! わたしとココとどっちが大切なのよっ! 女の子にこんな恥ずかしい恰好させてっ!」

 や、やべぇ。ティルの言葉にだんだん棘が生え始めてきた。そろそろ限界。そして潮時だ。

 

「ごめんねティル。でも、あと一つだけっ! お願いっ! 今度はこう片手で、指で逆さまにピースサインするような感じで、くぱぁっとして、そしてもう片方の手で、ほら、プリクラ撮る時みたいに顔に近づけてピースして、ほら、上と下でダブルピース的なね、あ、あと片方の目にこう被せて、横向きにね、ほら横からピースサインする感じでもいいよ、ほら、アイドルっぽくね、可愛いでしょ? ねっ! ってぇ──、な、なんかその顔、ティ、ティルちゃん? だっ、だめ?」

 

 一瞬の静寂が、このティルとの初夜のベッドの上に訪れた──。

 

「うううっ! もうっ! いい加減にしろぉー! この超ド変態マスタぁー! な、なんてこと私にさせる気なのよぉっ! 信じらんないっ! なんてキモいことをっ、なんてキモド変態なのよぉっ! 私の初めての夜なのにぃぃぃっ!」

 

 や、やべぇっー。ティルの堪忍袋の緒がキレちまってるぅぅっ!

 

「ううううぅぅっ、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさいティルちゃん! でも、だってぇ、だってぇ、初夜だからこそ、変態紳士としての儀式を厳粛かつ正確に執り行いたいという一心でぇ、つい。俺も一端の変態紳士としての義務を果たしたいんだっ! ごめんよぉっ! ──でも、ティルがもう嫌ならやめよう。そもそもティルが楽しんでくれなければ、この変態プレイは本末転倒。これらのプレイは全て相手を喜ばすためにあるものなんだ。でもいまティルが楽しめないのであれば、全て俺の責任。俺のエロの力量不足なんだ。ごめん、ティル。俺はまだまだ未熟だった!」

 

 俺はこの突然の緊急事態に、すかさず修羅場回避の究極奥義の一つ「漢の全裸土下座」をティルにぶちかまし、乙女心大炎上の鎮静化を図った。我ながらスピーディーな判断と行動力だった。

 

 しかし、そう、なんだかんだ言っても、相手が楽しんでくれないと、変態プレイに意味はない。一緒に心の奥底の欲望を、変態を共有し、共感するからこそ楽しいんだ。だからこそ、心の底から通じあい、魂が交わり、身も心も一つになって、愛を分かちあえるんだ。それが出来なければ、もうなんの価値もない。

 

 俺はベッドからも飛び降りて、床に額をひしと押し付け、「漢の全裸土下座」をキメていた。

 

 そして、再び一瞬の静寂が訪れた──。

 

「うぅっ──、も、もうっ! マスタぁーったら! なんだかんだそうやってぇ──、ずるいんだからぁー。もうっ……。──最初で最後なんだからねっ! ド変態マスタぁー。 ──こんな感じでいいのぉ? 顔の方は、こうかな? こっちのアイドルっぽい方がいいの?」

 と、きっちり逆ピースくぱぁをキメて、またもう片方の手は頬につけたりと、あれこれと顔の近くでピースサインを試すティル。

 

 うぅぅぅ。ふぉぉぉぉっ! ティルちゃんてば。感動だぁっ! なんだかんだ言っても俺のために、自分を振り切って、自尊心をフルスイングで、こんなド変態もやってくれるなんてぇ。ああっ、もう離さないっ! 大大大好きだぁ! 

 そして、ジョニーも漢の我慢汁の涙をドバドバ流した。

 

「ありがとうっ! ティルっ! 俺は猛烈に感動してるぞぉっ! そしてなんて、なんて、エロ可愛いんだっ! おっ! いいねぇ、その逆ピースくぱぁ。ヌラヌラの蜜が輝いてて最高だっ! そしてそのアイドルチックな横からのピース。そのちょっと不満げな、微妙な表情ピースもまたミスマッチな感じでいいねぇっ!」

「もうっ!」

「ほら、ティルちゃん、ニコって満面の笑みでっ! ほっぺにつけるピースもいいぞっ! おおっ! そのちょっと心の中ではふざけんなってな感じの、無理やりの笑顔もまた可愛いよぉ」

「なによぉ。ふふっ。もうっ。マスタぁーったら、変態な恰好させて、笑わせないでっ。やだっ。私、馬鹿みたい」

「ははっ! 馬鹿じゃないよ、とっても可愛いよ。でも、そんな事言ってぇ、ティルちゃん、ちょっと興奮してきたでしょ? こんなバカ変態チックでも」

 

 徐々にティルの表情が自然な笑顔に戻ってきて、どんどん可愛くなっていく。

「いいねぇ──。やっぱりティルのその自然な笑顔が一番だっ! その笑顔のために俺は毎日頑張れるんだよ。ああ、そしてそんなティルが、こんなどエロい痴態を晒すなんてぇっ!」

 今や変態ハメ撮りカメラマンのような、口八丁手八丁な俺。

 

 さらにノッてきたティルは、ペロッと舌を出して片目を瞑り、莞爾と笑って、上と下でダブルピース。

「おおっ! そのペロ笑顔&くぱぁ、めちゃ可愛いっ! ってかちょっとバカっぽいかな?」

「ええっ! こらぁっ! マスタぁー なによぉっ! もうっ! 変態させてバカっぽいだなんてぇっ!」

「ウソウソ。可愛いよ、ティル。とっても素敵だよ」

「もうっ、ふふっ」

 

 すっかり和んだところで、さて、変態紳士初夜の義、最後の「おエロのお約束」プレイを執り行うとするか。

 

「ティルちゃん、今度はまた普通に両手でくぱぁっとしてくれるかな?」

「え、またぁ、こう?」

「そうそう、オーソドックスに、そう。そしてひときわ大きく、くぱぁっとしてぇ、そして、決め台詞を頂戴、俺に。もう、言わなくてもわかるよね、ティルちゃん。この初夜の決め台詞。愛の誓い。そのくぱぁのポーズでいう言葉だよ。俺に頂戴っ!」

 俺はわりと真剣な表情でもってそう言った。

 

 再び一瞬の静寂が訪れ、ティルの顔がほんのりふわっと赤くなる。

 

 おもむろに、軽くフッと息を吸い込むティル。そして、意を決した可憐な少女は口を開いた。

 

「ま、マスタぁー、私を──、ティルの初めてをもらって下さい」

 

 もうこれは、筆舌に尽くし難い感動であった。

 

 うぉぉぉっ! きたぁぁぁっ! その愛のお言葉、頂きましたぁっ!

 

「うん、俺、ティルの全てを大切にする。一生」

「うん」

 

 そして俺はティルを抱き上げて、「暴れる鰻」を伸ばし、舌先で熱いキスをした。そして、胸元でグッとティルを強く抱きしめた。

 

 ああああっ! ティルぅ、愛おしいっ!

 

 とてつもない感動と幸福感が、甘い甘いオーラとなって、俺とテイルを包んだ。

 

 だがしかし、そこに一つの不穏な怒りに満ちたオーラが混じっているのを、俺は察知した。

 

 俺が感動に酔いしれているのをよそに、憮然と怒り猛り、ふれると火傷しそうなほど熱くなっている漢が一人、そこにいたのだ。そう、言わずもがな、我相棒17センチのジョニーである。もはや彼は鬼神のごとくそそり立ち、ビクンビクンと体を震わせ、「おいおいおい、いつまで待たせりゃ気が済むんだ相方よ。俺だけじゃねぇ! 読者の皆さんも同じ気持ちだっ! いつまでひっぱりゃ気が済むんだぁ、この妄想野郎がぁっ! もし、もしもだぞ、もし仮にここで超魔が現れましたぁ、みたいな展開になって、今回はここまでってこのエピソード1が終わったら、もうただじゃおかねぇっ! そうなったら、俺は超魔の前に、お前さんをマジでヤッてやるぞっ! 特効精霊のオーバーキルでなっ!」とでも言っているかのようであった。

 

 ああ、確かにそうかもしれない。

 やべぇ、またやっちまったぁ──。

 

 ま、つまりは、遥かなるアクメは遠いということです。

 

 そして、次こそ、ホンマにホンマ、ティルちゃんに、ずぶずぶにゅぅーっとね。

 

 あぁっ! 想像しただけでぇ──。

 ジョニーを少しだけクールダウンさせるのに、俺は些か苦労した。

 

 

 

 

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