※この作品はR-18です。

「精霊と日本一うゎぁーな男の自由すぎる冒険日誌」   作:めがねモエ

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前篇「ウェンディーはピロートークがお好き」の巻、エピローグ

 前篇「ウェンディーはピロートークがお好き」の巻、エピローグ

 

 

 俺は彼女のシルクのように滑らかで美しい髪に顔を埋めて、「ふはぁーっ」っと深呼吸した。

 

 彼女、ウェンディがまぐわいにて熱く熟れ、艶げにも発汗したその香りは、ローズやジャスミンといったどんな香料花も、麝香や龍涎香といった最高級の天然香料も、はたまた精米歩合二割三分の最高峰大吟醸酒も、或はどんなに長期熟成させたクース泡盛もシングルモルトウィスキーもまるで敵わない、まさに極上ともいうべきエロくもキュートかつ美しく奥深い香りであった。

 

 そして俺と俺の股間の相棒17センチのジョニーは、その彼女の香りを堪能しながら、彼女とともに達した遥かなるアクメの余韻と、エロ柔らかくも心地よい体の抱き心地感に溺れるように、強く強く犇と母にすがる赤子のように彼女にしがみつき、全身でその愛を感じ身悶えた。

 

 俺が不意に”はむっ”と彼女の耳たぶを唇で咥えると──、

「マスター……」

 っと、ススキを揺らす風の音のようなささやかな声で呟くウェンディ。

 

 その、まるで遥かなるアクメの地にてうたた寝をする淑女の吐息のような、しかも俺の性愛をさらに求めるかのような呟きに、俺と相棒のジョニーはムクムクと、己の中の下心の琴線を震わせ、心の奥底のリビドーの泉のエロ天然水を沸々と滾らせ──、

 

 さらには”はむはむはむっ”と彼女の耳をはむはむしたのだった。

 

「ふふふっ、もうマスターったら。わるい子ね。いや、エロい子かしら? ふふっ」

「あぁ、あかんわぁ、ウェンディちゃんとこうしとると俺の相棒ジョニーの奴がすぐ”おっき”しよるねんっ」

 俺は、ウェンディのムチムチかつしなやかで長い太ももからお尻の丸みの横あたり、ちょうど骨盤のまさに女性の美しさの象徴のようなヒップ周りの安産型ライン──漢なら誰だって抱きしめたくなる腰からお尻にかけてのエロボディ曲線──をなぞるように、二回戦目をねだるかのように腰をフリフリし、ジョニーを押し付けてグリグリと太ももコキをした。まるで、マッチ棒をそのウェンディのエロボディ曲線で擦るかのように。

 

「ふふふっ、もう、ついさっきあんなに激しい絶頂を迎えたのに、もうさかっちゃうの? マスターったら、ほんとうに底なしにエッチなのね」

「俺がエロ馬鹿すぎるんじゃなくて、ウェンディちゃんがエロ可愛すぎるからやっちゅーのっ! こうやってウェンディちゃんのベッドで二人で抱き合っとったら、ほんまたまらんのや。はうぅ、もっと溶け合いたいんやぁ。もう抱きあって、チョメチョメするだけでは足らんぐらい、肌と肌が交わって溶け合って、もうこの皮膚を突き抜けて体が同化してしまいたいほどにっ! ほんま愛おしいんやわぁ」

 っと俺は、些かキモ過ぎる甘えっ子モード全開で彼女にバブバブとしがみつき、耳をはむはむするだけでは飽き足らず、とうとう暴れる鰻の奴も暴走ぎみに、彼女のほっぺやら首筋やらうなじあたりをペロペロちゅっちゅとやりだす始末。ウェンディちゃんを味わっても味わっても、まだ足りないといった、愛に飢えたチェリーボーイのように。

 

「あん、マスターったら、こらぁっ」

 とウェンディは、その白魚のお手手でジョニーをさらりと掴んで窘める。

「おうふぅっ! それええわぁ、ウェンディちゃんのスベスベのお手手で奴の頭を撫でつけられるの、たまらんわぁ。ええわぁ──」

「ふふっ、またすぐに愛し合うのもいいけど、マスター、せっかくの今夜なんだから、私はマスターとこうやってまどろみながらお話しがしたいわ」

「え、おはなし!?」

「そうよ」

「おはな──、ってか、つまりこれはあれかっ? ピロートークやな」

「ふふふ、そう言うの? こうやってお話するのって」

「せやっ! まさにピロートーク。ピロートークマスターと呼ばれたこの俺とベッドで話すなんて、またトロットロになっちゃうよぉ」

 と言いつつ俺は、ウェンディちゃんのチョメチョメに手を這わせて、その遥かなるアクメに達した余韻冷めやらぬジットリと熱くぬめった乙女の深窓を優しく愛撫した。もちろん、絶頂と同時におもらしをする癖のあるウェンディちゃんだから、そこはもちろん下のシーツまでもヌメヌメのビショビショなのだが。

「あっ、はぁんっ、もうほんとうにエッチなんだからぁ」

「ウェンディちゃんも、あれやでぇっ、しっかりジョニーの奴を握りしめて、奴を手なずけておいてくれや。話の途中でいつ暴れ出すか保障できひんでぇ。しっかり手綱を締めとかんと、ここに飛び込んじゃうよぉ」

 とさらに腰をエロ馬鹿にも小刻みにフリフリ、熟練炭坑夫の強腰も「いつでもいいぜっ!」っとばかりにスタンバらせておく俺。

「てか、どんなおはなしがウェンディちゃんのお好みなんかなぁ? うん?」

 

「マスターはね──」

「なに?」

「ほんとうは、前からずっと聞きたかったことなのよ」

「ん?」

「最初の頃は、わたし、本気じゃないと思っていたし──。あなたは、他の精霊にも同じことをその場その場で適当に言っていると、そんな風に思っていたのよ」

「はへっ?」

「でもあなたはいつの頃だか、私に大しては、その特別な気持ちだと言い出して──」

「それでも、それは──、マスターのことだから、ただその場の雰囲気で加減なことを言っているだけだと、そんなふうに信じなくて──」

「だけど、あなたは私に会うたびに、本当にコワいくらいしつこくしぶとく、特別な感情を私に投げかけて──、だから私も、あなたを信じはじめて──」

「ふむ」

 ──ってか、しつこくしぶとくって、まぁ漢ってのは、仕事も愛情もしつこいぐらいが丁度いいってね。

「そう、あなたは、マスターは多くの精霊の中から、私を選んだわ」

「そうやな」

「どうして私を選んだの? マスター」

「えっ!? そんな──、今更ってか、それは、要するにウェンディちゃんのことが大好きだからやで」

「好きだから──、でも他の多くの精霊達のことも好きでしょう?」

「え!? あぁ、ま、まぁ、そうやけど──」

 ってか、なんか、むむっ、下手するとマズイ話になりそうなこの感じ──、いやいや、まてまて、ここは締めてかかれ俺っ!! 正念場だと思って、綱渡りだと思って慎重にっ!!

 

 ──と心の奥底のリビドーの泉に言い聞かせる俺。

 

「ま、あれだよ、その”大好きっ”てのと、他の精霊達のことも”好きっ”てのとは、違う好きだよ。つまり、愛だよ。ウェンディちゃんに対する好きは特別で──」

「じゃぁ、私のどんなところが好きなの?」

 やべぇっ、言葉尻を煽られはじめたぁ!?

「ん?」ってかぁっ!! 

 出たぁーっ!! これはぁっ!! 乙女の伝家の宝刀「私のどんなところが好きぃ?」質問っ!!

「んんん?」

「私のどこが好きなの? どうして好きになったの? ちゃんと言葉にして言ってみて」

「えぇーっ、ええ?」

「女はちゃんと言葉にして言って欲しい生き物なのよ」

 わぉおっ! またまた出たぞぉっー!! 乙女の伝家の宝刀その2「ちゃんと言葉にして言って欲しいぃ!」発言っ!!

 

 いやはや──、

 

 ウェンディちゃんも、このいつも冷静沈着でクールビューティーで、てか本当にクールで才女で、その瞳を覗き込むと全てを見透かされる読心の特殊能力をもつ最上位精霊でありながら──、やはり心は普通の乙女、普通の女の子やないかぁっ。

 

 そうかぁ──、いかにUR(ウルトラレア)の最上位精霊といえども、ふつうに恋をし、漢を好きになり、そして時に恋心に不安になり、或は励まされ、そして愛を分かちあい支え合う。まぁ、異世界とはいえ普通の男女とまったく変わりないじゃないか。

 

 かわええなぁ。ほんまに。

 

 しかし、どんなところが好きって──、まずはそのエロ美しいクールビューティなお顔と──、

 って、そんな表面的な話は──まぁ、確かにそうやけど──それは置いといて、大事なのは本質や。本質はというと──、

 

 そうっ! それはもう俺の外見も内面も全てを理解したうえで──てか、そもそも読心術で全て丸裸なんやろうけど──俺をしっかりと本気で真正面から受け止めてくれるところだよ。ありのままの俺を受け入れてくれるなんて。そんな慈愛に満ちた、そんなウェンディちゃんだからこそ──、俺は君を愛するというよりまず最初に、尊敬しているんや。そう、尊敬やっ!! 外見だけではない、分け隔てなく相手を見て、そしてその本質を知ろうとする彼女のその謙虚さ。俺が漢として人として、心底尊敬している乙女だからこそ、一生かけて愛しヌクんや。お前無しでは生きていかれへん。そして、俺もお前にとってそうありたいんやっ!!

 

 てゆぅーか、しかしやな、普段は欲望丸出し垂れ流しっぱなしの俺やけど、この漢の愛の本音をズバズバと話すのは些かこっぱずかしいもんや──。

 

 が、乙女は”ちゃんと言葉にして言って欲しい”生き物──。

 そして「私のどんなところが好きっ」ってなキュートな質問で、事細かく説明して欲しい生き物──。

 

 乙女ってやつは──。

 

 愛の保証ってことか? いや、違うな。愛を言葉と理論で納得し安心したいのか? それも正解のようで、どこか違うような、それだけではないようで──。

 

 まぁ、漢と女は根本的に違うものだ、そう、それは人間の生物としての何百万年もの進化の過程で培われた違い。原始時代より、狩りを担当する漢は行動で己を示すのに対して、巣を守る女は言葉で己を示す。

 

 その違いか──。

 

 いや、そんな小難しい話で説明をつけるのはナンセンスか。

 

 やはりエロ馬鹿流に考えるとだ──、

 

 漢はアレだ、つまり、漢は誰だっていつも乙女にチョメチョメをエロ可愛く”くぱぁ”するのを求める。儀式のように、まるで猿のマウンティングのように。

 そしてエロ可愛く”くぱぁ”させながら全てを受け入れる”愛の宣言”(※1)をさせるではないか。

 そして、それだけでは飽き足らず漢汁という汁をぶっかけて、或は”ごっくん”させて、漢のマーキングをこれでもかとするではないかっ!!

 

 そう、それと一緒なのだ。

 

 女も色々して欲しいのだ。エロ本能として。

 

 漢も女も、本質は同じ人間。ただ性が、その役割が違うだけで──。

 

 そして俺は、俺のウェンディちゃんに対する心の丈を、ありのままに素直に話したのだった──。

 

 ピロートークマスターと呼ばれたこの俺だが、上手く話せたかどうかは俺自身、上気しちまってよく覚えていない。がしかし、その間終始、そんな俺を笑うかのように小刻みにピクピクと跳ねるまわっていたジョニーの奴だけは忘れない。

 

 ただ──、

「ありがとうマスター、──好きよ」

 そう言って、ウェンディは俺の頬にキスをしたのだった。

 

「マスターの気持ち、受け取ったわ」

「おうっ!」

 俺は、彼女をさらに強くギュッと抱きしめた。

 

「俺の方こそ──、俺を選んでくれて──、とても嬉しいんだ。ウェンディ。なんていったらええんやろか、感謝とでも言おうか、ほんとに──」

「マスター──」

「だからここで一つ、俺と共に人生を歩むウェンディに、その気持ちと覚悟を歌にして聞かせるよ。ってか、俺ってば言葉で伝えるよりも歌で伝える方が得意らしい。最近気がついたんだが──」

「う、歌っ?!」

「ええか? ウェンディちゃん」

「いいわよ。しかと聞くわ。ふふっ」

「うっしっ!」

 

 俺は、コホンっ! と咳払いをし、そして厳かに、エロ馬鹿お茶目に歌い出した。

 

 どこからともなく、伴奏が流れてくる──。

 

 チャラン♪ チャラン♪ チャチャ♪ チャン♪ チャチャチャララランッ♪ チャラランラン♪ ランランララ♪ チャンチャチャン♪

 

 この度はぁこんな俺を選んでくれてぇどうもありがとうぉ♪

 ご使用の前にぃこの取扱説明書をよくぅ読んでぇ♪

 ずっとぉ♪ エロくぅ♪ 優しくぅ♪ 扱ってねぇ♪

 イチモツだけに返品交換は受け付けません♪ ご了承ください♪

 

 (間奏)

 

 急にエロ疼くことがあります♪ ワケをきいてぇもぉ♪

 答えないくせにほっとくと夜這いします♪

 いつもごめんねぇ♪

 でもぉ♪ そんなぁ時はぁ懲りずにぃ♪

 とことんヌキまくってあげましょう♪

 

 定期的にハメると長持ちします♪

 そこ気持ちいいとかぁ♪

 新たな快感にも気づいてあげましょう♪ ちゃんと見ていてぇ♪

 でもぉ♪ 早かったぁとかぁ♪ 余計なぁ♪ ことはぁ言わなくていいからねぇ♪

 

 もしもぉ♪ 少しぃフニャりかかってぇきてぇ♪

 中折れぇする時はぁ♪

 

 ふたりがぁ♪ 初めてのエロプレイやぁ♪

 あの日のぉ♪ 思い出のコスプレ衣装着てねぇ♪

 

 これかぁらぁもぉ♪ どうぞエロしくねぇ♪

 こんなぁ俺だけどぉ♪ 笑って”くぱぁ”してねぇ♪

 ずっとぉ変態してねぇ♪ 永久発情期の俺だからぁ♪

 

 (間奏)

 

 意外とぉ一見のパンチラにもキュンとします♪

 何でもない日のぉ♪

 ちょっとしたチラ見せが効果的です♪

 エロセンスは大事ぃ♪

 でもぉ♪ 短くぅてもぉ長くてもぉ♪ セーラー服が一番嬉しいものだぁ♪

 

 もしもぉ♪ 我慢汁にぃ濡れてしぃまあったらぁ♪ 優しぃく舐めとってぇ♪

 ギュッとぉ強くぅ握りしめてぇ♪ あなたでしかぁアクメに到達できないからぁ♪

 

 これかぁらぁもぉどうぞエロしくねぇ♪

 こんな変態だけどぉ笑ってぇ”ぱくぅ”して♪ ずうっとぉチョメチョメしてねぇ♪

 永久現役の俺だからぁ♪

 

 たまにはチョメ旅行にも連れてってぇ♪

 記念日にはチョメチョメ撮影会をぉ♪

 ”キモイじゃないっ!”とか言わずぅ♪ エロ可愛く痴態晒してぇ♪

 広いぃ心とぉ深いぃ慈愛でぇ♪ 全部飲みこんでぇ♪

 

 これかぁらぁもぉどうぞよろしくねぇ♪

 こんなエロ馬鹿だけどぉ笑ってぇチョメチョメしてねぇ♪

 ずっとぉ大切にするよぉ♪

 永久ぞっこんの俺だからぁ♪

 

 チャラン♪ チャラン♪ チャンチャンタンタラタンタン♪ チャラララララァンっ♪

 

 と俺は、平成の歌姫こと西野カナさんの「トリセツ」俺流漢のエロ馬鹿バージョンを、滔々とキモお茶目に歌いあげたのだった──。

 

「ブッ! ははははっはははぁっ!!」

「フフフフフッ!」

 っと二人で大爆笑。てか、俺はある意味照れ隠しもあって笑ったのではあるが。

 

「わかったわマスター。マスターを伴侶に迎えるその覚悟、良く理解したわ。ふふふっ! マスターって、どうしようもなく変態だけど、人を楽しませる天才ね。凄いと思うわ」

 

 ま、裏を返せば変態でバカってのしか取り柄はないのだが──。

 

「マスターが私にそんな宣言をするなら、御返しに、私もマスターにまっすぐ直球で心の内を伝えておくわ。歌で──」

「えっ!? うた?!」

 

 とっ!! 突然どこからともなく伴奏が聴こえてきて──。

 

 タタン♪ タン♪ タン♪ タン♪ ターン♪ ターン♪ ターン♪ チロン♪ ターン♪ チロンロンロン♪

 

 あなたを夫にぃ♪ もらう前にぃ♪ 言っておきたいぃ♪ ことがあるぅ♪

 かなり厳しいぃ♪ 話もするけどぉ♪ わたしの本音をぉ♪ 聴いておいてねぇ♪

 わたしより先にぃ♪ イッてはいけないぃっ♪

 わたしより後にぃ♪ ”おっき”してもいけないぃっ♪

 エッチは上手く優しくぅ♪ アレは常に清潔にしてねぇ♪

 できる範囲でなくぅ♪ ”マスト”だからぁ♪

 

 忘れてぇ♪ くれないでねぇ♪ 異世界の精霊のぉ女がぁ♪

 一般のぉ家庭にぃ♪ すぐ馴染むぅ♪ はずなどぉ♪ ないってことよ♪

 あなたはぁ♪ エッチしかぁ♪ 出来ないぃんだからぁ♪

 それ以外はぁ♪ 口出しせずっていうか、キスして私についてきてねぇ♪

 

 (間奏)

 

 あなたの世界とぉ♪ わたしの世界とぉ♪ どちらも同じにぃ♪ 大切にしてね♪

 異文化風土も♪ 賢くこなして♪ 容易いはずよ♪ 愛すればいい♪

 

 他の精霊の娘のことぉ♪ 言わない聞かない♪

 それから変態なぁ♪ プレイは控えてねぇ♪

 わたしは露出はしない♪ たぶんしないと思う♪

 だってわたしが、そんな♪ ま、ちょとぐらいならいいかなぁ♪

 

 性愛はぁ二人でぇ♪ 楽しむぅものでぇ♪

 どちらかがぁイヤイヤを♪ 強要されるぅ♪ ものでないはずぅ♪

 あなたはぁわたしの処へ♪ 全て捧げてぇ来るのだからぁ♪

 帰る場所はぁ無いと思ってね♪ これからあたしがあなたの家よん♪

 

 (間奏)

 

 子供が育ってぇ♪ 年をとったら♪

 わたしより先にぃ♪ 更年期はだめよっ♪

 たとえばわずか♪ 一滴でもいいのよ♪

 わたしより早く”あがって”はいけないのぉっ♪

 なにもいらないわ♪ あなたのアレを握り♪

 エッチなお汁♪ ふたつ以上こぼしてねぇ♪

 あなたのおかげで♪ いい夜の営みだったと♪

 わたしが言うからぁ♪ 必ず言うからぁ♪

 忘れてぇ♪ くれないでねぇ♪ わたしの愛する男は♪

 愛する男は♪ 生涯ぃあなたひとりなのよ♪

 忘れてぇ♪ くれないでねぇ♪ わたしの愛する男は♪

 愛する男は♪ 生涯あなたただ一人よ♪

 

 ラァラララァー♪ ラァ♪ ラァー♪ ラァ♪ ラァー♪ ラァラァ♪ ラァーラララァ♪ ラァーラァ♪ ララララァー♪ ララララァラァラァー♪ ララララァーラァラァ♪ ララァラァーラァーラァー♪ ララ♪ ラーラァララララァー♪

 

「て、あはははははっはははははっ!! はぁっ! はぁっ! ははははっ!」

 っと大爆笑するウェンディちゃんっ!! そして俺も大爆笑してしまったっ!

「あはははははははははーっ!」

「うふふふふふっ!! あはっ、はあっはあっあはっはははっ──」

 

 ──いやマジでぇ!! まじっすかっ!! マジッスカッ!! いや信じられんわぁ、ウェンディちゃんが替え歌ってぇーっ!! しかもっ! 日本を代表するフォークシンガーソングライターさだまさし氏の名曲「関白宣言」のウェンディちゃん流エロお茶目バージョンっ!!

 

 いやはや、こりゃ一本とられたどころか、すべて持ってかれたわぁ──、マジで。

 

「ふふふふふっ、もうっ! マスターにつられて変なうた歌っちゃったじゃない! いやだわぁ、ふふっ」

「いやもう最高っ!! マジでっ! まじでぇ最高っ! マジやべぇっ! まじパネぇっ! ほんまやられたわぁっ! これは、やられたっ! ほんまウェンディちゃんには俺はかなわんわぁっ!!」

「ふふふっ、わたし、もうマスターに影響されすぎてしまっているかも知れないわ。もう後戻りできない」

「ええんやでぇ、後戻りなんて俺ら二人には無いんやでぇ。このままエロ馬鹿人生を突き進むんやぁっ!!」

 

 俺はこのダンプリ精霊界の偉大なる精霊を、こんなにもエロ馬鹿にしてしまったのだ。

 

 ま、何はともあれ俺はこの地で人生の伴侶を射止めた。

 そしてこれからも、この世界で生きていこうと思うのである。

 エロ馬鹿心を忘れず。

 

 だが、相変わらずと言ってはなんだが、

 

 そんな俺の、この地での新たなる誓いにも似た感動の心持ちに、水を差すかのように、相棒17センチのジョニーの奴が「はよっ! 二回戦はよっ!」っとばかりにビクンビクンと股間で蠢き続けるのであった。

 それこそ、しつこくしぶとく──。

 

 

 

 追記

 

 ちなみにだが、あの宿敵のリス公アナ&ルーとの戦いの後、トロットロのエロエロにさかっちゃったティルちゃんをなだめるのと、そしてふんどしセーラー服衣装に身を包んだフラウに事の状況を説明するのに、俺(≒エロバイン)はかなり骨を折ったのだった。

 まぁ、ティルちゃんはエロバイン(≒俺)で相手して、かるく2、3回アクメに導いてやり、そしてフラウは後日必ず”スペシャルエロコスプレ大会withエロバイン等パペットも用いたド変態人形劇プレイ”をやると約束して帰したのは、言うまでもない。そのフラウとのプレイについては、またの機会に語るとしましょう。

 

 そしてあともう一つ、衝撃の事実ではあるが、ウェンディちゃんとの愛の一夜を過ごした次の日、キッチンの隅に置いてある小さな木箱を覗き込んで、俺は卒倒しかけたのだった。

 

 その可愛らしい人形のお部屋風の木箱、正確には巣箱と言った方がよいだろうその中には、これまた愛らしい小さな二段ベッドが備え付けてあり、なんとっ!! そのベッドでスヤスヤとあの宿敵のリス公アナ&ルーが眠っていやがったのであるっ!! それを発見した時は、マジでそのままゴミ袋に包んで燃えるゴミとして捨てようかと思ったのだが、その巣箱ももちろんウェンディちゃんのお手製──。つまり、奴等はウェンディちゃんに飼われていやがったのだ。

 

 いやはや、これからもバトルは続くのか──。

 

 まぁとはいえ、なんとか気を取り直して、とりあえずネズミ駆除業者にあさイチで連絡を入れたのは、言うまでもない。

 

 

(※1)

 ”愛の宣言”これは全国津々浦々の変態紳士諸氏ならば常識といっても差し支えないとは思われるが、つまり乙女にチョメチョメを”くぱぁ”させながら、言ってもらうセリフのことである。そのフレーズは変態紳士諸氏それぞれ好みがあって千差万別であろう。例えば、「私の未使用○○○○にご主人様の○○をぶっこんで下さい」とか「私のド変態エロエロ○○○にぃ──」とか「私の○○様専用○○○にぃ──」などである。この俺の好みのフレーズはというと──、ま、それもまたの機会としましょう。

 

 

 

 

 

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