「精霊と日本一うゎぁーな男の自由すぎる冒険日誌」 作:めがねモエ
「ぶらりフルチン途中下車の旅」の巻、その4
炭酸水。その起源は古く、飲料としてのそれは人類の起源とほぼ同時に始まるといわれる。
そんなに古くからあるのかと些か疑問だが、つまりは有史以前から炭酸水はこの世に存在したのだ。世界的に有名なミネラルウォーター「ペリエ」のような、いわゆる天然の炭酸水である。これは南仏ラングドック・ルシヨン地方の小さな町、ヴェルジェーズで採水される天然の湧水である。日本においても、「ウィルキンソンタンサン」の名で知られる炭酸水(人工の炭酸水)があるが、これは1889年頃に兵庫県有馬郡塩瀬村生瀬で発見された天然炭酸鉱泉が起源である。
天然の炭酸水は人類の祖先のエテ公が二足歩行や、対面のいわゆる正常位でのチョメチョメを始める以前から自然界に存在しており、古代ローマ時代には炭酸飲料として飲まれてきたのだ。では、人の手で作られた人工炭酸飲料はいつ頃からあるのか。実はこれ、かの古代エジプトプトレマイオス朝のファラオ、クレオパトラが人類史上初めて作ったという伝説がある。葡萄酒に真珠を入れ、真珠の主成分である炭酸カルシウムと葡萄酒の酸が反応し、炭酸ガスを発生させて、美容と不老長寿の秘薬として飲んだのが最初らしい。いわゆるシャンパンのような飲み物である。
いやはや、やはり絶世の美女にはシャンパンがよく似合う。
あの、いわゆるシャンパンゴールド色の高貴な輝きと、チリチリと神秘的な音をたてて立ち昇るキメの細かい発泡の美しさたるや──。
てゆーかっ! ロボ子っ!!! 色は確かに、まさにシャンパンゴール色の輝きで見た目にも美しい「これぞっ!」というべきか、まさに銀髪の美少女の”恥じらいおぴっこ”であるがっ! がしかしっ!! 発泡までしよってからにぃっ!! てか、見た目はマジでシャンパンそのものやんけぇっ! ワレェっ!! なんでやねんっ!! てか、味はフルーツジュースやけど──。
マジで、ほんまマジで、どないなっとんねんッ!! これぇっ!!
「おいロボ子っ!」
「はぅぅ──」
「おいロボ子っ!! これは一体どうゆうことやっ? なんで発泡しとんねん? おまっ、どっか壊れとんのかっ? マジで? なんで微炭酸やねんっ?? おまっ、おぴっこがまるでぇ、あれや、そうっ! 精霊ファンタフルーツポンチ微炭酸みたいになっとるやんけぇっ?!」
俺の矢継ぎ早の問い詰めにやや怯えながらも、なにかを訴えるかのように、うるうるとしたオッドアイのジト目を俺にまっすぐに向けてくるロボ子。でもって股間はM字開脚で、今だにちょろちょろとおぴっこを迸らせている。
「うぅぅ、止まらないですぅ。マスタぁー、その、あの、わたし、その──、飲ませるものだから、その、マスタぁーが、よ、喜ぶと思って、その、つまりは、飲みやすいと思って、精霊ファンタ味にしたのですぅ。その、おぴっこを──、ごめんなさいですぅ。うぅぅ。」
「なっ?! なにぃぃぃっ!! 精霊ファンタ味にしたやとぉっ!?」
俺はそう言うが早いか、尻餅をついてM字開脚のロボ子の股間にガバッとすり寄った。チョメチョメに飛び込むような勢いでもって。そしてちょろちょろ&シュワシュワと、神が創りし神秘の湧水のごときその”恥じらいおぴっこ”を再びお口で受けてゴクリと飲んでみた。
こっ、これはぁっ!! そうだ、確かにまぎれもなく精霊ファンタフルーツポンチ微炭酸っ! それも復刻ラベルの味っ!!
てか、何故に復刻ラベルの味なのかっ?! 復刻ラベルは、濃厚な味わいでややマニア好みだったかつてのオリジナルフルーツポンチ微炭酸より、やや果実味がライトで飲みやすい、いわゆる万人向きに微調整されたフレーバーなのだ。てか、そんなことはどうでもええやろ俺っ!!
「ロボ子っ、なぜ精霊ファンタ味に? 俺の一番大好きな清涼飲料が精霊ファンタだからか? てゆーかっ!! そもそも精霊ファンタ味って、おまっ、自分でそうしたってことなのか?! 自分でおぴっこの味を変えられるって、そういうことなのかっ?! ま、まじかよぉ??」
ロボ子はおどおどとしつつも、頷いた。
「うぅぅ、その、それは、その、ふぇぇん、そうなんですぅ──。もう少し厳密に言いますと、その、味を変えるというよりは、精霊ファンタそのものに変えたのですぅ──」
なぁっ、なんだとぉっ!!!
精霊ファンタ味のおぴっこではなく、おぴっこを清涼飲料そのものに変えられるだとぉっ!?
信じられんっ!!
お前のその技っ!
てか、その変態的発想がっ!!!
実にけしからんっ!! 実に素晴らしいじゃないかぁっ!!!
「うぅぅ、勝手にそんなことしてごめんなさいです。マスタぁー。でも、そのぉ、そ、そもそも本物のおぴっこの味なんてそのぉ、あの、恥ずかしいのですぅ」
「ロボ子、おまえ──」
それから俺は、そのロボ子のトンデモナイ能力というか、特殊機能、おぴっこ飲料化について説明を受けた。
それは万能の傀儡精霊の名にふさわしい、まさに緊急時にお役立ちの特殊機能の一つで、つまりは今のこの俺達のように無人島に置いてけぼりとか、或は大規模災害時に電気・ガス・水道等のライフラインが遮断された場合の、緊急用飲料なのだそうだ。どのような状況下でも、仕える主人を助けるための緊急時特殊機能なのだという。
いやはや、マジで凄すぎる。確かに便利だろうが、がしかし、こんな破廉恥な機能を美少女アンドロイドというか、美少女傀儡精霊に付与するなんて、ダンプリ精霊界の超古代文明ってやつは、マジでけしからんっ! マジでどんだけ変態紳士な文明やねんっ!!! あぁ素敵すぎるっ!!! ロボ子達傀儡精霊を設計した精霊科学博士みたいな奴がおったんやろうけど、とんだ変態博士だぜいっ! まったくもっていい趣味してやがるっ!
マジで俺は恐れ入った。そして、激しく感謝もしたっ! あぁ、いにしえの超古代文明さん万歳っ!!
そして、さらにその機能についてよくよく聞くと、それはどんな飲料水にでも変えられるらしい──。
クソいかれた機能だぜいっ! ちょーまじスゲェーっ!
「ふはぁーっ!!」
俺は朝のBBQで余ったプラカップになみなみと注いで、というか、しょわわわわっとやってもらった、精霊ファンタフルーツポンチ微炭酸オリジナルを豪快に飲み干した。
「美味いっ!! 美味いぞぉっ! ロボ子っ 精霊ファンタフルーツポンチはやっぱオリジナルに限るっ!! てか、よくこの復刻とオリジナルの違いでさえ再現して出せるもんやなロボ子よ。マジで凄すぎ」
俺は満面のスケベ顔でロボ子に言った。だがロボ子は、恥じらいで赤らめたお顔を両手で隠しながらのウンチングスタイル。なんだかこれ野外露出投稿写真でよくあるポーズだなと思って見つめていると、曝け出してたチョメチョメを素早く隠すように、サッと体育座りをして俯いた。まるで貝のように閉じこもるかのように。
「うぅぅ、正直にいいますと、本当は、マスターにだけはこの機能を知られたくなかったのですぅ」
「おいおいおい、こんな素敵なおぴっこ機能を持っとんのに、黙っとくとか、勿体なすぎるやろ」
「わたしもこの機能の事なんて、その、とっくに忘れかけていたのです。わたしのデータベースの奥底あって、一度もアクセスしたことなかったのに。うぅぅ、こんな事になるなんて──。そもそも、実際にこの機能を使ったのはわたしも初めてなんです。ふぇぇん──」
「ほぉ、初めてかっ! おぅふっ! 俺ってば、またまたロボ子の初体験いただいちゃったわけだ。くぅーっ! 嬉しすぎるぜぃっ! ロボ子の大切なおぴっこ飲料化初体験の相手が俺でホンマに嬉しいわ。乙女の破廉恥初体験を共有出来てほんまになっ! てか俺もおぴっこが清涼飲料水に変化してやな、そんでしかも直飲みするとか、マジ初体験やけどな。俺のために俺の大好きな精霊ファンタ味にしてくれるとか、マジでロボ子の愛感じるわぁ。ホンマ可愛い奴やなぁ」
「それは、その、仕方なくです。だって、その、あの、本物の、お、おぴっこなんて飲まれるの、恥ずかしくて死んでしまうのですぅ」
「なんや、俺を喜ばすためちゃうんかよ、ロボ子っ! てゆーかおまっ! ほんまは俺かて、お前の正真正銘生の”本物のおぴっこ”が味わいたいんや。お前の体から迸る”本物の乙女おぴっこ”の味をな。つまりロボ子、お前そのものの味が知りたいんやっ!」
「うぅぅ、キモいですぅ」
「なっ! なにをゆーとんねん。漢ちゅーもんはな、みんな誰しもが己が愛する乙女のおぴっこを飲みたいと思うとるんやでぇっ! 愛する人のチョメチョメから迸るおぴっこ。それこそ、その人そのもののスケベ味や。淫猥を互いに共有する味。それをゴクゴクと味わいたいんやでぇ」
「うぅぅ、キモ豚過ぎますぅ。そんなの絶対に嘘です! だって、世の男性が全てそんななんて、絶対に嘘です。マスタぁーが特殊なド変態のキモ豚なだけであって、本当の紳士はそんな変態を女の子に求めないはずですうっ!! 女の子に破廉恥なことして辱めて喜んだりしないですうっ!!」
やや語気を強めるロボ子ちゃん。ってば、そんなに激しく語るロボ子も珍しいし。そんな、俺を罵倒し蔑むロボ子、気品ある乙女の矜持を感じさせる強く鋭い眼差しでもって、でもそれもまたええなぁ。やっぱかわええなぁ──。
「ウソやないっ! それこそロボ子、それは乙女の幻想やわ。イケメン男子にこうあって欲しいと思う、少女漫画のような淡い幻想や。漢はみんな狼っ! そしてフェチっ! そしてどスケベで、女の子とあーしたい、こーしたいと思う変態紳士っ! 仮にそれをしない漢がおったとしても、それはしないんじゃない。できないだけやっ! やる勇気がないだけ、己の心の奥底のリビドーを曝け出すのが恥ずかしい、そして、受け入れてもらえる自信がない、嫌われるのが怖くて手を伸ばせない、そんな臆病なチェリーボーイよ。ホンマに信頼関係と深い愛で結ばれた恋人同士は、絶対にお互いの変態を受け入れられるはずっ! 変態はすなわち深い愛情ってことなんやっ!」
ちょっとマジで語ってしまった俺ってば、大人げない?
「うぅっ、でも、マスターの言う愛というものは、それは、その、愛というよりも、欲望のようにわたしは感じるのです。マスターは愛情表現と言うけれども、女性側にしてみれば、それは自分の欲望を相手に押し付けているだけの、ド変態キモ豚の肉欲のように感じるのですぅっ!」
うっ! ロボ子め、鋭いとこ突いてくる。流石万能の精霊、天然ちゃんと思わせる雰囲気をそこはかとなく醸しつつも、実は頭がキレやがる。ぐぬぬぬぬ。
「そうやな、確かに、欲望ともいえる。俺の言う愛を裏かえせばな。だがロボ子よ。愛とは本質的に欲望と表裏一体なんや。欲望があるから愛が生まれ、愛が生まれると、欲望を自制する。漢は常に愛と欲望のせめぎ合いの中に生きとるもんなんや。それは切ってもきれへん」
「で、でも、その、マスタぁー、それならば、愛があれば欲望を自制できるんですよね?」
「そうだけどよ、まあ待てロボ子。大前提としてやな、まず、人は欲があるから生きていける。前に進めるんだ。食う寝る遊ぶ、そしてチョメチョメ、愛し合う。これらの欲求のどれか一つでも欠ければ、一つでも無欲になってしまえば、人は生きていけないし、生物学的に種として存続もできない。だから生きとし生けるものにとって、欲望は必要不可欠なのだ。だがな、強い欲、欲求や欲望、つまりあまりに偏り過ぎた”執着の強い欲望”は周りを不幸にし、そして自身も滅ぼす危険を孕んでいる。ここで必要なのが愛なんだよ。正しく欲があれば自ずと純粋な愛が生まれ、愛があれば強すぎる偏向的な欲望を自制できるからだ。愛によってあまりに強い欲求と、欲望の中の執着を自制させ、その結果どうなるか? それはな、欲が情となるのだ。欲で前に進む人が愛によって、情で前に進むようになる。情、愛情が根底にある欲こそ、真に人を前進させ、成長させるのだ。だから、愛と欲はもともと同根、本能から生じるもの。せめぎ合いの兄弟みたいなものだ。ま、最終的に人にとって一番大事なのは”情”なんだけどね」
「じょう? 情、愛、情、愛情、愛情──」
言葉の意味をその己の頭脳にある膨大なビックデータから検索しているかのような、噛みしめるようなつぶやきのロボ子。
「だがロボ子、自制も愛だが──」
「あ、あのっ! では自制が愛ならば、マスター、もう私を辱めるようなことはしないって、その、そう誓えますか? わたしに愛情を示してくれるのならば、その愛でもって、わたしが恥じらうことを自重することは出来るのですか?」
「うっ! まあ──、でもなロボ子よ、お前が俺の奥深く罪深い愛、変態愛を自重しろと迫ることは、それはお前が俺に対して本当の愛を示してることになるか? それはお前のエゴを押し付けて、本当の俺を、変態紳士たるこの俺を、妄想のイケメン紳士、似非紳士という姿に縛って窒息させてることにならんかっ? それがお前の心の底からの真なる愛なのか?」
「あっ、うぅぅ、それは──」
ロボ子ちゃんてば、万能精霊といえども、思考パターンはどこか少女なんだから。
「でも、でも、まっ、それならば、マスタぁーも、そのぉ、わたしを窒息させてますぅ──」
また蚊の鳴くような消え入るような声で言うロボ子。
「つまりはロボ子、寛容も愛なんだよ──」
「確かに俺はお前にとって恥ずかしいことを望んでるかもしれん。でもそれが俺そのものなんや。そんでや、俺はお前が望むなら、なんだってやってやるつもりや。丸一日お前の心がキュンとなるそのイケメンマッチョ紳士で振舞ってくれって言うなら、俺はそれを全力でかなえてやるつもりや。ただ、一生それでいてくれって言われれば、それはちょっと流石に無理やけど。出来る限りはな」
俺はここ一番のイケメン面を作って語った。無理くりにも。
「うぅ──」
ま、やっぱり”おぴっこ”はロボ子にとってとてつもなく恥ずかしいのやな──。
再び、顔を膝に埋めるようにして俯く彼女。
エロテンションの勢いでやってしまった野外おぴっこプレイを、ふと冷静になって、やってしまったぁっ!! と悔恨の念と恥ずかしさと少しのエロときめきと、それらが綯交ぜになったやや混乱気味のドギマギ少女のように。
「うぅぅ、あ、あのぉ、マスタぁー。もし──」
「うん?」
「あの、もし、その──、マスターに仕えるのが私の存在理由なのですけれども、それはひとまず置いておいてですね、わたしが仮に本物の女の子として、その、あの──、マスタぁー以外に好きな人が出来てしまったと、告白したならば──、その、マスタぁーはどうしますか?」
「なっ──」
「あっ、あの、マスター、その、仮の話です。その、誤解しないでくださいね。わたしなんかがマスターにこんな事言って、失礼なのですけれど、あくまで、その、仮の話しですぅ。うぅぅ。ごめんなさいですぅ」
ロボ子、お前──。
「そうやな、それはお前、やっぱりそうなったら仕方ないな。お前の判断に任せるよ」
「えっ」
「ただな、俺はお前を全身全霊で愛してるし、この愛はこの世の誰にも負けへんつもりや。お前を絶対に大切にするし、そして一生愛しぬく。その覚悟は誰にも負けへん。この事だけはお前に伝えたいと思うよ。改めてね」
かつてこの俺が、人生で生まれて初めて女の子に告白したあの時の、あの甘酸っぱい青春のあのチェリーな思い出を頭に思い起こしながら、俺は聖人面でもって言った。
「ま、マスタぁー──、その、あの、うぅぅ──」
膝に顔を埋めてキュッと小さくなって更に縮こまった体育座りをするロボ子。
ま、ホンマにロボ子に俺以外に好きな人が出来たなら、そりゃしゃーないな。てゆーか、そんなん、死にそうなくらいショックデカいけどな、マジで。
だが、俺はどんな漢にも負けへんでぇ。ま、他の漢もじっくり見て、本物の愛をロボ子なりに見定めるのも、ある意味ええ機会となるやろうし、今後ホンマにそんな事態になったとしても、甘んじて受け入れる。これまで、全く男子と関わったことのないロボ子やし。そうやな、相棒、ジョニーよっ!
俺は股間の17センチの相棒ジョニーに語りかけた。
奴はやや悲し気に、小さくプルンと頭を振って答えたっきり、黙って漢泣きするかのように、ただダラダラと漢の我慢汁を垂らすのであった。
「あ、あの、マスタぁー、その、変なこと聞いて、わたし、ごめんなさいですぅ──」
ロボ子は俯きながら言った。
「いや、別に変なことやないよ。全然。それは乙女にとって自然な問いかけやし。それが恋する心っちゅーもんやで。やっぱ、──ロボ子は本物の乙女なんや」
俺は我慢できず、俯くロボ子の頭をいい子いい子と撫でた。愛おしすぎるっちゅーねん。
しかしなるほど、おぴっこプレイもさることながらや、そもそも、主人に仕えるために生まれた傀儡の精霊とはいえ、こんな破廉恥なおぴっこ飲料化機能が備わっているなんて、ロボ子の奴がかつて自分自身を否定し、嫌悪すらしてたのも無理はないな。この娘の心を覆っていた鬱々とした暗い影の一端が、これなのかもしれない。
主人の生命にかかわる緊急時の対応とはいえ、”おぴっこ”だもんな。それにや、チョメチョメ時のプレイの一つとしてエロノリでやるのと、人命救助目的で至極真面目にやるのとは意味合いも恥ずかしさも違うだろうて。「だけど涙が出ちゃう、女の子だもン」てな感じやわなぁ──。
苦しくったってぇ♪
恥ずかしくったってぇ♪
ベッドの上では♪ 平気なのぉ♪
騎乗位でぇ♪ はねぇるとぉ♪ 胸がはずぅむわぁっ♪
騎乗位♪ 座位♪ 松葉くずしっ♪
ワンツー♪ ワンツー♪ フィニッシュゥ♪
だけどぉ、涙が出ちゃう、女の子だもン♪
っと、ついついテレビアニメ「アタックNo.1」のオープニング曲「アタックNo.1のテーマ」を、俺流乙女の恥じらう気持ちバージョンで勢い歌ってしまった。こりゃ失敬。
とは言ってもや──、てか、何を言ってもやな、やっぱりロボ子の出す飲料化おぴっこはマジ美味いんですっ!! 普通のコンビニで売ってる清涼飲料水と全く味は同じかもしれんが、美味さが断然違うっ! ここにはロボ子の恥じらいとエロと愛がたっぷりと凝縮されとるんや。美味すぎるんやっ!!
しかも銀髪の美少女たるロボ子があんぐりとお股を開いて、しょわわわわわーっとおぴっこのように(てか見た目にはおぴっこなんやけど)乙女の深窓チョメチョメから出してくれるんや。こんなエロ素晴らしいことはないやろ。マジで。
「それはそうと、ロボ子──、おかわりっ!」
俺は満面のエロオヤジ顔で言ってみせた。
その刹那、サッと顔を上げて、そしてそれこそ殺意をも感じさせるほどのクールな、クールビューティーな眼差しでもって俺をキリリと睨みつけるロボ子ちゃん。
「むむむぅっ、なんだかんだいって、キモ豚マスタぁーはっ、や、やはりわたしにさせるんですね。うぅぅ」
「いやいや、喉が渇いてしもうてなんのってね。緊急時よ緊急時っ」
っと俺は、得意のエロてへぺろ顔でお茶目に言ってみせた。
「うぅぅ、やっぱりなんだかんだ言って、マスタぁーはド変態キモ豚ですぅ!!」
「そう言うなって、な、それに今は俺のターンやろ? ロボ子がその深ーい愛の寛容さでもってやな、俺の変態をヒシっと受け止めるターンやろ?」
「うぅ、男女の愛を勝手にロールプレイングゲームの攻撃ターン制みたいにしないでくださいぃっ!!」
「まぁまぁまぁ、今は俺の攻撃ターンってことで、しっかり受け止めてくれやロボ子ぉ。俺はやっぱ、なんだかんだ言ってもやな、お前の愛のおぴっこジュースが飲みたいんやわぁ」
「うぅぅ──」
この上なく渋い顔するロボ子ちゃん。あぁ、その銀髪の美少女が眉間に皺を寄せるその感じっ! その美少女渋々顔もまたええなぁ。これぇ。
「さぁさぁ、ロボ子よ。ほれほれ──」
と俺は彼女を再び中腰の、いわゆるワンコのチンチンスタイルに座らせて、お股をガバッと開かせようと即すのだが、──ちょっとまてよ、そういえば、どんな飲料にも変えられるということだったな──。そうやっ! ここは南国! 今は浜辺でバカンス! そうそうそうっ! と、くりゃあアレやろぉっ!!
「ロボ子、今度はビールやっ!! とびきり冷えた美味いやつ、そうそう、精霊オリオンビールと洒落込もうやないけぇっ!!」
「えぇぇっ、ア、アルコールですかぁっ!?、うぅぅ」
「やっぱ折角の南国リゾートなんやし、酒飲みたいやんけぇ。やっぱ海と言えばビールやろっ? 俺はこのギラギラ太陽の下で飲むビールが大好きなんやぁーっ!」
っと大空に向かって叫ぶよように言い放った俺。あぁ、無人島置いてけぼりの窮地から、浜辺でビールを楽しめるようになるなんてぇ、いやはや、まさにロボ子は万能の傀儡精霊。あぁ、最高ーっ!!
「出せるんやろ? なぁ? ロボ子よ。ビール! なぁって?」
「うぅぅ、キモ豚キモ豚キモ豚、変態キモ豚、変態キモ豚、変態キモ豚、うぅぅ──」
ロボ子は再び蚊の鳴くような声でブツブツとつぶやきながら、そしてプルプルと震え出した。それこそその万能たる頭脳がフリーズしかかっているかのように。まさにこの”銀髪の美少女”たるロボ子が、かつて”鬱々の美少女”の頃、教室の一番後ろの窓際の席で、誰とも接することなく俯き続けた学園生活を彷彿とさせるよな、そんな陰鬱なオーラを放って。ってか、ロボ子の学園生活というのは、俺の勝手な妄想だけど──。
しかしながら、「うっしっ! 精霊オリオンビールをグイッとやるぜいっ!! この南国のギラギラ太陽のもとでぇっ!!」と俺が心の奥底のリビドーの泉で叫んだが早いか、すかさず合いの手を入れるかのように、それこそ大はしゃぎとばかりに、17センチの相棒ジョニーの奴が、ビクンビクンビクンッ! と大きく跳ねて、今度は漢の嬉し泣きのごとく、そのドロッと濃いめの漢の我慢汁をドバドバ垂れ流したのは、まぁ、言うまでもない。
ったく、ジョニーの奴は、正直者だなぁ──。