「あはは!だからアンナ、祈りの間で聖書を読まされてたのね!」
「うるせー⋯笑うなー⋯疲れたー⋯」
「コ、コハクちゃん⋯笑っちゃだめです!アンナちゃんはその罪の精算をやり遂げたのですから、ここは褒めるべきです!頑張りましたね」
「うぅ、ありがとう⋯マリーは優しいなぁ⋯!」
地獄の音読をさせられた日の夜、寝巻き姿の私は広いベッドの上で二人の友達と今日あったことを語り合っていた。自分達の周りでも新人シスターの子達が楽しそうに話したり騒いだりしてる
一応説明しておくと、新人シスターは互いの仲を深めるという名目で、大部屋に並べられた複数の大きなベッドにそれぞれ三~四人で並んで寝る事が義務付けられていた。これは身体の汚れを洗い流す時も同様だ。複数人で同じ小部屋に入って一緒にシャワーを浴びるのだ。そうすることで絆を深め、互いに信頼しあい、この国でも安心して過ごせる場所がある事を知って貰う⋯というのが大聖堂側の目的とのことだ
で、就寝するまでの一時間前には、こうして語り合う時間が設けられるのだが⋯これが中々に楽しかった。おかげで私にも同年代の友達が二人も出来た
「いいのよマリー。サボるのがヘタクソだったアンナが悪いんだから。私がその場にいればもっと上手くサボれたでしょうけど。くくっ」
一人目はコハク。私と同じ元盗人で、食べて行けなくなった時にここのシスターに救われて入ったらしい
私と境遇が似ていることもあってすぐに意気投合した。手先が器用で自作した小道具を大聖堂や周りの教会のそこかしこに隠していて、私と二人で騒動を起こしては一緒に叱られ罰を受けている。いわゆる悪友というやつだ。サボり魔で私の次に奉仕作業をよくサボっている不良シスターでもある
「なんだよ、もしかしてまたなんか作ったのか?」
「食料庫から胡椒を拝借してちょちょいとね。見なさい、これが新作の催涙玉よ!容器は割れやすくなってるから顔に当てれば悶絶間違い無し。いくら体力おばけの司祭様たちでもこれは耐えられないでしょうねー」
「コハクちゃん、盗みを働いたんですか!?そ、それは犯罪です!やってはいけないことです!すすすぐ料理当番の子に謝りに行きましょうっ!私も一緒に謝りますから⋯!」
二人目はマリア。私達はマリーって愛称で呼んでる。私達と同時期にシスターになった子で、シスターになるために大聖堂を訪れたらしい
⋯⋯もう一度言う、シスターになるために大聖堂を訪れたのだ。大聖堂で生まれた訳でも、赤ん坊の頃からシスターとなるべく教会で育てられていた訳でも無い。大聖堂や教会の外で、犯罪が当たり前のように起きまくるこの国で生まれ、十一歳になるまでそこで育ったにも関わらず思いやりと優しさを忘れることがなかったという、まさに奇跡のような子だった
「大丈夫よマリー。拝借って言ったでしょ。私はちゃんと返すつもりよ!⋯⋯いつ返すかは未定だけど」
「そ、そうだったんですねっ!そうですよね、コハクちゃんがそんな事する訳ないですよね。ごめんなさいコハクちゃん、早とちりしてしまって⋯⋯」
「⋯⋯⋯⋯⋯あー、うん。なんか、こっちこそごめん⋯」
とまあ、こんな風に簡単に人を信じてしまうほど純粋なのがマリーだ。おかげで嘘を吹き込むのが楽しくて楽しくて⋯まぁやり過ぎると騒ぎが大きくなって司祭達が飛んでくるから、小さい嘘だけに留めてはいるが⋯でも本当にいい反応するんだよなー
マリーの反応に気まずくなったのかコハクが手を合わせて別の話題を切り出した
「あー⋯そうだ!ねぇ知ってる?私達がいるこの教会の2階、あまり使われていない倉庫に夜中に行くと自分そっくりの誰かが立ってるって話」
「えぇっ!?ななな、何ですかそれ⋯もしかして、怖い話ですか?」
マリーがサッと私の背中に隠れコハクを見つめる。言い忘れていたがコハクにはもう一つの特技として情報を集めるのが得意、というものがある。ただの噂好きとも言うが、こいつと話をするにあたって話題が尽きる事はない
(というか自分そっくりな奴が立ってるって⋯⋯)
「ふふ⋯そいつはね、目撃した相手を部屋に引きずり込んで食べちゃうの。そして食べた相手と入れ替わっちゃうんだって⋯!」
「ふーん」
「ひッ⋯!?」
「⋯⋯⋯ま!あくまで噂だけどね♪」
コハクのおどけた顔を見てマリーがほっと息をつく
「そ、そうですよねっ!神聖な大聖堂がある教区で、神に祈りを捧げる場であるこの教会で、そそ⋯そのような怖い話があるはずが─────」
「それでねマリー、私昨日の夜中にこっそりその部屋に行ってみたの」
「⋯⋯⋯⋯⋯へ?」
「今の私って本物だと思う?それとも偽物?ねえ⋯マリーはどう思う?」
「──────────。」
不気味な笑顔をしたコハクが私を挟んでマリーに顔を近づける。びっくりするくらいノリノリだなコハク。そして案の定マリーは恐怖で青ざめたまま気絶してベッドに倒れてしまった
「あらら、やりすぎちゃった」
チリンチリーン⋯
「はーい皆さーん、そろそろ寝る時間ですよー。しっかり休んで、明日もご奉仕頑張りましょうね」
そんな楽しい?お話にひと段落ついたところで、心地よい鈴の音と共に、どこからともなく就寝時間を報せる教皇様の声が部屋全体に響いた
『教皇サキュエル様』
千五百人以上のシスターが所属する『フリセラ教』のトップを務めている人で、荒れ放題のこの国に大聖堂を中心とした教区という名の安全地帯を作ったとされる、とにかくすごい人物だ。この声も大聖堂から魔法で教区全体に響かせているらしい。
しっかしこの教皇って人の声を聞くとすっげぇ眠くなってくるんだよな⋯⋯実際周りの子達は既に何人かぐっすり寝てしまっているし、あれだけ騒がしかった周りの声も無くなって、近くの小さな話し声しか聞こえない
「ちょうどよかったみてーだな、ところでその怪談話、実は鏡に映った自分だったってオチだろ?」
「なーんだ、やっぱりアンナは知ってたんだ。そうよ、全身を映せるほど大きな鏡。見つけた子が怖がりだったから誇張して伝わったみた、い⋯⋯ふわぁ⋯」
コハクが欠伸をして気絶したまま眠ったマリーの隣で横になる。私も眠い目を擦りながら横になった
(やっぱりそうだったか⋯⋯ん?待てよ、全身を映せる鏡⋯?何か、何か思い付きそうな──────そうか!)
私の重くなっていた瞼が一気に開かれる。眠気もどこかにすっ飛んでいってしまった。身体を起こし急いでコハクに質問をする
「コハク、その鏡どこにあるって言った?」
「えぇ?⋯ここの教会の2階倉庫だけど⋯⋯まさか今から行くの?オチは話したでしょ。別に⋯何にも⋯⋯無いわ⋯よ⋯⋯」
「いいからいいから、私ちょっと抜け出して行ってくるな。オヤスミ!」
「うん⋯⋯おや⋯す⋯⋯⋯すぅ」
◇◆◇◆◇◆
教会2階 倉庫
「⋯⋯見っけ。これか、噂の鏡は」
こっそりと抜け出して目的の倉庫にやって来た私はすぐに鏡を見つける事ができた。コハクが話していた通りだ。鏡には、寝巻き姿の私の全身が映されている
「んじゃ早速着替えまして⋯っと」
持ってきた頭巾を被り、シスター服に着替えてもう一度鏡の前に立つ。すっかり馴染んだ私のシスター姿が鏡に映されていた
「おー⋯シスターだ。間違いなくシスターが立ってる⋯!」
私がシスターになったのは、シスターのあられも無い姿を見たいが為だった。だけどそれで他人を巻き込む訳にはいかないと、自分を使うことを決めて二週間⋯ようやくその機会が巡ってきた
コハクが全身を映せる鏡の話をした時に、私は思い付いたのだ。シスター服を着て鏡の前でオナニーすれば、それはシスターのオナニーを眺めているも同然なのでは!と
「そんじゃシスターのオナニー姿でも拝ませて貰いますかね♡確か最初は乳首を⋯っと⋯⋯」
盗みを生業にして生活していた頃、私はあらゆる場所に忍び込んで盗みを働いた。民家、貴族の家、城の宝物庫───は城に入ってすぐにバレたんだっけか⋯⋯バレなきゃ野垂れ死にそうにならずに済んだのによぉあの騎士共!宝守る前に国の治安守れっての!まあおかげでシスターとかいう素晴らしいものに出会えたんだけどな⋯⋯
それはさておき話を戻す。ある時食いもん目当てに建物に忍び込んだら、そこが娼館だった事があった。その時私は初めて男女のまぐわいを目の当たりにしたんだが、そりゃもうズッコンバッコン動きも声も激しいのなんのって、思わず見惚れてしまった程だ⋯⋯別に私は変態じゃないぞ、本当だ
とにかく私が言いたいのは身体のどこを弄れば気持ちいいかは多少は分かるってことだ。出来れば直接弄りたいが裸になったら意味が無いので下着だけ脱いでシスター服の上から乳首に触れる
スリ⋯♡スリ⋯♡ズリ⋯♡シュリ⋯⋯♡
「⋯ん♡ふっ⋯⋯♡っ⋯⋯♡いいねぇ⋯♡やっぱ思った通りえっちじゃん♡」
両手を胸に当て指先を円を描くように動かすと、当然鏡に映るシスターも同じ動きをする。普段目にするあの清らかなシスター達が絶対にしないであろう行動を目撃した私の息遣いが少し荒くなる
何よりシスター服のサラサラとした肌触りの生地が、指を動かす度に一緒に乳首に擦ってきてめちゃくちゃ気持ち良かった。興奮した私は人差し指を乳首の先っぽに当てクリクリと動かしてみる
スリスリ⋯♡スリスリスリ⋯⋯♡くりぃ⋯♡くりっ♡くりっ♡
「おー⋯やっべ⋯♡エロすぎだろ⋯⋯っ♡先っぽクリクリすんのたまんねぇ⋯♡♡」
(立ってらんねぇのかぁ⋯?足がガクガク震えてるぜ⋯♡)
鏡に映るシスターが震えているという事はつまり、私が震えているって事なんだが⋯⋯自分の世界に入り込んでしまっている私には些末な事だった。目の前のあられもないシスターの姿に私はさらに興奮する
とりあえずやれることはやっておこうと、乳首から両手を離し服の前の方の裾を掴むと胸あたりまで腕を上げた
「ほぉら⋯♡シスターのたくし上げ⋯⋯⋯っパンツ履いてねぇじゃん♡股濡らしてんのエッロ♡♡♡」
肌の殆どを隠す構造になっている服の中身を、自分から見せに行くシスターという構図の破壊力は凄まじかった。何よりその下に何も身に付けていない事により変態性が増し、私の興奮は最高潮に達する。股の間からは透明なとろりとした汁が溢れ床に垂れている
「⋯ぉ♡っふ♡♡ふっ♡♡ふぅーっ♡♡フゥ゛ーッ♡♡♡」
(クッソ⋯⋯♡もう我慢出来ねぇ⋯♡♡)
既に我慢の限界を迎えていた私は、服の裾を口で噛み腰を突き出す形で蹲踞の体勢を取ると、指を股の割れ目に持っていき擦り上げた
ぬりゅう⋯♡ずりゅう⋯♡ぬち⋯♡ぬち⋯♡にゅち♡にゅち♡にゅちぬちにゅちぬち♡♡♡
「あ゛ークッソ⋯♡♡汚してぇ⋯♡信心深いシスターが汚いおっさんに種付けされるとこ見てぇ⋯!♡♡♡♡クソッ♡クッソ⋯⋯♡♡最低だろ⋯⋯っ私♡♡」
(激しく腰振られながら⋯⋯♡手を組んでぇ⋯⋯♡必死に神に祈りながらっ⋯⋯♡止めてくださいって懇願するシスター⋯⋯⋯見てえ♡♡♡)
情けない格好でオナニーする目の前のシスターをイかせる為に、トドメと言わんばかりに私は手の動きを早める
くちゅ♡くちゅ♡くちゅ♡ぐちぐちぐちぐちっっっ♡♡♡ずりゅずりゅずりゅずりゅっっっっ♡♡♡♡♡
(やば⋯♡これやっば⋯⋯♡♡腹の奥から⋯⋯っ♡♡♡なんかっ♡♡クる⋯っ♡)
「おらっ♡♡イケッ♡♡♡情けなくアクメキメろっ♡♡フーッ♡♡シスターのくせに♡♡んおっ♡♡恥ずかしくねぇのかよ♡♡♡♡イケ♡♡♡イケッ♡♡⋯⋯イクッ♡オ゛ッ♡♡イッ⋯⋯⋯⋯クゥッッッ⋯!!♡♡♡♡♡♡♡♡」
ビュッ⋯♡ぴゅるっ⋯⋯♡ぴる⋯⋯♡♡プシッ⋯⋯♡♡♡
初めてのオナニー、初めての潮吹き⋯⋯鏡に映るシスターは予想以上の快楽に涙を流し、腰をカクカクと震えさせていた。吹き出した潮が鏡にぶつかり、写し出されたシスターの姿を歪ませる
(初めて⋯♡イッ⋯⋯たっ!♡これがイクって感覚……♡♡気持ちよすぎるっ♡♡)
「お゛ー♡♡お゛ー⋯やっべ♡♡イクの♡止まんねぇ♡♡♡」
(指でなぞっただけでこれかよ♡⋯⋯ここに男の⋯⋯挿入れるんだよな?♡そんなの⋯どんだけ⋯気持ちいいんだ⋯⋯?♡♡♡)
「ふっ⋯♡ふぅ⋯♡ふっ⋯♡つ、次は♡どっかで適当に男捕まえて⋯⋯♡いや、できるだけチンポ大っきい奴とぉ⋯⋯⋯♡♡探す、か⋯♡」
(小太りの汚いおっさんのデカチンポが小さいシスターのおまんこ⋯好き勝手蹂躙すんの見てえしな♡♡)
何にせよ今日はここまでだった。司祭となったシスターはまだ起きて巡回してるはずだし、バレる前に退散しなければならない。私は急いで後始末を開始した。そして十分後────
(────鏡拭き取りヨシ!床掃除ヨシ!着替えヨシ!ふぅ⋯⋯⋯帰るか!)
倉庫から顔を出し、誰もいないか軽く確認してから廊下に出て寝室へと駆け出す。私はようやく目標に向けて一歩進んだと、とても晴れやかな気持ちだった
この時の私は間違いなく浮かれていた。だからこそ反対の廊下の角の暗闇から、一人のシスターがこちらを見つめていたことに、私は気付くことが出来なかった
コハク
髪色:橙
目の色:茶
年齢:11歳
説明:アンナがシスターになってから知り合った悪友。サボり魔。自分を棚に上げれば同年代一の不良シスターは間違いなくコハクである(アンナ談)
マリア(マリー)
髪色:金
目の色:薄青
年齢:11歳
説明:アンナがシスターになってから知り合った友達。天使。騙されやすい。シスターを表すならそれはマリーの事である(アンナ談)