転移先はロリコンが常識でした。そして俺はロリになりました 作:白い粉
諸先輩方に影響されて初めて投稿いたします。
なにかと拙いところもあると思いますがお手柔らかにお願いします。
一言で言おう。
ロリコンはロリになった。
世界はロリコンだった。
そしてロリに人権はなかった。
それだけの話だ。
「や、やめろ! そんなもの近づけるなぁ……」
「へへ、何言ってんだ。良いから早く咥えろよっ……と!」
「もがっ……ごぇっ」
臭い、臭すぎる。生臭さが舌から鼻の裏に抜けていく。
しかもデカい、なんだコイツ。ゴムで作ったこん棒みたいだ。
あごが外れそうなほどのソレが進入してくる。
舌が押し下げられ、咽頭が圧迫される。
苦しいのに、なぜか唾液だけはどんどん溢れる。
「おほぉ〜ロリの口マンコ気持ちぇ〜」
男はそう言い腰を振る。
この狭い部屋に、それを咎めるものもいない。
何故なら男は正当な客で、俺は男に誠心誠意奉仕する立場だからだ。
まったく忌々しい。
もげてしまえ。
だがある意味、納得はする。
多分、俺が男でも、同じように振る舞っただろうから。
部屋の一面を覆う姿見に映る可憐な少女。
凌辱される己の姿をどこか他人事のように眺めながら、俺はここに至るまでの道筋を思い出していた。
*
「あ〜……ロリとヤリてぇー!」
「お客さん、ホント本音隠しませんねぇ……
困るんですよね、ウチ一応ちゃんとした店なんすから」
「ちゃんとした店だ? ババァしか居ねえクセして、何がロリ専門だよ。料金はぼったくり、パネマジだらけ。バカにしてんのか」
「いやいや、お客さんのプレイがハードすぎて嬢が嫌がるんですよ。キャストの子たちみんなグロッキーにしちゃうんすから。
普通だったら出禁ですよ?
むしろ感謝して欲しいくらいっす」
店のボーイはそう言って首を横に振る。
長い付き合いになるがまったく感情の読めない優男だ。
だが、気配が薄く淡いというか……人の懐に入り込むのだけはやたら上手かった。
お陰で、日頃溜め込んでいる鬱憤も、この男には赤裸々に語れるのだ。
「そもそもお客さん、なんでそんなにロリ好きなんです?
言っちゃなんですけど、こういう店でもお客さんほどロリに拘る人はそうそういませんぜ?
なんせ、二十歳そこそこでもババァ扱いなんすから」
なんで……なんでと言われると答えに困る。
「強いて言うなら、片手でも締めやすい細い首とか」
「うわ……」
「泣きながら、それでも抗えずに震えるしかない非力さとか」
「……お客さんイッちゃってますねぇ。
洒落になんないすよソレ。犯罪起こしてウチにまで迷惑かけないで下さいよ?」
「そこまでバカじゃねえよ。
だからここに来てんだろうが」
そう、分かってる。
自分の嗜好が常識と食い違っていることも。
社会は思ったよりも潔癖で容赦がないことも。
だから俺はここにいるのだ。
「あ〜あ、ロリコンが常識の世界にでも行けねえかな。
その為なら、俺は何だってするよ」
「……本当に、何でもできます?」
ボーイが笑った。
いや、笑ったように感じた。
そこに居るのに、輪郭がボヤけている。
それでも俺は、何かに突き動かされるように答えた。
「ああ……、何でもするね」
「……そこまで言うなら、お手伝いしましょうか。
どうぞ、ロリコンの楽園へ」
何が弾けた。
世界が急にその存在を失っていく。
そして、慌てて何かを言う前に、俺の意識は塗りつぶされたのだった。
キャラクター、シチュエーションなどコメントでご要望頂ければ、なるべく反映したいと思いますのでご気軽にお声がけください。