転移先はロリコンが常識でした。そして俺はロリになりました 作:白い粉
本日2話目です。
目が覚めると、俺は白濁にまみれていた。
男はいない。
出すだけ出してスッキリしたらとっとと帰ったらしい。
「……ったく、最悪だ」
喉はイガつき、陰部は擦り切れてヒリヒリする。
髪にまでべっとりと精液がまとわりつき固まっていた。
ここに来てはや一年、初めは怖気が振るうほどに気色悪かった粘液にも慣れてしまった自分が怖い。
「……詩織ちゃん、入っていい?」
「ん? ああいいぞ」
おずおずと扉を開き顔を覗かせたのは、今の俺の姿より僅かに幼い少女だった。
金髪ボブ、碧眼。右目の下に泣きぼくろのある俺好みの美幼女だ。
「……お母さんが今日はもう上がって良いって。
あとこれ……アイス。今日のお客は乱暴な奴だから……特別にって」
「ああ……」
幼女が目尻に涙をためてこちらに手を差し出している。
それが無性に座りが悪くて、柄にでもないことを口走る。
「それは里沙が食べろよ。俺はいいからさ」
「でもこれは詩織ちゃんに」
「いいから、俺がお前に食べて欲しいんだよ」
「……うん」
俺の言葉に、僅かに遅れて美幼女……里沙はそう頷いた。
そしてマットの上、俺の隣に座り込む。
「おい、そこはまだヤローの臭い汁と俺の汁が……」
「いいよ、慣れてる。
それに、詩織ちゃんのなら……」
「……なんだよ」
妙に頬を赤らめる里沙。
熱っぽい瞳でこちらを見ている。
「詩織ちゃんって……いつも私に優しくしてくれるよね。
野良だった私が、この家に連れてこられた時……他の子たちは誰も近づいて来なかったのに詩織ちゃんだけは優しくしてくれた」
「いや……まあ、俺もそうだったから」
こそばゆい。
幼女から真っ直ぐな好意を向けられるなぞ、前の人生では一度もなかったというのに。
なぜか、嬉しいさよりも気まずさが先に来る。
「私……私ね。男の人、大嫌い。
痛いことと苦しいこと、それしかしてこないから」
まあ……そうだろう。この世界の常識が、いかに異様かは俺が身を持って理解している。
俺みたいな混ざりものと違って、純正品の幼女の神経ではとても耐え難いことだ。
「でも……私、詩織ちゃんにそういうこと、してもらいたいって思ってる」
「……え」
里沙の言葉。それは無邪気なじゃれ合いというには不釣合なほどに淫靡な熱に浮かされていた。
*
「……そういうことってなんだ? 俺には男と違って竿もないのに」
茶化す俺の言葉。
だが里沙は引かない。むしろジリジリとこちらににじり寄ってきた。
異様な迫力。このまま里沙に飲み込まれそうな気がする。
とても十やそこらの子供のものとは思えない。
「うん……分かってる。
でも、だから何でもして?
ぶっても、蹴ってもいいから……私に詩織ちゃんを、刻み込んで。
私には詩織ちゃんしかいないんだって、教えて?」
「お、おい里沙?
少し落ち着けよ。
そんなことしたら、俺が折檻されるだろ?」
背中に壁が当たる。
俺はいつの間にか壁際にまで押し込まれていた。
「……お願い、私に詩織ちゃんを頂戴?
そしたら詩織ちゃんに、私の全部、あげるからーー」