※この作品はR-18です。

暴虐の魔法少女~倒すべき敵がいないのなら魔法少女襲います~   作:ハヤ0313

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☆柏木白

 

 

 

 私は、正義感の強い子、だったのかもしれません。

 

 間違った事は間違っていると言いましたし、やってはいけない事はやりませんでしたし。

 ……正義感、とは違うかも。

 私は良い子だったんだと思います。

 

 小さい頃からそうでした。

 イジメている子がいたら注意したし、悲しんでいる子がいたら慰めたりもしました。

 今思えば相当綱渡りな事をしていたかもしれないです。

 一歩間違えれば疎まれて当たり前な事を平然とやっていたと思います。

 

 だけど、周りの環境が良かったのか、私はそのまま育ちました。

 大きくなってもやっぱり良い子ちゃんのままで、あぁでも正義感はちょっとマイルドになったかも。処世術、というのを身につけて以来うまく立ち回れるようになったのが大きいと思います。

 

 そんな私だから、困っている人がいたら見逃せませんでした。

 迷子がいたら一緒に親を探してあげたり、道に迷っている人がいたら案内してあげたり、困っている外国人がいたらカタコトながら頑張ってみたり。

 

 

 

 だから、車に轢かれそうになっている子供がいたから、助けに行きました。

 

 

 

 結論から言えば失敗しました。

 私の脚力では間に合わなかったんです。

 

 でも、颯爽と駆けつけたお姉さんが子供を、私を助けてくれました。

 

 凄い。そう思いました。

 まるで正義のヒーローみたいだ。そうも思いました。

 

 お姉さんはなんてことのないように振る舞っていたから、尚更そう思ったんです。

 ……まぁ、無茶な事をするんじゃないと怒られてしまったけれど。

 もしそうしたいのなら、後悔したくないのなら、チカラを身につけろとお姉さんは言いました。

 

 そう、私にはチカラが足りなかった。だからあの子供も助ける事が出来なかった。ついでに筋肉も足りない。

 本当に、素敵でお茶目なお姉さんだと、そう思いました。

 

 

 

 そんな矢先、妖精さんと出会ったんです。

 何を言っているのかと思うかもしれないけど、妖精さんと出会ったんです。

 

「魔法少女、なる?」

 

 何を言っているのか分かりませんでした。

 そういうのは日曜の朝やってるアニメの世界の話じゃないでしょうか。

 

 なんて思いましたけど、話を聞いている内に、その気になってしまったんです。

 何せ、チカラが、あの時有れば問題なく助けられたものが、有ればこれからも色んな人を助ける事が出来るものが、与えられるのだと言うんです。

 更に嫌になったらいつでも辞められるとのこと。

 

 だから私は魔法少女になりました。

 

 力の使い方は最初はよく分かりませんでした。いえ、分かるんだけど分からない、というか……。

 だから夜一人でこっそり練習とかもしたし、ちょっと、ちょっとだけアニメの魔法少女みたいな事も練習してみたりして。

 ……なんだけど、どうにもこの力は暴力的というか、そっち方面向きの力というか。いわゆるズドーンドバーンみたいな感じ。

 ぐぬぬ、これじゃあんまり世のため人のために使う事が出来ません。

 

 力の使い方を模索し、迷走していた時の事です。

 いつも通りこっそり家を抜け出して……魔法少女になってからすっかり悪い子になってしまいました……夜の街を跳んでいた時、ついに他の魔法少女と出会ったんです。

 

 嬉しかった。

 私の先輩だろうか。

 力の使い方を教えてもらったり、一緒にこの力の使い途について考えたり、そんな事をしたかったんです。

 なのに、

 

「私はカオティック・ジルコン。貴方達、魔法少女の敵です」

 

 なんて言う輩でした。

 いや意味が分かりません。敵という存在が無かった筈なのに、何で自ら悪となるんでしょうか。

 しかも置き土産とか言って炎ぶつけてくるし。

 しかもあっという間に居なくなってるし。

 

 私は、思いもしませんでした。

 せっかく特別な力を得たのに、それを悪い事に使うだなんて。

 ……冷静に考えてみれば犯罪行為に使いたい放題の力だと、ようやく気付きましたけど。

 だから、魔法少女と敵対する、というだけならば、まぁ、放っておいても良いか。

 

 とは勿論なりません。

 止めなければ。

 他の魔法少女に危害が及ぶ前に止めなければ。

 

 でも、この力をそんな事に、人を裁くために使う事は許されるんでしょうか。

 

 なんて事を考えていたら、子供を助けてくれたお姉さんと再会しました。まさか同じ電車を利用していただなんて、素敵な偶然です!

 ……このお姉さんなら、月お姉さんなら、どう思うでしょう。

 

 魔法少女の事はボカして相談してみたら、呆気なく返答されました。

 

 抑止力。

 悪い力に対抗するための力。

 弱い正義の力なんて、何の役にも立たない。

 

 ……月お姉さんの言葉は、すんなりと入ってきました。

 元々好感を持っていたという理由もあるけれど、悪い力を抑えるために、更なる力はやはり必要なんだと、そう思う事が出来ました。

 

 そんな事があったから、その日から私は少し変わっていきました。

 出会った魔法少女皆に警告し……警告したら引き籠もるって子ばっかりでした。確かに安全……同盟を組もうと誘ってみたり……一人しか組めなかったけど……それでいて、自分の力を高めるために鍛錬したり。

 

 特に同盟を組んだ子の協力が大きかったです。……が、実はその子の正体が私の知り合いだったのは本当にびっくりしました……。

 ま、まぁそれはさておき、その子のおかげで、戦う、という事の鍛錬が非常に捗りました。

 これで、ジルコンにもし出会っても、止められる。

 

 少し魔法少女としての自分に自信がついてきて、いつジルコンに会っても大丈夫だと自負出来るようになってきた頃、新たな魔法少女に出会いました。

 

 スーツ姿の魔法少女。

 思わず少女?と聞いてしまったのは本当に失言でした。反省してます。

 

 まずは警告と勧誘、と思っていたのに。

 

「私は、魔法少女を狩り尽くす」

 

 と彼女は言い放ちました。

 何を言っているのかと思いました。ジルコンと同じ輩なのかって。

 ……けれど、少し毛色が違いました。

 

 どうやら彼女は力をもって力を打ち倒したい、らしいです。

 それならば自分がその相手になるから他の子に対して暴虐はやめてほしい、とお願いしたけれど……聞き入れてもらえませんでした。

 

 だから、全力で、打ち倒す事にしました。

 ……こんな悪い人が月お姉さんと同じ事を言ったから、ちょっと気に入らないって感情は、まぁ、その、なきにしもあらず。

 

 だけど、負けた。

 自分の全てをぶつけたのに、負けた。

 完膚なきまでに負けた。

 

 全身全霊の魔法を放った後、どうやら気を失っていたようで、私は仰向けで倒れていました。

 

 悔しかった。

 悪に屈してしまったのが、どうしようもなく悲しかった。

 

 スーツの魔法少女は強かったって言ってくれたけど、それで届かなかったのなら意味はありません。

 あぁ本当に、悪い力に勝てない良い力なんて、何の役にも立たない。

 

 ……そういえば、負けた時の条件を決めていませんでした。

 どうせなら、こちらが出した条件を自分がそのまま実行するのが義理、というものでしょう。

 そう思ったのに。

 

 敗北えっち、って何。

 

 いや、いやいやいや、意味が分かりません。

 魔法少女が負けたらえっちな目にあわなければならないって、どこの世界の常識ですか。

 ジルコン。ここで名前が出てくるのか。

 本当に碌な事しませんねジルコン!

 

 ……まぁ、最終的に、受け入れて、しまいましたけど。

 だってその、不義理ですし……あとジルコンを呼ばれて二人がかりでえっちな事されるとか舌噛んで死ぬレベルで嫌だし。

 あと……やってる事は悪虐非道なんだけど、戦闘以外で話していると飄々としているというか、雰囲気が月お姉さんに似ているというか、声も似ているし。

 だから、その、良いかなって。処女のままいさせてくれるって言うし、優しくしてほしいって言ったら了解してくれたし。

 い、いや違うの。月お姉さんとえっちしたいって訳じゃないから!

 

 …………でも、まぁ、その、非常に、非常に気持ちよかった、です。

 でもパンツ返してくれなかったのは許さない。

 けどなんか憎めないというか、なんなんだろうあの人。あの、魔人ネロ。

 

 という訳で、こうこうこういう事があったよと、同盟を組んだ魔法少女に情報連携しておきました。

 ……したんですが、

 

「え、じゃあルビー、えっちぃ事されたの」

 

 そこにばっかり反応するのはやめてほしいです。

 必要だと思ったからそこも、とても恥ずかしかったけれども、恥を忍んで言ったのに、そこをほじくり返すなんて。

 その日は私の八つ当たりをその子が受け続けるという訓練になりました。当然の報いです。

 ……なんか最近思考がバイオレンスになってきている気がします。

 

 

 

 ま、まぁ、そんなこんながあって、今日も変わらず夜の巡回と自主訓練です。

 夜の街を跳ぶのは気持ちいい。何も考えずにこうしていたい。とは思うけれど、私にはやるべき事があります。

 魔人ネロさんへの復讐、もとい再挑戦。

 そのために彼女を探し、そのために自分の力に磨きをかける。

 

 そう決意している間に、因縁のビルに辿り着きました。

 私が、彼女に敗北した場所。

 

 あの時は彼女の不可視の防御、結界と言ってましたか、それを突破出来ずに終わってしまった。

 だから、もっと強くならなければ。彼女の結界を破れるように強く、彼女が結界を展開出来ないほどに速く。

 そして……。

 

 そして……。

 

 あぅ……。

 

 思い出してはならない事を思い出してしまいました。

 こんな野外で、下半身を露出して、あんな、あんな事を……。

 

「……きもち、よかったけど……。っ⁉︎」

 

 自分の呟きに自分で驚愕しました。我ながら何を言っているんでしょうか。

 いや確かに気持ちよかったけれど! あぁもうその事思い出すのやめやめー!

 

 ……って思ってはいるのに、どうしてもあの事が脳裏に浮かんでしまいます。

 私のくっ、クリトリスが、あんなに苛められて、あんなに、気持ちよく……。

 この場所で、月お姉さんに似たあの人に、あの声で、優しく……。

 

 

 

 ……うぅ。

 

 

 

 ……身体に、火がついて、しまった、ような、気がします。

 言い換えると、非常にムラムラしてきた、気がします。

 

 

 

 その、どうせ、ここで、前、されちゃったんだし、今しても、まぁ、大差ない、よね。

 ちょっと、ちょっとだけ変わった自慰行為なだけだから、ほら、ここだと絶対誰にも見られないし。

 だから、ちょっと、ちょっとだけ……。

 

 

 

 ……しちゃお、っかな?

 

 

 

 うぅ、悪い子だ……魔法少女になってからというもの、どんどん悪い子になっていってる気がします。

 そんな自己嫌悪に浸っても、身体の熱は高まったままで、正直、どうしようもない。

 家に帰ってからやりなさい、と思いはするけれど、身体の方は今この場でしたいという欲求を訴えている。

 

 だから、まぁ、その。

 誰もいない筈なのに、周囲を見渡したりして。

 ちょこんと、腰掛けられそうなところに座ってみたりして。

 もう一度、周囲をきょろきょろして。

 

 ……下着を、ずり下ろしました。

 

 うわー。うわーうわー。

 私こんなところでパンツ脱いじゃってる。

 変態だ。変態さんになってしまった。

 

 それもこれも、ネロさんが悪いんだ。

 ネロさんが、こんなところで、あんなことをしたのが悪いんだ。

 だから、全部、ネロさんが、悪いんだ。

 

「ん……っ」

 

 スカートの中の、あそこを、すりすりします。

 もう気分が、その気になっちゃってて、ぴくん、って反応しちゃいます。

 

「ん……ぁ……」

 

 こすこすって、誰かに見つかる筈ないのに、誰にも気付かれないように早めに終わらせちゃおうと、いつもより少しだけ、強めで。

 だんだんあそこが熱を持ち始めて、身体が本気でその気になっていきます。

 

「はっ……ん……っ」

 

 あそこ全体を触っていた筈なのに、いつの間にか、ちょっとだけ上の方に指はシフトしていて、敏感な、そこを、くにくにって、触っちゃってました。

 

「ぁ……ん……んっ……」

 

 息が、湿度が上がっていくのを感じます。

 身体の奥底から吐き出すそれは、間違いなく熱を持っていて、いつものやり方をしてもいいよって、教えてくれてるよう。

 

「ぁ……っ!」

 

 だから、一番敏感なそこを、くにっ、くにって、上から押さえるようにしながら、刺激します。

 ビリビリってくるような感覚。

 もう、止められません。

 

「ぁ……ぁ……あっ……!」

 

 円を描くようにしながら、指先だけで、こんな小さな場所なのに、それだけで気持ちよくなっていきます。

 スピードを緩めたり速めたり、弱めたり強めたり、そう出来ていたのは最初だけでした。

 

「ぁぁぁ……んんぅ……っ!」

 

 気持ちよくなりたくって、一番気持ちいい強さと早さで、ぐりぐりぐりって、押し転がしてました。

 

「はっ、んんん……ぁぁ……んぅっ……!」

 

 だんだんと固くなっていくそこ、クリトリス……。

 くにくにしていたのが、いつの間にかコリコリってなっていって、もっと、もっと気持ちよくなっちゃいます。

 

「んぅぅぅっ……ぁっ……はぁあ……っ!」

 

 コリコリでプルプルなのが気持ちよくって、触っている側の指さえ気持ちよくなっちゃって、手が、止められません。

 服越しにおっぱいもぎゅうって掴んだりして、巻き込まれて擦れる乳首の方からも、甘い刺激が昇ってきます。そのまま、もみもみ、こりこり、ってずっと、続けちゃいます。

 

「ふぁ……ぁ……あんっ!」

 

 ……私のクリトリスは、たぶん、少しだけ、大きめです。

 だって、ただ触っているだけなのに、ちょっと刺激しているだけなのに、簡単に皮を押しのけて、その姿を、少し、少しだけ、覗かせちゃうんです。少しだけ、なんですけど。

 だから、単純な円運動を繰り返していただけなのに、クリに直接掠める事になっちゃって、びっくりして、おっきい声が、出ちゃいました。

 

「っ……ん……んっ……!」

 

 誰にも見つかる心配は無いのに辺りを見渡したりして、誰にも聞かれる筈はないのに口元を抑えたりして、隠れるようにして、しちゃいます。

 もう、止めるという選択肢は私の中から無くなっていました。

 早く、もっと、もっと気持ちよくなりたい。こんな所で止められない。

 

「んんっ……! んぅ……んぁっ!」

 

 それでも、クリを直接掠める度に身体がびくんってなっちゃって、籠った声が漏れ出ちゃいます。

 くりくりころころ、気持ちよくって、ずっと続けたくなっちゃう。

 いつもこんな事しちゃってるから、ただでさえおっきいのが、もっとおっきくなっちゃうんだ。

 

「はぅんんっ……! んんっ……! んぅっ……!」

 

 でも、だから、止められません。

 だって、気持ちよくって、止めたくても止まってくれません。

 

「んんんんぁぁぁあっ!」

 

 だったら、もっと早く気持ちよくなっちゃおうって、スカートの中にもう片方の手も突っ込んで、そこを、クリの皮を、くいって、持ち上げました。

 口元から手を離したおかげで、もう、声を抑えるなんて出来ません。

 

「あぁっ! んんんんんんっ! んんぃぃいっ!」

 

 歯を食いしばっても無駄な足掻きでした。気持ちよくって、勝手に、気持ちいいって、息が、声が、出てしまいます。

 露出したクリを撫でると、神経一本一本が快感を感じて、頭がパチパチってなります。

 本当はやめるべき行為なのに、ここまでいったら本当に止められません。

 

「はぁ、ぁあああっ! んんっ! んぁぁああっ!」

 

 だから、もう、抑える事なんて、知りません。

 今はただ、とにかく、気持ちよくなりたい。

 

「ひぅっ! ぅんんぁあっ! はっ、んんんぁっ!」

 

 ころころしてるだけで気持ちいい。

 なでなでしてるだけで気持ちいい。

 けれど、私は、もっと気持ちよくなれる方法を、知っている。

 

「はっ……! んぅっ……! はっ……!」

 

 クリを、二本の指で、挟み込むようにして、囲います。

 あ(・)の(・)時(・)ほどの密着感は再現出来ないけど、それでも、これで、気持ちよくなれる。なれる事を知っている。

 

「んんんんぁああああああっ!」

 

 そこから、指を、全力で震わせました。

 

「あぁぁあっ! はっ、あぅぅっ! んんぁぁっ!」

 

 ぴんっぴんになったクリトリスが、ぶるぶると震わされます。

 もう気持ちいいって事しか考えられません。

 

「やっぁあっ! んんんんっ! あああぅぅぅっ!」

 

 撫でられるのと違う、転がされるのとも違う、腰が蕩けそうになって、勝手に浮いちゃうような快感。

 スカートはいつの間にかずり上がっていて、足も大きく開いちゃってて、夜の屋上に見せびらかすようにして、あそこを一生懸命震わせます。

 

「はぁぅぅううっ! ぁぁぁぁああっ!」

 

 その刺激に、思い出したくなくても、あの時の事を思い出してしまいます。

 だってそうです。このやり方は、彼女に教わったやり方。クリ苛めで最も気持ちよかったやり方。

 

「んぁああっ! ひぅぅうっ! ぅんんんんっ!」

 

 月お姉さんに似た格好、月お姉さんに似た声。

 勝手に記憶が再生されて、あの時の快感を追い求めてしまって、より強く、もっと強くしてしまいます。

 

「ああぁぁあぅっ! っ⁉︎ だめ、だめぇっ! んんんぁあぁああああっ!」

 

 そんな記憶が、勝手に上書きされて、いつの間にか月お姉さんが私にしている姿に書き換わっていました。

 あの優しい笑顔が、あの素敵な人が、私を、今、責め立てています。

 

『気持ちいい?』

 

 そんな幻聴が聞こえてきて、あの人を汚してしまう、そんな気がして。

 

「きもちっ、いい、ですっ!」

 

 だから正直にそれに答えちゃって。そんな自分にもっと興奮しちゃって。外だというのに大声で喘いじゃって。

 

『もっと気持ちよく、なっちゃお?』

 

 言われた事のない事さえ妄想して、でもそれはもう止められなくって。

 月お姉さんが意地悪な顔をして、私のクリをっ、ずっとっ、ぶるぶるさせてっ!

 

「ぁぁぁぁあああっ! やっ、んんんぁぁああっ! もう、だっ、めぇっ! もっと、なっちゃい、ますっ!ああああっ! はっぁああああっ! だめだめだめだめっ! ああああっ! んんんんんぃぃぃいいいいいいっ‼」

 

 妄想上の月お姉さんに優しく荒々しく導かれるのがあまりにも気持ちよすぎて、抑える事なんて出来なくて、しなくて、イって、しまいました。

 

「んんぅぅぅっ! っは……! ぁ……っ!」

 

 荒い息を吐きながら、徐々に、震わせるのを弱めていきます。

 強過ぎた快感の余韻で、びくっ、びくっ、って身体が跳ねちゃって、まだ気持ちいいのが続いているような気がして。

 

「は……ん……ふっ、ん……」

 

 呼吸が、だんだんと落ち着いてきました。

 

「ぁぁぁぁぁぁぁぁ……」

 

 そうすると自分のやってしまった事のいやらしさに気付いて、思わず頭を抱えます。

 何で、何でこんなとこで致してるんですかね私っ! 家でっ! 家でやればいいじゃないですか!

 しかも月お姉さんにされてる妄想とか! なん……なん、なんなの!

 ああもう何でこんなっ、うぅぅぅぅぅぅぅうぅネロさんが悪い! 全部ネロさんが悪い! なんなら余計な事を吹き込んだジルコンが悪いっ!

 

「うぅぅぅぅぅぅぅぅ……う、う……?」

 

 頭を抱えて振り回していると、視界の端に、ちょっと上空に、何か、浮いて、いました。

 

「ぁ……ぁ……ぁ……」

 

 それは人型をしていて、四枚羽を背負っていて、

 

「あ……う……あ……」

 

 銀色の髪をなびかせて、ゴシックドレスを身に纏っていて、

 

「じじじじじじじじじ」

「……は、はい、その、ジルコンです……」

 

 宿敵が、そこに、居ちゃいました。

 

「みみみみみみみみみ」

「……その、お声をかけようと、したんですが」

 

 み、見られた。見られてた。

 そそそそそりゃそうですよねだって魔法少女なら此処に来れますもんねそうですよね!

 

「あああああのあのあのあの」

「……えっと」

 

 頭が真っ白になって、言葉が出てきません。

 なんて、なんて事を、恥ずか、いや、何、その、やだ、え、うそ。

 

「…………」

「…………」

 

 ついに沈黙してしまいました。ぎ、逆に辛い!

 

「あー、その」

「な、ナンデショウカ」

 

 お願いだから見なかった事に、知らないフリをしてくださいお願いします。

 

 

 

「えっと……随分、気持ちよさそうでしたね?」

 

 

 

「《ジャベリンカーニバル》っ!」

「ちょっ⁉︎ あー、いえっ、そのっ! 今の、はっ! 私がっ! 悪かった、ですよねっ!」

「忘れろ忘れろ《忘れろビーム》っ!」

「ええええ何ですかその技っ⁉︎」

「《ビーム》! 《ビーム》《ビーム》っ!」

「で、ですがっ! こんな場所、でっ! している方、がっ!」

「《忘れろボム》っ!」

「えええええちょ、ちょっとっ! あ、私っ! 今日は帰りますねっ!」

「逃がすかあああああああっ!」

 

 あああああああもうっ! もうっ!

 ジルコンが全部悪いっ!

 

 

 

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