病んでしまったエアリスは星を救う使命を放棄しクラウドと二人で生きる道を選ぶ 作:ゴロスケ
「むぐっ!?ちょっ!まっ……ぷはっ!エアリス!?何を──」
「ふふっ……大好きだよ。クラウド……♡」
ようやく……ようやくここまで来たのだ。もう止まれない。止まりたくない。今だけは余計なことを考えたくない。ただただ恋人同士の甘美なひとときを過ごしたい。ようやくわたしとクラウドだけの物語が始まったのだから。
「ま、待ってエアリス!一旦落ち着いてく──」
「はむっ♡むちゅ♡ぢゅる♡れろぉ♡」
「んんっ!?ちょっ……エアリ──!」
「ふふ……くちゅ♡ぴちゃ♡んん~♡」
「んんんーっ!!?」
わたしは再びクラウドの唇を塞いだ。舌を入れ絡ませ唾液を流し込む。そして逃がさないように手で頭を押さえつける。
必死になって抵抗するクラウドだが、この神殿内において今のわたしの力を上回るのは不可能だ。この空間の支配者はわたしなのだから。
「(ごめん、ごめんね?もう少しだけ付き合って?これが終わったらずっと側に居るから)」
心の中で謝罪するがわたしの欲望は止まらない。むしろ加速していく一方だ。舌を吸い上げ口内を舐め回す。歯茎の裏を刺激したり上顎を擦ったりするとピクリと反応するのが愛らしい。
「んっ!んんっ!はぁ……っ!ふぐっ……!」
「ふふっ……♡ちゅぱっ……♡」
「んんっ!?んっ!んんーっ!!」
「ちゅっ……♡ちゅるる♡♡」
「んぐっ……んっ!ぷはっ!エアリスっ!?何を……!?」
ようやく解放されたところで酸素を取り込み荒い息を繰り返すクラウド。わたしも同様に肩を大きく上下させている。お互いに顔は紅潮しており汗ばんでおり興奮状態なのが一目瞭然だ。
まだまだ足りないけど、流石にこれ以上は言い訳が立たない。わたしは深呼吸をして自分を落ち着かせるとゆっくりと体を起こし、神殿の力で動きを縛っていたクラウドを解除する。
「ふふっ……♡」
「……え、エアリス?」
「その……ごめんね?つい嬉しくなっちゃって……♡」
「……」
クラウドはしばらく放心していたが、やがて徐々に正気を取り戻し始めると同時に慌て出す。
クラウドの純情っぷりは相変わらず。流石にちょっとやり過ぎたかもしれない。でも後悔はしていない。
「嫌だった?」
「あっ……いや、その……こういうのは、もう少し順序があるだろ?」
「ふふっ……そうだね。ちょっと急ぎ過ぎちゃった」
わたしは妖艶な笑みを浮かべるとそっとクラウドの胸に手を置き心臓の鼓動を感じる。トクン……トクン……と規則正しいリズムで脈打つ。彼の生命の証。その音を聞くだけで幸せな気持ちになれる。
「クラウドの心臓の音……とっても速いね♡」
「うっ……そりゃあ……あんなことされたら……!」
「これからもっと速くなるよ?」
「……」
クラウドがまた黙り込んでしまう。そのあまりに初心な反応はジェノバ細胞に侵食されていた頃から変わらない。本当に愛しい人。わたしの大切な宝物。
「え……エアリスはいいのか?」
「んー?何が〜?」
「いや……その……初めてなのに、いきなり俺と……」
初めて──ではない。記憶を改竄する前の陵辱に等しい交わり、そしてティファ達の前で見せつけたセックス。
後悔はしていない。クラウドをわたしのものにする為に必要な儀式だった。だが、本当のわたしを受け入れてくれたクラウドには改めて捧げたい。心が通じ合った本当の恋人として彼と繋がりたい。
「クラウド、怖がらないで?わたし達、もう恋人同士でしょ?だから……ね?」
そう言って彼の手を自分の胸に押し当てる。服越しとはいえ柔らかな感触とわたしの心臓の鼓動を伝えるように強く意識させると、段々と彼の瞳が蕩けていくのがわかった。理性が徐々に溶けていく様が見て取れる。
「エアリス……」
「クラウド。わたし、クラウドとしたい……です」
あえて卑猥な言葉を使いながら強請るように上目遣いで見つめる。クラウドは戸惑いながらも徐々にその瞳に獣欲が宿り始める。
「エアリス……その……俺、よくわからないから、下手だったらごめん」
「ううん、平気。クラウドもわたしと同じで初めてなんでしょ?だから──ゆっくり一緒に探そう?」
「うん……」
わたしの提案にクラウドはこくんと頷く。その仕草はまるで子供のようでとても可愛かった。
考えてみれば、彼は数年を宝条を実験対象として過ごした影響で精神的には実年齢よりも5歳ほど若い。見た目こそ成長しているが内面はまだ少年のままなのである。
だからこそ、わたしが導いてあげなければいけない。この素直で優しい人に大人の階段を昇らせてあげたい。
「クラウド。目、瞑って?」
クラウドは言われるがまま瞼を閉じる。わたしはその隙を逃さず彼に口付けをした。舌を入れるとビクッと彼の身体が跳ねる。
そのまま口腔内を蹂躙すると彼は必死に受け入れようとする。その初々しい反応に心臓が高鳴っていく。
ああ──なんて愛おしいんだろう。仲間達の前で見せつけた時のようなされるがままの彼も素敵だったけど、こんな風に自分で選択してわたしを求めてくれる姿の方がずっと魅力的だ。
「んっ……はむっ……んんっ……!」
「んんっ♡あっ……♡ちゅぷ♡じゅる♡じゅるるる♡」
先程までとは違う、お互いを慈しむような濃厚なキス。クラウドは拙いながらも一生懸命応えようとしてくれる。その健気さが愛おしくて堪らない。わたしはもっと深く繋がりたくて腰をくねらせながら体を密着させていく。
「んんっ!んっ……!」
クラウドの身体が弓形に反る。その敏感な反応にわたしの嗜虐心が刺激される。もっともっと乱れさせたい。わたしの愛を刻みつけたい。
(クラウド……クラウド……クラウド……クラウド……!)
わたしは一心不乱に彼を求め続けた。彼の全てを支配したい。彼の全てを征服したい。彼の全てを奪い去りたい。
彼の全てを──わたしのものにしたい……!
「エアリスっ……!」
「ふふっ、脱がせるね?」
唇を離し、クラウドの服に手をかけて一枚ずつ丁寧に脱がせていく。露わになった下半身に目を移すと陰茎が雄々しく勃起しており鈴口からは透明な液体が溢れているのが見えた。
「ふふっ……クラウド。こんなに大きくしちゃってる」
「ご、ごめん……俺も……エアリスを見てたら……我慢できなくて……」
「ううん、嬉しい。わたしでこんな風になってくれたんだね」
わたしはクラウドのものに優しく手を触れる。すると彼の腰がビクリと震える。
「エアリスっ……!その触り方、ダメだ……っ!」
「へえ〜、気持ちいいんだ?」
「う……ああっ……」
わたしは彼のモノを握ったまま上下に扱いていく。その度に彼の口から快楽の喘ぎ声が漏れ出す。
「んっ……!エアリスっ……!あっ……!あっ……」
「はいはーい♪可愛い声いっぱい出してね~♡」
「んっ!ふぅっ!んんっ。エアリスっ、それ以上は……っ」
「うーん、やっぱり駄目♡まだ出したら駄目だからね♡」
射精寸前といったところで手を離す。クラウドは切なげな表情を浮かべながら肩で大きく息をしている。
「はぁっ……はぁっ……エアリス……相変わらず、からかうの得意だな……」
「あはは、ごめんね?クラウド、ずっと消極的だったから、わたしが引っ張って行かなきゃって」
軽い冗談のつもりだったが、クラウドの表情に翳りが生じる。まさか記憶が……と不安を抱くもそれは杞憂に終わる。
「クラウド?」
「……ニブルヘイムに帰った時、母さんに言われたんだ。一般兵になった俺を立派になったって褒めてくれて……それでも……俺はこのままでいいのかってずっと考えてた。母さんも、単に俺に気を遣ってくれてただけなんじゃないかって」
その記憶はわたしにも共有されている。夢を叶えることができず、故郷へと帰った日のこと。
ただ、クラウドのお母さんは間違いなく彼を誇りに思ってた。事実、故郷から離れたった二年足らずの息子がソルジャークラス1stや英雄セフィロスと同伴任務に出るなど母親目線から見れば鼻が高いどころの話ではないのではないだろうか?肝心の息子はソルジャーにすらなれず劣等感ばかり募らせていたのはどうかと思うけど……。
「……クラウド、まだ辛い?」
「いや、その時、母さんに言われたことを思い出したんだ。その……『あんたにはちょっとお姉さんで、グイグイ引っ張って行くようが子がピッタリだと思う』って……」
「え?」
「なんというか……エアリスみたいだなって」
クラウドの言葉にわたしは驚きを隠せない。彼のお母さんがティファを指しているのではないことはわかっている。ティファはクラウドより一つ下だし、何より控えめでお淑やかなのだ。
歓喜で震える。例え偶然の産物だとしても、どれだけ洗脳と罵られようと亡きクラウドのお母さんに認められたという事実は何にも勝る喜びだった。
「あはっ、あははははははっ!」
「お、おい。そんなに笑わなくても……今更母さんのことを持ち出した俺も悪いとは思うけど……」
「ううん、ごめん。嬉しくて」
笑いすぎて流れ出た涙を拭う。クラウドはわたしの様子を見て呆気に取られているがもう止められない。感情の波が治まることはなかった。
「クラウド、わたし、幸せだよ?」
「え?ああ……俺も、エアリスとこうしてるだけで幸せだ」
「ありがと。だから、ね?」
わたしはクラウドの首筋に唇を寄せて軽く噛みつく。その刺激に彼の身体が小さく痙攣する。
そしてそのまま舌を這わせていき鎖骨辺りで止める。そして強く吸い付き所有印を残す。
「んっ……!痛っ……!エアリス……っ?」
「大丈夫。すぐ慣れるから」
クラウドは荒い呼吸を繰り返している。申し訳ないと思いつつも止められない。わたしは一心不乱に彼の身体に痕を残していく。
こうして彼にわたしの存在を刻み込んでいくことに昏い満足感を得る。
今クラウドの目に映っているのはわたしだけ。誰も知らない。わたしだけが知っているクラウド。わたしだけのクラウド──。
「……クラウド。わたし、結構独占欲が強いみたい」
「そ、そうなのか?エアリスにそんなイメージなんて全然ないけど……」
「うん。だからね、浮気とかされたら、きっと怒ると思う」
「う、浮気って……エアリス以外とはろくに接点も」
クラウドは怪訝そうな表情を浮かべる。無理もない。今の彼はティファや仲間達との記憶も消失してる。
「ふふっ……そうだね。でも、万が一。万が一だよ?クラウドが浮気したら──」
それでも、わたしは彼の耳元に囁く。
これからクラウドとずっと過ごす教会の中で、ずっと響き続けるように。
彼の記憶ではなく、魂そのものに刻み付けるように。
「今度は、その子をクラウドの前で殺しちゃうかも♡」
「え……今度、は……?」
「だから、浮気……しないでね?」
わかってる。もうクラウドはわたし以外の人間を見ることすらできない。声を聞くことも不可能だ。
クラウドの人格に影響が起きない範囲で彼の脳内にある『外』の情報も書き換え、クラウドにとってはこの教会が世界の全て。
だから、万が一という状況はありえない。
でも──それでも聞きたいと思ってしまう。クラウドの口から直接。クラウドの本心からその言葉を聞かせて欲しい。
「……信じてくれ。もう二度とエアリスを悲しませたりなんてしない。約束するよ」
「──!」
「エアリス……?」
あぁ……やっぱりこの人は変わらない。不器用なのに、いつだってわたしの為に真剣に向き合ってくれる。例え記憶が改竄されても根本的な部分は何も変わっていない。それが何より嬉しい。
「……クラウド、ずるい。そういうところ、ほんとずるい」
わたしはクラウドに勢いよく抱きつく。そしてそのまま彼に口づけをする。何度も角度を変えながら互いの唾液を交換し合う濃厚な口づけ。舌同士を絡め合い歯列の裏側まで丹念になぞっていく。
やがて、どちらともなく唇を離すと銀色の糸を引いた。
「エアリス……」
「嬉しい。わたしもクラウドのこと、絶対に裏切ったりしないなら。ずっと一緒だよ?」
わたしは改めて誓う。この人の隣で生きていくことを。永遠に───。
「なぁ、エアリス」
「なぁに?」
「続き、してもいいか?今度は、俺から……」
「っ……」
それは、夢にまで見た言葉。何度も想像して妄想して彼に求められるシーンを脳内で再生し続けた。
神殿の力で強制的に言わせることもできたけど、本当の自分を取り戻したクラウドの口から紡がれる言葉には到底及ばない。
「うん♡クラウドとの赤ちゃん、楽しみにしてるから♡」
「なっ……!?赤ちゃんって……!?」
「あはっ、クラウド、慌て過ぎ。でも本気だよ?クラウドは嫌?」
「嫌……じゃない……ただ……」
「ただ?」
「俺にそんな資格あるのかなって……5年も寝てたんだぞ」
相変わらずズルズルと思い詰めてるクラウド。そこが彼の魅力でもあるけど、今はちょっと鬱陶しいかな?
「い、いや……せっかくエアリスが励ましてくれるのにこんな情けないこと言って……」
「うん、クラウドはもっと自分を褒めてあげてもいいと思う。もう夫婦になるんですから」
「んぐっ……」
あ、また照れてる。本当に可愛い。でも同時に愛おしさが溢れて止まらない。
クラウドはわたしと"新たな命"を育むことを受け入れてくれているという事実に胸が高鳴る。心が躍る。体が疼く。
クラウドと早く繋がりたい。一つになりたいと本能が叫んでる。
「クラウドから、してくれるんだよね?」
「……うん。満足してもらえるかわからないけど……頑張るから……」
「大丈夫。クラウドならできる。わたしを信じて?」
「あぁ……任せて欲しい」
そうして、待ちに待った瞬間が訪れる。クラウドはわたしの衣服に手をかけゆっくりと脱がせ始めた。最初は恐る恐るといった様子で慎重に進めていたが徐々に慣れてきたのか動きが大胆になっていく。やがて全てを取り払われると生まれたままの姿が露わになる。
「エアリス、綺麗だ」
「───!」
素直に感想を述べるクラウド。シンプルな賛辞だけどそれが余計に心に響く。
「えっと……横になってくれるか?俺を受け入れて欲しい」
「……はい♡」
わたしはベッドに横になり両腕を広げてクラウドを迎え入れる体勢を整える。彼はおそるおそるといった様子でわたしに覆い被さってくる。その表情は緊張と興奮が入り交じったものでとても愛らしい。
これまでも幾度となくクラウドと性行為を重ねてきた。最初はクラウドがわたしだけを見るように陵辱にも似た行為。そしてティファ達の前で見せつけたのは彼がわたしのものであることを示す証明。
どちらもわたしにとって大切な時間ではあったが、今から行うのは"永遠の愛"が咲き乱れる教会の中で初めて心から結ばれる行為。
「クラウド……」
「エアリス……いいか?」
「うん♡来て♡」
「……ああ」
クラウドは少しづつわたしの中に侵入していく。なるべくわたしの負担にならないようにゆっくりと挿入してくるのがわかる。やはりクラウドは優しい。
だが、わたしの膣内は即に何度も交わっている影響でクラウド専用というべき形状となり愛液で満たされているので痛みを感じることはなかった。
「不安があるなら、遠慮せず言ってくれ。エアリスの好みに合わせるのが難しいかもしれないけど……」
「ううん、大丈夫。クラウドが優しくしてくれるってわかってるから……気の済むまで動いていいよ?」
クラウドはわたしの言葉を聞いて安心したのか、ゆっくりと腰を動かし始めた。初めはぎこちなかった動きも次第に慣れていきスムーズになっていく。
「はぁ……っ!んっ……!あっ……!あっ……!あっ……♡」
「エアリス……痛くないか?」
「うん♡平気だから、そのまま続けて?」
「あぁ……っ!エアリス……エアリスっ!」
「んっ♡はぁっ♡ああっ♡」
わたしの名前を呼びながら一生懸命に腰を振る姿がたまらなく愛おしい。クラウドのわたしの乳房を揉みしだきながら必死に求めてくれる様子に胸が高鳴る。
わたしも負けじと腰を浮かせ膣壁を締め付ける。すると彼は更に激しく打ち付けてきた。パンッという肉同士がぶつかる音が室内に響き渡る。彼の陰茎が子宮口に届く度に背筋がゾクゾクし意識が飛びそうになる。
「(あはは……♡本当に愛し合うってこういうことなんだ……)」
今までの性行為とは比較にならない快感に襲われる。ティファ達の前で見せつけた時よりも遥かに上の充足感。
もうこれ以上のものはないと確信する。わたしたちは今最高に愛し合っているのだと。
「んっ♡んっ♡クラウドっ♡好きっ♡好きぃっ♡」
「はぁ……っ!俺も……っ!エアリス……っ!愛してる……っ!」
「んっ♡」
たまらず彼の唇を塞ぐ。舌を絡ませ唾液を交換し合う。粘膜同士の接触による甘美な刺激に頭がクラクラする。キスの合間に漏れる吐息すら興奮材料となる。
「んっ……ぷはっ……クラウド……もしかして、もう出ちゃいそう?」
「あ、ああ……ごめん……俺……」
「大丈夫。大丈夫だよ?クラウドはしっかりできたんだから。だから──もう一回、思いっきり抱いて欲しい……です」
クラウドの瞳に光が宿る。そのままわたしの背中へと腕を回し引き寄せられると同時に深い温もりに包まれる。お腹のあたりがじんわりと熱くなる感覚。膣内に入ったクラウドのものが膨らんでいき、射精準備に入っているのがわかる。
──あぁ、わたしが求めていたのはこれだ。これこそが"幸せ"の形だと確信する。やっと報われる日が来たんだ。
「エアリス……好きだ。愛している!ずっと……永遠に……」
「──!」
そして───わたしの中に熱い迸りが注ぎ込まれた。
ドクンドクンという脈動と共に大量の精子が放出されるのを感じる。あまりの量と勢いにわたしの体はビクビクと痙攣した。クラウドは最後の一滴まで出し切ろうとしているのか小刻みな突き上げを繰り返している。その動きに合わせてわたしの膣肉は勝手に収縮してしまう。
「はは……あはっ、はは……♡アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッッッ!!」
長い長い、本当に長い旅路の末にようやく辿り着いた。わたしは自然と笑みが溢れてくる。わたしは幸福の絶頂にあった。これ以上ない至福を感じていた。
「エアリス……エアリス……」
「んっ……♡」
「大丈夫か?」
「はい……!最高……です……」
長い射精が終わり、ようやく解放されたと思ったら今度は強く抱きしめられる。わたしも彼の背中に手を回しギュッと抱き返すと互いに満足した顔で見つめ合う。それがまたたまらなく幸せだった。
「エアリス……その……」
「うん♡赤ちゃん、生まれてくるといいね♡」
「あ、あぁ。俺、頑張るから。エアリスのこと、必ず幸せにしてみせる」
クラウドの瞳に強い意志の炎が灯る。その姿を見ているだけで胸の奥が熱くなり鼓動が高まるのを感じた。
「エアリス、本当に平気か?」
「うん、まだまだ元気!第二ラウンド、行っちゃう?」
「え?あ、ああ……そうだな……」
クラウドはどこか困惑した様子を見せたが、すぐに覚悟を決めたようで再びわたしの唇に吸い付いてきた。
──幸せ。ただひたすらに心地よい時間が流れる空間の中でわたしはゆっくりと目を閉じる。
クラウドがわたしを抱いている間、わたしはクラウドを抱き締め続けた。彼の体温を肌で感じ、彼の心臓の音を耳で聞きながら、わたしはこれ以上ない幸福に満たされていた。
わたしはセトラの末裔。だから、この星の悲鳴を聞くことが出来る。かつては母やザックスの為にも星を守らなければと思っていた。
「エアリス」
「どうしたの?クラウド」
「……これからも俺と一緒に居てくれ。もう二度と、寂しい思いをさせたりはしないから」
でも今は違う。今はただ一人の恋する女の子として、恋人との愛に溺れる時間を享受する。他には何も要らない。
「はい、喜んで♡」
例え星が破滅を迎えたとしても、わたしはクラウドだけを見続ける。例え全世界が敵になったとしても、クラウドと共に生きることを選び続ける。
「ふふっ」
わたしは微笑みながらクラウドの背中に手を伸ばし、強く抱き寄せる。
"永遠の愛"の花咲き乱れる教会の中、わたし達二人だけの世界は始まったばかりなのだから──。
エアリスのヤンデレは?
-
最高
-
いいぞもっとやれ
-
似合わない
-
怖い