病んでしまったエアリスは星を救う使命を放棄しクラウドと二人で生きる道を選ぶ 作:ゴロスケ
「クラウド、わたしのここ、触って欲しいな♡」
「ど、どうすればいい?」
「んー?好きなようにしてくれればいいよ?ほら、ここ」
「わ、わかった」
促されるままにクラウドがエアリスの秘所に手を伸ばす。緊張からか動きはぎこちないものの、やがて慎重に指先で彼女の陰唇に触れる。その瞬間、エアリスの表情が蕩けた。
「あっ♡そこぉ……♡」
「えっと、指を入れるのか?」
「うん、それで上下に擦ったり……んっ♡あぁっ♡そ、そこ、気持ちいいぃぃ♡」
「そ、そうか?」
教えられた通りに動かすクラウド。その度にエアリスの口から艶めかしい声が漏れ出す。その光景はあまりにも淫靡で背徳的なものだった。
「あ、あり得ない!あいつらマジでやってんの!?」
「クラウド……あんなに激しく……!」
「ふざけるな!あいつは……!あいつはなぁ!」
仲間達は怒りと屈辱に打ち震えている。だが、エアリスは意に介さず、むしろ愉悦に浸っているようだった。
「エアリス……んっ……すごく濡れてる……」
「えへへ……♡クラウドの手、気持ちよくて……んぅ♡」
「俺、もっとエアリスを喜ばせたい。だから、教えて欲しい」
「うん!任せて♡」
互いの局部を愛撫し合う二人。最早私達の存在など忘れてしまったかのような没入ぶりだ。
目の前で繰り広げられる痴態に、私達はただ見ていることしかできなかった……。
「ねぇクラウド、今度は……♡」
「わかった……」
エアリスが両足を広げると、クラウドはその間に体を滑り込ませる。
そのまま陰部を前に屈み込み、舌で舐め始めた。ピチャピチャと水音が室内に響き渡る。そして舌先でクリトリスを刺激した途端、エアリスの体がビクッと跳ねた。
「ひゃっ!♡そこっ♡あぁん♡だめぇ♡」
「ダ、ダメ……なのか?」
「ううん!全然、気持ちいいの♡もっとして♡」
「わ、わかった」
エアリスの要望に応え、クラウドはより丹念に性器を舐め回す。舌先で膣口を穿るように刺激、陰核を重点的に責め、様々に変化させることでエアリスの快楽を高めていく。その甲斐あってか、彼女の喘ぎ声は段々と大きくなっていった。
「あんっ!あぁあぁあぁぁぁんっ!♡だめっ♡イクッ♡イッちゃうからぁぁあぁぁぁっ!!」
絶頂を迎えたエアリスが身体を痙攣させる。
秘裂から大量の愛液が吹き出し、シーツを汚していく。その淫猥な光景にバレットやナナキは顔を赤らめ、ユフィは顔を真っ青にしていた。
「ご、ごめんエアリス。激しくしすぎた」
「ううん♡平気♡むしろもっと強くしてもよかったくらいだよ?」
「そ、そうなのか?」
「うん♡クラウドの好きにして?わたしはクラウドのモノだから♡」
二人の距離感がどんどん近くなっていく。まるで本当に長い間連れ添った恋人同士のような親密さ。そして私達への嘲りも含まれている。
「お、おいエアリス!!クラウドの気持ちを弄んで楽しいか!?」
「酷〜い。バレット、いくらなんでも女の子にデリカシーなさすぎ」
「うるせぇ!!こちとら目の前で地面に押さえつけられながら仲間の尊厳踏み躙られる光景見せられてんだぞ!?」
バレットが怒号を上げる。私も同じ心境だ。だが、エアリスはそれを一蹴する。
「これはね、罰なんだよ?みんながクラウドに酷いことばかりしたから、本当のクラウドに気づかなかったことへの」
「訳わかんない!エアリスのがよっぽど酷いことしてるじゃん!」
「はいはーい。いいから観客の皆さんは黙って見ていて下さいねー。これはクラウドのためなんだから」
「こ、この……!」
ユフィが歯を食い縛りながら睨みつける。だが、それ以上の行動に出ることは出来ない。エアリスが神殿に与えられた超常的な力はあまりにも強大で、私達を押さえ付ける枷となっていた。
「エアリス……?」
「ふふっ♡クラウド、続きしよ?中は最後だからね?ゆっくり時間かけて……たっぷり気持ちよくなろ?」
「うん……」
再び始まる愛撫の嵐。私達はその一部始終を焼き付けるしかなかった。エアリスの悪趣味なショーはまだまだ終わらない。むしろこれからが本番だった……
「クラウド、触って?ここ……♡」
「っ……!わ、わかった……」
エアリスの命令に従い、クラウドが彼女の乳房に触れる。その感触にエアリスは悩ましげに吐息を漏らした。そしてそのまま揉みしだくように刺激していく。
白く艶のある豊かな双丘は手の動きに合わせて柔らかく形を変え、指が沈み込む度にエアリスは甘い声を上げていく。
「んっ……♡ああっ♡」
「エアリス……凄く大きい……」
「えへへ♡わたし、大人っぽいってよく言われるの♡」
「そ、そうなんだ……」
エアリスが冗談めかして言うと、クラウドは真面目な表情で頷く。その様子を見てエアリスは嬉しそうに笑い、さらに体を寄せた。
「だから、ね?クラウド、もっといっぱい触って?お願い♡」
「わ、わかった……エアリスが望むなら……」
クラウドは再びエアリスの胸を揉み始める。神殿の力による影響なのか、クラウドとエアリスの性行為は遠目からでも二人の肌の質感がよく見えてしまう。汗ばんだ肌や桃色に染まる乳首までも克明に見えており、その光景はあまりに卑猥だった……。
「んっ♡はぁあぁぁんっ♡」
「エアリス……柔らかい……」
「あは♡クラウドもすごく硬くなってきたね♡」
クラウドの股間は既に怒張しており、今にも射精してしまいそうだ。しかしそれを察したエアリスはニヤニヤと笑い、クラウドの腰に足を絡めた。
「だーめ♡イクのはわたしの中に挿れてくれてからだよ?」
「っ……!!」
「それまでは、我慢。出来るよね?クラウド」
「うん……エアリスがそう言うなら……」
「ふふっ……いい子♡じゃあ、口でしてあげる♡」
「く、口……!?」
驚愕の提案にクラウドが目を見開く。しかしエアリスは意に介さず、その先端に顔を近づけていった。
そのまま小さな舌で亀頭部分をペロリと舐める。それだけでクラウドの腰が大きく跳ね上がった。
「んっ……!んぅ……!」
「ふふっ……♡気持ちいい?クラウド」
「う、うん……」
クラウドが素直に頷くと、エアリスは満足そうに微笑む。そして今度は陰嚢に舌を這わせ始めた。舐め上げるように丁寧に愛撫していき、その間も右手は陰茎を扱き続け、クラウドは次第に息を荒くし始めた。
「え、エアリス……俺…っ!」
「まだだーめ♡我慢して?」
嗜虐的な笑みを浮かべるエアリス。その表情にゾクリとしたものが背筋を駆け巡っていく。
「クラウド、わたしの中でイキたいでしょ?だから今は我慢……だよ?」
「うん……それでエアリスが喜んでくれるなら」
「クラウド……♡」
二人の距離感が更に近づく。まるで本当の恋人のように親密で甘酸っぱい雰囲気が漂っている。その様子を私達は歯噛みしながら見ているしかなかった。私達がどれだけ足掻いても、エアリスの施した拘束からは逃れられない。
「さ、最悪!!エアリス、今のアンタマジで最低だよ!?」
「クラウドを洗脳して、こんなことまでさせるなんて……!」
ユフィとナナキが罵声を飛ばす。エアリスは一時的にクラウドへの愛撫を中断し、こちらに視線を向けてきた。
「洗脳、洗脳って……失礼だなぁ。クラウドの意思だよ?」
「んな訳あるか!アンタに無理矢理やらされてるだけじゃん!さっきなんてでっち上げの約束まで持ち出してたのに!」
「ふふっ……じゃあ本人に聞いてあげる。ねぇクラウド?わたしのこと、好き?」
「ああ……もちろんだ」
クラウドの返事に一切の迷いはない。それが何よりも恐ろしかった。彼の心は完全にエアリスに捧げられている。例え植え付けられた偽りの感情だとしても、本人にとっては紛れもない本心になってしまった。
「俺は、エアリスが好きだ。こんな俺をずっと待っていてくれた」
「っ!?」
「だから、今度は俺がエアリスを支える番だ。俺を選んでくれた。俺を必要としてくれた。それだけで充分なんだ」
私は息を飲んだ。クラウドの言葉は純粋な恋慕に満ちている。それが本当の意味で想いを通じ合った恋人同士だとしたらどんなに幸せだっただろう。
しかし、現実は違う。クラウドは無惨にもエアリスによって記憶を、思い出を書き換えられ、完全に彼女の支配下に置かれてしまった。彼の口にする愛の言葉は全て偽りの産物でしかない。それが何よりも残酷だった。
「それよりエアリス、さっきから独り言が多くないか?何か不安があるなら言って欲しい」
「ごめんね、幸せすぎて……ちょっとだけ寂しくなっちゃっただけだから」
クラウドの問いかけに対し、エアリスが困ったような笑みを浮かべる。クラウドは申し訳無さそうに眉を下げた。
「俺のせいか?俺がもっと強かったら……」
「ううん。いいの。むしろわたしの方がごめんね?色々考えさせちゃって」
「エアリス、俺はエアリスの気持ちに応えたい。だから……できることならなんでも言ってくれ」
クラウドの言葉に偽りはない。記憶を改竄されてるとはいえ、彼の本質は変わっていない。不器用で口下手で、繊細で傷つきやすいけれど、誰よりも他人の痛みにも敏感で、同じ目線で寄り添ってくれる優しさを持っている。
だからこそ辛かった。そんな彼の優しさと誠実さがエアリスの狂気に利用されているという事実。そして、それをただ見ていることしか出来ない自分に対する無力感が……。
「ふふっ……なら挿れる前に、少し触って欲しいな。準備運動、しよ?」
「……うん。わかった」
エアリスが手を伸ばしクラウドの下腹部を優しく撫でる。その手つきは愛撫というより幼児を慰めるかのような温もりを感じさせた。
だが、それは瞬く間に淫靡な香りを伴ったものへと変貌する。
「ねぇクラウド。ここ……こんなになってるよ?」
「エ、エアリス……」
「わたしもほら……びしょ濡れ♡」
クラウドの肉棒を指先で弄りつつ、自らも秘所に手を伸ばして見せる。その光景に彼の喉仏が大きく上下するのが見えた。
「それじゃ、もう一度確認するね?クラウドは……わたしだけのモノ。他の女の子はいらないよね?」
「……俺なんかを好きでいてくれたのは、エアリスだけだ。だから、これからもずっと側に居て欲しい」
「はい!よくできました♡」
二人の距離が縮まる。互いの額が触れ合いそうなほど近い距離で見つめ合う。それは恋人同士が愛を確かめ合うための儀式。
だが、その実態は独善的な束縛。エアリスによるクラウドへの支配の象徴だった。
「あ……ああああ……」
耐えきれずに嗚咽を漏らす。このままでは、本当に取り返しのつかないことになってしまう。それなのに私は何も出来ない。ただ無力に這いつくばり、エアリスとクラウドの関係が不可逆的に結ばれていく様を見届けることしか出来ない。彼女の欲望が遂に解放される時が来たのだ。
「駄目、クラウド!目を覚まして!そんな奴の言いなりになっちゃダメだよ!」
「そんな奴って……ナナキ、いつからそんなに悪い子になっちゃったのかなぁ」
エアリスはわざとらしく首を傾げる。ナナキは悔しそうに歯軋りした。
「そんな奴だよ!クラウドからオイラ達の思い出を奪って、偽物の記憶を埋め込むなんて!星の、セトラの力でこんなことするなんて間違ってるよ!」
「……そう。みんなそうやって、わたしに押し付けてきたよね。でももううんざりなの」
エアリスの声音が急に冷たくなる。クラウドの手を握る力が強くなったのが見えた。
「セトラってだけで子供の頃から神羅に付き纏われて、実験されて、監視されて。確かに星の声は聞こえたよ?でも、届くのは使命と悲鳴だけ。また誰かがいなくなる……空に消えちゃう……そんなのばっかり」
エアリスは目を閉じる。それは、これまで飄々とした態度を崩さなかったエアリスが初めて見せる苦悶の表情だった。
「わたし、いっぱい祈ったんだよ?それなのに、守ってくれなかった……大切な人はみんな消えていっちゃった。なんで?なんで星はわたしに悲鳴ばかり聞かせるの?どうして使命ばかり背負わせようとするの?」
エアリスの瞳から一筋の涙が零れ落ちる。その瞬間、彼女の周囲の空間が揺らいだ。そして、神殿内を覆う空気感が一変する。
赤い花が舞い始め、空間全体が幻想的な景色に包まれていく。それはまるで、この世の終わりを告げるような光景だった。
「でもね、クラウドは違ったの。わたしを普通の女の子として見てくれた。わたしが神羅に捕まった時はすぐに助けに来てくれた。もしわたしが復讐の道に進んでも、最後まで手伝ってくれるって言ってくれた。こんなに不器用なのに、真剣にわたしと向き合ってくれたんだよ?」
エアリスの声は震えていた。かつてクラウドとの日々を思い出すように瞳を伏せ、再び顔を上げる。
「もう星なんて知らない。何もしてくれないくせに、悲鳴ばかり聞かせてくる。だからわたし、決めたの。自分の為にセトラの力を使う。わたしのために、わたしの願いを叶える為に使う。クラウドと一緒に生きるって。それがわたしの、唯一の我儘」
エアリスの瞳に宿る狂気の光が増していく。それは運命への呪いでも、神羅への復讐心でも星への失望でもない。
ただ一人の男に全てを捧げる為だけの純粋な渇望だった。
「エアリス……大丈夫だ。俺は、俺はずっと側にいる。だから泣かないでくれ」
「クラウド……」
エアリスの独白を聞いたクラウドが彼女を抱き締める。その優しさに触れたエアリスは涙を流しながらも微笑んだ。
「クラウドだけは、分かっててくれるんだね」
「……むしろごめん。今まで気付けなかった。エアリスがそんなに苦しんでたなんて……俺、全然分かってなかった」
「ううん。いいの。もう充分だよ。今ここで分かってくれた。それだけで、わたしは幸せだから」
互いが互いを支え合う美しい光景。その姿に私は胸が張り裂けそうになる。こんな偽りの世界など構築しなくとも、クラウドはエアリスを護るべき大切な存在として認識していた。彼らが共に旅路を歩むうちに芽生えた絆は間違いなく本物だったはずなのに……。
「ふふっ……じゃあ最後の仕上げに入ろっか。クラウド、もう我慢出来ないでしょ?」
「エアリス……俺は……」
「うん、わかってる。わたしも限界だから。じゃあ……挿れちゃお?」
「っ……!!」
突然の発言に場が静まり返る。クラウド本人も困惑した表情を浮かべている。
「え、エアリス……いいのか?」
「もちろん。わたしとクラウドの初めての共同作業、楽しみだなぁ」
「作業……じゃない、と思うけど……とにかく、大切にする」
クラウドは完全にエアリスの掌中に収まった。そしてその瞳は純粋な熱情を湛えている。しかし私達は知っている。それが本人の意思ではなく偽りの感情であることを。そしてそれがエアリスの狂気に基づくものであることも。私は絶望と怒りで唇を噛みしめる。血の味が広がる。
「駄目っ!!クラウド!!目を覚まして!!エアリスに騙されないで!!」
私は必死に叫ぶ。彼の魂が完全に奪われる前に。彼が本当の自分を取り戻せるうちに、心が完全にエアリスの支配下に堕ちてしまう前に―――!
「見て?クラウドの、大きくなってる。これがわたしの中に入るんだよ?」
「っ……」
エアリスはこちらを振り向かない。しかし、その言葉は明らかに私達に向けて放たれたものだった。
クラウドは恥ずかしそうに俯いている。それでもエアリスに言われた通り、下半身を露出したままだ。
「クラウド、そのままじっとしてて?わたし、頑張るから♡」
「エアリス……うん。俺も一緒に頑張るよ」
エアリスはクラウドの上に跨り、腰を落としていく。
「だ、駄目……ダメダメダメダメダメェェェ!!」
私は喉が枯れそうなほど叫んだ。今なら間に合うかもしれない。せめて彼の魂だけでも救わなければ――!
「あっ……入って……♡♡♡」
「っ!?」
エアリスの声が艶かしく響き渡る。クラウドの顔には苦悶の表情が浮かび上がっている。
「はぁっ……あぁ……すごい……」
「エ、エアリス……っ」
エアリスがゆっくりと動き始めた。最初は緩慢な動作だったが、次第に激しさを増していく。エアリスは神殿の力を行使したのか、まるでズーム機能が働いているかのように結合部が私達の眼に映り込んでくる。
「あはっ♡全部入っちゃったね♡どう?クラウド♡」
「く、気持ちいい……すごい、エアリス……」
「よかったぁ♡わたしも気持ちいいよ♡」
エアリスは嬉しそうに笑うと更に動きを早めていく。二人の体がぶつかり合う乾いた音が響き渡る。
私は動けない。見ていることしか出来ない。仲間達も同様だ。誰もが怒りと悲しみに暮れている。
──もう誰も、止められない。
「クラウド、もっと奥まで来て?わたしの一番深いところに……♡」
「わ、わかった……!」
「んっ♡そう、そこぉ♡あっ♡凄いよぉ♡」
エアリスの要求に従いクラウドが腰を突き上げる。その度にエアリスは嬌声を上げた。その姿はあまりに淫靡で、背徳的だった。
「んっ♡んぅ……♡ねぇ、クラウド。キス、しよ?」
エアリスは結合したまま体を倒し、クラウドに覆い被さる。彼もそれに応えるように彼女の唇を貪った。
「んちゅ……♡ぷぁ……クラウド、好きぃ♡」
「エアリス……俺も、好きだ……」
「ふふっ……クラウドの、わたしの中にぴったりハマってるよ?分かる?」
エアリスが腰をくねらせる。何度も何度も肉棒を締め付け、膣壁を擦り上げていく。その度に彼女は甘い吐息を漏らし、身体を震わせた。
私はただ涙を流すしかなかった。目の前の光景が、あまりにも辛すぎる。
私が、私が守らなければならなかった。彼を……クラウドを守れるのは私だけだったはずなのに……。
「あ……ああ……」
「ティファ!見るな!」
「あ〜!最悪!マジ最悪だよこの展開!」
仲間達の悲鳴にも似た声が木霊する中、エアリスとクラウドの交合は続く。その様子はまるで肉欲に溺れた淫獣そのものだった。
「はぁん♡クラウドぉ、激しすぎぃ……♡あぁっ、気持ちいいよぉ……♡」
「エアリス……エアリス……!!」
クラウドはもう何も見えていない。ただ目の前のエアリスだけを求めているように見えた。
彼女との繋がりの中に安らぎを求め、理性を手放していく。
「……やめて、やめてよ……こんなの……!」
私は嗚咽を漏らす。仲間たちも同様だ。一体何が起きている?何故こんなことになった?エアリスは何故ここまで歪んでしまった?何故クラウドがこんな目に?何故私は止められない?
様々な疑問が頭の中を駆け巡るものの答えが出ない。ただ目の前で繰り広げられる地獄絵図を眺めることしかできない。それが何より悔しく、辛かった。
「んんっ……!クラウドの、ビクビク震えてる……♡わたしの中でどんどん大きくなって……♡」
「エアリス……俺そろそろ……!!」
「んっ、いいよ♡準備、出来てるから……♡」
「っ!?」
その言葉に私は吐き気を催すほどの嫌悪感を覚えた。クラウドはエアリスに操られているに過ぎない。この行為は同意に基づくものではなく一方的な凌辱でしかないのだ。にも関わらず彼の瞳には欲望の色しか映っていない。それが最も耐え難い現実だった。
「ク、クラウド!!もうやめて!!お願いだから!!」
私は必死に懇願するも声は届かない。むしろエアリスの嗜虐心を煽る結果となっているようで彼女はますます興奮気味に身悶え始めた。
「ふふっ……ははっ、はははは……!」
乾いた笑い声。クラウドに攻められる中でエアリスは勝ち誇ったような表情で私を見た。その瞳には狂喜と優越感が宿っていた。彼女の歪んだ愛が結晶化した瞬間──。
「はははは……ふふっ……ハハハハハハハハハハハ!アハハハハハハハハハハハハハハハハハッッッ!!」
私達は言葉を失った。あのエアリスが、私たちの知る慈愛に満ちたエアリスが狂気と愉悦に満ちた笑い声を上げている。
瞳は完全に闇に染まり、もはやエアリスという人格はそこにはなかった。愛という名の暴力装置。他者を犠牲にして自己の欲望を満たす怪物……。
「アハハハハハハハハ!!ティファ、わかった?これがクラウドの幸せなんだよ?わたしが本当のクラウドを見つけたの。みんな、誰もクラウドのことちゃんと見てなかった。ソルジャークラス1stの、強いクラウドにしか興味なかったもんね!」
「違う……違ううぅっ!!」
私は泣き叫ぶ。涙と鼻水が混じり合い顔中ぐしゃぐしゃだった。もうどうすることもできない。エアリスは完全に狂ってしまった。
かつての彼女はもうどこにも存在しない。そしてクラウドもまた彼女によって作られた虚構の中に閉じ込められてしまった。永遠に抜け出せない深淵の闇へ……。
「クラウド♡わたしの中にいっぱい出してね?クラウド全部ちょうだい♡」
「あ、あああっ!!」
エアリスの中でクラウドが果てようとしている。その光景を目にするたびに私は吐き気に襲われた。
遠目からでも伝わる絶頂を迎える直前の表情。愛する人との自分を遂げようとする幸福感に満ちた表情。
全てが狂っていた。こんなものが愛であるはずがない!こんなものはただの凌辱でしかない!!
「エアリス……も、もう……!」
「うん♡出して?わたしの中でたくさん気持ちよくなって?わたしのこと、大好きならできるよね?」
「う、うん……っ!」
エアリスが追い打ちをかけるように腰を動かす。その動きに合わせて結合部から溢れ出る白濁液が私にも届くくらいだった。
クラウドは限界を迎えようとしている。その表情からは苦悩の色は窺えない。むしろ悦楽に浸るような恍惚とした表情を浮かべているように見える。もはや理性は残っていない。
「やめて、クラウドッッ!!お願いだから目を覚ましてえええ!!」
私がどれほど叫んでもクラウドの動きは止まらない。むしろより深くエアリスを求めようと貪欲さを増すばかりである。その様子を見てエアリスはますます悦楽の表情を浮かべていく。
「はぁん♡あぁっ♡クラウド……!クラウドォ……!」
「エアリス……!」
二人の体が激しくぶつかり合う。もう誰にも止められない。エアリスとクラウドは一つになり、溶け合い、交わり、そして──。
「はああぁん!!!来る来る来る来ちゃうぅ♡♡♡」
刹那、エアリスの絶頂と共に爆発的な奔流がクラウドから噴き出す。エアリスの膣内に直接注がれる白濁液。夥しい量の精液が放出され続け、結合部からは泡立った液体が溢れ出していた。
「あぁ……♡出てるぅ……♡あっついよぉ♡」
エアリスの蕩けた顔が目に焼き付く。目を閉じてもいくら背けようとも、神殿の力が私達を逃がしてくれない。
エアリスが快楽に溺れていく様を見せつけられる。最悪な形で、無理矢理に、永劫に。二度と忘れられないであろう記憶として焼き付けられてしまう……。
「あぁっ、まだ、出てる……♡クラウドの精子が……♡」
「はぁ……はぁ……」
長い射精が終わりを迎える頃には、エアリスの秘所からは大量の精液が流れ出ていた。
それでもなお彼女の口元からは笑みが消えることはない。
「はぁ……はぁ……クラウド……好きぃ……大好き……」
行為を終えた二人は息を整えながら抱き合っている。エアリスの瞳からは涙が流れ落ちていた。しかしそれは幸福の涙などではない。圧倒的優越感と勝利の余韻によるものだ。
「クラウド……わたし達、これでずっと一緒だよ?」
「ああ……エアリスと……離れたくない……」
クラウドは完全にエアリスの言葉に服従してしまっているようだった。その姿を見るだけで胸が張り裂けそうな思いになる。彼の記憶は書き換えられ人格そのものが歪められてしまった。しかもそれを自ら進んで行っているという事実が最も恐ろしかった。
「ふふっ……」
その中で、エアリスは私達の方へ向き直った。その瞳には冷酷な光が宿っている。もはや何を言えばいいのか、この悪魔を止められる言葉など存在するのだろうか。そんな絶望感が全身を支配していく。
「ねえ、ティファ」
エアリスは私に語りかける。かつてと同じ、共に星を守ろうと誓い合った時と同じ優しい声色で……。
「クラウド、わたしのモノになっちゃったね♡」
「……あ」
その瞬間、私の心の中で何かが崩れ去った。
エアリスのヤンデレは?
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最高
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いいぞもっとやれ
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似合わない
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怖い