※この作品はR-18です。

僕の周りにはいつも綺麗な女の人がいる   作:チャンドラ=グプタ

1 / 25
お姉さんの友達がやってきました

 僕の名前は佐藤健太(さとうけんた)。中学一年生です。

 今日は学校から帰宅すると、ゲームをして遊んでいました。

 お母さんが家にいると、「いつもゲームばかりやってないで勉強しなさい!」と怒られちゃうけど、今日はパートのお仕事でいないからいつもより長く出来るぞ!

 

 たくさんゲームできるの、すっごい嬉しいな。

 

「たっだいまー!」

「お邪魔しまーす!」

 

 玄関の方からお姉さんの声と、知らない女の人の声が聞こえてきました。

 お姉さんの友達かな......

 ちぇ。今、良い所なのに。

 

 自分の部屋に戻ろうとするも束の間、僕のいるリビングに二人が入ってきました。

 

 お姉さんのお友達、制服の胸部分が大きく盛り上がっています。

 それに髪がサラサラで長くて、めっちゃ美人だ......!

 

 僕は気の無い振りをして、ゲームの画面に視線を戻しました。

 

「健太ーって、いるじゃーん! もー、お帰りくらい言いなさいよ」

「お、お帰りー......」

「はじめまして! 私、今倉美紀(いまくらみき)って言いまーす! よろしくね、健太君」

「よ、よろしくお願いします......」

 

 僕が美紀さんに挨拶をすると、なぜかお姉ちゃんは「ははーん......」と薄気味悪くニヤけました。

 

「この、このー。美紀が美人だからって照れてるなー、このムッツリめ」

 ツン、ツンとお姉ちゃんが僕の頬を指で突いてきます。

 ちょっと恥ずかしいから止めて欲しいです......!

「ち、違うもん......」

「ちょっと止めなって、明里ー。ねぇ、健太君。これから私達トランプするんだけど、どうかな?」

「い、いい......僕、遠慮しとく」

 お姉ちゃんとお姉ちゃんの友達とトランプなんて何か緊張するし、今はゲームに専念したいと思いました。

 そのままゲームを続けようとしたら、お姉ちゃんがひょいと僕のゲーム機を取り上げてきました。

「健太、せっかく美紀が誘ってくれてるんだよ! ゲームなんていつでも出来るでしょ?」

「トランプだっていつでも出来るじゃん......」

「もー、屁理屈ばっかり! ほら、行くよ」

 

 お姉ちゃんは僕のゲーム機をソファーに置くと、がっしりと僕の身体を掴んで、持ち上げてきました。

 僕の身長は150cmで、お姉ちゃんの身長は170cm。

 力比べでは到底敵いません。

 

「ちょ、ちょっとお姉ちゃん! 放してよ!!」

「ダーメ、健太も部屋に行くのー」

「うふふ。健太君、可愛い......」

 

 こうして僕は強引にお姉ちゃんの部屋に移動させられたのでした......

 

 三人でやるトランプのゲームは大貧民。

 あまりやったことは無いけれど、ルールくらいは知っていました。

 

「よーし折角だし、負けた人は罰ゲームね!」

 お姉ちゃんの提案にドキッとした。

 きっとお姉ちゃんのことだ。

 とんでもない罰ゲームを提案してくるに違いない。

 

「明里、罰ゲームって?」

「そうだねぇ......負けた人は全裸ってのはどう?」

 

 やっぱりそうだ! お姉ちゃんのことだから、絶対こんなこと言うと思った。

 何が負けたら全裸だ。公序良俗違反だ。

 某小説サイトなら、運営から警告を受けちゃうぞ。(作者は実際に受けてました)

 

 僕はその場で立ちあがりました。

 

「僕、やっぱりやらない! 美紀さんもそんな罰ゲーム、嫌ですよね?」

 

 てっきり反対するのかと思ったけど、美紀さんは口元に指を当てて、「う~ん......」と考え始めます。

 そして、

「私は別に良いよ」

 承諾してしまったのでした。

 

 嘘でしょ......反対してよ、美紀さん。

 お姉ちゃんにはともかく、僕に見られても良いのでしょうか。

 

「良かったね、健太。美女どっちかの裸、見れるかもよ」

「......お姉ちゃんのは別に見たくない」

 

 いつも見てるし。

 

 すると、お姉ちゃんは立ち上がり、「とりゃ!」と僕の頭にチョップしてきました。

 

「痛い! ひどいよ、お姉ちゃん」

「健太が失礼なこと言うからでしょ! 良いから、やるよ!!」

「だから、僕やらないって!」

「おねが~い、健太君......私、一緒に健太君と大貧民したいな~」

 

 美紀さんがあざとい声でお願いしてきた。

 この誘いに乗って、大貧民をしても、ロクなことにならないと頭では分かっています。

 

 でも――

 

「わ、分かった。やるよ......大貧民」

「うふふ、ありがとう。健太君」

「な~んだ、やっぱり美紀の身体が気になるんだ。やっぱり、健太はムッツリだね」

「ち、違うもん......! 僕、ムッツリじゃないもん」

 

 僕はお姉ちゃんと美紀さんに向かい合うように床に座りました。

 美紀さんは礼儀正しく正座しているのに対し、お姉ちゃんは胡坐をかいていて、パンツが丸見えでした。

「美紀、カードシャッフルして貰っても良い?」

「うん、分かった」

 

 シャ、シャ、シャと慣れた様子で美紀さんがカードをシャッフルしました。

 シャッフルが終わると、カードが配られ始めました。

 

 負けたら全裸の闇のゲームがついに始まり、僕はドキドキで胸いっぱいでした。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。