「エロ怖」日本の怪異を訪ねて 怖くてドエロい短篇集⭐️イラスト付き 作:みなぽん
テンソウメツ伝承フィールドワーク報告
山の斜面を縫う林道を、古い四駆がゆっくりと登っていく。
助手席には、ショートカットにキャップを逆さにかぶった南條美和が、窓の外を覗き込みながら揺れていた。
「しかしさぁ、柳沢先生。なんでまた急に“テンソウメツ”なんて物騒なの、調べに行こうって言い出したの?」
美和はフレンドリーな口調で笑う。学生モデルもやっているだけあって、表情は明るいが、眼だけは研究者としての鋭さを失わない。
「……あれは典型的な“山の境界”の怪異なんだよ、美和君。道の途切れ、方角の乱れ、音の消失、そして“声”だ。
民俗学的にも未解明の部分が多い。放っておくと二次被害も出かねない」
「二次被害って、取り憑かれた娘さんのやつ?」
「そう。“ヤマノケ”と住職は呼んでいたが、語形的には“山の気(ケ)”よりも古い。おそらく、山の“ケガレ”そのもの。
テンソウメツ……あるいは“天相滅”と書く地方もあるらしい」
「縁起でもない名前だねぇ。」
美和が肩をすくめる。
彼女はスポーツ少女らしく無駄な脂肪がないスレンダーな体つきで、山道の揺れなど苦にもしていない。
だが柳沢は、助手席にいるそんな彼女の気配の軽さに、逆に胸騒ぎのようなものを覚えていた。
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■1 “声”が集まる山
問題の場所は、住職と父親の証言から割り出した。
車で行ける最奥のドライブイン。そこからさらに外れ道を進んだ地点。
「……ここだ。証言と地形が一致する」
柳沢が車を止めたその瞬間、美和が首をかしげた。
「なんかここ、変な感じする。音が……薄い?」
柳沢もすぐ気づいた。
風の音があるのに、木々の葉が揺れるザワザワという“二次音”が欠けている。不自然な静寂。山ではあり得ない沈黙。
これこそが“テンソウメツ”に出会った者が最初に感じる“徴”だった。
「美和君、レコーダーを回してくれ。ここから先は慎重にいくぞ」
「オッケー」
美和が軽く返事し、機材バッグのストラップを肩にかける。
彼女の足取りは軽いが、その背中にほんのかすかな緊張が走っているのを柳沢は見逃さなかった。
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■2 “ケンケン”の軌跡
外れ道は、車幅ぎりぎりの未舗装路だった。
父親の証言では、テンソウメツは「ジャミラのような、足が一本に見える形」で“ケンケン”しながら迫ってきたという。
「先生、これ……」
美和がライトを下草に向ける。
そこには土が抉れたような痕跡が連続して残されていた。
左右の足跡ではなく、一本足で跳ねたような、しかし人間の脚では出せない奇妙な間隔。
「……ケンケンの痕に見えるな。だが、獣の跡でもない」
「まじで一週間前だよね、これ。雨も降ってないし、消えずに残ってるのが逆にイヤだな……」
美和は不安を紛らわせるように軽口を言うが、その指先は震えている。
柳沢は慎重に跡を採寸し、写真を撮った。
「“山のケガレ”は、往々にして時間の流れが外界と違う。残留現象として痕跡が生きている可能性がある」
「時間の流れが……?」
「気にするな。ただ――」
柳沢が言いかけたときだった。
ザ……ザ……
風が吹いたわけでもないのに、木の幹がわずかにしなる音がした。
「先生?」
「美和君、後ろへ」
柳沢が一歩前に出る。
音がするのは、林道の奥――闇が人の形に見えるほど濃い、森の中心付近だ。
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■3 “声”の出処
録音機が、微細な音を拾い始めた。
――テン……
――ソウ……
――メツ……
美和の顔色が変わる。
「……これ、ほんとに聞こえる。オカルトじゃなくて、生の音だ……」
「耳ではなく、“空気の震え”として聞いてみるんだ。これは音声ではなく、“呼びかけ”に近い」
「呼びかけって……誰に?」
「本来なら、“山に迷い込んだ者”に向けたものだろう。しかし――」
柳沢は美和を横目で見る。
その瞬間、胸の奥がざわついた。
テン……ソウ……メツ……
声が、先ほどより明確に、美和の方へ“寄っている”。
(……しまった)
柳沢は直感した。
山の怪異は概して“境界の弱い者”へ寄る。
南條美和は活発で明るいが、都市で生まれ育ったスポーツ少女。山の“異界”に対する防御感覚が薄い。
(この山は……美和を“選んだ”……?)
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■4 白い影
そのとき。
闇が揺れた。
揺れは徐々に人の輪郭となり、白い影が近づいてくる。
頭部がない、胸の位置に顔がある、ひどく歪んだ“仮面のような顔”。
テンソウメツ――。
いや、“ヤマノケ”が“形を成した”もの。
片足でケンケンするように跳ねながら、両腕は節の壊れた人形のように乱雑に振り回されている。
「先生ッ……!」
美和が咄嗟に後ずさる。
柳沢は手を伸ばし、彼女の腕を掴む。
「走れ! 車に戻るぞ!」
二人は林道を駆け下りる。
だが背後から、あの声が“追いすがるように”迫ってくる。
――テンソウメツ
――テンソウメツ
――テンソウメツ
声が増幅していく。
一つではない。複数が重なり、輪唱のように山全体を満たしていく。
「美和君、耳を塞ぐな! 無視しろ、振り返るな!」
「わかってる! でも……うしろ……!」
その瞬間、車が見えた。
美和は安堵の息を漏らし――その一瞬で“隙”を作った。
テン……ソウ……メツ……
声が、美和の耳元で囁く。
「っ……ひっ……!」
美和の足が止まってしまった。
柳沢が振り返る。
そこに――白い影がいた。
胸の位置の顔が、美和を見てにたにたと笑っている。
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■5 侵入
「美和――!」
柳沢が叫ぶと、その声で白い影は霧のように消えた。
しかし美和はその場に立ち尽くし、うつむき、唇だけが動いている。
「……はいれた……はいれた……はいれた……」
柳沢の背筋が凍る。
「美和君! しっかりしろ!」
「……テン……ソウ……メツ……テン……ソウ……メツ……」
顔を上げた美和の瞳は、さっきまでの少女のものではなく、
焦点の合わない深い闇を湛えた“他者の目”になっていた。
その口元だけが、不自然に大きく笑っている。
「……先生……はいっ……た……よ……」
美和の声ではない。
山の底から響く、湿った声だった。
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■6 柳沢の絶望
「――南條美和!」
柳沢が肩を掴むと、美和の体は糸が切れたように崩れ落ちた。
「……テン……ソウ……メツ……」
か細い声で呟き続ける美和を抱えながら、柳沢は震える手で車の鍵を回す。
エンジンは、一度でかかった。
(……まだ間に合う。まだ……助けられる……!)
そう思い込もうとする自分の心が、彼自身にも嘘のように感じられた。
美和の笑顔はもうどこにもない。
あるのは、山のケガレ――テンソウメツの気配だけだった。
寺院の祈祷 ― ヤマノケ祓除
柳沢は、美和の腕を肩に回し、必死で山寺の石段を上がった。
その身体は熱で焼ける鉄のように重く、息を吸うたびに低く濁った呻き声が漏れる。
本来の彼女の声ではない――そんな直感が、柳沢の背筋を冷やした。
山門をくぐった途端、境内にいた僧侶がこちらに目を向け、ぴたりと足を止めた。
歳若い僧ではない。深い皺を刻んだ、修行を積んだ本職の僧だ。
「……これは」
僧侶は美和の顔をのぞき込み、眉間に深い皺を寄せた。
「ヤマノケですな」
静かに、しかし重く言い切るその声音に、柳沢の喉は自然と鳴った。
「すぐに祈祷をせねば。急ぎなさい」
案内されたのは、本堂奥にある祈祷の間だった。
四方に蝋燭が灯され、中央には護摩壇があり、松脂を含んだ炎がぱちりと音を立てるたび、影が揺れて生き物のように蠢いた。
修行僧が四人、美和を囲むように座につく。
僧侶が合図すると、四人は一斉に読経を始めた。
はじめは低く、地の底でうなるような音だったが――
徐々に高さが増し、うねり、渦になり、美和の周囲に圧を作り始める。
その瞬間。
「——やめろォォ……ッ」
美和の口から、まったく彼女のものとは思えない、濁った男とも女ともつかぬ声が漏れた。
次の瞬間、背中を弓なりに反らし、全身を痙攣させる。
瞳孔は開き、唇から白い泡があふれ、指先は鉤爪のように丸まる。
美和の整った容貌が、読経の響きに引きずられるように歪み、苦悶に染まっていくさまは――
見る者の胸を締めつけるほど凄惨で、そして哀れだった。
僧侶は護摩の炎に祈願札を投じ、さらに声を張り上げた。
「——其の穢れ、此の地より離れよ!」
読経は最高潮に達し、部屋全体が震えるほどの響きが渦を巻く。
四人の修行僧が、ふいに立ち上がった。
手には錫杖。
澄んだ金属の輪が、触れ合って微かな音を立てる。
その音を合図に、四方向から一斉に錫杖が振り下ろされた。
カン——ッ!
チャリン——ッ!
衝撃が美和の身体を貫き、彼女は再び激しく痙攣し、喉を裂くような叫びをあげた。
まるで異形の何かを引きずり出すために、肉体から“響き”を叩き出しているようだった。
「離れぬ、離れぬよォォ……!」
悲鳴とも罵声ともつかぬ声が、美和の口から噴き上がる。
その声は、祈祷の響きに触れた瞬間、空気の中で煙のように掻き消えた。
やがて――
護摩壇の炎が、とつぜん大きく揺らぎ、
まるで何かが抜け出たかのように、部屋の温度ががくりと下がった。
僧侶は錫杖を構えたまま、深く息をつく。
「…少し勢いを削いだ、、しかし、まだ終わりではない」
柳沢は冷えきった美和の手を握りしめ、唇を震わせた。
「どうか……どうか彼女を助けてください……!」
僧侶は静かにうなずく。
「必ず。だが覚悟してください。ヤマノケはしつこい。我らが秘術、金剛棒の儀をもって体内よりヤマノケを追い出します。」僧侶が立ち上がる。
「お坊様、秘術、金剛棒の儀とは?」柳沢が問うた。
「金剛棒は我らが陽根!善精をこの娘の胎内に注入しヤマノケを祓いまする。辛いとは思うがこの先これより先は、ご意見無用!彼女も、あなたも――決して弱い心を見せてはならぬ」
「六根清浄、六根清浄、六根清浄!」僧たちは叫ぶと褌を解きイキり勃つ陽根を剥き出しにした。
本堂の蝋燭が、誰も触れていないのにふいに揺れた。
{}
聖なる淫宴が始まった。
四人の僧侶が円陣を組むように美和を取り囲む。一番年長と思われる僧侶が合掌し低く詠唱した。「南無阿弥陀仏……不動明王尊、大日如来尊、この邪悪を打ち砕きたまえ」
「ひっ……」美和の唇から怯えの吐息が漏れる。まだ意識は断片的にあるのか、抵抗しようと身体を捩らせるが、三人の僧侶に両手足を押さえつけられ身動きできない。
一人目の僧侶――太い筋肉質の男が前に出る。剃髪された頭皮が蝋燭の光で濡れたように輝く。「愚鈍戒」と低い声で宣言し、法名を名乗る。
彼の右手が美和の太ももに滑り込む。
スポーツで鍛えられた引き締まった肌に触れると、突然ビクンと痙攣が走った。ヤマノケの意志だろうか? それは性的な快感への反応なのか?
「おぉ……?」僧侶が驚くように言った。指先に伝わるのは抵抗ではなく……甘美な震えだった。
「我が金剛棒にて穢れを穿つ!」「拙僧は利行」と次々に他の僧が名乗りながら美和の衣服を剥いでいく。Tシャツは乱暴に引き裂かれ、短パンもあっさり脱がされる。スポブラとショーツだけになった少女の姿は神聖でありながら異常だった。
「くぅ……やめ……」美和の小さな声に混ざって「もっと……」という別の声が掠れた。ヤマノケだ。山のケガレが肉体を通して欲望を表に出しているのだ。
僧侶たちの手つきは荒々しくも精密だった。「煩悩は即・菩提」利行が唱えながらブラジャーを外す。
弾力のある胸乳が露わになるや否や愚鈍戒の右手が乳房を包むように揉み上げた。「アアッ!」美和の喉から悲鳴が迸るが、同時に腰が浮いてしまう。
「穢れが快楽を求めていますね」僧侶の冷静な声。「ならば与えましょう……菩薩の慈しみで」
彼らは全員が同じように動作する。利行が左の乳首を指で捏ねると愚鈍戒が右の頂きを舌で舐め上げる。美和の背中が反り返り、短く刈られた恥毛が微かに震えた。
「ひゃっ……くぅ……」喘ぎの中に「イィ……!」というヤマノケの歓喜が交ざる。肉体と霊体が快楽を競い合っているかのようだ。
「本尊投入用意!」リーダー格の僧侶が号令をかける。三人の僧が美和の膝裏を抱え持ち上げる。M字開脚された少女の秘所に蝋燭の光が差し込む。「やめてぇ……!」涙と涎で美和の顔はぐしゃぐしゃだったが、羞恥で染まった頬が異様に艶めかしい。
愚鈍戒がズボンを下げた。その"金剛棒"はすでに脈打つように隆起していた。「破邪顕正!」叫びと共に彼の陽根が美和の中心に押し付けられる。
「んあああぁ―――!!」背骨が折れそうなほど仰け反る美和。ヤマノケが嬉々として迎え入れるのに対し、少女の魂は拒絶し続けている。
「アア……これは……」愚鈍戒が呻く。少女の膣内は熱く収縮しながらも不規則に弛緩し、まるで二つの意志がせめぎ合うかのようだった。「穢れと魂が衝突しております!」「拙僧も加勢するぞ!」利行が彼の陰茎に手を添え角度を調整する。
「ヤマノケ……出ていけ……!」二人目の僧侶――教定が後方から囁いた。彼の指が肛門へと忍び寄る。「お尻……!?」美和の拒絶の声を無視し、温めた丁子油を塗布しながら侵入を開始する。
「二穴同時責めだ」三人目の僧侶――法照が呟く。彼は美和の顔に跨り口元に陽根を押し付ける。「……うげっ」嘔吐反射が出るも構わず口内へ突き入れる。「んぐぅ……ゴホッ……!」
今や美和は三方向から男根に貫かれながら唾液と涙で溺れかけていた。
それでもヤマノケは歓喜し全身を痙攣させる。膣と腸と口腔が独立した意思を持つようにそれぞれの僧を締め上げる。
「善哉……これが……」「法悦の極致か……」僧侶たちの呟きが徐々に狂信的な熱を帯びてくる。
「あ゛ぁっ! もう……っ!」美和の肢体が硬直する。「イク……ッ!」少女の魂と山の霊魂が同時に達しようとした刹那――「おぉおおおおお!!」愚鈍戒が雄叫びを上げ大量の精液を放出した。
「私も……!」教定が肛門内部に熱を放つ。「拙僧も!」「御仏の慈悲を!」続いて法照と利行も顔面と膣に白濁を浴びせる。
「ヒィッ……熱いぃぃ!!」美和の全身がガクガクと震え、膣口から溢れた精液が太ももを伝う。四人分の精液が混ざり合い独特の臭気が充満する。「チィ……」短い舌打ちのような音。ヤマノケが退却しようとしているのだ。
「待て!」「封印せよ!」僧侶たちが更に激しく腰を打ち付け追撃する。
「出る……っ!」「また来るぞ!」第二波、第三波と射精が続き少女の身体は白く染まりながらも抵抗し続ける。「いやぁぁあ!!」
「……ヤマノケよ……」「貴様の負けだ……」リーダー格の僧侶が最後に美和の髪を掴み顔を上げさせる。その瞳にはまだ微かに少女の理性が残っていた。
「……お願い……助けて……」か細い声。「当然です」彼は優しく微笑みながら美和の額にキスを落とす。
「しばらくの辛抱です。完全に……祓いましょう」
彼が合掌すると腰をぐいっと奥まで進ませる
「……っ!?」美和の全身が電流を通したように跳ね上がり、次の瞬間、甲高い悲鳴が空間を切り裂いた。
「柳沢先生、たすけて、、とぶ、ッ❤️とんじゃ、うう❤️犯されて、イくッ♡ イく、 イ ――――…………
おちんぽ!っふぅ❤️んおっ❤️んっんふぅぅほしいっっ❤️んぅ、、もっと強くして、壊れるくらいに突いて!だめ…いぐぅっ…っ❤️」
美和が舌を突き出してエクスタシーに飲み込まれていく。
僧侶たちはお互いの呼吸を合わせるように深く挿入し、子宮口を抉るようなピストン運動を繰り返す。そのたびに美和の胸が激しく揺れ、乳首は硬く尖りながらも汗で光り輝いていた。特に腹部の筋肉は限界まで収縮し、彼女の内臓すべてが揺さぶられているのを感じさせるほどだった。下腹部は不規則に痙攣し、膣壁が自動的に男根を搾り取ろうとする動きを繰り返す。その反応に僧侶たちは更なる力を込め、互いに目配せしながら絶頂へ向かって加速していった。「イけッ!ヤマノケッ!」
「突いちゃ!だめ……っくっあ あ゛っ堕ちちゃう、お゛ぉッ!?ほぉーー❤️お゛ッ❤️おぉっほ、んぉ~~~~ッッくひぃいいぃぃいいっ!!!」
美和が狂ったように髪を振り乱しながら絶叫する。
三人の僧侶はその様子を冷徹な眼差しで見守りつつ、さらに激しい抽送を続けていく。
彼女の足先は宙を蹴り上げ、踵から爪先まで一直線に伸びきった状態で何度も跳ね上がった。そ
「意地悪しないで、イグ❤️イグ❤️いったの、、もうつくの、だめッ❤️やめっお゛ぉおおぉッ❤️」
薫祭の猛攻を受けながらも、美和の身体は不気味な妖しい光を放ち始める。白目を剥いて痙攣していた瞳が突然ギラリと赤く輝き、
「ここまで追い詰められるとは、、おもしろい……おまえたち……みんな喰ってやる」
その声はヤマノケのもの。美和の唇から滴る涎が黒く変色している――毒だ!
「ぐおっ……!」
薫祭が苦しそうに口を押さえる。喉に絡みつく腐敗臭。他の僧侶たちも咳き込みながら後退した。
(毒の瘴気だ! ヤマノケの最後の抵抗……!)
美和はふらりと立ち上がる。
裸体の上に黒い靄がまとわりつき、胸の谷間には禍々しい紫色の痣が浮かんでいた。
その痣から湧き出るように、無数の虫のような影が這い出る
「先生…お願い…私を殺して……早く……!」
美和の意識がかすかに戻った。泣き声混じりの懇願。
しかしヤマノケは嘲笑うように口を歪ませ、
「バカめ……もう遅い。こいつの魂ごと“墜ち”させてやる」
床に転がった錫杖がひとりでにカランコロンと踊り出す。その音に合わせてヤマノケの痣が脈打つ。
(まずい……瘴気が部屋全体に広がる……!)
柳沢は本能的に悟った。このまま放置すれば全員取り込まれてしまう。
「――柳沢先生」
薫祭が血を吐きながら立ち上がる。僧衣は灼け焦げ、顔には裂傷が走っていた。
「我が命ひとつの犠牲では祓えぬようです。あなたの“想い”に賭けます」
(想い?)
「彼女を救えるのは――」
薫祭の言葉を聞き終わる前に、柳沢の脳裏に記憶がフラッシュバックする。
―大学構内で初めて美和に会った春。
講義資料を運んでくれた柔らかい手の感触。
―論文提出前の深夜。ラウンジで徹夜明けのコーヒーを一緒に飲んだ時間。
―調査旅行の帰り際。車窓で寝落ちした彼女の無防備な寝顔。
(……そうだ。私はずっと)
感情が爆発する。
「美和君ッ!」
彼は叫ぶなりポケットから護符を引きちぎった。
純白の紙が青く燃え上がる。その炎を拳に宿し、倒れている僧侶たちを押し退けて進む。
「来るな……来るなぁ!」
ヤマノケの叫び。美和の身体が黒い糸で拘束され宙に吊り上げられる。
八の字に捻られた四肢。痛々しいのに妖艶な磔像。
柳沢は躊躇なくズボンを脱ぎ捨てた。膨張しきったペニスが猛々しくそそり立つ。
(これは欲情じゃない。愛だ)
(汚れたものであっても構わない。美和を奪い返す)
「覚悟しろ!」イチモツに護符を巻き付ける!
彼は叫びながら跳躍する。空中で太ももに食らいつくように美和を抱き締め、一気に挿入する。
熱い粘膜が擦れ合う瞬間――
グシャッ!!
ヤマノケの痣が亀裂を走らせた。
「ギャアアァァァッ!!」
悲鳴と共に美和の意識が浮上する。
「せん……せい……?」
ぼんやりした瞳に柳沢の顔が映る。その涙ぐんだ表情に美和も涙を溢れさせた。
「離さない! 絶対に離さない!」
柳沢は腰を動かし始めた。重厚なピストンが美和の子宮口を叩くたび、痣から黒い粘液が噴出する。
床に落ちた液体は蒸発し、異臭を放った。
(気持ちいい……けど苦しい……)
美和は混乱する。肉体の快楽と魂の痛みが交互に襲う。
「もっと……突いて……!」
美和が懇願する。柳沢はさらに速度を上げた。
パンッ! パンッ! パンッ!
乾いた肉の衝撃音が祈祷の間に響く。汗が飛沫となって舞う。
「先生❤️きっっ❤️そこ❤️すきっっ❤️゛もっとシテ❤️んぉッ❤️いぐっ❤️
好きぃ、それ、やばぃ❤️あ、 あっ、 あ、 あ゛すごっ、私だめになっちゃう❤️」
足を絡ませる美和❤️」
「美和、、くぅっ……出るッ!」
柳沢の咆哮。限界まで溜めこんだ精液が一気に解放される。
ドプッ――ドプッドプゥゥゥ……!!
大量の精子が美和の膣壁を駆け上がり、子宮内を白く染め上げる。
すると紫の痣がボロボロと崩れ落ちた。ヤマノケの断末魔の叫びが室内を震わせる。
「こんな……ものが……人間の……愛だと……?」
霧のように霞んだシルエットが苦し紛れに逃げようとする。
そこへ――
「退魔結界・重層陣!」
薫祭たちが最後の力を振り絞り五芒星を描いた。五枚の錫杖が地面に突き刺さり光の柱が立ち昇る。
ヤマノケはその中心で悲鳴をあげながら消滅していく。
静寂。
祭壇の火は消え、床一面に乾いた精液と血液の模様が広がっていた。
柳沢は力尽きて倒れ込んだが、しっかりと美和を抱きしめたままだった。
「せん……せい……」
か細い声。
美和は蒼白な顔で微笑んでいる。瞳にはヤマノケの影はない。
「ありがとう……すごく……温かかった……」
柳沢は涙をこぼす。
「もう二度と離さない……何があっても……」
彼の誓いに応えるように、美和は小さく頷くとそのまま眠りに落ちた。
その寝顔は安らかで――そしてどこまでも美しい。