※この作品はR-18です。

「エロ怖」日本の怪異を訪ねて 怖くてドエロい短篇集⭐️イラスト付き   作:みなぽん

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渋谷七人ミサキ事件

柳沢 昂(やなぎさわ のぼる)

大東亜文化大学 民俗学教授。

日本各地に残る因習・怪異・禁忌を研究する民俗学者であり、**「超常民俗学」**の第一人者と呼ばれる人物。

穏やかな物腰と知的な雰囲気を持つイケオジ教授で、学生からの信頼も厚い。

その一方で、警察や行政が扱えない怪異絡みの事件の調査・解決にも密かに関わっている

研究分野は 土着信仰 呪術民俗 怪異伝承 日本全国を巡り、禁忌の儀式や失われた呪術の記録を収集している。

口癖は――

「私は日本の民俗学を研究する傍ら、怪異のもたらす事件の解決にも関わっています。

怪異は我らの傍に常にあり、じっとこちらを見つめているのです。」

 

姉川 美奈子(あねがわ みなこ)

柳沢ゼミ ゼミ長。

寺の娘であり、幼い頃から密教の作法や呪符を学んできた。真面目で責任感が強く、ゼミをまとめる柳沢教授の右腕。

柳沢への尊敬は人一倍強く、研究でも怪異調査でも常に全力。清楚で落ち着いた雰囲気の優等生タイプだが、実はかなり大胆な一面も持つ。

主な能力 密教呪符 護符結界 退魔真言

怪異との戦いでは、呪符を空中に展開して結界や封印を行う。

 

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南條 美和(なんじょう みわ)

美奈子の同期。

元陸上部エースで、現在も抜群の運動能力を持つ。長身スレンダーな美人で、ファッション誌の読者モデルも務める人気者。

明るく社交的で、ゼミのムードメーカー。

しかし彼女にはある秘密がある。

彼女の体には、日本の妖怪姦姦蛇螺(かんかんだら)の巫女の力が宿っている。

その能力は――六本の不可視の腕

普段は見えないが、戦闘時には空間に六本の腕を展開し

・怪異の拘束 同時攻撃 霊的防御 などを行うことができる。

 

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八氏役 紗奈(はちしやく さな)

ある日突然、柳沢ゼミに転入してきた謎の美少女。

黒髪ロングの長身で、どこか古風なお嬢様のような品のある話し方をする。

しかし 異常なほどの大食い 可愛い少年を見ると目を輝かせる という不思議な癖を持つ。

その正体は――

都市伝説の怪異 八尺様 人間の姿に化けて大学生活を送っている。

戦闘時には本来の姿へと変貌する。

身長 約240cm

能力 怪力 霊圧 空間移動

柳沢ゼミにいる理由は、本人いわく

「人間の文化に興味があるからですわ」だが、本当の目的は不明。

 

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不破 スクナ(ふわ すくな)

飛騨地方に伝わる呪術名家不破家の娘。

不破家は古くから両面宿儺の信仰と呪術を受け継ぐ一族。

スクナは母の後を継ぎ、宿儺と契約を交わし第三十三代・宿儺の憑代となった。

ツインテールの野性味あふれる少女で、細かい呪術よりも

身体強化特化型呪術を使う。

戦闘スタイル 超人的身体能力 怪力 高速格闘 とにかく殴る、蹴る、投げる。

怪異退治の方法はシンプル。

「祓えないなら殴って祓う」

柳沢ゼミでは最も危険な戦闘要員。

 

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雨の渋谷は、妙に赤かった。

 

 スクランブル交差点を埋め尽くすネオンが、濡れたアスファルトに滲み、まるで血の膜のように街を染め上げている。

 

 その夜もまた、一人の女子高生が坂の途中で発見された。

 

 道玄坂。

 

 喉を裂かれ、制服の胸元には、血で描かれた奇妙な五芒星。

 

 そして遺体の傍らには、濡れたローファーがきちりと七足並べられていた。

 

 警視庁は連続猟奇殺人として捜査を進めていたが、現場に共通する異様さが、捜査員たちを疲弊させていた。

 

 被害者は全員女子高生。

 

 全員が“坂”で殺されている。

 

 そして奇妙なことに――。

 

 防犯カメラに、犯人の姿が一切映らない。

 

 

「七人ミサキ、ですか」

 

 大東亜文化大学。

 

 薄暗い研究室で、柳沢昂は静かに珈琲を置いた。

 

 古びた木棚には日本各地の呪術書や土着信仰の記録が並び、部屋には白檀の香が薄く漂っている。

 

「私は日本の民俗学を研究する傍ら、怪異のもたらす事件の解決にも関わっています。怪異は我らの傍に常にあり、じっとこちらを見つめているのです」

 

 穏やかな声。

 

 だがその目は鋭かった。

 

 ゼミ生たちは息を呑む。

 

 姉川美奈子が真っ先に口を開く。

 

「教授……七人ミサキって、四国の……?」

 

「ええ。本来は七人の霊による集団怪異です。遭遇した者は七日以内に死ぬ。土地を彷徨い、呪いを連鎖させる」

 

 柳沢は渋谷の地図を机に広げた。

 

 赤い印が打たれている。

 

 道玄坂。

 

 宮益坂。

 

 スペイン坂。

 

 富ヶ谷の無名坂。

 

 どれも被害現場だった。

 

「しかし、今回の特徴は異常です。被害者が“女子高生”に限定されている」

 

 南條美和が長い脚を組みながら眉を寄せた。

 

「ギャル狙いってこと?」

 

「おそらく」

 

 柳沢は頷く。

 

「渋谷という土地に適応した怪異変質。都市型怪異へ進化している可能性があります」

 

「進化する怪異……」

 

 美奈子が護符を握り締める。

 

 その時だった。

 

「でしたら、こちらも渋谷に合わせればよろしくて?」

 

 八氏役紗奈が、優雅に微笑んだ。

 

 黒髪を揺らしながら、雑誌を机に置く。

 

 そこには“渋谷ギャル特集”。

 

「つまり……ゼミ生総ギャル化作戦ですわ」

 

 三日後。

 

 センター街。

 

 柳沢ゼミの面々は、完全に渋谷ギャルへと変貌していた。

 

 姉川美奈子は慣れないルーズソックス姿で羞恥に顔を赤くしている。

 

「は、破廉恥では……?」

 

「似合ってるって、美奈子」

 

 南條美和は茶髪ウィッグを揺らしながら笑った。

 

 彼女は元々モデル体型であるため、ギャル姿が異様に映える。

 

 ショート丈のパーカーから伸びる脚は人目を引き、通行人が何度も振り返る。

 

 一方。

 

「ぽぽぽ……」

 

 八氏役紗奈だけは異常だった。

 

 240cm級の霊圧を無理矢理抑えているせいで、周囲の男たちが本能的恐怖と色気に混乱している。

 

「紗奈さん、目立ちすぎです!」

 

「困りましたわ」

 

 本気で困った顔をする八尺様。

 

 そして。

 

「っしゃぁ! 敵ぶん殴ればいいんだろ!」

 

 不破スクナだけがいつも通りだった。

 

 

潜入調査

 

雨は、止む気配すら見せなかった。

 

 円山町の路地裏に停められたバンの中で、南條美和は小さく息を吐いた。ルーズソックスに覆われた足先が、冷たい床から伝わる振動で微かに震えている。それは恐怖からではない。苛立ちだ。

 

 「……美和さん、大丈夫?」

 

 隣で身を縮めている姉川美奈子が、心配そうに声をかけてきた。彼女の顔には厚化粧が施され、普段の清楚な印象はどこへやら、薄いメッシュの入ったウィッグと露骨なデコルテラインのトップスが、彼女を別人のように変えていた。美和も同様だ。茶髪のロングウィッグを少し乱し、ショート丈のパーカーから伸びる脚線美をあえて強調するようなポーズをとっている。

 

 「大丈夫なわけないでしょ。こんな格好、肩凝るし視界狭いし」

 美和はウィッグの毛先を指で弄びながら、不機嫌そうに答えた。

 

 柳沢昂の指示により、彼女たちは「渋谷ギャル」として潜入捜査を続けていた。防犯カメラに映らない連続猟奇殺人の犯人「七人ミサキ」。その正体は、都市型怪異などというロマンチックなものではなかった。

 

 調査に過程で柳沢はそう断言した。

 「これは怪異ではない。人間だ。だが、極めて悪意に満ちた儀式的な殺人集団だ」

 

 彼の調査により、被害者たちの共通点が一つ浮かび上がった。全員が、渋谷の特定のクラブやSNSを通じて「新しい遊び」に誘われていたこと。そして、その誘い文句には常に「悪魔」というキーワードが潜んでいた。悪魔教。退廃と快楽を求める若者たちが足を踏み入れる、都市の闇。柳沢は彼女たちに警告した。彼らはただのレイプ魔ではない。殺戮による魔方陣を完成させようとしている狂信者だと。

 

 そして今夜、彼女たちはその「獲物」として、獲物側に自ら飛び込もうとしていた。

 

 「来たわ」

 

 美和が呟く。フロントガラス越しに、三人の男たちが歩いてくるのが見えた。全員が黒いパーカーのフードを深く被り、顔を隠している。その手には、雨に濡れた傘が黒い花のように咲いていた。

 

 美和はバンのドアを開け、わざとらしく甘えた声を作った。

 

 「ねぇ、あんたたち? 待たせすぎじゃない?」

 

 男たちが足を止める。中央に立つ長身の男が、ゆっくりとフードを捲った。鋭い目つき。だが、口元には粘着質な笑みを浮かべていた。

 

 「悪かったな、可愛い子ちゃんたち。待たせた分、たっぷり楽しませてやるよ」

 

 男の視線が、美和の脚から美奈子の胸元へとねっとりと這い回る。美奈子が怯えたように身を引くが、美和は一歩前に出て男の胸元に指を這わせた。

 

 「なら、早いとこ連れてってよ。ここ、寒いし」

 

 「ああ、いいぜ。俺たちの隠れ家へな」

 

 男はニヤリと笑い、路地の奥へと顎をしゃくった。円山町のラブホテル街。

無数のネオンが雨に滲み、不気味な蜃気楼のように揺らぐ場所。

 

 美和と美奈子は顔を見合わせ、覚悟を決めて男たちの背中を追った。

 

 連れて行かれたのは、古びたラブホテルの一室だった。

 

 ドアを開けた瞬間、鼻をついたのはカビと古い芳香剤、そして微かな血の臭いだった。部屋は不気味なほど広く、壁には鏡が張り巡らされている。だが、最も目を引いたのは、中央のベッド周囲に敷かれた赤い絨毯と、そこに描かれた白いチョークの五芒星だった。五芒星の各頂点には、黒いロウソクが立てられ、揺らめく炎が部屋に赤黒い影を落としている。

 

 「なにこれ……」

 美奈子が思わず呟く。

 

 「お出迎えだよ。俺たちの神様への祭壇さ」

 

 後ろから入ってきた男が、無造作にドアを閉めた。カチャリ、と重い音がして、デッドロックがかかる。

 

 「さて」

 リーダー格の男が手を叩いた。「儀式の始まりだ」

 

 

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 その合図と共に、部屋の奥のドアが開き、さらに四人の男たちが現れた。全員が同じ黒いパーカー。その手には、ロープや鎖、そしてビデオカメラが握られている。

 

 「え……七人?」

 美和が息を呑む。

 

 「そうだ。七人ミサキ。俺たちは七人で一人の悪魔となる」

 

 男たちは一斉にフードを外した。その顔には、狂気と欲望が入り混じった共通の表情が張り付いていた。

 

 「さあ、服を脱げ」

 

 リーダー格の男が命令した。

 

 「は? 何言ってんの? あんたたち、ただのヤリチンじゃなかったの?」

 美和はわざと軽薄な口調で応戦したが、心臓は早鐘を打っていた。柳沢先生の言葉が脳裏をよぎる。『彼らはレイプした後に殺す。それが儀式だ』。

 

 「脱げと言ってるんだよ、このビッチが!」

 一人の男が苛立ち、美和のパーカーを強引に掴み上げた。バリッ、という音と共に薄い生地が裂け、美和の白い肌が露わになる。

 

 「やめて!」

 美奈子が叫び、男の手を振り払おうとしたが、別の男に背後から抱きすくめられた。

 

 「元気だねえ、お嬢ちゃん。でも安心しな。お前もすぐに気持ちよくなれるからよ」

 

 男は美奈子の耳元で囁きながら、その手を容赦なく彼女のトップスの中に滑り込ませた。太い指がブラウスの上から豊かな乳房を鷲掴みにする。

 

 「いやっ……!」

 美奈子の顔が屈辱に歪む。

 

 「さあ、始めようぜ。悪魔の洗礼を」

 

 男たちは一斉に動き出した。もはや会話はなかった。彼らは飢えた獣の群れのように、二人の女子大生に襲いかかった。

男達は美和と美奈子の体、押さえつけて、何らかの薬物を注射した。体が一瞬で熱くなる危険な薬物だ。

 

 美和のパーカーは完全に引き裂かれ、ショートパンツも強引に引き下ろされた。下着の紐が切れ、彼女の均整のとれた肢体が冷たい空気に晒される。彼女は必死に抵抗し、男の顔を爪で引っ掻こうとしたが、二人の男に両腕を拘束され、ベッドに押し倒された。

 

 「離せっ! 離しなさいよ!」

 美和の叫び声は、男たちの下卑た笑い声にかき消された。

 

 「いいねえ、その元気。俺たちの精を受け止める器にふさわしいや」

 

 一人の男がベルトを外し、ズボンを下ろした。

既に猛った男根が、暗がりの中で歪な影を落としている。彼は美和の脚を無理やり開かせると、濡れてもいない秘所に先端を押し当てた。

 

 「痛っ……!」

 

 乾いた悲鳴が上がる。容赦ない一突きだった。男根が未開発の膣道を無理やりこじ開け、奥深くまで侵入してくる。摩擦の痛みが脳を焼き、美和の目から涙が溢れた。

 

 「しまるねえ、さすがギャルだ」

 男は耳元で悪態をつきながら、激しく腰を打ち付け始めた。

 

 「どうだ? 悪魔の味は? ああん?」

 

 ズン、ズン、と重い衝撃が子宮を突き上げる。痛みだけだったはずなのに、やがてその暴力が体の奥底に潜む何かを無理やり叩き起こしていくような感覚に襲われた。屈辱。悔しさ。そして、抗えない快感の芽生え。

 

 「やめ……あっ、ああっ!」

 

 美和の口から、意思に反した嬌声が漏れる。男はそれを聞いて満足げに笑い、さらに激しくピストン運動を繰り返した。

 

 その隣では、美奈子がさらに無惨な姿になっていた。

 

 三人の男に囲まれ、彼女はベッドの端で四つん這いにさせられていた。トップスは完全に剥ぎ取られ、豊かな乳房が揺れ動いている。スカートも腰まで捲り上げられ、白い尻が露わになっていた。

 

 「ほら、口を開けろよ。神聖な儀式だぞ」

 

 目の前に突きつけられた男根を無理やり口内にねじ込まれる。喉の奥まで押し込まれ、嘔吐感に涙目になりながら、美奈子は必死に息を継ぐ。だが、男は容赦なく彼女の頭を掴み、激しく前後させた。

 

 「んぐっ……ううっ……!」

 

 嗚咽が漏れる。同時に背後から別の男が、彼女の秘裂に指を突き入れた。十分な愛撫もないまま、硬い指が内壁を掻き回す。

 

 「委員長ちゃん、濡れてねえなあ。でも大丈夫だ。俺たちがたっぷり注いでやるからよ」

 

 指が抜かれたかと思うと、代わりに熱く脈打つ楔が押し込まれた。

 

 「ひぎっ……!」

 

 苦痛と快楽が混ざり合った悲鳴が、男根で塞がれた口からくぐもって響く。前からも後ろからも犯され、美奈子の意識は白濁していく。

 

 「おい、交代だ」

 「次は俺が!」

 

 男たちはまるで獲物を分け合うハイエナのように、次々と位置を変えては二人の体を貪った。ベッドの軋む音、肉のぶつかる音、そして男たちの荒い息遣いと罵倒の言葉が部屋中に充満する。

 

 「おい、もっと声出せよ! 悪魔を讃えろ!」

 「クソビッチが! 調子に乗ってんじゃねえぞ!」

 

 美和の腕にはロープが巻きつけられ、頭上のパイプに縛り付けられた。身動きが取れない彼女の脚を、別の男が肩に担ぎ上げ、深々と貫く。

 

 「ああっ! だめっ……そこ、だめぇっ!」

 

 子宮口を直接突き上げられ、美和の背筋が反り返った。快楽の波が押し寄せ、抵抗する力を奪っていく。

 

 「何がだめだ。体は正直だなあ。ほら、締め付けてきやがったぞ」

 

 男がニヤリと笑い、さらに深く抉る。

 

 「おらっ、中に出してやるよ! 浄化してやれ!」

 

 男が低く唸り、最奥で膨らんだ先端から熱い粘液を吐き出した。

 

 「いやぁっ! 出さないで! 出さないでぇっ!」

 

 美和の懇願は虚しく、子宮内にドクドクと精液が注ぎ込まれる。

 

熱い感覚に腹の底が痺れ、彼女は無念の絶頂に達してしまった。

 

 「次は俺だ。俺のを入れろ!」

 

 精液が溢れる膣から男根が引き抜かれると同時に、すぐさま次の男が割り込んできた。休む間もない二度目の挿入。精液の滑りを利用して、さらに深く、激しく突き上げられる。

 

 「くっ……ううっ……!」

 

 美和は唇を噛み締め、涙を流し続けた。柳沢先生。助けてください。そう心で叫び続けることしかできなかった。

 

 美奈子もまた、凄惨な状況にあった。四つん這いの姿勢のまま、背後の男に激しく腰を打ち付けられながら、前の男の精液を顔に浴びせられていた。白濁した液が彼女の瞼や頬を伝い落ち、ウィッグを濡らす。

 

 「ほら、お顔が汚れちまったなあ。神聖な印だよ」

 

 男たちは彼女たちを「ミサキ」、すなわち神の使いとして蔑みながら、同時にただの肉便器として扱った。

 

 「なあ、お前ら。俺たちが何のために殺してるか分かるか?」

 

リーダー格の男が美和の顎を持ち上げ、問いかける。

 

「快楽殺人……じゃないの?」

美和は途切れ途切れに問い返した。

 

「違うな。浄化だ。そして……召喚だ」

 

男は狂気じみた光を瞳に宿らせ、五芒星を指差した。

 

「あと三人、ここで犯して殺す。すると、五芒星が完成し、俺たちの王が降臨する。この腐った世界を焼き尽くしてくれるだろうさ!」

 

「そんな馬鹿な……!」

 

美和の嘲笑は、しかし自分の体を貫く男根の律動によって中断された。子宮を抉る痛みと快感が思考を奪っていく。

 

「はうっ……くぅっ……!」

 

絶望的な時間が過ぎていく。何度果てたのか分からない。何度中に放たれたかも定かではない。美和の腹部は異常な膨満感に満たされ、美奈子は虚ろな目をして啜り泣いていた。

 

「そろそろ最終段階だ。最後の射精で、魂を解放してやる」

 

リーダー格の男が宣言する。彼はナイフを取り出し、刃を研ぐような仕草を見せた。

 

「まずは……お前だ」

 

彼は美奈子の方を見て、舌なめずりをした。

 

「いやぁぁぁっ!」

美奈子が怯えて逃げようとするが、男たちは彼女の四肢を押さえつけた。

 

その時だった。

 

ガシャーン!

 

窓ガラスが粉々に砕け散り、何か巨大なものが部屋に飛び込んできた。

 

「そこまでですわ」

 

凛とした声が響く。そこに立っていたのは、水浸しの長い黒髪を靡かせ、妖艶な微笑を湛える巨躯の女——八氏役紗奈だった。

 

「なんだお前は!?」

男たちが慌てふためく。

 

 

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「八尺様……まさか本当に……!」

リーダー格の男の顔が青ざめる。

 

紗奈はゆったりと部屋に入り込み、割れた窓から吹き込む風に長い裾を翻した。そして、無残な姿の美和と美奈子を見やり、優しく微笑んだ。

 

「遅くなりましたわ。でもご安心なさって。私(わたくし)はあなたたちの敵❤️

紗奈はリーダーの男に向かって歩み寄り、

 

紗奈はリーダーの男に向かって歩み寄り、その長い指を伸ばして男の顔を優しく撫でた。

 

「私(わたくし)はあなたたちの敵。でも……可愛がってあげますわよ❤️」

 

男は反射的にナイフを振り上げたが、紗奈の右手がそれを易々と掴み取る。刃が白磁のような肌に食い込むどころか、指先一つで刃が砕け散った。

 

「なっ……!?」

 

男が絶句する間もなく、紗奈は巨大な体躯を生かし、男の胸元を掴んで軽々と持ち上げた。足が床から離れ、男は空中でジタバタと足をばたつかせる。

 

「あらあら、随分と小さな『悪魔』さんですこと。私の身長ほどもないのに、生意気な口を叩いて……」

 

紗奈は妖艶に微笑むと、男のズボンのベルトを片手で引きちぎった。布が裂ける音が部屋に響き、男の下半身が露わになる。

 

「ひっ! やめろ! 離せ化け物!」

 

「化け物? 心外ですわ。私は八氏役紗奈。あなた方が呼び覚まそうとした『何か』よりも、ずっと深い闇から来た者です」

 

紗奈は男をベッドに叩きつけることなく、なんと自分の胸元へと抱き寄せた。2メートル40センチの巨体に包まれ、男はまるで赤ん坊のように無力だった。

 

「さあ、お仕置きの時間です」

 

紗奈は自由な片手で自らの白いドレスの裾をまくり上げた。そこには、人間離れしたほど長く、しなやかな脚が現れた。そして彼女は、男の股間に自分の太腿を押し当てた。

 

「うあっ……!」

 

太腿の圧力と滑らかな肌の感触に、男の股間が意思に反して反応し始める。恐怖と屈辱で顔を歪める男を見下ろし、紗奈は楽しげに笑った。

 

「ほらほら、正直になりなさいな。あなた方の欲望は、そんなものなのでしょう?」

 

紗奈は男の反応を確かめると、そのまま彼を床に押し倒した。ドスン、という音と共に男が仰向けになる。紗奈は彼の上に跨り、その巨大な尻を男の顔の上にゆっくりと沈めていった。

 

「ぐぇっ……!」

 

呼吸が遮断され、男がもがく。だが紗奈は意に介さず、後ろ手で男の屹立したモノを掴み上げた。

 

「小さなおちんちん。でも、可愛がってあげますわ」

 

紗奈は自らの秘所を露出させると、男のモノを指先で導き、一気に腰を沈めた。

 

「あぐっ……!」

 

男の口からくぐもった悲鳴が漏れる。紗奈の体内は異様なほど狭く、そして熱かった。人間离れした筋肉の収縮力が、男根を容赦なく締め上げる。

 

「どうですか? 人間の女性とは違うでしょう? これが『怪異』の膣(なか)ですわ」

 

紗奈は恍惚とした表情を浮かべ、ゆっくりと腰を振り始めた。体重をかけたままの激しいピストン運動。男は窒息と快楽の地獄に放り込まれた。

 

「んっ……ふっ……ああっ……!」

 

残りの男たちは、リーダーが一瞬で制圧されたことに気づき、震え上がりながら逃げようとした。だが、狭い部屋の中で彼らが逃げられるはずもなかった。

 

「逃げられると思って? 甘いですわよ」

 

紗奈は腰を振りながらも、長い黒髪を触手のように操り、逃げようとする男たちの首や手足に巻きつかせた。

 

「ひぃっ!」

 

「助けてくれ!」

 

男たちは次々と引きずり戻され、紗奈の周囲に集められた。紗奈はリーダーの男に絶頂と窒息の限界を与えて昏倒させると、次の獲物に目を向けた。

 

「次は……あなたですわね」

 

彼女は一人の男を髪で吊り上げると、そのズボンを一瞬で剥ぎ取った。

そして、今度は立ったまま男の腰を抱え込み、自分の秘所へと導いた。

 

「さあ、ご奉仕なさい」

 

男は足が地面につかない状態で、紗奈の巨体に固定された。前後への揺さぶりに翻弄され、自らの意思とは関係なく腰を振ることになる。

 

「うあっ……ああっ……!」

 

「声が小さいですわ。もっと啼きなさい」

 

紗奈は右手で別の男の首根っこを掴み上げ、自分の胸へと押し付けた。巨大な乳房に顔を埋められ、男は息苦しさと柔らかさの矛盾した感覚に苛まれる。

 

「んむっ……!」

 

「ふふっ、元気な子は好きですよ。たっぷり可愛がってあげます」

 

紗奈は三人の男を同時に相手取り、圧倒的な体格差と怪力で彼らを嬲り尽くした。それは交尾というよりは捕食に近かった。彼女は男たちの精気を搾り取るように、激しく、そして容赦なく腰を動かし続けた。

 

ベッドの上では、美和と美奈子が呆然とその光景を見つめていた。さっきまで自分たちを陵辱していた男たちが、今は別の意味で陵辱され、無様な声を上げている。

 

「すごい……」

美和が思わず呟く。

 

「八尺様……」

美奈子は涙で濡れた顔を拭いながら、安堵と恐怖が入り混じった目で紗奈を見上げた。

 

やがて、最後の男が白目を剥いて崩れ落ちると、紗奈は静かに立ち上がった。彼女の肌は汗で艶やかに光り、黒髪は乱れていたが、その姿は神々しいほどだった。

 

「終わりましたわ」

 

紗奈はドレスの裾を直し、美和と美奈子に優しく微笑みかけた。

 

「大丈夫でしたか? お二人とも」

 

その声には、先程までの残酷さは微塵もなく、ただ慈愛に満ちていた。

 

美和と美奈子は震える体で立ち上がり、互いに抱きしめ合った。服はボロボロで体には男たちの痕が残っているが、生きていた。

 

「……助かりました」

美和が掠れた声で言った。

 

「柳沢先生が……すぐに来てくれますから」

美奈子が呟く。

 

その時、部屋のドアが静かに開いた。

 

そこに立っていたのは、柳沢昂だった。彼は静かに部屋の中を見渡し、気絶している男たちと、無事な二人の女子大生、そして涼しい顔をしている八氏役紗奈を確認すると、小さく息を吐いた。

 

「……ご苦労だったな、紗奈」

 

「あら、教授。お見通しでしたでしょう?」

 

紗奈は悪戯っぽく笑った。

 

柳沢は頷き、美和と美奈子に上着を脱いでかける。

 

「警察には私から連絡しておこう。君たちは一度病院へ、私がどんなに心配したか、後でじっくりとお仕置きしてあげよう」

 

その言葉に、二人は力なく頷いた。

 

雨はまだ降り続いていた。だが、渋谷の赤いネオンに滲む血の気配は、今夜だけは晴れていた。

 

スクナの冒険

センター街の雑居ビルに入り浸る古着屋の隅で、不破スクナは鏡に向かってポーズをとっていた。

 

「うん、これだぁ! っしゃぁ!」

 

彼女が身に纏っているのは、先ほど買い物をした露出度の高いギャル風のコーデだ。だが、どうにも着こなしが変だ。ルーズソックスは片方だけ膝下まで引き上げられ、もう片方はぐるぐると踝の周りで輪になっている。キャミソールの肩紐は片方だけ落ちそうで、ショートパンツからは合皮のベルトがだらしなく垂れ下がっている。

 

「ぽぽぽ……これで完璧な渋谷ギャルだべ!」

 

鏡の中の自分に向かってピースサインを送るその笑顔は、しかし危なっかしく、そして奇妙に屈託がなかった。

 

その時だ。

 

「ねぇ、君。一人?」

 

背後から粘着質な声がかけられた。振り返ると、太った中年男がニコニコしながら立っていた。いかにもというスーツ姿で、髪には不自然なツヤがあり、視線はスクナの剥き出しの太ももにへばりついていた。

 

スクナは首を傾げた。

 

「ん? おじさん、誰?」

 

「あはは、怖がらないでよ。君、可愛いね。お腹空いてない? 美味しいもの食べにおいでよ」

 

男の言葉に、スクナの目が輝いた。

 

「美味しいもの!? 肉! 肉食べる!」

 

「いいよ、いいよ。ステーキでも何でも食べていいから」

 

こうして、スクナの珍道中は始まった。

 

連れて行かれた高級ステーキ店で、スクナはライスを大盛りで三杯おかわりし、サーロインをまるで獣のように頬張った。男はその迫力に少し引きつつも、「元気な子だねぇ」と笑って奢った。その後、服屋では「これ着てみなよ」と言われた露出の激しいドレスを試着室で着るなり、そのまま飛び出して店員を驚かせ、男は苦笑いしながらカードを切った。

 

「ねぇ、次はどうする? もっと楽しいことしない?」

 

男が卑猥な目配せをして、スクナの腰に手を回そうとした時だ。

 

「楽しいこと!? やるやる! っしゃぁ!」

 

スクナは逆に男の手を掴むと、ブンブンと振り回した。男は「い、痛いよ」と呻きつつも、この反応の良さ(と解釈した)にご満悦だった。

 

やがて二人はラブホテルの一室に入った。

 

 

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ベッドに座る男の期待に満ちた視線を浴びながら、スクナは部屋の中をキョロキョロと見回した。

 

「うわぁ、すげぇ! 天井が鏡だ! ぽぽぽ!」

 

彼女はベッドの上で飛び跳ね、鏡面仕様の天井に向かって手を振った。

 

「おいおい、こっちにおいでよ」

 

男がズボンのベルトを外しながら、ねっとりとした声で手招きした。彼の目には、目の前の無防備な少女が、今夜の獲物として映っていただろう。だが、それは大きな間違いだった。

 

「うん! いく!」

 

スクナは無邪気に飛びついた。だが、ただ飛びついたわけではない。まるでレスラーのボディアタックのように、である。

 

「ぐぇっ!」

 

男の腹にスクナの頭突きがめり込み、彼はベッドに沈んだ。息が詰まった男の上に馬乗りになったスクナは、嬉々として男の服を剥ぎ取り始めた。

 

「えへへ、おじさん脱がすぞー!」

 

「ちょ、待っ……乱暴だな……!」

 

男の抵抗など意に介さず、スクナは驚異的な怪力で高級スーツを引き裂き、下着もろとも男を丸裸にした。

 

「さぁ! やるぞー!」

 

スクナは自身の着ていたドレスを頭から被るように脱ぎ捨て、全裸になると、そのまま男の上に跨った。

 

「いや、もうちょっと雰囲気ってものが……うわっ!」

 

男が言い終わる前に、スクナは男の下半身を自らの秘所に迎え入れ、勢いよく腰を落とした。

 

「おっきい! ぽぽぽー!」

 

「あぐっ……!」

 

きつい。熱い。そして何より、容赦がない。スクナの膣内はまるで生き物のように男根を締め上げ、彼女の腰の動きはピストンのように速く、重かった。

 

「すごいぞー! おじさん、気持ちいいー!」

 

スクナは満面の笑みで叫びながら、自分が気持ちよさそうに腰を振った。それは性的な快楽というよりは、遊園地の乗り物に乗っているかのような純粋な歓喜に見えた。

 

「お、おい……俺が……動くから……」

 

男は主導権を取り戻そうと腰を浮かせたが、スクナの手が胸板をペチンと叩いた。

 

「ダメ! 私が動く! っしゃぁ!」

 

彼女は男の体をベッドに押し付けると、さらに加速させた。バネのような弾力を持つスクナの肢体が、ボヨンボヨンと跳ねるたびに、男の肉体と精神は削り取られていく。

 

「ああっ……すごい……でも……もう……」

 

男にとってそれは、快楽地獄だった。何度果ててもスクナは止まらない。彼女は「もっと遊ぼう!」とばかりに、あらゆる体位を(恐らく彼女独自の解釈で)試し、ベッドの軋みが悲鳴を上げるほど激しく動き回った。

 

正常位では男の首を絞めながら(力加減はされていたが)キスをし、バックではあまりの勢いで男を壁まで押しやり、騎乗位では文字通り飛び跳ねた。

 

「楽しいなぁ! おじさん、大好きだぁ!」

 

スクナの無邪気な告白が、男にとっては死刑宣告のように響く。やがて男は白目を剥き、口から泡を吹いて気絶した。

 

「あれ? 寝ちゃった?」

 

スクナは首を傾げたが、特に気にした様子もなく、男の腹の上でポンポンとリズムを取った。

 

「ま、いっか! ごちそうさま!」

 

その夜更け。

 

雨上がりの渋谷駅前で、スクナは満足そうに伸びをした。手にはおじさんからねだったブランド物(多分偽物だが)のバッグが提げられ、口にはガムを膨らませている。

 

「ふぅ、楽しかったぁ。また遊ぼうねー!」

 

誰に言うでもなく呟き、彼女は足軽くスキップしながら、夜の街へと消えていった。その背中はあまりにも軽く、今夜この街で起きた惨劇など、どこか遠い世界の出来事のように思えた。

 

 

 

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