ハイスクールD×D 動き始める暗雲 作:ラー
三大勢力の同盟に納得できない者達が集まり、テロリスト集団という括りにされていた禍の団。
利用され組織のトップと利用されてきた無限の龍神オーフィスはリアス・グレモリー率いる眷属達や多くの仲間達によって組織から抜け出した。
多くを巻き込み犠牲を出しながら三大勢力、それに協力する神話体系達によって禍の団を崩壊させることに成功。今は組織の残党の討伐が組まれていた。
魔王の一人であるサーゼクス・ルシファーは禍の団に居た悪魔達に慈悲を与えたかったが、周りがそれを許さず罪には罰をというように良くてコキュートスへの幽閉、悪くて死刑を宣告した。
テロ組織が無くなったことで平穏が訪れるのだった。
裏で暗躍する陰に気付くことなく。
魔の手はすぐそこまで迫っているのだった。
◇
私はゼノヴィア、今は転生悪魔として生活を送っている。
元エクソシスト、そして今はリアス・グレモリーの眷属の騎士ととして。聖書の神の死を知り、自暴自棄になった私は教会から追放された事でコカビエル事件の際に勧誘されていたリアス・グレモリーの眷属となることを承諾し、転生悪魔となった。
様々な事件に巻き込まれ、仲間と共に成長し、イッセーに好意を寄せるようになっていた。
三大勢力の活躍もあってついにテロ組織の禍の団を滅ぼし、真なる平和へと近づいた。首領であったオーフィスが抜けた部分も大きかったな。
「また……この夢か」
禍の団が滅ぼされてから私は同じ夢を見るようになっていた。
リアス部長、姫島先輩、木場、小猫、イッセー、アーシア、私の大切な仲間達。皆で巨悪に対して陣形を組みながら戦っている。
いつも同じ所で終わる夢、最後には赤龍帝であるイッセーが禁手で極限まで力を倍加させ、それを私達に譲渡して渾身の一撃を放ち、敵を倒す夢だ。
「……」
「お前は誰なんだ……」
巨悪を打ち滅ぼし、皆で喜び合い、抱擁を交わす。
その際に砂埃が風によって舞い上がり、私の視線の先には黒いローブを羽織って全身を覆い隠している謎の人物がいつも存在していた。
シルエットから女性であることは間違いないが、いつも何も語らずただ私の事をジッと見ているだけだった。今回もまた同じだと思っていた夢に変化が訪れる。
「私はすべての結末を知っている」
「どういう意味だ」
聞こえて来た声は透き通っており、美しいとさえ思えた。
すべての結末を知っているという声にどういう意味なのかと問い返す。答えはすぐに返答されてきた。
「言葉の通り。私は全ての結末を知っている。偽りの平穏に安堵する三大勢力は実に滑稽ね」
「何を言ってる? 私達はテロ組織の禍の団を倒し、今は残党を討伐している。魔王様を始め、協力してくれている皆様の実力を見ても時間の問題だ」
「信じる信じないもあなた次第よ」
「私を惑わせるつもりか? 私の夢に干渉してくるあたり、そういう神器保持者ということか。同じ夢を何度も見せて何が狙いだ?」
「私には未来が見えている。幾つも広がる選択肢の中で辿り着くのは同じ結末。今から数日中にある連絡があなた達の部長に入るわ」
「部長に?」
なんなんだこいつは? 未来が見えているだと?
戯言だ。なぜ私にこんな事を訴えかけて来るんだ。私を混乱させようとしていると判断をせざるを得ない。デュランダルで斬りかかるも身体をすり抜けて実体に当たらない。
「ここはあなたの夢のなか。私の実体はここにはない。親切心で教えてあげるのに酷いことをするのね、あなた」
「黙れ。私はお前の戯言に騙されないぞ」
「そう」
一際強く風が吹いた時、黒いローブが脱げてその姿が露わになった。
白と銀色の髪が入り混じった長髪が風に靡き、瞳の中に見える聖十字の模様が特徴的な絶世の美女。一度も見たことのない女性だった。
風に靡く風を抑えながらその美女は口を開く。
「また会いましょう、ゼノヴィア」
「お前は誰なんだ……」
再び風が強く吹き荒れるとその女性は消え、私は夢から覚めることになる。
このことは部長に教えるべきなのか、否、これはただ私の夢の中の出来事に過ぎない。誰にも相談する必要はないはずなんだ。
――
リアス部長から少し深刻そうな顔で放課後部室に集合だと言われ、放課後部室に全員で集まった。
そこには堕天使の元総督であるアザゼル、リアス部長、眷属全員に加えて転生天使のイリナもここに来ていた。重そうな口を開いたのは部長だった。
「数日前、お兄様から連絡を受けたわ。お兄様の女王であり、私の義姉でもあるグレイフィアが行方不明になったの……」
「グレイフィアさんが!?」
「俺の方でも情報が入ってる。グレイフィアは禍の団の残党の討伐隊に組み込まれていた。堕天使の方からも中間報告を受けていたが、至極順調に進んでいて問題ないはずだったんだがな」
「グレイフィアさまの行方が掴めていないんですか!?」
部長からの報告に私は目を見開いた。
内容までは語られなかったが、リアス部長にある連絡が入るという夢の中の言葉が脳裏に走ったんだ。まさか、あれはただの戯言のはずだろう?
魔王様の女王であり、実力者であるグレイフィア様が行方不明になるなんて信じられない。まだ禍の団の残党にそれほどの力を持った存在が残っていると言うのか……。
「捜索隊も組まれてるが未だに行方知れずだ。姿を眩ましたのは一週間前だ。サーゼクスの奴からまだ言わないでくれと言われたから黙っていた。お前らに余計な心配を掛けたくないという願いからだろうな」
「最後に確認された場所は?」
「冥界にある閉ざされた牢獄と言われる巨大な遺跡付近だ」
「閉ざされた牢獄?」
「私が説明するわ。冥界には立ち入っては駄目と言われる場所が何か所があるの。そのうちの一つがアザゼルが言った閉ざされた牢獄と言われる巨大な遺跡よ。そこは正確な時間が流れないと言われ、入った者は無事では済まず廃人になった者も多く居るの」
「まさかグレイフィア様が残党を追ってその中へ?」
「可能性はあるけど、危険を冒してまで彼女が中へ入るはずがないわ」
閉ざされた牢獄の話は聞いたことがあった。
部長が説明したとおり、その場所は時間が正確に流れない。過去、現在、未来と様々な時間が流れ、足を踏み入れたら最後だと。
だからその場所へと足を踏み入れることは自殺行為だとエクソシスト時代に聞いたことがあったのを思い出した。部長の言うように賢明なグレイフィア様がそこへ足を踏み入れるとは考えづらい。
「当然、サーゼクスもその場所へと部下達を送れるはずもない。無機物であるゴーレムを侵入させたが荒んだ状態で外へと吐き出されたと言っていた。だから突入することを躊躇っている。もし、本当にそこにグレイフィアが居るのならいい、だが居ない場合は部下を無駄に廃人へと変えるだけだ」
「だからお兄様は他の可能性を探っているというわけね」
「そういうことだ。お前らも大丈夫だと思うがくれぐれも勝手な行動は慎めよ。まぁ、冥界へと行くには許可が居るからお前らが勝手に行く事はできないから安心しているがな。禍の団の残党を見つけたら尋問して情報を知っているかを吐き出させるように優先目標が変わった」
「私の可愛い眷属達、禍の団の残党を見つけても勝手な戦闘は絶対に駄目よ。私に報告して指示を待って」
"はい!!"
嫌な気分だな、あの夢の最後の女性の言葉が現実に現れていると言うのか。
元より勝手に動くつもりはない。勝手な行動で部長に迷惑を掛けれないし、捕まって更に不測の事態を生んでしまう可能性も否めないのだから。
「ゼノヴィア、大丈夫か?」
「ん? 私は大丈夫だが、どうしたんだイッセー?」
「いや、さっきから顔色が真っ青だぜ」
イッセーに言われて私は鏡を見ると確かに自分でも気づかぬうちに顔色が青白くなっていた。
大丈夫だと告げて私は自室へと帰って身体を休めることにした。このことはアザゼルにも教えた方が良いのだろうか?
ずっとそう自身の胸に自問自答を繰り返しながら……。
◇
閉ざされた牢獄と呼ばれる場所は正確には内側と外側で時間の流れがまるで違う空間だ。
内側からでは様々な時間を観測でき、適応できなければ弾き飛ばされて廃人となってしまうほど強力な力が作用している。
「ぐぅぅ……」
「ふ~ん、四大魔王のサーゼクス・ルシファーの妻であり女王、その力は同じく魔王のセラフォルー・レヴィアタンに匹敵すると言われているねぇ」
遺跡の内部にある一角にて十字架に磔にされ、四肢を鎖に繋がれた女性とそれを興味なさげに見ている青年の姿があった。
その磔にされている女性こそ、行方不明になったと言われているグレイフィアだった。メイド服は破け、ボロボロになり、破れた箇所からは彼女の胸やお腹の一部が見えている。
「いきなり襲ってきたから何事かと思えば、残党狩りとはね」
「危険分子を一掃する。それが世界の平穏へと繋がるのです」
「偽りの平和をねぇ。まぁ、僕としてはどちらでも構わないんですが……」
「ぐぅぅ……この鎖……」
「焼けるようでしょ? 悪魔の嫌う聖なる力?ってやつで作られた特殊なものらしいんですよ。この遺跡の宝物庫の中にありました」
グレイフィアを拘束している鎖には聖なる力が宿り、触れている手首と足首に激しい痛みが襲っていた。
触れている場所は赤く腫れあがり、悪魔に対して有効なダメージが与えられ続けていることを示している。彼女の表情も痛みにより歪まされ、徐々に痛みの強さに応じて言葉を発せなくなっていた。
「魔王様の女王も目が曇ったのかにゃぁ?」
「! あなたははぐれ悪魔の黒歌……!」
「むふふ、気づくのが遅いにゃ。聖なる鎖は悪魔の力も抑制されるらしいにゃよ?」
青年の後ろに抱き着きようにして現れたのは指名手配され、主を殺した罪で高ランクのはぐれ悪魔に指定されていた元猫又の妖怪である黒歌だった。
彼の首筋に顔を埋めて大きく息を吸い、その匂いを肺一杯に吸い込んでいた。表情は蕩け、些か息も荒くなっているような印象を受けた。
「今のあなたは私よりも弱い。今頃、行方不明になったあなたを探して捜索隊が必死に探しているかにゃ。あの魔王が頭を抱えている姿が目に浮かぶようだにゃぁ」
「なぜ、ここに居るのかしら? ここは――閉ざされた牢獄よ」
「簡単な話にゃ。ノアはこの場所を掌握しているから行き来も自由に出来る。私は彼に救われ、すべてを捧げたにゃ。この黒く染まった聖十字は一種の通行証のようなものにゃよ?」
「! それがあれば、ここからも?」
「もちろん、出ることも入ることもできるにゃ。なんの弊害もなく……」
閉ざされた牢獄の全てを掌握した青年のおかげで自分自身は何の弊害もなく、この場所を行き来できると自慢げに首からぶら下げている黒い聖十字のネックレスをグレイフィアに見せつける黒歌。
その情報にグレイフィアは希望の光を見るが、拘束され力を十全に振るう事の出来ないため、頭を回転させているようだ。
「ノア、やっぱりあなたの事を考えてたら我慢できないのにゃ」
「黒歌、いつからそんなに淫らになったんですか?」
黒い着物を着崩して胸元の巨乳を見せつけるように着飾っている黒歌はやや内またになり、もじもじと足をすり合わしている。
顔は上気し、瞳は潤み、我慢できないとノアの方へと歩いていく。太ももには愛液が流れ、既に興奮している事を示していた。
椅子に座っていたノアの元へと到着すると膝をついて股間の部分を愛撫していた。チャックをゆっくりと下ろし、まだ未勃起だというのにかなりの大きさを持つ男根が姿を現す。
「!!(お、大きい……サーゼクスよりも遥かに……!)」
「はぁ……はぁ……この匂い堪らないにゃ!」
姿を見せる男根の竿を掴み、上下に扱いて勃起させようと刺激を与えていく。
徐々に硬く勃起していくペニスに黒歌は目を輝かせ、舌を這わせて自分の唾液を塗す様に丁寧に舐めていく。血管が浮き上がり、聳え立つように勃起した巨根にごくりと生唾を飲み込んだ。
「こんなペニスを目にして興奮しない女はいないにゃよ。あむ、んぷ、ぬぶぶぅぅ……大きくて……あごがはずれちゃうにゃぁ」
「あ、あぁぁ……」
完全に勃起したノアの男根に唇を被せていき、ずぶずぶと口の奥へと飲み込んでいく。
竿を扱き、口の中では舌で亀頭と雁の段差を舐めまわし、頭を上下させることでじゅぶじゅぶと空気を含んだ厭らしい音がこの空間に響き渡っている。
口内で奉仕する黒歌の表情は完全に蕩け、奥まで飲み込んで喉の奥で亀頭を締め付けて自身の息が限界まで必死にフェラを行っている。
ぷはぁっと口内から男根を解放すると黒歌の唾液が全体にコーティングされ、圧倒的な存在感を放つ巨根が再びグレイフィアの前に姿を現した。
「もう我慢できないにゃ。ノア、私のここに頂戴?」
「自分で座りにおいで」
「魔王の女王に見せつけてやるにゃ。ん……飲み込んでいく瞬間の圧迫感が……堪らないぃぃにゃぁぁ!!」
黒歌はグレイフィアに見せつけるように座っているノアに背中を向ける状態で跨っていく。
背面座位と呼ばれる状態で挿入部を彼女に見せつけるように女性器の中へと巨根をあてがってゆっくりと腰を下ろしていく。
ゆっくりと彼女の膣に飲み込まれていくペニスにグレイフィアの視線は釘付けだった。もし、あれが自分の中に入ってきたらどうなってしまうんだろうと想像し、彼女の女性器から愛液がドプっと溢れ始める。
一番大きな亀頭が膣へ侵入し、黒歌の中を押し広げるようにゴリゴリと奥へ奥へと進んでいく。
どんどんと奥へと挿入されていく度に彼女の表情は蕩けて与えられる快感に幸せそうな表情へと変わっていった。黒歌の腰が完全に下ろされると彼女の膣内にノアの巨根が収まる。ぴっちりと密着し、肉ヒダが男根に絡みついてうねうねと刺激を与えていた。
「全部、入ったにゃぁぁ!! これが欲しかったんだにゃ。私の膣がノアでいっぱいになってるのにゃぁぁぁ」
黒歌は下腹部に片手を当てて、その場所にノアの男根が入っていると見せつけているようだ。
そのままもう片方の手をノアに頭に添えて、唇を貪り、舌同士が絡まり唾液が交換されて離れるたびに唾液の糸を引く。
見ているだけなのにグレイフィアは甘い吐息が漏れ、頬を上気させていた。目の前で行われている行為に興奮を覚えてしまっている。
「んにゃぁぁぁぁ!!!」
「これが好きなんでしょう?」
唇を貪りながら不意打ちでズンッとノアが男根を突き上げると黒歌が嬌声を上げた。
キスすることに集中していた黒歌は子宮口を強くノックするように突き上げられた一撃にイってしまった。膣内がペニスを強く締め付け、早く射精しろと纏わりつくが彼はまだまだ余裕を見せている。むしろ、その不意打ちを皮切りに黒歌の膣を亀頭で擦り上げ、自分専用の形へ変えていく。
断続する突き上げに加えて着物を開けて爆乳を露出させると突き上げと同時に激しく動いていた。
後ろから両手で揉み勃起してきた乳首を強く抓ると敏感になっている黒歌の膣の筋肉が強く男根を締め付ける。
「ズボズボ堪らないにゃぁぁ!! イクのが止まらないにゃいぃぃ!!」
「はぁはぁ……(あんなに大きなペニスが……出たり入ったり……! ペニスが本気汁で白く染められて……)」
休むことなく与え続けられる快感に黒歌は歓喜の涙を流して快楽を享受していた。
何度も何度も挿入が繰り返され、泡立った愛液が本気汁となりノアの男根が白くコーティングされている。イキ続けている黒歌は女性器から愛液がとめどなく溢れ、激しいピストン運動と合わさってジュボジュボと厭らしい水音が響いていた。
見せつけるように行われる行為にグレイフィアは目を逸らせない。
嬌声を上げる黒歌へ無慈悲に打ち付けられる男根に夢中だった。自身は目の前の男によって拘束されているというのに、頭の中は徐々にあのペニスを欲するように思考が書き換えられていく。
サーゼクスのものと目の前で黒歌を蹂躙する巨根。
彼女の姿に自分の姿を当て嵌め、自分の膣を蹂躙されていると想像していた。想像に加えて黒歌の嬌声も相まって雌としての本能が優秀な雄を欲しがってしまっていたのだ。
「わらひ、気持ち良すぎて頭が焼き切れちゃうにゃぁぁ。こんな立派なペニスを持った強い雄を……求めない雌は居ないにゃ」
「気持ちいいですか?」
「最高にゃぁぁ。でも、悔しいにゃぁ。また私ばっかり絶頂させられてノアを射精させられなかった」
「もっと淫らに、そして技術を学べば僕を――射精させられますよ」
黒歌はグレイフィアへと訴えかけるように視線を合わせて告げた。
優秀な雄を雌は本能で求めると。同時に自分ばかり快感を味わってノアに最高の快感を与えられない自分を悔しがっていた。
まだまだ性技が拙い黒歌は彼を絶頂させるには至らなかった。ノアが幼い頃から様々な訓練を施され、性への訓練も十二分に行われてたため自分で自由に射精を管理する技術も体得していたことも大きいだろう。
それに加えて性魔術と呼ばれる魔術に関する知識も深く、性への知識も常人以上に詳しかった。
だからこそどうすれば相手を気持ちよくできるのか、どこを刺激すれば良いのかなど女性の身体の構造も把握しているのだ。
「私を壊れるくらいに激しく突いて――ノア」
「今度は正面を向きながらしましょうか」
今度は黒歌が背面座位から対面座位へと大勢を変えて互いに正面を向いた状態に変わった。
もっと激しく突いてほしいという要望にノアは頷き、ピストン運動を更に早くする。黒歌は自身の胸にノアの顔を抱きしめるように抱え込み、激しいピストンに顔を上に向けて嬌声を漏らしている。
突き上げると同時に黒歌も腰を落とし、より深く膣内へと男根が突き刺されるように動く。
一回一回の突き上げが何度も子宮口を力強くノックし、内臓を押し上げられる感覚に本当に巨根に串刺しにされてしまうと錯覚しそうだった。
今までで一番とも言えるタイミングが一致した事で男根が子宮口を開き、赤ちゃん部屋に亀頭部分が入り込んでしまった。
「いぐぅぅぅぅぅぅ!!!!」
黒歌はあまりにも強すぎる快感に目の前がチカチカして一瞬真っ白になってしまう。
当然、彼女自身も子宮の中まで亀頭に入られたことはなく興奮も合わさり、痛みよりも先に快感が脳内を支配してしまったのだ。
搾り取るような締め付けに一瞬だけノアの表情が変わったように見えたがすぐに元に戻った。彼女の爆乳に顔を埋められていたノアも息をするために上を向く。
「ふぅぅ」
「あへぇぇ……しゅごいぃぃ」
ゆっくりと抜かれていくペニスに黒歌は身体をぴくぴくと痙攣させるも力が入らず、ノアに身体を預けている状態だった。
アへ顔と呼ばれる顔になっている黒歌を簡易ベットへと魔法で浮かせて移動させる。抜かれた巨根は硬度を全く失わず、天を貫かんばかりにそそり立っていた。
黒歌の本気汁が塗され、白く染まった"それ"からグレイフィアは視線を外せない。
何度もごくりと生唾を飲み込み、子宮が熱を帯びているを自覚せずにはいられなかった。この拘束が外れたならと思った瞬間だった。
カシャンと鎖が外れ、床にグレイフィアは何とか着地した。
「え……?」
困惑すると同時に黒歌の首に掛けられているネックレスを奪えば、閉ざされた牢獄から脱出できるという思考が一瞬だけ脳裏を過る。
しかし、その思考もこの部屋に充満する濃厚な匂いとサーゼクス以上の巨根が今なお勃起し、圧倒される男根の存在、あれほど激しく動いていたのに息一つ乱さないノアの姿に引き寄せられるように足がそちらへと向かってしまっていた。
ノアは何も言わない。本来なら敵である自分に対してグレイフィアが攻撃してくるかもしれないというのに警戒する姿を全く見せないのだ。
「(駄目よ、私は……私はサーゼクスの妻なの……に……。あ、あぁぁ、これが)んはぁぁ」
男根の元へと跪き、まるで愛おしいものを見るように瞳を濡らし、黒歌の本気汁に塗れた男根を前に大きく息を吸い込んだ。
濃厚すぎる淫の匂いを肺一杯に吸い込んだグレイフィアの顔は淫らで敵を前にしている表情ではなかった。その表情は早く自分を犯してほしいと懇願する表情にしか見えなかった。