ハイスクールD×D 動き始める暗雲 作:ラー
ノアの前に跪き、男根を前にするグレイフィアの表情は淫らで瞳が蕩けていた。
彼女の目の前にあるのは血管が浮き出て、旦那であるサーゼクスのペニスとはかけ離れた巨根。近くで見れば見るほど、その存在感に圧倒されてしまっていた。
「はぁ……はぁ……(ぁぁ、近くで見ると子宮が疼いて――サーゼクス、私は)」
ノアは何も語らない。
ただ目の前で必死に己の本能に抗おうとする人妻であるグレイフィアの姿を見ているだけだ。彼には確信に近いものを感じ取っていた。
既に彼女の思考の9割方が快楽を求め、それを与えてくれるであろう物が目の前にぶら下がっている。後はそれに手を伸ばせば、すべてが手遅れになる……。
「なんて硬いの……!」
そして遂にグレイフィアはノアの男根へと手を伸ばし、太い竿を自分の手で掴んでしまった。
初めに驚いたのはその硬さ、サーゼクスはこんなにも硬くなかった。次に感じたのはその雁の段差、サーゼクスはこんなにも段差はなかった。
全てが自分の旦那を上回り、自分を犯そうとその巨大な男根に主張していると錯覚してしまうほどだった。我慢できず、彼女はその煽情的な唇を開いて男根をずぶずぶと頭から飲み込んでいく。
「れろ……んぷぅ……むふふん……」
口に咥えた瞬間、強烈な雄の匂いにグレイフィアは目を見開く。
くらくらとするような匂いに女の本能が刺激され、咥え込んでいるだけなのに自分の口が犯されているような感覚に襲われていた。
サーゼクスと比べれば、まさに天と地の差と言われても仕方がないほどの違いがあったのだ。拙い舌の動きながらも一心不乱にノアのペニスをしゃぶり、じゅるるるっと音を立てていた。
「さっきまでどうすれば脱出できるかを必死に考えていたのに。今では僕の男根を一心不乱に咥えているとはなんともまぁ……」
ノアが今のグレイフィアの様子に呟くように言うが彼女はペニスを咥え、舐め回すことに必死で彼の言葉が耳に届いていなかった。
黒歌の様子を見ていた時に観察したのか、はたまた彼女自身が持つ淫乱さがそうさせるのか、黒歌と同じように喉の奥まで咥え込んで頭を上下させていた。
舌先で尿道口を穿るように刺激し、口内で亀頭を擦り上げるように頬を膨らませ強く啜っている。
顔を真っ赤にしながらもまるでやめる様子もなく、口淫が行われていく。
「(太い、太いわ! 信じられない……駄目なのに! やめられない)ぶはぁぁ」
これ以上、続けては駄目だと頭ではわかっているのに本能がやめるなとグレイフィアに訴えかけていた。
目の前の優秀な雄を逃がすなと。深呼吸するために男根を口から離すと荒い息を吐き、大きく深呼吸して肺一杯に酸素を送り込んでいた。
再び口を大きく開けて男根を飲み込み、顔をノアの方へと向けていた。
必然的に上目遣いとなって美しいグレイフィアの顔が蕩けて瞳もトロンとしており、以前の姿は見る影もなくなっている。
「んぷぅ!!」
「これはどうですか?」
「んっ!!……ぉぇ……っ!!」
その時、ノアが咥え込んでいた彼女の頭を掴んで一気に男根を喉奥まで突っ込んだ。
自発的にゆっくりとしていたものではなく強制的にペニスを喉奥まで突っ込み、快楽を得るイマラチオと呼ばれる行為だった。
いきなり喉奥まで突っ込まれ、激しく喉の奥を突かれて嗚咽を漏らすグレイフィアだが吐き出そうとはせずにむしろもっと奥までノアの巨根を飲み込もうとしていた。
涙目になるが自分の喉を使って男根にもっと奉仕したいと言わんばかりに。メイド服を着ていたことから想像はしていたが、彼女は奉仕したいという根本的な考えを持っているのかもしれない。
「はぁはぁ……(道具のように使われて――気持ちよかった)」
「さて、そろそろ良いのかな」
奉仕しているはずなのに、グレイフィアの身体は悦び、その陰口からはポタポタと床に水溜まりが出来るほど愛液が溢れていた。
その様子を見てノアは彼女を四つん這いにさせ、萎えることのない自分の男根をクリトリスへと何度も擦り付ける。
擦り付けるたびに彼女の身体がピクリと反応し、まるで誘っているようにお尻を左右に振り始めていた。
淫魔のように妖艶に腰を振り、早く挿入してほしいと言わんばかりに女性器が口を開いたり閉じたりしている。自らの意思で愛液で濡れたパンツを脱ぎ、片手で己の女性器を開く。
「……さい」
「何か言いましたか?」
「私の……淫らな穴に……あなたの逞しい男根を下さい」
「わかっていますよね? 今、君がしようとしていることは……」
愛液が太ももを伝い、どんどんと溢れていく。
己の欲望を隠せないグレイフィアにノアはくちゅっと男根を入口へとあてがった。もうすでに彼女の心は堕ちていると言っても過言ではない状態だ。
それは旦那であるサーゼクスを裏切り、目の前で己を犯さんと主張する男根を求める言葉だった。最後の確認だと言わんばかりにノアは尋ねている。
「我慢できないの! サーゼクスの男根で満足できなかった。その巨根で私の雌穴を犯して……ください」
「(完全に堕ちたにゃ)」
ベッドで横になっていた黒歌がグレイフィアの様子を見てにやりと笑い、完全にノアの手に堕ちてしまったことを確信した。
彼もその様子に笑うとグレイフィアのお尻を掴んでゆっくりと腰を進めていく。
「あぁぁ、入ってくるぅぅ……。お、大きい……膣がミチミチって広げられて――」
「狭いですね」
身体の中に入って来る大きな男根にグレイフィアはドクンドクンっと心臓が高鳴った。
狭い膣道を大きな亀頭がミチミチと押し広げていき、今までに経験したことの無いような圧迫感とサーゼクスが届かなかった場所にも簡単に届きそうなほどだった。
「あぅぅ……痛い! 痛いけど……気持ちいいの!!」
自分の膣に侵入してくる巨根に痛みを感じる一方でそれ以上に快感の方が強かった。
サーゼクスとの行為は子供の遊びだったと思わせるほどに与えられる快楽も段違いであり、スムーズに挿入されようと膣内で更に愛液が分泌されていた。
激しく収縮する膣壁にノアは心地よさを感じながら腰を押し進め、ついにグレイフィアの一番奥まで男根が到達する。
彼女もまた黒歌とは違った名器の持ち主であり、ミミズ千本と言われる名器だった。何本もの肉ヒダが男根へと絡みつきうねうねと動いて刺激し続けていた。
それでもノアは射精する気配を見せず、未だに男根もギンギンに硬いままだ。
「ひぃぃ! 気持ちいい所に届いてるぅぅ!!」
どうやらグレイフィアが感じる場所は一番奥の子宮口であり、そこを亀頭で軽く突くと膣内が痙攣し、激しく締め付けていた。
サーゼクスでは与えてくれなかった快楽に脳が焼かれ、だらしない表情を見せていた。そこには既に凛とした魔王の女王という姿はなくただ快楽を求めるただの雌の姿しかなかった。
「堪らないの! もっとそこをグリグリしてぇぇ!!」
「ふむ、ここが良いんですか?」
「あ、駄目! またイっちゃうぅぅぅ!!」
言われるようにグリグリと子宮口に亀頭を何度も擦りつけるように動かすとその度にグレイフィアは絶頂していた。旦那では決して届かなかった場所に男根を擦られ、サーゼクスのペニスでは決して満足できない身体へと書き換えられてしまった。
弓のように背筋がしなり、アへ顔を晒して力なく床へと上半身を力なく倒してしまう。しかし、ノアは彼女を休ませるつもりはなかった。
「あなたの心は堕ちたのか? それとも――」
グレイフィアの耳元で囁くようにそう告げると彼女の細い腰を掴む。
遊びは終わりだと言わんばかりに男根を入口まで引くと一気に子宮口まで勢いよく挿入した。
「ふあぁぁぁぁぁ!!!!」
今まで出したことの無いような嬌声が彼女の口から洩れ、本当に自分の声なのかとグレイフィア自身が思ってしまうほどだった。
パンパンとお尻と腰がぶつかり、激しいピストン運動によって彼女の膣が何度も何度も亀頭で擦られていく。抑えられない喘ぎ声、比べ物にならない快楽。
彼女の心を堕とすのには十分だったのだ。
「出たり入ったりしゅごいよぉぉぉ!!! イクのがとまらないぃぃ!!」
発する言葉すらも満足に喋れないほど拙くなってしまい、グレイフィアは絶頂し続けていた。
既に彼女の頭の中にサーゼクスへの罪悪感も禍の団の残党を狩ることも消え去り、ただただ与えられる快楽を享受することしか考えられない。
それを与えてくれるのが今、自分を犯しているノアだという事が魂に刻み込まれていく。自分は優秀な雄に出会い、雌としての役目を全うするんだと。
正常位で抱きしめるように犯し、唇を合わせて貪られ、舌で口内を蹂躙される。
「んぷぅぅ!! もっと、もっと頂戴!!」
騎乗位で厭らしく誘い、腰を振り、更に力強く突き上げられた。
「さっきと当たるところが違って!! これすごいぃぃ!!」
駅弁と呼ばれる体勢で持ち上げられながら、ノアに落ちないように抱き着き、胸板に自分の巨乳を押し付けて犯される。
「さっきよりも深く入って!! んあぁぁぁ!!」
サーゼクスとは正面を向いて正常位でしか行為をしたことがなかったグレイフィアにとってすべてが未経験の体位だった。
ノアは彼女に教え込むように様々な体位で快楽を与え続け、それはまるで旦那との思い出を上から上書きするように強烈な快感も刻み込んでいった。
その証拠にグレイフィアの中にはサーゼクスとの行為に関する思い出がまるで靄が掛かったかのように思い出せなくなり始めていた。
与えられた快楽の度合いが違い過ぎたのだ。
一方では純愛で愛し合っていたが満足な快楽を得られず、一方では脳が焼き切れるような快楽を与えられ、自分の身体がどんどんと厭らしく開発されていくのだから。
「君はなんだ?」
「私は……ノア様の肉奴隷です。ノア様から与えられる快楽を享受し、ご主人様のためにご奉仕するメイドです」
時間にすれば数時間ほどだが、ノアから齎される快感によって己の存在意義すらも自身で書き換えてしまうグレイフィアだった。
自分の役目はご主人様であるノアに奉仕して快楽を齎すメイドであり、肉奴隷なんだと思い込んでしまった。誰の目から見てもグレイフィアの心は完全に堕ちてしまったことは明らかだ。
「よく頑張ったね、グレイフィア」
「はい。ノア様、卑しくもお願いがございます」
「言ってごらん」
「私の膣にノア様の熱い精液をください」
「わかったよ」
グレイフィアがノアの熱い精液を欲しいと告げると頷いて見せた。
彼女を壁に手を当てさせ、お尻を突き出す立ちバックの体勢を取らせると再びノアは男根を膣へと挿入する。彼女の一番感じる子宮口を何度も擦り上げ、その度に膣内が痙攣して肉ヒダが絡みつき男根を激しく締め付けていた。
「ノア様、わ、私……もう!」
「いいよ、タイミングは合わせてあげる」
激しく叩きつけられ、グレイフィアは何度も小さな絶頂を味わい、一際大きな波が自分に訪れようとしている事を感じ取っていた。
そのタイミングに合わせて膣内へと射精するというノアに彼女も頷いて絶頂へのカウントダウンが始まっていた。早まるピストン運動に男根が一際大きく膨張したのをグレイフィアも感じた。
「いっちゃう……イクゥゥゥゥゥ!!」
今までで一番強い締め付けがノアを襲い、それに合わせて彼も尿道口から熱い精液が放たれ、グレイフィアの膣内を満たしていく。
一番奥で射精れた精液は彼女の膣を満たし、納まりきらなかった精液は下の口から溢れ出し床を白く染めていく。
「ご主人様の熱い精液で膣が満たされて――ふぁぁぁ」
「ノアの久しぶりの精液もったいないにゃ」
グレイフィアの陰口から溢れ出す精液がもったいないと黒歌が顔を近づけて落ちないように舌で舐めとっていく。絶頂し、イったばかりで敏感になっている女性器を舐められたことで嬌声を上げてしまう。
そのまま黒歌もノアの精液がもっと欲しいと言わんばかりに唇を入口へと近づけ、何度も舌で溢れ出す精液を舐めとっていく。
「今敏感で……駄目駄目駄目ぇぇぇ!!」
「んにゃぁ、いっぱい出てきたにゃ」
愛液と混ざりあった精液がグレイフィアの膣から出てこなくなるまで舐め続け、黒歌は満足そうに顔を離した。久しぶりに味わうノアの精液は彼女にとっても御馳走であり、濃い魔力が含まれていたのだ。駄目と言っても黒歌が舐めるのをやめなかったことで再びグレイフィアは絶頂させられていた。
「こっちも綺麗にしてあげるにゃ……ふふ、強い雄は良いにゃぁぁ」
「そんな事をしたらまたしますよ?」
「んぷ……それならまふぁ……治まるまで咥えるだけにゃん」
ノアの巨根を咥えると黒歌は再び口の中で舌を亀頭や雁首を舐めて纏わりついた愛液や精液を掃除していく。
尿道口付近を念入りに舌で刺激しながらバキュームのように吸引して中に残っている精液を吸い出す。口を離すと今度は竿の部分に舌を這わせて念入りに舐めとり、すべての体液を綺麗に掃除し終えていた。
二人はシャワーを浴びて汗や体液を流すと後ろから抱きつき豊満な胸をノアの背中に押し当て肩に顎を置き耳元で黒歌が囁く。
「魔王の妻を堕としたノアは次に何をするにゃ?」
「しばらくは外の勢力の観察じゃないかな。彼女の捜索隊はきっと役目を果たせない。もし、見つけられたとしてもそれは本来の彼女じゃないからね。外見は同じでも中身は変わってしまった」
「悪いことを考えてるにゃ」
「きっと彼女は僕達から離れることができない。そうすれば、あの快楽を味わう事が出来ないと本能的にわかるはずだから。だからここで彼女を解放しても僕にデメリットはないと思う」
しばらくは静観すると言うノアに対して黒歌はにやりと笑う。
グレイフィアを解放し、元の場所へと戻すことで発生するデメリットがほとんどないと確信していた。同時にそうすることで更に彼らは混乱する事態に陥ると推測したのだ。
「グレイフィアはすべてを話せない。記憶の一部に靄が掛かって正確な情報を齎せないんだ。自分が不覚を取って捕まってしまったこと、拷問を受けたという情報は伝えることが出来るけどね」
「あの魔王様は彼女が齎す情報を元にノアを探し出そうとするにゃ。でも真実は語られない――語られるのは偽りの真実」
「そう。禍の団の残党狩りは加速し、彼女を拘束していた僕を血眼になって探そうとする。見つけたら自分の手で処分を下すと憎しみを込めた目で睨みつける光景が思い浮かぶよ」
黒歌もノアの考えを見抜いていた。
記憶に靄が掛かっているグレイフィアは偽りの真実しか口にすることしかできない。その情報を元に行動すれば、現場は更なる混乱へと導かれる。
それでも大事な自分の妻からの情報をサーゼクスは疑わないだろう。無事に帰ってきたことを喜び、涙を流して熱い抱擁を交わすに違いない。