※この作品はR-18です。

異能幸運レアドロップでイキ抜く♡ピネスと校長の不気味なダンジョン冒険記Re:   作:山下敬雄

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14♡お手手をつなぎましょう

「さいきょーモテモテのモテイケ伝説女子のふぅーちゃん先生も、二度、男の子にデートの誘いパスされたのは初めてだよピネスくぅん♡」

 

 年甲斐もなく自画自賛するだけの美貌と、常人にはない悪魔的かつお茶目な魅力にくわえて、常人よりも豊かな武器をもつ。

 

「好きだろう?♡もーぅやせ我慢をする必要がどこにあるというのかなぁ?♡かなかな~?♡♡」

 

「ぁぐぁ────!!♡♡♡」

 

 連れ込まれたいつもの風呂場で、腰を浮かせていつもの褒美のサンドイッチを。とてもボリュームのある乳肉の狭間で、ピネスの勃ち上がる肉棒は逃れることもできず、ただ震え、みっちりと左右から挟まれてしまった。

 

 泡立つ、しゅこしゅこと左右の豊かな肉同士が擦り合わさって泡立つ。増えていく白い泡立ちとともに、変幻自在の柔らかな肉壁が圧迫する。うごく贅沢な柔肉のスポンジは、窮屈するピネスの肉棒を隙間なく埋め込み、きめ細やかな泡と共にもみくちゃ洗っていく。

 

 豊かな肉に埋もれる肉棒の輪郭すべてを洗われて……このまま────

 

 しかし、不黒文はその両手をパっと放した。

 

 天国に達しそうであった男子生徒は後寸前のところで──達せず。びくびくぅー、と腰を虚空にむなしく突き上げていた。

 

 プラチナ髪の眼帯さんは、その情けない男子生徒の様を見届けながら、笑う。

 

「はぁはぁ……あっ……なんでえ……♡」

 

「ふっふ、キミが素直じゃないいじわるをするものだからな♡こーちょーせんせーもキミに、いじわる♡をしたくなったのだよ♡♡」

 

 柔肉のサンドの狭間で、すっかり快楽に溺れて情けない顔をしてしまった。そんな横たわるピネスの表情を見て校長は意地悪に笑う。

 

 行為を唐突にいいところで中断したのは、褒美を二度もパスした仕返しだと彼女はお茶目に言う。まるで大人気がなく、男子生徒に対して容赦はなく、生殺しをしている。

 

 そして、くすくすと笑いながら、──また再開した。

 

 びくびく震えながら鳩尾の肌に擦り付ける──はやく抱いてとねだる男子生徒の我慢できないいけない肉棒を、黄金ビキニの間にゆっくりと仕舞い込む。今度は使わずにいた緑の特製セーターを鎖骨の下、曲線の膨らみに添い下ろしていく。

 

 緑のセーターは、流された不黒文の魔力に伸縮する。みちみちと、柔らかいふたつの乳肉はピネスの震えてやまないモノを隙間なく抱いていく。もっともっと隙間なくちんぽが見えなくなるまで埋めていく。

 

 また来た──圧迫する柔らかな肉の暴力で、ピネスは身を震わせ悶えてしまう。そんな生徒の苦しそうにしていた手を、フリーになった両手で校長はぎゅっと握る。

 

 寂しがっていた指と指を絡ませる、ぎゅっと。

 

「うぅーん♡? ピネスくんはまだまだ甘えたがりなのかな♡?」

 

「あぁっ……♡♡」

 

 両手の指が互いに絡まり合いしっかりと握りロックされる。そのやさしさと甘さに連動するように、緑のセーターも、ぎゅっと、魔力の通う毛糸を自在に縮ませ強く締め付けた。

 

「そんなに強くねだらなくともわかってるわかってる、こっちもよちよちしてあげないとな♡」

 

「あっあっ!!♡♡」

 

「よちよちぃ~♡みちみちぃ~♡♡」

 

「あっあっぐぁっっっ♡♡♡♡」

 

 ピネスは、肉のみっちりと詰まった緑のセーターの中へと射精をしてしまった。年頃の男子生徒の我慢の回路だけではもう堰き止められず、ひどく窮屈な中へと無理矢理放出していく。熱ある劣情がすべて、しっかりと抱きかかえる校長のおっぱいの中へと。射精しているその間も逃げ場なく押し潰されて、柔くすり潰される。腰を浮かせ動かすこともできない、ただ埋め尽くす肉の高級スポンジの間に、ぎゅっと締め抱かれて柔らかくあやされながら、小さな鈴口からとぷとぷと……ゼンブお漏らししていく。

 

 やがて、緑のセーターを魔力を緩めて今度は逆に伸ばしていく──。逃さないように圧迫する窮屈さからやっと解放された──。校長先生は緑のセーターをゆっくりと、たくしあげていく。

 

 濃厚に粘つくミルク色に染まりゆく……。乳房と乳房の狭間でできた粘つくザーメンの糸橋が、ゆっくりと開かれて、下に重く滴り垂れていく。

 

「手をにぎっただけで、こんなにたんと射精するとは? ピネスくぅん♡おっぱいがほんとに好きなんだなぁ♡? パスなんて言ってても蓋を開けてみれば、結局これなのだから、なんとも素直で可愛いなキミは♡んー?んんー?♡♡まったくぅもーぅ、本領はこれからというのにぃ。よろこべピネスくん、まだゼンゼンふぅーちゃんは、キミのこーちょーせんせーは、満足でも本気でもないぞー♡♡よろこべよろこべぇー♡ふっふ────」

 

 

 もはやわからない。息を荒げるピネスは、校長のおっぱいの間に、泡泡と生命力をひりだすように放出したソレが、気持ちよすぎることしかわからない。

 

 その後、不黒文校長によるスペシャルなとろける褒美は、彼の気力と精力のかぎりつづいた。また、びくびくと勃ち上がった可愛くねだる肉棒が、泡と柔肉に溺れていく────────。

 

 

 

▼▼

▽▽

 

 

 

 ダンジョンに行くたびに消耗する心と体がある。濃密な行為はやっと、プラチナ髪の彼女が満足気な笑みを浮かべて終わった。そしてまた、スベテをシャワーに流し何事もなかったかのように────。

 

 

 

▽本校舎屋上▽にて

 

 

 

 晩飯のエネルギー補給を終えた時刻午後8時ごろ、時刻的には浴びているのは夜風。だが空を支配する赤紫の天候が変わることはない。

 

「もしも」

 

「ん?」

 

 屋上の黄色いソファーに座る彼の背中に、修繕したばかりのブレザーをそっと着せながら、その人は静かにささやき、問うてきた。

 

「もしも、君が今までの青春の記憶を失って大人になる。失わないと大人になれない。そんな呪いにかかってしまう」

 

「うー……失って? 呪い?」

 

 突然問われたのは、とても突飛もない内容だ。金髪ショートの彼女は、ゆっくりと腰を落とし彼の隣のソファー席に着いた。首を少し斜めに傾げて、表情はいつものようにニコっと微笑っている。

 

「それは悲しい?」

 

「つまりぃ、俺で言うと、ブク高のことをすっかり忘れて……それでなんとなく大人になっていくのが……悲しいかっていわれると?」

 

「ん? ──そう」

 

 彼女は彼の顔を見て頷いている。彼はここまで確認したことが間違っていないと分かり、無い頭で四苦八苦シワを寄せ考え、つづく言葉をなんとか見つけようとした。

 

「きっと……あっ! あとで思い返した時に、そこだけないのはなんとなく……」

 

「なんとなく?」

 

「ほら、ブク高の校長先生のことだって忘れちゃうのは、それって怖くないすか? あのインパクトと息をするようにふっかけられる理不じ……じゃなくて、理屈抜きに、たぶん一生忘れないと思うんすよねぇ……ある意味……。あ、だからこの屋上のこともハーブ園のこともさ、たぶん覚えてるなって、あと屋上で座るこの黄色いソファーも、なんか特別できもちいいし」

 

「ふふ。それもぜったい綺麗さっぱりゼンブ忘れることになったら?」

 

「えぇ……なんでそんなことまで? なんか厳しくねぇか? よしっ、そんなに忘れさせたいのならッ、ぅーー……あ、そうだ」

 

「?」

 

「『あーあー。今日はなぜか特別肌寒い屋上、現在俺、浦木幸は屋上のだれかさんにブレザーを縫われて、縫ってもらって、ソファーでゆかいに問答中。──ある日の雑談その1』……それならこうしてさ、録音しときますよ。ちょっとは正解ですか? お、正解でしょ! えぇ不正解かよっ? あ、それかバレないように歌にして────」

 

「ふふふ。え、歌? いいね──うたって?」

 

「みるとか……えぇ?? ま、まじか? え、これ俺が歌う感じなのか……ってもうイントロはじまっっ!」

 

 その日のことを忘れないためにスマートフォンに声を録音する。忘れないために歌にする。連想しひらめいたピネスは、彼女に親指をぐっと立てて、そう伝えた。

 

 彼の頑張って導き出した答えに、──隣にみつめる飴色の瞳はくすりとほほえむ。

 

 そんな彼女がおもむろに腰をあげたと思えば、飾っていた木製のハープを取り出し、手にしていた。彼女は彼と同じソファーに再び沈みながら、たおやかな指づかいで、気まぐれか演奏をはじめた。

 

 この屋上で彼とはじめてみる、まずは誰もが知っているようなメロディーから。私も彼も知っている、そんな────

 

 

 

 

 

 彼女が何者であり何年生であるのかを、不黒高等学校の生徒たちの誰もその全貌を知らない。ただぼんやりと知っているのは、屋上のハーブ園に許可なく近づいてはいけないことと、たまに流れる物珍しいハープの音と、屋上にふらり立ち寄ってはこの学校を卒業できなくなるという七不思議のような噂話。それと屋上の魔術師というあやしげな名だけ。

 

 屋上の魔術師はその呪われた希薄な存在をハープの弦にのせて遠くへと奏で響かせる。たとえ明日には、明後日には、今日のことを忘れ忘れ去られていても。この新たな期待感をはらむ青春を、音にして──今日は彼との歌にしてみる。

 

 記憶のないこの学校で、彼女の好きに望むかぎり────────。

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