※この作品はR-18です。

異能幸運レアドロップでイキ抜く♡ピネスと校長の不気味なダンジョン冒険記Re:   作:山下敬雄

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2♡お風呂場で……

▽不黒文(ぶくろふみ)のスペシャル校長室▽にて

 

 

 長い黒ストッキングの脚を何度も組み返し、椅子にかける校長がいる。

 

 期せずして死なずのダンジョン帰還を果たしたピネスは、校長に机上に出せと言われ提出した──例のみんなのタコイカ学習帳。

 

 彼のこたびの冒険の記録は──ぺらぺらと白く細いその指先でめくられ、隅々まで校長の目に読み込まれていく。

 

 やがて、邪魔なので壁に立て掛けていたブツ。剣を2本ぐるぐるにテーピングし取り付けた謎の銀の長物を、校長はその視界に入れ、この記録物語の中で彼の取った機転の効いた行動を理解した。

 

「なるほどそれが情報にあったダンジョン10Fのボス級〝ミノた〟を倒したキミの刺股ダブル改であり豪勢なオプションつきのゴブリンソード×2か……。えーーっ、異能【書記】の自動記入による戦闘ログは────赤い大扉先の通路から一方的に魔導のガトリング砲を浴びせ、ミノたが通路に籠るピネスくんに急ぎ迫るも、HPの方が先に尽き無事滅されたと……ふむ」

 

「いのーしょき?」

 

 今唱えられた念仏の中の聞き慣れない言葉に、少しいつもよりやる気がない、というよりは不機嫌にも見えるピネスこと浦木幸生徒は、己の首を傾げた。

 

「あぁあぁこちらの話だなんでもない。それよりよくぞダンジョンから舞い戻ったぞピネスくん! キミならなんだかやってくれると私はおもっ……ん、なんだ? その自転車で踏み潰したヒキガエルの死骸を見るような目は?」

 

「……べつになにも」

 

 目の前の男子生徒は彼女の分かりやすい例えとボケにツッコミもせず、そう素っ気なく返すが、できる校長は生徒の僅かな表情の違いも見逃さない。

 良い校長は決して見逃さないものだ、そこから様々な生徒の思い、感情発するSOSを読み解いていく。眼帯をしているのは心の目で見るためか、不黒文は、そんな良い目をもつ校長である。

 

 誰もなしえなかったダンジョンからのブク校の校舎への帰還。──という、偉業を遂げた偉大な男子生徒ピネスくんが、何故少し不機嫌なのか。

 

 それはやはりこれに違いない。

 

 にやり、口角をあげ要領を得た校長は席を立ち、コツコツとそのヒールの音を鳴らす。

 

 そして、訝し睨む生徒の追いかける視線の及ばない後ろへと回り、生徒の強張る両肩に細い手を添えた。

 

 この校長から今まで気の利いた肩揉みなどされたことはない。見知らぬ両手を自分の両肩に、ぱんぱんと叩き連結されてしまったピネス生徒は、フクロウではないのでそれ以上は振り向けず、仕方なくむすっとした表情を崩さず正面を向いたまま。両肩を労うように揉み伝う、そのあやしげな手つきと熱を感じながら────

 

「あーあーわかっているわかっている。言ったもんなぁーっやくそくしたもんねぇーっ、校長せんせー嘘つきぃぃ♡ぼくがんばったのにぃ、しくしくぅ……あーわかったわかった。おかえりのハグがまだだったな(ふみパイたぁんとおしつけてぇ♡)」

 

 急に幼児をあやすような訳の分からぬ事を言い出したとおもえば、『むぎゅぎゅぅ……』、生徒の寂しい背に押し当たる謎の柔らかい面積が一気に増える。

 

「!! でっ(でかぁ……!?)」

 

「ところでかんちがいっ♡キミの見聞き目撃した、こうちょーせんせーのアレはねぇ、もちろん念のために女神石像であるガイア様に祈りを捧げていたのだよぉー私はぁ♡キミっ、さいしょにピネスくんの無事をたぁーーんと♡(むぎゅぅ♡)祈ってね、その後にネンノッ! 念のためっに! 失敗した場合キミの勇敢な魂が邪悪に召されないように、聖なる祈りを捧げていたわけさ(すんすんっ、アレっ、ダンジョンで汗でもかいたぁ?♡すんすんすんっ……♡)」

 

 くねくね、ずいずいと、必要以上に身をよじり、校長は帰って来た愛しの生徒を後ろから覆うようにハグし密着する。

 

 ひしゃげる柔らかい面積を押し付けられ、男子生徒の背はなぜか背筋を正してしまい、熱帯びる。さらに、すんすんと鳴らした女の鼻先で汗ばむ生徒くんの首筋の匂いを、親密なアクションでもっと近寄り嗅いでいく。

 

 男女が密着することにより生じた複合的な温かさと、まじわる大人のニオイと背を覆う豊かな安心感のなか────黒い制服のズボンごしに、ソレは勃起していく。

 

「それでキミはぁ、このこうちょーせんせーに何をしてほしいのかなぁ?♡」

 

「でっおっでっおっ……」

 

「でおでお? なんだいそれはピネスくん、んー?♡」

 

「あっおっあっにゅっ……!」

 

 校長は、乗せていた生徒の両肩からするり前の体へと腕を這わせ抱きついたまま。背越しにより大きな大きな乳房の圧する余波と熱が伝わり、ピネスの思考までを圧して、乱す、いけない欲望の予感を掻き立てていく。

 

 耳元でやさしく校長は囁く。そのあまい吐息と大人の声は、思考を停止させる程にピネスの欲望の波を──大きく大きく乱していく。

 

 びくびくっと、窮屈そうに震えている。

 

 ズボンから主張する元気なソレを見て、校長不黒文は妖しく微笑った。

 

 

 

 

 

 

 秘密に閉ざされた物静かな校長室が、異様なテンションに染まりゆく。

 

 カチコチと動作を固める、そんな生徒の堅苦しく邪魔な黒のブレザーは『えいやっ♡』と、大胆に脱がされ、校長室の床へと無造作に投げすてられた。

 

 胸を這い、みぞおちを降り伸ばされる。とことこ這って歩いていく細い手の指遣い。ようやく辿り着いたズボンのチャックが、『ジぃーーーー……』っと、音を立てゆっくりと下ろされていく。

 

 生徒の後ろ背から顔を出して覗く校長の眼下には今、赤いボクサーパンツその布地を、ひどく突き上げ、びくびくと脈動のリズム打つ熱くて硬いものがある。

 

 校長は見つけたピネスくんの脈打つソレをさすりあげていく。まとわりつくやらしい手つきが徐々に激しさを増す。耳元で囁きながらさらに増していく。

 

「おやおやこれはなんだピネスくん?♡ このカチコチのレアそうなドロップ武器はぁー♡こーちょー先生への報告にはなかったぞぉー、こんな所に隠しているなんていけないなぁー、ちゃんと持ち帰った品は私に報告しないとダメだろぅ?」

 

「あっおっあっちんちんしゃわっ……カリカリやめてぇ♡」

 

 さするやさしい手つきから、爪先でカリカリと、パンツ越しにピネスの肉棒を甘く虐めるものへと変わる。

 

 校長は巧みに刺激した人差し指を止め、喘がされながらも止めるように訴えた生徒の横顔を、微笑い覗き込んだ。

 

「えぇ? やめてと言われたら……やめなぁーい♡」

 

 また再開。爪先でパンツ越しの裏筋を弄っていく。そしてじゅわり、驚き漏れ出た我慢汁が、赤いボクサーパンツの布地に情けない染みをつくっていく。

 

 ピネスはいつも達者な若干の口答えもできず。パニックに陥りながらも確実に、校長の指先、爪先、そのねちっこい動きから流されていくじんじんと伝う快楽をなすがまま受け取っていく。

 

「ずっとじーーっとみてた、ふぅーちゃんのおっぱい、むぎゅぅーって後ろから押し付けられてぇ♡前はちんちん指先でカリカリいじられてぇ♡ほぉら、こーちょーせんせーの指はここだぞぉーカリカリぃあっ♡戻ってきた、ビクビクはねてかっわいい♡カリカリぃ」

 

 カリカリする箇所を変え、今度はだんだんと亀頭の方へと、動かす細い指が這い登ってゆく。敏感な部分に重点的に続いていく刺激に、ビクビクとピネスのちんぽは喜び跳ねる。暴れて跳ねて逃れようとしても、重力で元の位置へと垂れ戻り、また校長先生の小刻みに動く爪先に虐められてしまう、快感の地獄ループがとまらない。

 

「あっあっ♡あああああーーーっ♡♡♡♡」

 

 いつまでもつづく校長の責めのターンに、ピネスはついに嬌声をあげながら射精してしまった。

 

「んきゃっ♡おぉおーーっ、おー♡あれっ? あれれぇ?? んっ?♡ これは? んん…これはびゅくびゅくと──射精しているなぁ」

 

 校長はとぼけたようにそう言った。指を汚しひっかかり粘る、熱い熱い白濁を浴びながら。

 

「これは困ったぁぁ。まさかちょっとスキンシップしたつもりが、まさかのまさか射精までしてしまうとはおもわず。そんなに私のコレが楽しみだったのかな?♡ ふふふ仕方ないなぁーーまだキミのなんでもの願いをきいていない序の口だというのに、ふふふ♡なんだなんだ実にこっちは敏感さんで素直さんでかわいいなピネスくんは♡」

 

 赤いパンツの生地の目を突き破るほどの射精。白くねばっこいシミが赤を汚している。まるでぐしゃぐしゃ泣き散らしているようだ。

 

 ピネスは射精後も密着したままの校長に囁かれるも、乱す息と思考に何も考えられず。

 

 眼下にみえる汚れた自分のパンツと、白をこねくるように妖しく絡める校長の指先。校長室の床を射精したザーメンでよごした夢みたいないけない事実がそこにある。

 

 校長は指に粘りついたソレをしばしながめて、自分の口元へと運んでいった。

 

 何かを舐めしゃぶっている、なにかとてもエッチな音がとても近くにつづく。

 

 思考がまどろむピネスの耳の間近に聞こえる。それがまた未知の快楽の情報となり、ピネスのちんぽをまた震わせてしまった。

 

 若い雄、青臭い自分の生徒の遺伝子をしゃぶり。禁忌の味にも近いなにかを堪能する。またも妖しく不黒高校校長、不黒文は微笑う。

 

 次のたのしみにそなえて────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⬜︎

淡い水の短刀★★

水+2

クリティカル威力5%

⬜︎

 

 風呂底に沈み眠る短刀は、その刀身から摩訶不思議にも水をみるみると生み出し流していく。

 

 

▽校長先生の秘密のSP湯殿▽にて

 

 

 服が汚れてしまった──放心状態のピネスは不黒高校校舎に隠された秘密の風呂場へと移動させられた。ダンジョンから持ち帰ってきた短刀から不思議にも湧き出る水音を聞きながら、上裸のピネスは、透明なバスチェアーにおとなしく腰掛ける。

 

 すると──

 

「な、なんすかそれ……!?」

 

「ふふん、何って忘れたかキミのリクエストだ」

 

「俺……んなの頼んでませんよ?」

 

「こーちょーせんせーの黄金ビキニ姿をぜひとも拝みたいという要望があったのだ」

 

「いや、俺にんな趣味は……。ほぼ見えてっ──ないっすけど──」

 

 プライベートなちいさな浴室内に現れたのは、黄金ビキニ姿の不黒校長。といわれてもシンプルな白シャツを上から被っており、目を凝らしよーく見れば、それはうっすら黄金のビキニだとわかるものであった。

 

 とはいえ生脚でそこに立つのは、普段見ることのないまったくあられもない姿である。さりげなく髪型もポニーテールにした目新しい校長の姿だ。なにやら幾分と情報量の多いモノが、ピネスの前に堂々と恥じらいもさほどなく現れていた。

 

「まぁまぁあせるな待ちたまえ、ピネスくんの言いたそうなことは、わかるわかるぞーー」

 

 そう言うとそこに立っていた校長はおもむろに動き出した。白シャツから絶妙にはみ出た、その面積のちいさな黄金生地のチラチラとうかがえる生尻を向けて────

 

 ちゃぷ、

 

 ちゃぷ、

 

 ちゃぷ。

 

 校長は、まださほど溜まらず浅い水位の浴槽に手を突っ込み、掛け湯のような動作を自分の身に繰り返し行う。

 

 そんな校長の目の届かぬ後ろからピネスは、ダイナミックなアングルの尻の動きをじっと見ていた。すると、水をしたたらせるその生尻がやがて振り返った。

 

 生の太ももを伝う水の流れとは逆向きに、ピネスはカメラの目線の上げていく。

 

 彼の視界には、腰に両手をあててえっへんと、威厳あるポーズをする者がいる。彼が目にしたその光景は、学校では、いや学校でなくとも、非現実的で艶めかしいものだった。

 

 濡れた白いシャツごしには輝かしき黄金の色味がぴっちりと浮かび上がり、支えられた大きな膨らみが露わになっていた。

 

「な、な、な……???」

 

「どうだ、こーちょーせんせーの【濡れ透け白T黄金マイクロビキニポニーテールスタイル】は! これが欲しかったのだろぅ?♡」

 

 錯綜する情報の羅列にピネスは訳が分からず。目の前の水滴をしたたらせるプラチナ髪の美女が今発した、長ったらしい珍ワードを一度に飲み込めはしない。頭も視界も整理整頓が追いつかない、だが男子はソレを見ずにはいられなかった。

 

「いや、なにがっ……!」

 

「あれ…。ちがったか? あれれれれ……これは、はやとちり……うぬ、なら出直して」

 

「その……いやじゃ……す……」

 

 前屈みになり、大きく実る乳がぶら下がっている。白いTシャツの濡れ透けたベールごしに、なまめかしく、不黒校長のたわわな素肌の具合をより強調している。

 

 前屈みのままバスチェアーに座る生徒と話し、顎にわざとらしく手を当てる仕草をし、校長は明後日の方向を見る。彼の目の前に、おおきなエサをぶら下げながら────

 

 視界に捉えたそのダイナミックな正面アングル。彼の両目視界の一面を占有するほどの圧と重量感、濡れ透けた黄金ビキニの破壊力は──。

 

 ピネスくん、一介の男子校生にとって、とても嫌と切り捨てられるようなシロモノではなかった。

 

 

▼

▽

 

 

 抗うことはできない、その幾重にも何者かの趣向が積まれ装備された女体の破壊力に。

 

 腰に巻いた白く薄いタオルが一枚。目の前の魅惑迫力の光景に、その頼りない薄布をぐぐーっと、欲情した棒が押し上げていく。

 

「おやおやピネスくんどうしたんだい? そんなにソコを抑えて? なにかバイキンでも入ってしまって痛むのかな? んん~~??」

 

「いや……ち、ちがくて」

 

「ふふーん、そーかそーかぁちがうかー、ってそんなありふれた最高なラブコメ的なやり取りはどうでもいい! それぇ~~~♡」

 

「ぬわっ、なっ、ほっ、アッ!?」

 

 抗うも抗えず。股間、鼠蹊部付近の手指絡まるくだらない攻防の末に、ピネスくんの恥部を守っていた白い最後の防波堤は、校長の一気豪快な手捌きに剥ぎ取られてしまった。

 

 そしてタオルを突き破らんとするぐらいに主張していた正体が今、あらわになる────。それは天に向かい逆立ち、元気らしい。びくびくとひとりでに脈打ち頷き、とても元気らしい。

 

 立派にかっこよく、目の前の良い雌を見て媚びようとする、ピネスがいきり勃たせたモノであった。

 

 眼帯、プラチナ髪のポニーテール、濡れた白Tシャツごしの黄金ビキニ、それらを纏った属性過多な巨乳美女。

 

 彼女は聳り立つ男子生徒の立派な雄アピールを見て、ニヤニヤとまた笑みを浮かべた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こっ、この体勢は?」

 

「白々しいなーピネスくぅん、これをこうしてこうしてぇー」

 

 誘われるままに誘われた、仰向けのバスマットの上。

 

 濡れた白シャツの中にひんやりと突起物は収納されつつ。中におさまったピネスの肉棒に、両サイドから寄せられた柔らかい乳肉がより密着感を得る。

 

「まっ、ましゃ──♡♡♡」

 

「そーだキミのリクエストの、こーちょーせんせーの側転指導なのだぁー♡」

 

「どこがそくてっ──♡♡♡」

 

 言われるがままにしていたらいつの間にか、不黒校長の乳のあいだに捕えられていた、ピネスの肉棒。

 

 成った陥った状況に、さっそく校長は笑いながら始動し指導する。白Tシャツごしの黄金ビキニの中にある、劣情する生徒の熱い棒をもみくちゃにしていく。

 

 もうそれだけで、男子生徒の快感指数はぐんぐんとバグったように上がっていく。大きなおっぱいにみっちりと余裕で擦られていき、ピネスは息も忘れるほどに大きな快楽の塊に圧されていく。

 

 やがて、滑りのいいように足された風呂場のボディーソープが泡立ちはじめ、ずりずり──アワアワと──

 

 白Tシャツ、装備した黄金ビキニごしの校長おっぱいは、攻撃力破壊力を擦れば擦るほど、泡立つほどに、バフされ増していく。

 

「ふぅーちゃんこーちょーのおっぱいに挟まれながらぁ♡側転のれんしゅーをしましょうねぇー、ピネスくぅん♡」

 

「あふぅっ、あにゃっ、ぬきゃっマッ♡♡♡」

 

「それゆけっ、【ふぅーちゃんとるねーどっ】♡♡♡」

 

「あがっぁぁー♡♡♡♡」

 

 

 交互に激しくずりずりと泡立つ豊かな乳肉に、ピネスの剥き出しの弱点部位を巻き込んでいく。炸裂した校長の大技【ふぅーちゃんとるねーどっ】に、一介の男子校生が抗う術は微塵もなく、彼の我慢の回路が粉々に柔らかく擦り潰され、砕ける。

 

 浦木ピネスはそのやわらかすぎる突風に巻き込まれ、ついに射精した。

 

 白Tシャツを突き破らんばかりに腰を突き出す勢いで、射精。暴れる肉棒は、泡立つおっぱいの天国にしっかりと取り押さえられて、決壊した鈴口から、新鮮で熱いザーメンを大きな密着感と泡泡感の快楽の只中に、吐き出す。

 

 柔らかすぎる大快楽のはざまに抱かれ、好き勝手にナカへと精を放出する。巻き込まれ揉み込まれる色々が、乳白色に一緒くたに混じり合い肉肌がべっとりと染まる。

 

 とじられていた密着感はやがて失せ、放出した快楽の後に途方もない満足感を帯びる。吐き切りすっかり脱力した体と、泡泡とよごれた成果だけが残る。

 

「おおっ、おぉーー…♡♡これはこれは…ピネスくぅん?♡」

 

「あがっ……ぁっ……」

 

 明らかに快楽ダメージのオーバーキル。側転と称したただの泡まみれのパイズリ性交によって、もたらされた天にも昇る快感を天に向けて撃ち放つ。乳の中に濃い精液をびゅるびゅくと漏らしたピネスの思考回路は現在、絶賛ぶっ壊れ、ただ息を継いでかろうじて意識が風呂場の其処にあるだけ。

 

 大の字に尽きて横たわる裸体の生徒を、校長は笑い眺めながら────眼帯の裏側の、妖しいその瞳を興奮に疼かせた。

 

 

 

 

▼

▽

 

 

 

 

 汗を流し、色々と水に流し、さっぱりひと流し──リセット。

 

 再びバスチェアーの低みに腰掛けるピネスは現在、景気よく先生の手で髪にシャンプーをしてもらっていた。

 

(シャンプーなんて久々だ。そういやずっと濡れタオル的なもので済ませていたものだしな)

 

 泡立つ鏡越しに、久々のシャンプーに目を閉じて受け入れる生徒がいる。その気持ちよさそうな無防備で愛らしい表情に、くすりと微笑った校長は、生徒のべたつく黒髪をやさしく泡立たせながら口をひらく。

 

「濡れ透け白T黄金マイクロビキニポニーテール……【ぬれマポ】は、ブク校の男子たちの願いを込めたものだったんだ」

 

「(てかこの学校って風呂とかあっ)え────?」

 

 今、さらりと耳に伝った。言っていることの半分も分からず、思わずピネスは気持ちよさそうに閉じていたその目を開けた。

 

「それが成された今……彼らもきっとこの泡泡のひとつひとつのように……きもちよく、気分よく、成仏できているだろうな」

 

 背の校長は頭を慣れたようにシャンプーしながら、なおもしんみりとした口調でつづけている。話されたのは突飛もないことだが、思い当たる節は何故かあったので、ただピネスはまた目を閉じてみた。

 

「あぁそういう……男の願いが……いろいろ合体したんですね……アレって……」

 

「さて、しんみりはもういいだろうっ! 気を取り直して」

 

「しんみりにしちゃ……な、ワードだったんすけど(なんか切り替え早いな……)」

 

「まぁまぁ──ところでピネスくんキミは……ダンジョンから生き帰るだけではなく私の課したミッションをひとつ同時にクリアしていたようだな、それッ、ざっばーーーー!!!」

 

 風呂桶に掬われた風呂の水は、ざばんと────泡立つ頭のてっぺんから景気良く浴びせられた。

 

「つめっーーーーーーーーー!!!!」

 

 鏡越しには、はしゃぎ笑い合う、まぶしいぬれマポ姿の校長と、冷たい悪戯を浴び振り返る、曇りのない生徒の姿が────

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