※この作品はR-18です。

異能幸運レアドロップでイキ抜く♡ピネスと校長の不気味なダンジョン冒険記Re:   作:山下敬雄

5 / 60
4 ソエジマ

⬜︎クリティカルレポート④

世にも稀なクリティカル現象を引き起こすためのかんがえうる必要最低条件:

陰気(滅のチカラ)が相手の気を上回る。

or陽気(生のチカラ)が相手の気を上回る。

攻撃をぶつけた相手の陽気陰気を利用吸収し、内在する気に変化を加えるとなおよい。

 

さらにクリティカル発生時の威力を高めるには:

装備付きのop効果を余すことなく使えるようになる鍛錬された己の器が必要である。なおこれを本来のチカラを引き出した浦木幸ならば、一時的自在にop効果内容を変更変換することができると思われる、よっ。(スベテの効果を破壊力に特化させる、回復や防御に特化させるなど)

 

さらなる上級技術クリティカル技(相手を内側から破壊する陰術または陽術の一種):

を発動するにも陰気か陽気の必要量を満たしかつこれを適切にコントロールし技のカタチにする必要がある。おそらく気を勢いよく爆ぜさせる技【バーンファイア】は、その赤い剣に刻まれていた常人には発動すら難しい、あたしのいう強力な古代陽術のひとつだね、きみをそのこがアシストしてくれたみたいだ、よっ。

 

まとめると当たり前だけど、クリティカルにもレベルとグラデーションがあると考えられるねー。そしてどちらにせよノッてきたときの例外は無視するものとして、基本的に共通するのは、斬るぶつける等して気でつながる相手があってのもの。一方だけではあまり成り立たない現象だ、よっ。陽気と陰気……きみが持つその圧倒的な陽気を極め、うまくコントロールすれば、名前負けしない幸運なイチゲキは必ず訪れると思う、よっ。

陽気と陰気のレベル、縦波と横波のながれる気の波長を見極めて、己と相手の巡り合わせで出やすい出にくい……そんな迷えるすごい技といったところかな? なっ?

 

クリティカル。

そうそう、ゲームなどでは出るかどうかは基本的に運であり、出れば通常よりも威力の跳ね上がる致命的ダメージを相手に与えるありふれたシステム……

 

 

じゃー現実では?

 

 

それを運と呼ぶかどうかは人によるだろうけど……あたしは呼ばないとおもう、よっ!(プロだから)

そこには己と相手の陰気、陽気の具合が必ず関わるのだからっ! 運というよりはそう……全力で隙をつくここぞかな? これもちがうか? あははははは

 

だからクリティカル、それって出せたら夢幻流……最高にクール!!! よっ!

 

 

○きみの戦闘術デザインアドバイザー

○不黒高校用務員 池原叉鬼

 

viewtubeやってます↓

pppps://www.viewtube.pom/@鬼叉ちゃんねる

⬜︎

 

 

 

 

 

(背に抱きつかれている。おっぱいがすごい。おっぱいがすごいでっでっ……おっぱいじゃない。そうだ。────勝ったんだ)

 

 浦木幸は、すぐ近くに見えたその人に語りかけた。

 

「とりあえずアレ、注文どおりのクリティカルってことでいいですか?」

 

「あぁ、紛れもないクリティカルだろう! キミのただひとりの校長先生である私が認めよう、公式公認だ!」

 

「はは……それはまさに俺の公式……っすね」

 

 大きな大人がプラチナ髪と臙脂のマントをなびかせ真っ直ぐに駆けた。生徒の背に飛びつき抱きつきながら、興奮冷めやらぬ様子で不黒文校長先生は語らう。

 

 GBシャーマンナイトを屠った爆するイチゲキは、今背の者に認められた公式公認のクリティカル現象。これ以上ない威力を発揮しボスを倒した。

 

 敵を討った緋色のショートソードはやがて地に突き刺さる。運命のバトルを共にした生徒と校長2人は、共にその一振りの太陽を見つめる。不黒ダンジョン20Fの大部屋を制圧した完全勝利の光景がそこにあり────

 

 

 

 

▼

▽

 

 

 

 

 お疲れの緋色の剣を焦げた地から引き抜いた。完全勝利の光景にはもうひとつ────キラキラと輝く金色の宝箱が、ボスを滅したそこにあった。

 

「これってぇ」

 

「あぁキミの異能のひとつだろう? Luck値の高すぎるピネスくん」

 

「へぇー、じゃー」

 

「待て待て、せっかくだ。キミの校長先生と一緒にせーので開けようじゃないか」

 

「あぁーいいっすね、それ。じゃー」

 

「「せーのっ、お宝オープン!!!」」

 

 金色に秘められしお宝を、目をキラキラと輝かせ共に、せーので開ける。

 

「「おぉーぉおおお? おおーー、おおーーーーー!!!」」

 

 2人して唸るような、すごい逸品珍品を、開かれた金色の箱の期待感のナカから手に入れたようだ。

 

⬜︎タコイカ学習帳

雷撃の轟くGBショートソード★★★★★★★★★

クリティカル時【ゴブリンサンダー】(発動待機可)

クリティカル時スピード 中

勇気+4

雷+5

雷耐性+2

 

ゴブリンのゴブリンのGBセーター★★★★★★★★★★★

【ゴブリンシャドウ】を使役できる

魔法威力 中

魔法耐性 中

使役+2

伸縮+3

⬜︎

 

 

 

▼

▽

 

 

 

 20F出現の予想された区切りのボスモンスターを撃破し、さらに満足のいくお宝を手に入れた。戦果は最高の上々、落ち着いてきた喜びの表情で後は帰るだけ。

 

 この大部屋に勝利し生き残り存在するピネスと校長の2人はそんな雰囲気になっていたが、

 

「ところでなんすけど」

 

「あぁ、そういえば私の召喚獣を出しっぱなしだったなー」

 

「あのぉー……校長?」

 

 4人整列し並ぶ、これはいったい何なのか。おっぱいよりも、お宝よりも、この血色の悪い人型のいきものはなんなのか、ピネスは問わずにいられない。

 

「ぬれ……ぬれっ」

 

「お……おご……」

 

「ぱ……ぱい……」

 

「ぽっ……ぽっ……」

 

 一列に並び立つナニかは、目を明後日を向いたり、ぐるりと瞳を回しながら、何か不気味な声を発している。

 

「これぇ……なんか言ってないすか?」

 

「んーー? そうか? ははは、──これはこれでぇ…………かわいいものだろう?」

 

 不黒文が使役する4人、中川、細川、三河、副島。訝しみ見る浦木幸と、表情引き攣りながらもおどける校長先生の顔。

 

 豊かなプラチナ髪をさらさらと手に靡かせてニヤついてみせても、隣の男子生徒から刺さるジトっとした眼差しが、まるでクリティカルヒットし痛い。

 

 不黒文、彼女は青春の思い出品である悪魔の片眼を持ち、なんの因果か異能【ネクロマンシー】に目覚めた世にもスペシャルな校長先生。

 

 じわり滲み出たひとすじの汗を、彼女は額から垂れ流す。それが校長先生としての威厳なのだろうか。

 

 もはや、隣の男子生徒にこれ以上おどけ続けるのも、はぐらかし続けるのも、限界で不誠実である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 これ以上生徒にそのジト目で見られつづけるのは精神的にきついものだ。ようやく観念した不黒文は、特別措置として、ピネスに召喚した彼らと思うように接触することを許した。

 

 立ち並ぶゾンビ肌の若者たちがいる。校長がその異能で使役する4人の中のひとり、これまでダンジョンを共にした赤い表紙の薄い本、その本の本当の持ち主が、突然──広げてみせた。

 

 宙に浮かぶ白紙のページに男子ふたりの語りたい思いが、今語られていく。

 

⬜︎タコイカ学習帳

ごめん俺ずっとお前のこと卓球部のフクジマだと思ってた……

 

気にするな浦木幸(うらきぴねす)、ソエなんて読ませる方がおかしな日本語なんだから。そうなるとは想像連想できない例外の珍しい読みは、偉ぶらず世のためになるべくなくしっていった方がいいだろう。まぁソエジマは比較的メジャーではある、全国に10000人はいる姓だがな。ちなみに幸→ハピネス→ぴねす、お前の名前は一般人が想像連想できる読みの範囲だから世間はなしと言っても、個人的にはシンプルにまとまっていてアリだ。最近ではキラキラネームなどと揶揄されることもあるが、実は大昔からキラキラネームなるものはある、俺の調べた限り明治時代から多く存在しており昔の方が家庭裁判所へのキラキ────

 

あぁ、それもそうだな卓球部のソエジマ

 

ちなみに卓球部じゃないんだ。ただの書記の帰宅部だ、名前よりそっちをたのむ浦木幸。

 

あぁ完全にわかった書記のソエジマ! そういやこのタコイカ学習帳は? ずっと副島しか情報提供者がいなかったんだが

 

それは俺の発現した異能その名も【書記】だ。提供した情報が未熟でしょぼかったのは、まだ異能のコントロールに慣れてはいなかったからだ。今はこうして自由自在だがな。

常々思っていた書くという長らく付き合うことになる行為を、喋ることや思うことで完全代用できたらいいのにと。

鉛筆を手に取り書くという段階をスキップする、そうすれば学生たちの仕事の9割である勉学授業ノートを取るという作業効率や意欲が著しく上がるものだと思わないか。

あと中川、細川、三河は直接話を聞いたところ、ダンジョンにて発現した異能が思ったようにふるわず逆に裏目に出たようだ。

どうも練度の足りない異能の扱いには、気をつけた方がいいらしいぞ。中川なんかは異能【浮遊】でぷかぷか中途半端に浮いて、不恰好に身動きが取れなくなってしまったところを滅多刺しに────

 

え、やっぱりあいつらゴブリンにやられちゃったのかよ!

って異能がふるわず中川がぷかぷかってぇ……まぁ、ゴブリンは全然油断できる強さじゃなかったし、そりゃ気の毒なやられ方だな……俺も気をつけよう。(ちょっと見てみたい)

でっででで、ソエジマの異能がこのダンジョンについて来てくれたタコイカ学習帳? へぇーなるほど、それで情報があんなふわふわな感じだったのか。

たしかにこうして念じて書ける……しかも筆談ってのか? できるのは便利だなー、でもスマホで音声なんたらとかあるじゃん、アレつかったら

 

音声認識自動入力か? あれはラグもあり正確さにかける、あと人前で声のボリュームを上げるとなると恥ずかしい女子もいるだろう。使える時と場所も限定されるだろう。それにまだ万人の声の訛りなどを正しく読み取れないものだ。

あと致命的な欠点がひとつあるぞ。固有名詞をなかなか認識しないので、かえって手で記述するよりも遅くなるというヤツだ。

固有名詞を登録するカスタムできるものもあるが、ソレも敷居が高く面倒なものであり融通のきかない代物だった。あぁ、だから音声認識率100%を目指すのが音声認識の界隈における一大目標らしい。

それでだ、話はもどるが書記である俺はあくまで学生たちが普段幾度もするノートに書くという日常行為を、声や念で代用し学生生活がより円滑でスマートになることを密かに願っていた。

どこかの発明家のような不自由をちょっと便利にしてみたいというただそれだけのささやかな願いであったんだろう。

しかし思ったよりもこの異能書記の能力は、幅広い意味と解釈で今は使えたものだからおもしろい。さっきのような戦闘ログをリアルタイムで自動記述できるのは、雑記俯瞰モードといいまさに神の

 

ソエジマ、ソレ、もしかして長いぃ?(あと30行ぐらいいきそうな勢いだぞ)

 

すまない浦木、(丁度あと30行ぐらいを予定していた、フッ)そうだな枝葉であるそんな事よりもお前に伝えたいことがあった。

 

俺に?

 

あぁ……まずはじめに不黒文校長先生の色香にノセられて、ダンジョンに挑み敗れた俺たちブク高の男子生徒4人は、実は死んでいるが死んでいない。

サンカワ衆の中川、細川、三河も、俺も、詳しくは言えないがその魂と写し身を安全な場所にストックされている。こちらはこちらで毎日珍しい書物を読ませてもらったり、地上にはない見聞を広めよろしく優雅にやっている。

 

?? なに? どゆこと? 今タコイカで喋ってるのは? え???

 

それは不黒文校長の操る俺の、俺たちの抜け殻であり記憶だ。思い入れのある抜け殻を通じて、浦木、お前に俺副島は今遠隔から異能書記の能力を用いて語りかけている。(何か一時的に魔力パスがひらき繋がったのかもしれないな?)

ほら、そういう意味では似た有名なミイラを知っているか。アレは死者の面影をなんらかの形で現世にとどめ人々が彼を偲ぶ意味もあるが、実はある地方では権力者の魂の未来帰還のために、肉体を腐らせず取りおいておく意味もある。そうだ、それと日本にもミイラがあるのをしっ

 

なんかわかんねーけど、おっ、おぅ? ミイラか、それなら分かりそう?

 

そうだ。ここまではいいか? 次に、だから不黒文校長の事はあまり責めないでやってくれ。おそらくスペシャルな異能に目覚めた校長はこう考えた。

↓

①くみしやすい俺たち男子生徒をダンジョンへ挑むよう甘言とそのミステリアスな魅惑で誘い、自分の異能【死体操作】これを仮に【ネクロマンシー】とする、を強化するための生贄(駒)とした。

 

②死んだ俺たちが特例でたとえば何人かまで安全な場に避難できる術があることを事前に知っていた。

もしくは、やんごとなき人智を超えた存在となにか契約の類をしていたので躊躇がなかった。詳しくは言えないが、俺たち4人はそこで悪くない待遇にある。

 

③一般的、共通認識としてネクロマンシーの能力は死者を操るor復活させる強力なモノが多い闇の能力。そして操れるのは死者の体だけではない。

そう俺たちがそれぞれ持つ【異能】を自分に集中し集めることで、ダンジョン攻略の最適解を導き出そうとしていた。(死者は恐れのない兵士という。ゴブリンやミノタウルスにやられた男子生徒4人より、使いやすい戦力になるのは明らかだ)

 

④不黒高等学校の最高責任者、校長である自分が生徒たちを危険なダンジョンに挑ませるわけにはいかない=ネクロマンシーを用いて自分だけでダンジョンを攻略し、生きていくために不可欠な食料や水を手に入れる。

そしてゆくゆくは、この断片的な世界からの脱出の手がかりをダンジョン内で見つけ、生徒たち、用務員含め全員で、ここを脱出する。(男子生徒4人の復活の手がかりにも何かあたりをつけている? おそらく特殊な異能【ネクロマンシー】が鍵なんだろう)

 

⑤つまり、不黒文校長は生きている生徒をできるだけこの辛い閉鎖環境で苦しませたくはない。

だから俺やサンカワ衆に男子高生としてありったけの淫靡な希望と欲望をもたせ魔のダンジョンに挑ませた、そんなブク高のお茶目でクールな校長だ。

 

そーかなるほど……ってなるか!! いや待て待てソエジマ?? てか長文すぎて俺おまえの言ってることの半分のはんぶんも──

 

お前はあまりアレコレ無駄に考えるタイプではないが、──俺より強い。校長を、ブク高のみんな、緒方さんのことをたのんだ、浦木幸

 

え、えぇ……わぁ…わかったソエジマ。(緒方さん?)

 

フッ。そういえば初めて話したな。俺はお前とまた学校で、今度は筆談ではなく机を合わせて話せる時がくればいいと今は願う。

それとこれからのお前の快進撃、冒険のログを、こっそり覗くのは──少しこちら側の楽しみになっているぞ。

 

 

《俺とお前のひみつの筆談(ちなみに浦木は全国におよそ1200人、副島よりもマイナーだ)》

 

元2-A 副島剣太(そえじまけんた)

⬜︎

 

 

 念じたふたりの書き文字のやり取りは、ミエナイ消しゴムに消されたように削り失せ、

 

 ページが『ぱららら』と音を立てる。突風に吹かれたように勢いよく捲られていく。宙に浮かんでいた赤い表紙は、ひとりでに閉じられた。

 

 血色の悪い副島が目の前のそこに変わらずいて、それは副島であって副島ではない抜け殻。

 

 言いたいことを記し告げて、ホンモノの副島がその安全などこかの星へと帰っていったのが、なんとなく浦木幸には分かった。

 

 

 ノートの上の、不思議なふれあいの時間は終わり──

 

 ダンジョン大部屋の隅っこから、とぼとぼと、寂しげな足音を立てながら、その話題の人物は近づいてきた。

 

「その…なんだぁピネスくん、キミのぉ、後ろに今い──」

 

「フクジマじゃなくてソエジマだったんすよねぇ……あいつの名前、はははは、それが一万人で……俺って1200人ぽっちかよ。え、今こーちょー何か言いました?」

 

 副島の抜け殻を見つめていたピネスは、少し笑った様子で振り返る。予想とは違った生徒の反応を見て、驚き顔をつくった校長は遅れて頭をかきながらごまかした。

 

「いやっ、なんでもないが……そのぉーピネスくん的には、現在ぃぃ、いま~、私のことをぉ、一体全体どう思っているのかな~~なんて? 気になっちゃったりぃ……?」

 

「えどう思っているって? あぁっ、たしか…………ただひとりの校長先生ですよね? 俺の」

 

 すこし間を置き、顎に手をやり考えて出てきた生徒の言葉は、誰かがその生徒に送った言葉。

 

 送り返された──校長は、トツゼンのそよ風に吹かれたように、心をきゅんと撫でられた感覚に陥り、口をぽっかりと開けたまま固まった。

 

「な、なるほどぉーー。そ、それはぁーー私がぁ……言ったなぁーーはっは!!! そうだそうだとも、キミのただひとりの校長先生とは、私不黒文、人呼んでブクロのふぅーちゃんのことだぁー!!! ところでキミは今怒ってないかピネスくん? ほらなにぶん刺激的な異能をつかうものだろ私、校長は」

 

「え怒るもなにも、俺ぇ……何度か目を凝らして脳を回転させて頑張ったんすけどぉ……こいつらの顔と名前未だしっくり一致しないんすよねぇ……。むしろ死んでから、ちょっとした友達になったようで? それってありっすかね」

 

「ぴ、ピネスくんキミはぁ……それはまた刺激的な友達かな? んっんっ、ごほん! ──そのメガネのスマートくんは副島、なかなか仕事のできるかつユーモアもある私のブク高における模範的ないいやつで。で、授業中後ろ向いて喋り顔のこれが中川、柴犬みたいな目をしたのが細川、余ったのが三河、ちがったこっちが細川でこっちが中川か? ふはははははとにかくサンカワ衆のモテないお馬鹿男子どもで────」

 

 4人の死者たち、男子生徒たちを得意げに紹介する不黒文校長。傍から見ればそれは狂気の類。

 

 しかし浦木幸はそんな校長を見て笑う。

 

 やはりブク高のスペシャルな校長、まだまだ理解は及ばないが、とりあえず楽しそうな雰囲気に彼は彼女と一緒に笑っていた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。