※この作品はR-18です。

IS学園抱き着き腰ヘコ種付け部   作:松谷 アキラ

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オリジナルヒロイン&オリジナルISのお披露目回です。



クラス代表決めと一夏の出会い

 

「あいたたたた……箒のやつ、こっちは久々だってのに、初っ端から本気で打ってくるんだもんなぁ」

 

 

 急遽入学することになったIS学園、右も左も女子だらけで大変だぜ……幼馴染の箒に、俺以外で唯一の男性操縦者のアキラのくらいしか癒しとなる人間がいない。あと千冬姉

 

 

「セシリアにアキラとのISバトルに向けて箒と剣道の特訓こそしてるが……ISバトルなのに身体だけ鍛えてもな。だが今から機体を借りる時間もないし、図書館で少しでも勉強しないと……」

 

 

 箒と鈍った身体を鍛えなおすための剣道も終わり、すっかり夕暮れになった時間帯にオレこと織斑一夏は図書館まで足を運んでいた。

 

 

「遅い時間までやってるみたで助かるぜ……あのーすみません、ISの機体とか動かし方について書かれてる本ってどこですかね?」

 

 

 図書委員であろう少女に声をかける。目元が髪で少し隠れているが……

 

 

「はい!ISの機体についてですと……こちらです!」

 

 

 本を抱えてるせいかその胸がより強調される。山田先生くらいはあるだろうか?いや学園の服では谷間も見えないし脱いだらもっと……

 

 

「? どうかしましたか?」

 

「あ、あぁごめん。ちょっと考え事をしてて」

 

「もしかしてあのセシリアさんとの決闘のことですか?一年の間ではその話題で持ち切りですからね~」

 

 

 すっかり話が広まっているのか目の前の少女にもバレているようだ。

 

 

「えっと……名前を聞いても?」

 

「はい!私は一年生のマリア・カマラって言います!ブラジルの代表候補生もやってまして……まぁセシリアさんほどの実力はありませんが」

 

 

 どうやらこの少女、マリア・カマラちゃんも代表候補生のようだ。しかも図書委員ならISへの知識も深そうだし……そうだ!

 

 

「よかったらなんだけど……一週間後にセシリアとの決闘があるんだ。よければセシリアの機体の情報とか、ISについて教えてもらえないかな?」

 

「私でいいんですか?確か織斑君と同じクラスにはあの束博士の妹さんもいるとか……」

 

「い、いやぁ。箒には剣道の方を教えてもらってるからな。ずっと付きっきりで教えてもらうのも悪いし、カマラさんさえよければなんだけど……」

 

「勿論いいですよ!私地元ではシスターやってたくらいなので人の悩みを聞いたり、導いたりするのが得意なんです!この学園に来て周りが女子だらけで不安でしょうし、私が力になりますよ!」

 

「それはありがたい!ぜひこれからよろしく頼む!」

 

 

 これでセシリアにも負けないくらいまずは知識を付けてやる!アキラも頑張って特訓してんだろうな……負けてられないぜ!

 

 

 

 

 

 

 

「ほらほら~♡ あーくんったらそんなんじゃせっしーには勝てないぞ~?♡」

 

「お、おっぱいビット攻撃~……♡ や、やっぱり恥ずかしいよお姉ちゃん!♡」

 

「練習は実戦のように、実戦は練習のようによ簪ちゃん♡ アキラくんにはこうやってエッチなことに交えて教えるのが一番なんだから♡」

 

「しっかり機体に乗っての特訓もしてるしね~♡ これはご褒美特訓だよあーくん♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてあっという間に代表決めの日になったんだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、アキラ……そろそろ時間だけど準備はいい?」

 

「応援に来たよ~あーくん♡」

 

「うん、この一週間簪さんにのほほんさん、楯無さんたちとの特訓のおかげもあって準備は万全だよ!」

 

 

 右手の中指にはめた指輪……僕専用のIS"マグマスタイル"が収められてる指輪に触れる。この一週間で身体に馴らした相棒だ!

 

 

「特訓っていってもおっぱい吸ってただけだけどね~♡」

 

「特訓のこと戦ってる時に思い出したらおっきくなっちゃうかも……なーんてね」

 

「だ、だったら最初から大きいままなら気にならない、ハズ……だからここで吸っていけばいい♡」

 

 

 簪さんが上の学生服だけをはだけさせて……おっぱいが露わになる。

 

 

「だ、大丈夫。さっきカメラは無効化しておいたから気にせず吸って……♡」

 

「そ、それじゃあ遠慮なく……」「大胆だね~♡」

 

 

 薄暗い発射口の中でちゅぱちゅぱと吸ってエネルギー補給……これで準備万端だ!

 

 

「それじゃあ……いってくるね!」

 

「うん、いってらっしゃい」「あーくんなら勝てるよ~♡」

 

 

 マグマスタイルを展開、装備!真っ赤に燃え滾るマグマのようなこの機体は攻守共に優れた最強の機体……って楯無さんが言ってた。頑張るぞ!まずはセシリアさんとの戦いだ!

 

 

「現れましたわねアキラさん……可愛らしいお顔とは裏腹に真っ赤で情熱的な機体ですこと」

 

「マグマをイメージてるんだ。カッコいい機体でしょ?セシリアさんのブルーティアーズも綺麗」

 

「ふふっ これから戦うと言うのに相手を褒める余裕もありますとは……ですが、手加減はいたしませんことよ?」

 

「勿論、こっちだって一週間頑張って来たからね!勝たせてもらうよ!」

 

 

 セシリアさんは距離を取ってビットや射撃で戦うタイプ……まずは一気に近づいて!

 

 

「当然近づかせないように戦いましてよ!」

 

 

 直線距離でとにかく早く突進を仕掛けて……ドゴンッ!と銃弾が――

 

 

「あ、当たらない? バリアの耐久も減ってないってことは何か特殊な装甲を?」

 

 

 当たる寸前、展開されたマグマに溶かされる。どんな攻撃だろうと一千度を超える高温に当たれば溶けちゃうんだから!

 

 

「そして勿論マグマは防御だけじゃなく……攻撃にも!"マグマウィップ"!」

 

 

 マグマスタイルには基本的な装備は積まれていない代わりに、大量のマグマ・ナノマシンが積まれている。装備スロットに気を配らなくていいからナノマシンの数は凄いんだからね!右手からムチのようにしならせたマグマで攻撃!

 

 

「くっ、まさか銃弾を真っ向から受けても瞬き一つしませんとは……!相当な訓練を積んだようですわね!それにブルーティアーズの左肩の装甲が当たっただけでみるみるとけていきますわ……!」

 

「僕のマグマスタイルの前には防御は意味ないよ!」

 

「ですがブルーティアーズにはまだビットという最強の兵装がありまして!」

 

 

 セシリアさんがお得意のビット攻撃に移ろうとするけど……弱点は既に把握済みです!

 

 

「ビットを動かす瞬間は意識を集中しないていけないんでしょ?セシリアさんの動画いっぱい見たから知ってるよ……ほらっ!」

 

「出したそばから撃ち落とすだなんてヒドイまねを……!」

 

 

 ビット攻撃に移られてからは逆にセシリアさんの動きは止まっちゃう。同時に複数のビットも相手しているようにみえて実際には一対一を繰り返してるだけ……それに僕のマグマ装甲はそんな単調な射撃じゃ貫けないよ!

 

 

「マグマを球体のようにして自らを包んだ?しかしそれでは周りが見えなくて私に当てることも困難でしてよ!」

 

「マグマタックル……だけどそれだけじゃないよ!」

 

 

 真っ赤な球体になって直線的な突進を繰り返しても当たらない。それならどうするか……!

 

 

「――? 円を描くように回って…しかもそれが段々と小さく」

 

「攻撃が当たっても効果の無い僕とこれ以上戦う?セシリアさんならもう分かってるんじゃない?」

 

「……確かに、今の私ではアキラさんのマグマを突破できませんわね。最初の段階で背後から打ち抜くのが勝ち筋でしたのね」

 

「正解っ!このままマグマに包まれて装甲が全部溶けちゃうのと棄権するのどっちがいい?いずれ円が小さくなって飲み込まれるよ!」

 

「悔しいかぎりですが、ここは棄権させていただきますわ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁカマラさん、もしかしてなんだけど」

 

「刀一本では勝ち目がありませんね。あんな大量のマグマ・ナノマシンを積んでいるとは……生徒会長の機体はアクア・ナノマシンによる攻防共に隙の無い機体ですがそれに似ています」

 

 

 セシリアとアキラの戦闘中にカマラさんと一緒にさっきとどいたばかりの俺の機体を確認していたんだけど……まさかの基本武装が刀一本だけ

 

 

「ですが刀の特殊効果である零落白夜でしたらナノマシンを貫けるかも」

 

「でもあのマグマって身体を包むだけじゃなくてロープみたいに伸ばしたり、絶対飛ばしたりもできるよな。全部防いでエネルギー消費の激しい零落白夜を当てるのは……」

 

「――戻ってきたらこのシスター・マリアが癒しの膝枕をしてあげましょう」

 

「行ってくるぜ!!!」

 

 

「い、一夏……わ、私もいるん、だが…」

 

 

 たとえ勝ち目が無くても勝ってみせるさ!アキラに負けたとしてもセシリアには勝ってやる!さっきのバトルで弱点は把握した!

 

 

「やけに元気だね一夏くん?」

 

「男なら頑張らなくちゃいけない時があるのさ……分かるだろアキラ」

 

「なんとなくね。それじゃギャラリーのみんなも待ってるしさっさと始めようか!」

 

「おうとも!――零落白夜!」

 

「刀でマグマが切れるとでも!それに……こういう使い方だって!"マグマウォール"!」

 

 

 零落白夜ならナノマシンである限り絶対切れる!マグマの壁が怖くても突っ込むんだ!

 

 

「よっしゃあ切れ……あっつ!」

 

「斬っても残ったマグマが降りかかるに決まってるじゃんか。全部細切れにするまで切るならまだしも……今の壁程度だったら100発は撃てるよ!」

 

「だったら百発全部細切れにしてやるよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 ――勢いよく啖呵を切ったはいいものの、マグマの物量に押し切られてしまって負けてしまった……

 

 

 

 

 

 

 

 

「だぁー!負けた負けた、完敗だ……」

 

「そ、そう落ち込むな一夏!相手は代表候補生に大量のナノマシンを積んでたんだ、届いたばかりのISで勝つのはだな……」

 

「それでも負けは負けだ。アキラが二勝、セシリアが一勝一敗、オレが二敗でアキラがクラス代表か……」

 

 

 IS勝負も終わり時刻は夕方、箒と一緒に寮まで帰ってるんだが……敗者の足取りは重いぜ。結局アキラにはマグマの物量を捌けずエネルギー切れ、セシリアには零落白夜のことも当然バレていて警戒されまくりの遠距離射撃で近づけず……

 

 

「そのだな一夏……こ、今度からはISの訓練も必要だと思うのだが」

 

「それもそうだな。白式も届いたことだしこれからはバンバンやれるぜ!」

 

「一夏さえよければなんだが、この私が放課後特訓してやろうか?」

 

 

 隣にいる箒が得意げに胸を張りながらそう言ってくるが……

 

 

「ごめん箒!実は放課後は図書館で勉強をと思っててな……」

 

「そ、そうか。それなら私も一緒に」

 

「あーっと、その……俺は勉強は一人でやりたい派かなぁなんて」

 

 

 代表決めの戦いまでの一週間、オレは図書館でカマラさんと毎日勉強会をしていたんだが……とてつもなく優しい人だった。この時代でもオレのことを下に見たりはしてこない人だし、教え方も分かりやすい、ちょっとデリカシーの無いことをポロっと言っちゃっても「メっ、ですよ?」って顔の前でバツを作るだけにしてくれる。まだ関係は浅いが、すっかり魅力的に見えちゃってな……

 

 

「今日も荷物を部屋に置いたら直ぐに図書館に行くよ」

 

「勉強熱心なのはいいが、あまり遅くまではいるなよ?」

 

「分かってるって。それじゃさっさと部屋に戻ろうぜ」

 

 

 放課後の図書館にはオレとカマラさん以外はこない。が、頑張ったし二人っきりの空間で膝枕してもらえるかな……

 

 

(もしかして試合前に話してたあの子と勉強だったりしないよな……い、いや一夏に限ってそれはない!昔から朴念仁だった一夏がこの幼馴染の私を差し置いて他の女となどありえん!どうせ本当に勉強心に火が付いただけだろう)

 

 

 

 

 

 

 

「アキラ、さん……♡ かっこよかったですわぁ……♡」

 

 

 

 

 

 

 

 試合後の汗を自室のシャワーで流しながら考える。脳裏に浮かぶのは最近出会ったばかりの少年のこと

 

 

「あの松谷アキラという少年、小さいながらもかなりのIS使いでしたわね……油断した私の負けですわ」

 

「聞いた話では記憶喪失で学園に来るまでの記憶も無いとか。頼れる人や身内もいないのに、本当に頑張っていますわね……」

 

 

 何故こんな気持ちになるのかしら……私と同じように孤独だから?それもあるかもしれません。オルコット家を守るために一人で奮闘している私と、記憶を無くしながらもくじけることはないアキラさん。似ているところはありますわね……

 

 

「ですがあのISの動かし方にはまだまだ粗削りなところがありまして!一週間で私を倒すまでになったのは認めますが、次戦ったら負けませんわ!」

 

 

 世界に二人の男性操縦者。一夏さんの方は姉があの織斑千冬ということもあり、後ろ盾もありますが、記憶喪失の彼には何もありません。

 

 

「ふふっ♪ここはお姉さんとして守ってあげないといけませんわね♪」

 

 

 これが保護欲、いや母性というものなのでしょうか……似た境遇の仲間どうし、お姉さんである私が助けてあげますからね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えへへ、僕今日は沢山頑張ったよ楯無さん♡」

 

「カマラさんの膝枕で明日からも頑張れるぜ……!」

 

「んっ♡ お"っ……!♡ こ、こんな汚い声はアキラさんには聞かせられませんわね……♡ も、もっとお上品にっ……!♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「織斑君、クラス代表就任おめでとー!」

 

「「「「「おめでとー!!」」」」」

 

「……どうして全敗のオレがクラス代表なんだ?」

 

 

 代表決めの試合から一夜明けた次の日の夜、何故かオレのクラス代表就任記念パーティーが開かれていた。中央にオレ、左には箒、右にはセシリアにその膝の上にちょこんとアキラが。お前らいつの間にそんなに仲良くなってたんだ……?

 

 

「それは私とアキラさんが辞退したからですわ!ね~アキラさん♪」

 

「うん、僕とセシリアさんのIS適正はAで尚且つ機体だって僕は早めに届いてた。一夏くんは試合直前だったし、その辺りも考えると一夏くんが最適かなって二人で話してて。それに僕は元々やるつもりも無かったし……年下の子がクラス代表になるより適任はいるから」

 

「……そう言って楽をしながら二人でイチャつきたいだけじゃないだろうな」

 

「そんなわけありませんわ!たとえ膝の上にアキラさんを座らせると私の豊満なモノが後頭部に当たったとして、それは単なる不可抗力でしてよ!」

 

 

 う、羨ましいなアキラのやつ……オレだってカマラさんにされたいぞ。まぁ昨日は柔らかい膝枕を堪能したからいいが。目線だけを動かしてカマラさんを探せば、ああいたいた。軽く手も振ってくれて可愛いな……

 

 

「一体どこを見ているのだ一夏?それに随分人気者じゃないか」

 

「オレだって人気になりたくてなったわけじゃないっつーの。本当はもっと平穏にだな……」

 

「はいはーい!それじゃ写真撮るよー!みんな寄って寄ってー!」

 

 

 こうして多少のイザコザはあれど、ケガもなくクラス代表決めは終わったのだった……

 

 





機体名:マグマスタイル
ベッドの上で楯無が色々と考えてくれた機体。機体からマグマや炎を生み出して相手を攻撃する。なによりこのマグマは特殊性でISの武装だけを蕩けさせることが可能。

待機状態:右手の中指にはめられている指輪の宝石部分。オレンジと赤のグラデーションがかかっている。



マリア・カマラ:スリーサイズ(90.59.78)
ブラジル代表の褐色娘。サッカーと読書が好きで信心深くシスターとしても活躍してる。一夏の悩みを聞いたりしてるうちに互いに……
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