※この作品はR-18です。

ボールペンを1万円で売る方法   作:悪魔ベリアル

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■10■

「だめだめーっ!!!」

「そんなの…、認めませんわーっ!!」

 

二人だけの領域に、金切り声をあげて柚葉が割り込む。

私が凪の肩に触れるより早く、彼女は机から凪を引きずり下ろした。

転びそうになりながらも、寸でのところで凪は踏みとどまり、邪魔をした柚葉へ向き直る。

じわじわと溢れ出していた、牡の性欲が高まっていた私は、

俯いて股間に湧き上がる本能を抑え込む。

柚葉の割り込みによって、私はすんでの所で理性を取り戻せた。

 

危ないところだった…。

 

香水の様な、化粧品の様な女性独特の香りが私の脳を狂わせ、

男を手玉にとる仕草やアクションは、さすがパパ2人と恋人2人を持っているだけはある…。

だが、女の武器で男を迷わせる…。

そんな、色仕掛けは…。

男を性欲で迷わせるやり方は、商売ではご法度だ…。

 

しかし…。

 

さすが、一流企業である下御領の令嬢。

そうした、仕事の流儀はよくご存じだ…。

これは、彼女に1本取られたと、私は感心し、同時に感嘆した。

私は股間に血流が集中するのを、なんとか理性で抑え込み。

必死で冷静を装いつつ、顔をあげた。

 

「そんな…、」

「彼女みたいな、一般女性の下着より」

「ワタクシの下着姿の方が、価値がありますわ…っ!!」

「こうなったら、身体で勝負ですわ…っ!!」

 

彼女はフリルで飾られたブラウスを大胆に脱ぎ、

ブラウスの前を開き、ピンクのブラジャーを露出させた。

パステルカラーの軽いピンク色のブラで、金糸の刺繍で咲き誇る花が散りばめられている。

更に自らタイトスカートの裾に両手をかけた。

一瞬、我に返ったのか、躊躇したのか、ピタリッと動作を停止する。

だが、彼女は、ままよとばかりにタイトスカートを自ら捲り上げた。

ブラジャーと合わせたピンクを基調とし、

白の挿し色と金の刺繍が施されたショーツが、私の視界に飛び込んで来た。

 

「どうかしら…っ!!」

「下着もブランド物ですし、ワタクシの身体だって」

「ジムで鍛えていますし、ワタクシ自身だって高級品ですわっ!!」

 

勝ち誇る様に声を張り上げ、自慢げに彼女はドヤ顔を見せる

その顔は火が噴き出しそうな位に真っ赤になっていた

 

どうして…、

どうしてこうなった…!?

 

いや…確かに、

柚葉は美人であるし、スタイルもスラリッと洗練されている。

男の私には、眼福ではあるし、これが芸能界のオーディションならば、

不思議は無い…かも??

しかし、ごく普通の就職面接で見せる姿ではない。

 

それを彼女へ告げるようと、声を出す寸前、

私と柚葉の間に凪が割り込む。

彼女は、柚葉に先を越され事に慌てた様子で、

両手で自らシャツを強引に剥き、淡いグリーンと黄色の入り混じった花柄のブラを見せつける。

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