※この作品はR-18です。

チョロイン美少女だらけな異能力者学園を陰で牛耳る精神支配洗脳催眠のやべーやつ。   作:Lucas≒Claus

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1. 朝の一幕 / 女教師の事務手コキ / 転入生

 きまって朝になると男子寮にある部屋までぼくをやさしく起こしに来る親切な美少女たちがいてなかでも彼女は、凍山(いてやま) 冰織(こおり)といって催眠でコマしたぼくの彼女(かきたれ)一号だ。

 一号なのでやっぱり技に長けている。

 まず冷気だ。

 特殊能力を使ってくる。

 部屋の外から扉をコンコンとノックしつつ、ひんやりなかを寒くする。

 常夏の島だというのにここは、精肉屋の食肉保管所みたいになる。

 さむい。

 とうとう極寒が毛布も貫通する。

 それでもぼくは、ベッドから出るのを嫌がる。

 

「遅刻、しちゃう、よ」

 

 すればいい。

 学校なんてぼくがひとり欠けてもどうせ回るのだしなぜ義務感に駆られるように登校し摩耗するまで自己を研磨しなければならぬのか。

 給料くれ。

 せめてベッドに潜りこんだ美少女にやさしく慰めてもらえるような役得がなければとうてい行こうなどとおもわない。

 登校反対。

 明日にはゲバ棒もって大人たちに訴えてやる。

 

 そんな思念が空気をとおって彼女に伝わった。

 

「……ン。わかった」

 

 部屋の扉が開かれる。

 寒暖差でびゅうと風が外に吹いて彼女の、うつくしい銀髪がはらりと舞う。

 ついでに制服のスカートも突風にはためく。

 パンツもみえる。

 青だ。

 レースの刺繡入りだ。

 股下5cmなんて、そんなものだ。

 われながら馬鹿げた校則だとおもう。

 

「じゃ、はいる、ね」

 

 もぞもぞと足元でなにかが這いまわる。

 這いあがってくる。

 やわらかい。

 ただしつめたい。

 爪先ですこしつついてみる。

 

「ひゃん」

 

 なんか可愛い声がした。

 ぷにぷにとしたものをつんつんと爪先で押す。

 

「……ン。ん。ひゃ、ん……んぅ♥」

 

 ちょっとずつ甘い声が混じってくる。

 どうやらいじくりまわしていたぷにぷには女の子の恥部らしい。

 ぼくはそれを足蹴にしていたぶっていた、というわけ。

 申し訳ないので止めてあげる。

 するとしばらくして、彼女がひょこりと毛布から顔を出す。

 

「……起きて。ねぼすけ」

 

 ぴったりと布団の下で密着した銀髪の美少女がゆさぶっていう。

 最高だ。

 ここが天国だ。

 ひやっこくてやわらかくってあたたかい。

 いい匂いだってする。

 ぼくは彼女をぎゅっと抱き寄せた。

 

「……」

 

 彼女が頬を赤くする。

 勃起してるのがバレたらしい。

 朝だから仕方ない。

 生理現象だ。

 

 わざとらしく固いモノをグイグイ押しつけてみる。

 反応は、おそるべきことにまんざらでもない。

 瞳にハートマークを浮かべる冰織。

 

「遅刻しちゃう、よ。……ほんとに」

 

 すればいい。

 ぼくは彼女の耳を甘噛みした。

 甲高い甘い声。

 

「ひぁ♥ ン、ぅ……♥ ……♥」

 

 なんかかけてほしい催眠ある。

 

「どんなのでも、いいの……?」

 

 いいよ。

 

「じゃ、ぁ。……とびきり淫乱に、なれるやつ……かけて……♥」

 

 わかった。

 

 

 

 †

 

 

 

 常夏の人工島にある国立尋常(じんじょう)学園はおおっぴらな隔離施設だ。

 最先端の監獄といってもよい。

 無人で稼働する設備、オートメーションで生産し配給される物資、事故発生時の二次被害防止のため本土から遠く離れた立地。

 手続きなしで離島するものには発砲が許可される。

 港を除いた外縁部は有刺鉄線と柵が張り巡らされ武装した看守がローテーションで昼夜問わず監視している。

 これで監獄といわずになんだ。

 

 生徒数は小中高大あわせて300と非常にすくない。

 とうぜんだ。

 入学は"異能"をもっていることが条件だから。

 国立先端異生物研究所を母体とするこの施設は、国内で出現した異能力者を社会から隔離し節度と分別ある研究を行うために存在する。

 むかしは度を越した人体実験なんかもあったのだがいまは、だいぶ穏やかであっても身体検査くらいだ。

 ほとんど人間ドック。

 なぜそんなふうに変化したかといえばドキュメンタリーで2時間ほどの尺が説明にかかるので割愛する。

 

「遅刻よ」

 

 フレックスです。

 

「当学にそんな制度はありません。繰り返すようなら生徒指導を行います。以後気をつけるように」

 

 はぁい。

 

「はいは一度よ」

 

 はい。

 あれ、いまぼく一回しかいってませんよね。

 

「席に座りなさい」

 

 あいかわらず担任の千鶴(ちづる)センセはチャーミングだ。

 ぼくはセンセの指示に従う。 

 女教師には抗えない。

 好きだし。

 男子学生はお色気のある女教師に相性不利なのだ。

 

 白いブラウスと黒いタイトスカートの泣き黒子美女を眺める、なんてこった股下5cm。

 馬鹿みたいな校則は教員さえも拘束する。

 このお澄まし面のドスケベがよ、といってやりたい。

 

 教員。

 千鶴センセ。

 彼女は5教科7科目の授業にくわえて尋常学園と本土との政治的交渉および学内外の折衝を一手に担う公安庁所属のバリキャリウーマンでときどき催眠でぼくのモノも咥えていて爛(ただ)れた関係にある。

 えらいひとのモノも咥えているかもしれない、枕営業的に。

 なんてこった寝取られだ。

 ぼくは妄想してしまった。

 くわえすぎだ、色々と。

 鬱だ。

 死にそう。

 千鶴センセのタイツ美脚はぼくだけのものだとおもってたのに。

 女教師で二重スパイで元暗殺者だなんてハッピーセットな肩書の美女に勃起しない男がいるはずなし、ならぼく以外の男も千鶴センセに勃起しているというわけだ。

 

 なんかむかっぱらがたってくる。

 全世界にぼく以外の男が勃起不全になる毒電波をばらまいてやろうか。

 ぼくにはそれができる。

 

 空気にのった邪気を感知して千鶴センセは、ぼくの席まで来ていった。

 

「よしなさい。授業中は静かに」

 

 ぼくひとこともしゃべってません。

 

「テレパシーがうるさいの」

 

 すみません。

 

「あと枕営業はしてないわ。誓ってほんとうよ」

 

 ぼくは心の底から安堵のため息をついた。

 なら安心だ。

 これで落ち着いて授業中も眠れる。

 

「起きなさい。ひっぱたくわよ」

 

 でも千鶴センセの授業つまらないし。

 

「文句は学園および上部構造にいって。教員がすくなすぎるの」

 

 授業準備とか研究って時間かかってたいへんですもんね。

 

「みてきたみたいにいうのね」

 

 一時期中学の子たちにやってたことがあります。

 青空めいた感じで。

 

「あなたも人手不足の被害者というわけ」

 

 ご存じのとおり。

 

 教室は閑散としている。

 学校に授業を受けに来る連中はぼくみたいなごく一部のまじめちゃんだけで、ほとんどの連中は外で遊び歩いている。

 とうぜんだ。

 特殊な能力に目覚めた思春期の少年少女が、なぜ学校なんかに通うのか。

 好き勝手したいだろう。

 しかも親元を離されている訳だし。

 開放的になってしまうのは、道理だ。

 

「……出席1名、内遅刻1。ほかは全員無断欠席。絶賛学級崩壊中。……はあ。やってらんなくなるわね」

 

 偏頭痛もち特有の仕草で額を抑える千鶴センセ。

 かわいそうに。

 どしたん話きこか、とぼくはいった。

 

「……あなたもじゅうぶん頭痛の種よ」

 

 問題児。

 ただし最強。

 ぼくは決めポーズをする。

 

「口を動かして会話しなさい。不要不急のテレパシー禁止」

 

 だって面倒なんですもん。

 楽ちんでしょ、これ。

 

「便利すぎる道具を手に入れると、人間はどうしても安きに流れるの」

 

 手コキしてください。

 

「べつにいいけど。はあ。さっさと取りだして」

 

 千鶴センセはなんの抵抗もなくぼくのモノを握り涎をまぶしたらしゅこしゅこと上下する。

 まずい、さすがに手練れだ。

 女教師で二重スパイで女暗殺者とかいうこてこてすぎる過積載肩書の年上美女がする手コキは極上だった。

 このままじゃ早抜きされる。

 

 あっというまに昇りつめていく。

 気をヤりそうになる。

 だれもいない教室で、女教師にシゴかれて。

 

 それでも我慢するぼくを焦れったそうに、千鶴センセがいった。

 

「はやく出して。授業中なんだから」

 

 や、出すといってもどこに。

 かけたらお洋服を汚しちゃいますよ。

 

「手の皿じゃダメ」

 

 たぶん溢れる気がします。

 

「じゃ、咥えるからそこに出すこと。いい」

 

 りょうかいです。

 

 射精する。

 朝イチで冰織にこってり搾られたあとだが、あいにくぼくは絶倫だ。

 千鶴センセの口にだす、彼女は白い海に紅い舌を泳がせたあとゆっくりと飲みこむ。

 

「……ン。濃い……」

 

 飲めそうですか。

 

「……」

 

 無言でうなずいた千鶴センセ。

 ごくん、と喉が上下する。

 色っぽい仕草だ。

 そして亀頭へキスしたのちていねいにお掃除フェラをすると立ちあがって不機嫌そうにいった。

 

「じゃ、授業するわよ。古典のp.52を開きなさい」

 

 ぼくはいわれたとおり教科書を開く。

 

 

 

 放課後。

 千鶴センセはこの時間帯忙しいのでかまってくれずひまだ。

 なんかシて欲しいことあります。

 

「なら仕事を手伝ってちょうだい。この娘を波止場まで迎えにいったあと寮まで案内するの」

 

 転入生ですか。

 

「転入生よ」

 

 この学園は毎日が転入シーズンですものね。

 

「本土は見つけ次第、即収監だから。異能者は。また書類の手続きでいやになる……」

 

 千鶴センセは疲れた顔でそういった。

 

 さて。

 ぼくは波止場へ向かう。

 千鶴センセのお仕事を手伝うために。

 

 おっと、見知らぬ美少女発見伝。

 桟橋にぽつねんと。

 足元にボストンバッグ。

 ヘアアレンジに凝った茶髪だが純朴そうな童顔。

 制服のカーディガンは腰に巻いている。

 甘ギャルルックというやつ。

 スカート丈もふつうだし、どうやら彼女が転入生だ。

 

 その転入生ちゃんはぼくをみつけるなり指差した。

 

「あ。第一村人発見」

 

 こんにちわおじょうさん。

 

「わ。口うごいてないのに声がする。腹話術」

 

 テレパシーです。

 

「そうなんだ。へえ。やっぱり能力者っているんだねえ」

 

 きみもでしょ。

 

「そだけどさ。わたし、わたし以外に能力あるひと、会ったのハジメテだから」

 

 じゃぼくは処女をもらったわけだ。

 あ、ごめん。

 テレパシー誤爆。

 わざとじゃない、わざとじゃない。

 セクハラで訴えるのはどうかやめて。

 

「あはは……な、難儀な能力だねえ」

 

 まことに。

 うっかり考えたことが相手に届いちゃうからさ。

 うそとかつけないし。

 とっさの本音もぽろっとね。

 それで喧嘩したりもする。

 

「ふつうに喋ったらいいのでは」

 

 そしたら没個性じゃん。

 

「なるほど。苦労してるんだねえ」

 

 にしてもめっちゃ美少女だな。

 

「ちょ、や、やめてよう。たはは」

 

 たははってあんまし聞かないな最近。

 

「そ、そうかな。ヘンかな」

 

 いや、ヘンではない。

 かわいいし。

 かわいいコのすることはなんでも正解だからな。

 

「てーれーるー。てへへ」

 

 で案内するよう仰せつかってるんだけど。

 犬巻(いぬまき) 真姫(まき)さん。

 で、あってる。

 

「あってる。よろです。せんぱい」

 

 操(みさお) 改(あらた)です。

 

「あらたせんぱい」

 

 きみ歳いくつ。

 

「18歳以上です」

 

 そりゃそうだ。

 そうじゃなくてだね。

 

「JK3です。なりたてぴちぴちです」

 

 じゃ同い年だ。

 でもぼくは、この島に5つの頃から住んでいる。

 

「やはりせんぱいだ」

 

 そういうことだ。

 じゃ、行こうか。

 

「おお……さらっと荷物を……イケメンムーブ」

 

 惚れるなよ。

 

「彼女いるの」

 

 ざっと三百人くらい。

 

「ウケるね」

 

 ならひとりくらい増えても問題ないじゃん。

 

「だね」

 

 なのでやっぱり惚れてもよい。

 

「まじか」

 

 いつでも立候補受け付けてるよ。

 

「んー。考えとく」

 

 さようか。

 

 などと会話しつつ島内を歩く。

 生活雑貨の配給所とか、娯楽施設、学校の場所、病院、男子寮女子寮。

 おおむね案内すると日が暮れた。

 

 こんなとこかな。

 

「ん。さんきゅ。此度のお礼はどこかで必ず」

 

 武士か。

 

「実は先祖が武家なのだ」

 

 武家ギャル。

 

「いいねそれ。つかみよし。採用。あした自己紹介で使おうっと」

 

 ぜひ使え。

 

「感謝感謝です」

 

 いいってことよ。

 

 ぼくは女子寮の入り口で止まった。

 ここからは男子禁制だ。

 招かれざれば入ってはいけない、これをひとにいうと古典的な吸血鬼みたいな習性ですねといわれるが性分だから仕方ない。

 

「じゃ、またあした」

 

 またあした。

 あ、なんか困ったことがあればぼくの名前を強く念じて。

 それで島中どこでもSOS届くから。

 登校路忘れたとかでもなんでも可。

 

「なにからなにまで。あんがと。てかなんの能力なん」

 

 テレパシーのちょっとした応用さ。

 けっこう色々できる。

 

「ふうん。すごいね」

 

 でしょ。

 あと校則。

 今日は初日だからかまわないけど、明日以降は守ること。

 じゃなきゃドヤされるよ、面倒な大人に色々と。

 

「校則。そんなのあるの」

 

 あるある。

 ばかげたやつが。

 

「うげ。めんどくさ私立じゃん」

 

 国立だけどね、ココ。

 

「たとえばどんな校則」

 

 ぱっとみでわかるやつといえば。

 "スカート丈は一律股下5cmを下回ること"。

 

 彼女はきょとんとした顔でいった。

 

「ふうん。よくあるやつだね。ふつうじゃん」

 

 あれ。

 そうなの。

 

「よくあるよくある。いまどきふつうだよ、そんな校則」

 

 まじか。

 ぼくが敏感なだけ。

 

「だけだけ。あ、でもたしかに。わたしいま丈長いね。スカート。下品か。反省反省」

 

 淑女的ではないね。

 目のやり場に困るというか。

 しょうじき。

 ロングスカートは風紀が乱れるぜ。

 

「風紀委員なん」

 

 勝手ながら名乗らせていただいている。

 

「ウケる」

 

 ウケたか。

 

「よし。部屋行って荷解き済んだらぜんぶ切っちゃお。めざせ股下3cmのチラリズム」

 

 それがいい。

 ぼくは鼻息荒くうなずいた。

 

「なんか鼻息荒いな。どしたん」

 

 いや、なんか間抜けでいいなって。

 

「ふむ。よくわからんね」

 

 彼女はふしぎそうにぼくを眺める。

 

「ほかにもなんかある。校則」

 

 あるある。

 たとえばね、っと。

 ごめん。

 キャッチ入った。

 

「どゆこと」

 

 テレパシーに受信アリ。

 SOSが一件。

 千鶴センセだな、急ぎの要件あるらしく。

 

「ありゃ。忙しいねえ」

 

 ごめん。

 もちょっと話してたいけど行くね。

 

「ん。また明日はなそーよ。朝いっしょ行かない」

 

 行く行く。

 7時半に迎え行く。

 

「りょ。じゃね」

 

 おー、じゃね。

 

 ぼくは手を振った。

 なかなかかわいいコだった。

 ギャルっぽくてふつうでなにより明るい。

 正直タイプだ。

 

 真姫ちゃんは女子寮のなかへ消えていく。

 それを見届けてぼくは、爪先を繁華街へと向ける。

 SOSの発信源。

 ぼくはため息をつく。

 千鶴センセの呼び出しは、きまって荒事の用事だから。

 




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