銀髪ロリ体型ホムンクルスにTS転生したボクがエッチな目に逢いまくる話 もしくは 繁殖用女性型ホムンクルス実験報告書 作:雅媛
「あの、すいません……ここはどこなんですか?」
恐る恐る声をかける。
だが、パソコンの画面から目を離してこちらを振り向いた男の反応は、ボクが予想していたものとは全く違っていた。
彼はボクの裸体を見ても、顔を赤らめることも、驚くこともしない。
ただ、顕微鏡のプレパラートを覗き込むような、温度のない瞳でボクを頭のてっぺんから足の先まで観察しただけだった。
「あの……?」
「……ホムンクルスの脱走か。施錠忘れとは、管理班も弛んでいるな」
男はボクの問いかけには答えず、独り言のように呟いた。
その声には人間に対する共感など微塵もない。実験動物が檻から出たのを厄介がるような響きだ。
「え、ホム、ンクルス……? 何を言って」
「それにしても、言語野へのアクセスを確認。自我が芽生える個体とは珍しい。バグの一種か、あるいは変異か」
男がゆっくりと立ち上がる。それだけで、ボクの視界は白い巨壁に塞がれたように暗くなった。
デカい。見上げるほどの威圧感に、本能的な警報が鳴り響く。
男は白衣のポケットから、30センチほどの警棒のような黒い棒を取り出した。先端には金属の端子が鈍く光っている。
「キミ、ちょっと……なに、を」
「回収する。抵抗するなよ」
男が一歩踏み出す。ボクは悲鳴を上げて後ずさろうとした。
けれど、この華奢な体は運動能力までか弱いらしい。足がもつれ、無様に床へ尻餅をついてしまう。
男は表情一つ変えず、ボクの目の前に立った。
振り上げられる黒い棒。殴られる――!
ボクは反射的に目を瞑り、体を縮こまらせた。
バヂィッ!!
「あ、ひ……ッ!?」
衝撃が走ったのは、殴られた痛みではなかった。
男が無造作に突き出した棒の先端が、ボクの無防備な下腹部、おへそのすぐ下に深くめり込むように押し当てられたのだ。
接触した箇所から、痛みとは対極にある、しかし痛みよりも強烈な信号が炸裂した。
お腹の底からドロリとした熱いマグマが湧き出し、内臓の一つ一つを重く熱いヘドロで塗り潰していくような感覚。皮膚表面の刺激ではない。もっと深い、内臓そのものを直接愛撫されているような冒涜的な快感だった。
「あ、ぎ、ぁあああああッ!? 熱い、なか、なかがぁッ!!」
声にならない絶叫が喉から迸(ほとばし)る。
特に、棒を押し付けられた下腹部の奥――ボクにはあるはずのない、けれどこの肉体には確かに存在する『子宮』と呼ばれる器官が、電流を受けてギュウギュウと激しく収縮し、存在を主張し始めた。
見えない手で内側から臓器を鷲掴みにされ、こねくり回されているようだ。子宮口がパクパクと開閉し、蜜を撒き散らしながら痙攣しているのが鮮明にわかる。
三十代の男として生きてきたボクの知識に、こんな感覚はない。
けれど、作り変えられたこの体は、それを「至上の喜び」だと誤認して受け入れてしまう。
カクカクと手足が勝手に跳ね、足の指が丸まり、涎を垂らして白目を剥く。
たった一撃で、ボクの尊厳は泥沼のような子宮の疼きに沈められた。
「……感度良好。子宮および付属器への神経接続に異常なし、か」
頭上から降ってくる男の声は、依然として事務的だ。
ボクが涙とヨダレを垂れ流して床でのた打ち回っているのに、彼はデータの確認でもするように冷ややかに見下ろしている。
「は、ぁ、ひィ……や、やだ、逃げ……」
暴力など振るわれていない。けれど、これは暴力よりも遥かに恐ろしい「制圧」だった。
このままでは壊される。人間としてのボクが消えてしまう。
ボクはガクガクと震える腕で床をかき、這いつくばって男から離れようと背中を向けた。
無様でもいい、少しでも遠くへ。
しかし、その行動すら予測済みだったのだろう。男は逃げようとするボクの背中に、冷たい棒を這わせた。
「ひゃうッ!?」
「脊髄反射のテストだ」
腰から首筋へ向かって、背骨のラインをなぞるように棒が滑る。
その軌跡に合わせて、再びスイッチが入れられた。
ビクンッ、ビクビクンッ!!
「ア、あ、あ、あああああああッ!! 背中、背中しびれ、るぅううッ!!」
お腹の重い快感とは違う、鋭利な電流が背骨を駆け抜けた。
まるで神経の一本一本をハープの弦のように弾かれたような、甲高く痺れる感覚が脳天まで突き抜ける。
這って逃げるどころか、ボクの背中は無理やり弓なりに反り返り、エビのように跳ねてしまった。
筋肉が強張り、意思とは無関係に体が硬直する。
自分の体なのに、操り人形の糸を引かれたように、男の与える刺激にしか反応できなくなっていた。
脳からの「逃げろ」という命令が、すべて強烈な「快感」というノイズに書き換えられていく。
視界がチカチカと明滅し、喉からは自分でも信じられないほど高い、獣のようなあえぎ声が漏れ続けた。
「確保する」
反り返って硬直したボクの体を、男の太い腕が捕らえた。
片手で細い腰を抱え上げられ、ボクの体は宙に浮く。
バタバタと手足を動かして抵抗しようとするが、小脇に抱えられた不安定な体勢では、まともな力など入らない。
目の前には男の無表情な顔。そして、再び近づいてくる黒い棒。
今度の狙いは、未成熟な胸の膨らみだった。
「や、そこ、そこは……ッ!」
「乳腺の発達状況を確認」
ジュッ、と音を立てて、棒の先端が桜色の乳首に押し当てられた。
「ひィいぃぃぃーーーーーーッ!!??」
頭蓋骨の裏側が真っ白になるような、突き抜ける甘み。
心臓に近い場所だからだろうか、刺激がダイレクトに脳みそを揺さぶる。
ほんの少し膨らんだだけの敏感な突起が、強烈な電流で強制的に勃起させられ、熱を持って硬くなっていくのがわかる。
胸の奥がじんじんと疼き、まるで熱したシロップを血管に流し込まれたような陶酔感が全身へ広がった。
「あ、あ、あ! 乳首、とれちゃう! おかしくなるぅうううッ!」
お腹の重さとも、背中の痺れとも違う。
脳がとろけるような甘美な毒。
嫌だ、と叫んでいるはずなのに、体は正直すぎた。
ボクは男の腕の中で泣きじゃくりながら、情けなく胸を突き出し、もっと刺激を求めるように体を擦り寄せてしまっていた。
理性がガラガラと崩れ落ち、代わりに「もっと欲しい」という雌の欲求が鎌首をもたげる。
男に抱かれているという事実、自分の胸が性感帯として開発されているという事実が、恥ずかしくも気持ちよくてたまらない。
「出力安定。排卵誘発および鎮静モードへ移行」
ボクの精神はすでに限界だった。
涙と鼻水とヨダレで顔をぐしゃぐしゃにし、男の腕にすがりつく。
だが、男は実験を終わらせない。
抱え上げたボクの股を開かせると、毛の一本もないツルツルの股間、その無防備な割れ目に、無慈悲に棒をあてがった。
「あ……」
「終了(シャットダウン)だ」
ドクンッ!!
世界が弾けた。
「ぁ、――――――――ッ!!!!!!!」
悲鳴すら出ない。
もっとも敏感で、もっとも無防備な粘膜に、容赦ない出力が叩き込まれる。
腰の芯が溶け落ちるような感覚。
男だった記憶も、恐怖も、羞恥心も、すべてが圧倒的な閃光にかき消された。
膀胱と子宮が同時に限界を超えて収縮する。
尿道からは尿が、膣口からは大量の愛液が、堰を切ったように噴き出した。
「あ、が、あぁ……ッ! でる、でちゃうっ、ぜんぶ出ちゃうぅぅうッ!!」
止まらない。止められない。
男の白衣を汚しながら、ボクはガクガクと小刻みに痙攣し、白目を剥いて絶頂し続けた。
視界が完全に白く染まり、思考回路が焼き切れる。
自分が誰なのか、ここがどこなのか、そんなことはもうどうでもよかった。
ただ圧倒的な快楽の波に溺れ、自我が粉々に砕け散っていく解放感だけがあった。
(あ、すごい、これ、すごいぃぃ……ッ)
ガクン、と首が後ろへ折れた。
激しすぎる絶頂の余韻に脳が耐えきれず、ボクの意識はプツリと途切れた。
最後に感じたのは、男の体温と、物言わぬ道具として運ばれていく浮遊感だけだった。