※この作品はR-18です。

フォルティッシモ・パラフィリア -ピアニストの狂咲き-   作:宇多川志木

17 / 44
◆聖獣の檻 限定Vlog

【FC限定Vlog】紅葉の赤、私の黒、そして黄金の排泄。晩秋のドライブ・リサイタル

再生時間:18:42

 

[00:00] オープニング:車内

(画面:助手席のアングルから窓外を流れる景色を映す。瑠衣はカメラを持って自撮りモード)

 

瑠衣:「ごきげんよう、『聖獣の檻』の飼育員の皆さん。瑠衣です。今日は少し遠出をしています。見てください、山が燃えるように赤いんです」

(カメラを窓の外へ向ける。鮮やかな紅葉の木々が後ろへ飛び去っていく)

 

瑠衣:「綺麗な景色を見ると、心が洗われますね。……でも、私の身体の中は、今日も順調に汚れていっています。出発前に紅茶をたくさん飲んだから、もう膀胱がぱんぱんで」

(スカートの上から下腹部を愛おしそうに撫でるアップ)

 

瑠衣:「我慢すればするほど、解放された時の『音』が美しくなるんです。皆さんも、その瞬間を楽しみに待っていてくださいね」

 


[04:15] シーン1:途中のパーキングエリア・トイレ

(画面:狭い個室の中。スマホを床に置き、ローアングルで撮影されている)

 

テロップ: Limit Break / 限界の抱擁

 

(瑠衣がスカートを勢いよく捲り上げる。黒いレースの下着を無造作にずらすと、白磁のような太腿が露わになる)

 

瑠衣(小声):「……やば、隣の個室に人がいる。聞こえちゃうかも」

(躊躇なく排尿を開始する。静寂な空間に、激しい水音がジョボジョボと響き渡る。瑠衣は恍惚とした表情で天井を見上げ、吐息を漏らす。排泄される尿が、公衆トイレの便器の水面を激しく叩く様子が、あえてクリアな音声で収録されている)

 

瑠衣(小声):「あぁ……出ちゃった。温かい。これだけで、どうしてこんなに気持ちいいんでしょうね」

 


[08:30] シーン2:公園到着・湖畔の散策

(画面:広大なダム湖と大きな吊り橋。秋晴れの空の下、鮮やかな紅葉が湖面に映り込んでいる)

 

瑠衣:「着きました。空気が冷たくて美味しい。……ここなら、誰も私たちが何をしているかなんて気づかない」

 

(BGMにクラシックピアノの静かな旋律が流れる中、風景のインサートカット。その合間に、瑠衣の横顔や、風になびく黒髪が美しく切り取られる。一般的な観光Vlogのような高いクオリティ)

 


[10:45] シーン3:人がいない遊歩道の死角

(画面:遊歩道を外れた、少し奥まった木陰。人通りが途絶えた瞬間)

 

瑠衣:「……見て。ここにも『自然』が育ってる」

 

(カメラに向かって、着ているニットの袖をまくり、脇を大きく開く。処理されずに伸び放題となった黒々とした腋毛が、紅葉の背景と対比されるようにアップになる)

 

瑠衣:「紅葉は散るけれど、私のこれはどんどん濃くなるばかり。……次はこっち」

(周囲を警戒するようにキョロキョロと見回した後、スカートの裾を掴み、へその辺りまで一気に引き上げる。黒い下着からはみ出した、濃密なアンダーヘアが陽の光に晒される)

 

瑠衣(囁き声):「綺麗な景色を見に来た観光客のすぐ近くに、こんな獣がいるなんて……誰も想像しないでしょう? この『異物感』こそが、最高のアートだと思いませんか?」

 


[13:20] シーン4:湖を見下ろすベンチでランチ (画面:膝の上に広げたサンドイッチとホットコーヒー)

 

瑠衣:「ランチタイムです。外で食べるご飯って特別ですよね」

(サンドイッチを頬張る。口角についたソースを指で拭い、その指を舐める仕草が強調される)

 

瑠衣:「美味しい。……ふふ、変なこと考えちゃった。今食べているこのサンドイッチも、数時間後には貴方達が大好きな『アレ』に変わるんですよね。私は今、食事をしているのと同時に、未来の排泄物(ムジカ)を製造しているってこと」

 

テロップ: 錬金術の途中経過

 


[15:10] シーン5:公園の公衆トイレ

(画面:コンクリート打ちっぱなしの、少し薄暗く冷え冷えとしたトイレ。今回は三脚を立て、便座に座る瑠衣の全身を捉えている。画質が4Kになり、鮮明さが増す)

 

瑠衣:「さっきのサンドイッチではありませんが……昨日のディナーが、外に出たがっています」

(スカートを完全にたくし上げ、下着を下ろして便座に座る。無防備に開かれた両脚の間から、排泄のいきみが漏れる)

 

瑠衣:「んっ……くぅ……」

(ボチャン、という重い着水音と共に、瑠衣の身体がビクンと震える。便器の中身は映らないが、瑠衣の表情——苦悶と快楽が入り混じった顔——が、全てを物語っている。排泄音と、荒い息遣いだけが冷たい石の壁に反響する)

 

瑠衣:「……はぁ、はぁ。すごい、立派なのが出た。……湯気が立ってるのが見えますか? まるで私の命そのものみたい」

(事後の気怠げな様子で、トイレットペーパーを巻き取る音が響く)

 


[18:00] エンディング:帰りの車内

(画面:夕暮れ時。車窓からは紫色に染まる空が見える。瑠衣はシートに深く沈み込み、満足げな顔をしている)

 

瑠衣:「今日はとても充実した一日でした。綺麗なものを見て、美味しいものを食べて、そして汚いものを出し切って」

(カメラをじっと見つめ、にっこりと微笑みを浮かべる)

 

瑠衣:「美しい紅葉も、私の排泄物も、世界から見れば等しく『物質』に過ぎません。違いがあるとすれば、貴方達がどちらに興奮するか……それだけですよね?」

 

瑠衣:「それでは、また檻の中でお会いしましょう。おやすみなさい、私の愛する変態さんたち」

 

(画面がフェードアウトし、『聖獣の檻』のロゴが表示されて終了)

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。