フォルティッシモ・パラフィリア -ピアニストの狂咲き- 作:宇多川志木
【閲覧注意】例の「排泄ドレス画像」がなぜ芸術的に見えるのか、美大卒Vに解説してもらった
出演:
朱鷺野みつ:進行役。ネットカルチャーに詳しい生徒会長キャラ系VTuber。愛称は「会長」
更科まきえ:ゲスト。美術や歴史に造詣が深い学芸員系VTuber。愛称は「先生」
[オープニング]
会長:はい、それでは本日の生徒会活動を開始します!朱鷺野みつです!
サブカルの深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いている……どころか、まさか「ウ◯コ」を投げつけられるとは思いませんでしたね!?
今回は、今ネット界隈を震撼させている有村瑠衣さんのアレについて語る会です!よろしくお願いします!
先生:おやおや、今日はまた随分と……香ばしい、いや、刺激的なテーマを持ってきたねえ。ごきげんよう、古今東西のアートを愛でる、バーチャル学芸員の更科まきえだよ。
会長:いや先生、ご存知ですか? 今Fuitterで『青の
元天才ピアニストさんが、高そうなドレスを着て、その……ウ◯コを漏らした痕跡を見せつけてくるっていう。普通なら「グロ画像じゃん!」で終わるはずなんですけど、なんか不思議と「美しい」って言ってる人が多くて。
先生:ほほう。なるほどねぇ。
私も拝見したよ。確かにあれは、倫理的にはアウトもいいところだ。でもね、美術的な観点から見ると、「計算され尽くした名画」だと言わざるを得ないんだよ。
会長:ええー!? あれが名画ですか!?
[なぜ「青」と「黄」なのか? ~色彩の暴力~]
[画面:「聖痕」の写真(全体にモザイク)]
先生:まず会長、この写真を見て一番最初に目に飛び込んでくるのは何かな?
会長:うーん……やっぱり、この深い青色のドレスと、その股間にある……生々しい黄色いシミ、ですかね……。
先生:その通り。ここに撮影者「K」の強烈な意図があるんだ。
美術用語で「補色」という言葉があるんだけど、これは色相環で正反対にある色の組み合わせのことだね。お互いの色を最も引き立て合う関係なんだ。
「青」と「黄色・橙」は、まさにその補色の関係にある。
会長:あ! 確かに、映画のポスターとかでもよく見ますね、青とオレンジの組み合わせ!
先生:そうそう。この深い「ロイヤルブルー(高貴な青)」は、理性的で冷たい、あるいは深海のような静けさを表す色だ。そこに、最も俗悪で原始的な「排泄物の黄色」をぶつける。
この色彩のコントラストが、視覚的な暴力となって私たちの脳を刺激するんだよ。「綺麗」と「汚い」が同時に殴りかかってくる感じだね。
会長:うわぁ……。それで青いドレスを着ているってことですか。赤いドレスじゃダメだったんだ。
先生:ダメだね。この鮮烈な色彩設計こそが、ただのスカトロ画像を「宗教画」に昇華させているトリックの一つだよ。
[なぜ「ベルベット」なのか? ~質感のフェティシズム~]
[画面:「ベルベットの悲鳴」の写真(全体にモザイク)]
先生:次に注目したいのは「素材」だ。会長、このドレスの生地、何だと思う?
会長:えーっと、なんか厚手で、モサモサしてるというか……光沢がありますよね。
先生:これは「ベルベット」だね。ビロードとも言う。この生地を選んだのが、撮影者の恐ろしいところだよ。ベルベットというのは、表面が起毛していて、光を柔らかく反射する高級な生地だ。でも同時に、「水分を吸い込みやすく、濡れると色がどす黒く変わる」という特性がある。
会長:ひぇっ……! まさか……!
先生:そう。ツルツルのサテン生地なら、液体は表面を滑り落ちてしまう。でもベルベットは、排泄物を繊維の奥まで吸い込んで、重く、冷たく、そして色濃く変色する。写真のキャプションに「ベルベットの悲鳴」とあったけれど、まさに生地が汚濁に侵食されていく「時間の経過」や「重み」までもが、この一枚の写真に閉じ込められているんだ。
会長:うわぁぁ……解像度が高すぎる! ドン引きです! でも、だからあんなに生々しいんですね……。
[タイトルに込められた「聖なる傷」の意味]
[画面:『青の聖痕』表紙画像]
会長: 最後に気になったのがタイトルなんです。『青の
厨二病心をくすぐる響きですけど、これどういう意味なんですか?
先生:「スティグマ」というのは、キリストが十字架に架けられた時についた傷と同じ場所に、聖人や信徒が現れるとされる傷のことだね。
本来は「聖なる痛みの証」なんだけど、ここではそれを「ドレスに残った排泄のシミ」に置き換えている。
会長:最悪だ! 冒涜じゃないですか!
先生:究極の冒涜だね。でも、撮影者のKはこう言いたいんだろう。
「彼女が人間であることをやめて、獣(=聖なるもの)に生まれ変わるためには、この汚れという通過儀礼が必要だったんだ」と。
あえて汚物を見せつけるのは、これが彼らにとって隠すべき恥ではなく、誇るべき「聖なる傷」だからだよ。
会長:なるほど……。汚いものを見せつけてやろう!っていう悪意で写真集を出したわけじゃないんですね。ちゃんと意図があると。
先生:そう。そしてこの見せつけは有村瑠衣のフェティシズムも関わっているのだろう。彼女は罵倒や軽蔑すらも喜んでしまう特殊なメンタルの持ち主だ。Kはそれを利用して、「どうぞ気持ち悪がってください」と高らかに宣言しているんだ。
会長:えぇ……、じゃあ私たちが「うわ汚ねっ」って思ってしまった時点で、Kさんの術中にハマっちゃってるってことですか!?
先生:そういうことになるね。Kのコメントにもある通り、この画像を見て嫌悪感を抱くことすら、彼女への「支払い」、つまり称賛になっているということだ。
会長:無敵すぎませんかそれ!?私もそのメンタル欲しいかも……。
[エンディング]
会長:いやー、先生の解説を聞いてから見直すと、マジでこの写真の見え方が変わりますね。ただの露悪趣味じゃなくて、確固たる美学とテクニックに基づいてるんだなって。……まあ、臭そうなのは変わりませんけど!
先生:ふふふ。美と醜は紙一重だからね。皆さんも、検索する時はくれぐれも食事中を避けるように。これは先生との約束だよ。
会長:はい! というわけで、今回はここまで!この動画が削除されないことを祈りつつ……次回の活動も、よろしくお願いします!
[動画終了]
【コメント一覧】
Subculture_Observer:
先生の言語化能力が素晴らしい。ただのスカトロ画像をここまで高尚に解説できるVTuber、先生くらいでしょ。
Art_History_Geek:
青と黄色の対比はフェルメールとかゴッホも使ってた手法だけど、まさか排泄物でそれをやるとは。これを踏まえて「高貴な青は、汚されるためにある」と言ってのけるKの感覚、頭おかしい(褒めてる)。
Lunch_Time:
先生「食事中は避けるように」
ワイ(カレーうどん啜り中)「……」
Anonymous:
Kというカメラマンがただの変態じゃないことはよく分かった。この人一体何者なの?
Mitsu_Fan_01:
あの会長がドン引きを隠せない横で、先生が恍惚とした表情で排泄物のアート化について語ってる構図がカオスすぎる。
Design_Student:
美大生だけど、講義でこの写真集取り上げてほしいレベル。構図、ライティング、色彩設計、どれをとっても完璧。被写体がアレじゃなければ教科書に載るよこれ。
Christian:
青色は聖母マリアを象徴する色。この写真集は有村瑠衣を聖母に見立てていると同時に、その聖母を穢しているとも言える。とんだ冒涜だよ。
No_Name:
「青の聖痕」、話題になってたから恐る恐る見たけど、この動画見てから見直したら本当に美術館に飾ってある絵みたいに見えてきた。自分の脳がバグっていくのを感じる。
Rui_Watcher:
有村瑠衣本人は「出して気持ちいい〜」くらいにしか思ってないかもしれないのに、Kと先生が勝手に深読みして芸術点稼いでる説、ちょっと面白い。
K_Research:
スティグマ(聖痕)=排泄のシミ、という置き換えはエグい。キリスト教圏の人が見たら卒倒するレベルだけど、現代アートって本来こういう「タブーへの挑戦」だもんなぁ。
Deep_Sea:
「深海のような青」と「生命の汚濁」の対比。破壊衝動をアートにするってこういうことか。
Internet_Oldman:
昔のインターネットのアングラ感と、現代のハイセンスな推し活文化が融合したような奇妙な感覚。有村瑠衣というコンテンツ、深淵すぎて覗くのが怖いけど目が離せない。
Clean_Room:
解説聞いてもやっぱ汚いもんは汚いよ!w でも「なぜ不快なのに見てしまうのか」を言語化してくれたのは助かる。
Museum_Goer:
「晩餐の生贄 -ナチュール・モルト-」の解説も是非やってほしい。元々は「死せる自然」って意味もあるんだよね。排泄物=体から離れて死んだ有機物、として捉えると、タイトルの意味がさらに重くなる。
Rui_Fanclub:
これ無料配布ってのがまたヤバイよね。金銭よりも「見られること(視姦されること)」を優先した瑠衣ちゃんの狂気と、作品を広めたいKの自己顕示欲がマッチしちゃってる。
hairy_person:
みんなウンコのほうに目が行ってて、ワキ毛ボーボーなところに言及するどころじゃないの面白い。
YouTube_AI:
この動画が収益化剥がされてないのが一番のミステリー。AIも芸術性に騙されたか?