魔力ゼロの呪詛錬成・出涸らしエルフは性悪女冒険者パーティに復讐する 作:ケロリビドー
(いけない。落ち着かなくちゃ。これは彼のために申し出ているということにしているのだから……)
ライルフェンの濡れた髪をタオルで拭くふりをして彼の膝の上に乗り上げ、こっそりと彼の胸板に乳首を擦りつけながらもエリエットは落ち着きを取り戻す。ライルフェンの陰茎を誰より欲している彼女が「抱かれたいわけじゃない」と嘘をついたのは、彼の信頼を失いたくないからだ。
ライルフェンは三人の女に性奴隷にされ、多くの物を奪われた。今エリエットが彼に対する欲望を露わにし、金色の薔薇たちと同じ、彼を奪いたがっている女だと思われたら今後の共闘に支障がでる。だからあくまでライルフェンの魔力を取り戻すために触れあっているのだと主張しなくてはいかないと思ったのだ。
(乳首を……さっきから擦りつけられているよな……)
しかし、エリエットの行動があまりに露骨なのでこれが彼女のセックスアピールだということはライルフェンにはもうわかっている。エルフの里から里へ訪問した際、こんなにあからさまな誘惑ではないにしても繁殖適齢期の女エルフたちに子種をねだられてきた彼だ。自分を前にした女が誘ってくること自体は別におかしなことではないと思っていた。
「んんっ……♡ ふう……。ここも濡れてる……」
エリエットはライルフェンの髪をごしごしと擦りながら大きな乳首がぷりゅんぷりゅんと歪んでねじれるほど激しく密着してくる。そうされているライルフェンのほうも乳首オナニーを繰り返したせいで彼女ほどでないにしても乳首が肥大化し、敏感だった。二人の乳首同士が擦れ合い、押しあう刺激は勃起までに至らないにしても鈍い快感をライルフェンに与えてきた。
「んっ、んんっ、んっふっ……♡」
エリエットの方は鈍い快感どころではなく、もうなんども軽く絶頂している。断続的に上がる喘ぎ声をなんとか殺していたが、人間よりも音をよく拾うライルフェンのエルフ耳にはありありと聞こえてしまっている。
(俺の乳首で自慰をしているな……。ほんとうに抱かれたくはないのだろうか。よくわからないが……、エリエットも何か苦しんでいるのだろう。彼女は命を救ってくれた相手だ……)
ライルフェンは抱き着いていたエリエットの身体を一旦離す。
「あ……ごめんなさい、苦しかったかしら」
「苦しいのは君の方じゃないのか」
「え……? ア、おおぉおっ……♡」
そしてほっそりとした彼女の胴体に手を伸ばすと、両側でピンピンに勃起して震えている乳首を親指でぎゅうと押しつぶした。
「こんなに大きく腫れて。君のここも俺と同じできっと通常の状態ではないのだよな? 思わず俺の身体に擦りつけてしまうくらいに。痒いのか? 痛いのか? 確かにとても熱い……」
「おんッ♡ おッ♡ おッ♡ つぶしてぐりぐりやばッ♡ おおぉッ♡」
口を大きく開けて仰け反り、びくんびくんと痙攣するエリエットの姿は、勃起を促さないにしても何か彼の雄としての嗜虐心をくすぐるものがあった。金色の薔薇たちも射精管理されて悶える自分を虐めている時にこういう気分になったのかもしれないとライルフェンは思う。
(よくない悦びだな……。だけどエリエットはこれが好きなようだ……)
ライルフェンの膝の上でびくびくと跳ねる彼女の股間にぬるついた水分が染み出し、彼の腿になめくじが這ったようなあとを残す。
「こんなふうになってしまうのに、俺の魔力を回復させるために触れあいを提案してくれたんだよな。ありがとう、エリエット。感謝する。だから安心して素直になってくれ」
「あんッ♡ ふうぅ~ッ♡ そうっ、あなたの魔力のためにッ、ひっ、乳首つまんじゃだめぇ~ッ♡ あひぃぃッ♡♡」
「気持ちいいか? エリエット」
「気持ちいッ♡ 気持ちいい~ッ♡ 乳首しこしこ扱かれてイく~ッ♡」
「俺に抱かれたいか?」
「べ、別に抱かれたくなんか……ッ」
ぎゅにぃッ!!
「あっひぃぃぃぃ!!! ごめんなしゃい♡ 抱かれたいでしゅッ♡ 魔力回復させてあげたいのもほんとだけどッ! あなたに抱かれたい~ッ!!」
乳首をぎゅっと捻り上げられて、エリエットはようやく素直になった。
「はあっ、はあっ、はあっ、ひ、ひどいわ♡ こんな尋問みたいなことするなんてっ……」
「すまない。だが君の真意を知りたかったんだ。信頼できるか知りたかった」
「……はしたない女だって思うでしょ……?」
「まあ……うむ。だが、それは君の本来の性ではないのだろう? 聞いたことがある。ゴブリンの被害女性には重篤な後遺症が残ってしまうと。だから仕方ないことだ」
「知っていたのね……。そう。ゴブリンの被害者は男を求めるようになってしまうのよ。今までずっと自分を律してきたけど、一緒の部屋で寝てしまったらもうだめね。あなたが欲しいわ」
乳首イキの余韻を逃がしながらエリエットはライルフェンの肩に額を当てて静かに自分の欲望を口にした。そのしおらしい姿を見て、ライルフェンの下腹がすこしだけじわりと疼いた。
「君を見ていると、俺はちょっと興奮してくる。一緒にいたらいつか魔力だけでなく硬さも戻るかもしれないな」
「協力する。力を貸すわ」
「俺は生涯の目的を失った。エルフの未来のために魔力を捧げると言う目的だ」
「ディアンナたちに奪われた目的ね……」
「だが君と一緒に魔力を取り戻せればまたその旅に戻ることは夢ではないかもしれない。だがきっとその日はすぐに来ない」
ライルフェンはそう言って頬を染めたままのエリエットの顔を覗き込む。
「その日を諦めないために、俺にはひとまずの目的が必要だ。俺は君と一緒に金色の薔薇に復讐することを次の目的にする。改めて、君の復讐を手伝おう。それは俺のための復讐にもなる」
「ライルフェン……!」
ライルフェンとエリエット。今ここに、金色の薔薇に復讐するという目的で結ばれたパートナーが誕生した。
「はひぃいぃぃぃ♡♡ エルフの長指で手マンやっばいぃぃ♡♡ 自分の指で届かないとこまで届くうぅぅ♡♡」
「陰核も大きいな。こんなに大きな粒は見たことがない……。硬く立ち上がって俺の指を持ち上げてくるぞ……」
「クリ同時やばすぎるッ♡♡ クリとナカ同時にイかされるぅぅ♡♡♡」
その後すっかり素直になったエリエットをベッドに転がし、ライルフェンは彼女の膣道を指で責めたてた。エリエットの膣壁には膨らんでいる所がいくつもああり、彼はそのひとつひとつを指の腹で確認するように撫で、一層大きく膨らんだところを念入りに捏ねながら親指でキンキンに勃起したクリトリスを同時に弄った。ライルフェンの腕に縋りながら首をぶんぶんと横に振ってよがり狂うエリエットの姿を見てもライルフェンのエルフ竿は立ち上がらなかったが、自分の手の動きで女のイキかたをコントロールする体験は失いかけていたライルフェンの男としての自信を再び奮い立たせてくれた。
「またイぐッ♡ 潮噴いちゃうッ♡」
「イけ、エリエット。俺の指で何度でもイけ」
手足をみっともなくピンと硬直させたエリエットの充血した裂け目とライルフェンの手の間から透明な液体が勢いよくしぶきをあげた。彼女はゴブリンに乱暴に弄られた以来の男の指の感触に酔いしれ、全身をピンク色に染めて何度も絶頂した。まさにイきっぱなしという状態だ。
(すごいすごい♡ エルフすごい♡ ディアンナたちに泣かされてたひとと同じに思えない♡ わたしのほうが泣かされてる♡ かっこよ♡ こんなの覚えたら好きになっちゃう♡ わたしったらチョロ雌♡)
二人はその後もお互いの身体に触れあい、舐めあい、密着した。汗や体液で濡れた体はぴったりとくっつき、まるで境目がないようだった。挿入も射精もなかったが、それはまぎれもなくセックスだった。